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Oculus Quest

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Oculus Quest

VR(バーチャルリアリティ)機器を開発・販売するOculus(オキュラス)より新しいVRヘッドセットOculus Questが発売されたので購入して使用してみました。 このOculus Questはスタンドアロン型と呼ばれる形式で、パソコンに接続しなくてもこれ単体でVRを体験できるという製品です。 価格は49,800ですが、2016年に発表されたOculus Riftが親機になるハイスペックPC12万円から、ヘッドセットがさらに5万円という価格帯から比べれば三分の一以下の手に入れやすい価格に落ち着いてきたと言えます。 去年は簡易型のOculus Goという製品を手に入れて利用していましたが、今回は利用者が前後左右に移動してもVR内部で反映されることや、Oculus TouchというVR空間上で手の役割を果たすものが追加されたことで全く新しい体験になりました。 初期のセットアップはほとんどペアリングしたスマートフォンで完結します。これについてはほとんど考えることはありません。 その後は実際ヘッドセットをかぶってチュートリアルを開始します。 周囲でものが置かれていない部分や壁がない部分を部分をセーフエリアとして最初に登録します。 これをきちっとやっておけば壁に当たったりする不安なくヘッドセットを被ったまま歩いて移動することが可能です。 もちろん十分な体験をするためにはそれなりに広い空間が必要です。 Oculus Goに比べて画像解像度が広がったことや、前後左右に移動できることなどで全く別の体験になります。 ゲームプラットフォームとして位置づけられている製品なのでゲームが最初から豊富に用意されています。 クオリティとしては高いものが多く、実際に遊んでみるとつけていることを忘れるような体験ができ楽しい時間を過ごせます。 こればかりは文章で伝えられないもので、実際に体験する機会があれば是非体験して欲しいと思えます。 今後これをゲーム以外の用途に使えるかなど試してみたいと思っています。 VRの進歩は加速しており、そのうち多くの方が利用するものになるでしょう。 現在まだOculus Questは英語にしか対応していないアプリも多く、まだまだ少数派の使うデバイスだなと実感させられます。

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Windows7とXPに深刻な脆弱性

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Windows7とXPに深刻な脆弱性

Windows7、Windows XP、Windows 2008、Windows2008R2に深刻な脆弱性が発見されました。 これらは2019年5月の定例アップデートでセキュリティアップデートが配布されており、早急な適応が必要です。 今回はセキュリティアップデートが終了しているWindows XPに対しても例外的に配布されています。 それだけ影響の大きい脆弱性であるため、該当OSを利用している方はアップデートを先延ばしにせずに今すぐアップデートを行う必要があります。 Windows8、8.1、10にはこの脆弱性はないようです。 リモートデスクトップの脆弱性を利用してリモートから任意のコードを実行するもので、この脆弱性を放置していればそれを悪用した攻撃や、攻撃によって発生したセキュリティホールに対して新たな攻撃が加えられることが予想されます。 現状ではこの脆弱性による被害というものは出ていないようですが、パッチ公開後は極めて短い時間のうちにこれを利用した攻撃が発生することになります。 Windows7以前でしか発生しない脆弱性というのも今後発見される可能性が高く、Windows7をサポートギリギリまで粘るのではなく出来るだけ新しいバージョンのWindowsを利用することが望ましいです。

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Portals

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Portals

これからGoogleが新しいWebのユーザー体験として用意しているのがPortalsです。 PortalsはWebページの中にWebサイトを埋め込むという形をとります。 しかしそれは従来からでもできていることで、たとえばGoogleマップやYoutube、InstagramをWebページに埋め込んでいるページはいくらでもあります。 Portalsの新しいところは、埋め込んだ先のページへ画面が遷移したり、再び元のサイトに戻ったりなどユーザーが自由でスムーズに行き来することができるというものです。 これまでの埋め込みでは内容を参照しているだけであったり、埋め込まれているリンクをクリックしてページ読み込み直しを行なって移動するという形で、双方向性はありませんでした。 戻るボタンという形では戻ることができますが、どちらにしてもページの再読み込みが発生してセッション切れなどによる切断なども起こりうる方法です。 Portalsを使ってたとえばレシピのサイトを開いていて、SNSにそのレシピを共有するとします。レシピサイトにPortalsで設定されたSNSの投稿ボタンを押すとページに重なって新たなページが開くような形でSNSサイトが起動し、投稿内容と投稿ボタンが表示されます。 そのままSNSの画面を閉じると再びレシピサイトへスムーズに戻り、レシピサイトでの状態は移動前と変わらず保存されます。 スマートフォンでアプリ間の連携が発生するような形に似ているかもしれません。 そのようにWebサイト内に他のWebサイトへのPortal(入り口)を開いておけば、各Webサイト、Webアプリ間でのスムーズな連携や画面遷移が可能になります。 Portalsは今の所はChromeの開発版でのみ使用できる機能で、開発中のものです。 ブラウザのみでシンプルにサービス間の連携を行うことができるようになり、ユーザーの利便性が向上します。 Webアプリが様々な用途に用いられるようになった今、iframeにかわる方法として利用されていくことになりそうです。

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.NET5

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.NET5

マイクロソフトは.NET Frameworkを次のバージョンで.NET 5とし、.NET Coreと統合されたマルチプラットフォーム、マルチデバイス、さまざまなプログラミング言語で利用できる形に進歩すると発表しました。 これまではWindowsで動作する.NET Frameworkと、他のプラットフォームでも動作する.NET Coreとは機能の差異がありました。 .NET CoreはWindows FormやWPFなどGUI機能を持たない形でリリースされましたが、これが今後.NET Frameworkと統合されます。 .NET Frameworkは2019年4月のバージョン4.8を最終バージョンとし、2019年9月の.NET Core3.0が次のバージョンとなります。 2020年9月に.NET 5として完全に統合され、今後メンテナンスや機能追加は.NET 5に集約されることになりました。 .NET 5では様々なOSでのASP.NETの実行、Windows FormやWPFを利用したアプリケーションの実行、Xamarinを利用したモバイルアプリの開発など、Windows開発で培われた技術を様々な用途で活かせる大きなプラットフォームとなります。 Microsoftが.NET FrameworkをWindows開発の強みとして打ち出して17年になりますが、ここにきて時代に合わせ幅広く利用されるものとして再定義されたと感じるところです。

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WSL2と新しいWindows Terminal

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WSL2と新しいWindows Terminal

Windows10の新バージョンでWSL(Windows Subsystem for Linux)の新バージョンWSL2が搭載されること、新しいWindowsターミナルが搭載されることなどが発表されました。   WSLはあくまでマイクロソフトによるLinuxとの互換性のある実装でしたが、WSL2では本物のLinuxカーネルが導入されます。 これによりWSLで動作するLinuxソフトウェアのパフォーマンスが向上し、また互換性が向上しこれまで対応できなかったLinuxのソフトウェアを動作させることができるようになります。 現在普及しているDokerもWSL2ではLinuxカーネルが導入されたことにより対応することができるということです。 また新しいWindowsターミナルはLinux親和性がとても高いものとなるようです。 LinuxがサーバーOSとしてここまで普及している中で、Windowsは仮想環境、アプリやツールなどを利用しないとLinuxをすんなりと利用できませんでした。 Linuxは仮想環境、それ以外はWindowsとそれらの環境を行き来することより、新しいWindowsターミナルでWSL2もWindowsのファイルも全て同じコマンドでシームレス操作できるということは開発者としてWindowsを選ぶ大きな理由になるでしょう。 開発者はWindows環境もLinux環境も両方使うというシーンが結構あるでしょうから、これらの改良は歓迎されることと思います。

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移転祝いのお花

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移転祝いのお花

みなさんこんにちは、田中弘です。 4月1日に本社を移転しまして、沢山のお祝いのお花を頂きました。 送って頂いた皆様、あらためてありがとうございます。 お客様側なのに送って来て頂ける方もいらっしゃって本当に感謝しております。 アクセスの良い場所ですので、また気軽に遊びに来てください。 僕も大体午前中は居ます。 もう何年も前に頂いた胡蝶蘭で花びらはもちろん散ってしまって居るのですが、コツコツ育てているものがあります。 でもまだ一度も花を咲かせたことがありません。 今回頂いた胡蝶蘭も、コツコツ育てて花咲か爺さんを目指して、再度花を咲かせたいと思います。 (社員に持って帰って頂いた分もあるので、会社には一部残っています) 急いで移転したので、未だパーテイションで区切られておらず、来客の方にはご迷惑をおかけしております。 その来客者のある方から、この胡蝶蘭って、本当に札に書かれた会社から送られた物なのか?と質問を受けました。 こんなに沢山来ているのはおかしい、自分で他社を語って注文したのではないかと追及されてしまいました。 狼狽してしまい、言葉に詰まってしまいました。 当分移転しないと思いますが、次回移転することがあれば、バリエーション豊富な注文をしたいと思います。 それでは、また会いましょう! 株式会社システムキューブもよろしく!

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らずぱいでIoT 第12回(C言語で制御するために、その3)

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らずぱいでIoT 第12回(C言語で制御するために、その3)

前回は、メモリのアドレスと意味についてマニュアルから読み取れるというお話をしました。 C言語を使うと、ポインターに仮想メモリのアドレスを与えてあげればメモリにアクセスすることも可能でしょう。 しかし、ラズベリーパイは基本的にRasbian LinuxというOSが乗っているのでメモリーにアクセスるるためにはメモリデバイス/dev/memを介してアクセスるようにします。 ただ、/dev/mem はrootユーザにしか書込み権が与えられておらず、このデバイスに書込みアクセスるためにroot権限が必要になります。 なので、実際には/dev/gpiomem というデバイスにアクセスします。 (/dev/gpiomem にはrootグループユーザまでに書込み権が与えられています。) このデバイスファイルにCでアクセスるためにはfopenサブルーチンではなくopen システムコールを使います。 open通常のファイルアクセスではなくデバイスファイルにアクセスる場合に使い、ドライバの機能にアクセスるためのファイルディスクリプタを得ることが出来ます。 実際にメモリにアクセスするためにはmmap()関数でGPIOメモリをマッピングし、終了時にはmunmap()関数でアンマップします。 また、Rasbian Linuxでは一般ファイルとしてGPIOにアクセスることも可能で、 /sys/class/gpio 以下の export ファイルにコントロールするGPIOのピン番号を指定するとコントロール用の /sys/class/gpio/gpioxx というディレクトリが出来上がりその下にdevice,value,edge,active_low等の制御用ファイルが出来上がりこれらのファイルにアクセスすることでGPIOピンをコントロールすることが出来ます。 参考 https://www.kernel.org/doc/Documentation/gpio/sysfs.txt   この制御ファイルはC言語からだけではなく、ファイルにアクセスできればどんな言語からもアクセス可能です。

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人と人との出会いについて(続き)

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人と人との出会いについて(続き)

みなさんこんにちは、田中弘です。 皆さま、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしょうか? 先週末、段差で足をくじいてしまって捻挫してしまいました。 ゴルフはキャンセルしましたが、くじいたのがゴールデンウィーク前で良かったと思います。 酔っ払って転んだのではないですよ。 社内のリクエストで人と人との出会いについてを書かせて頂きました。 創業10年目になります。 今まで沢山の出会いと別れがありました。 僕にとって、返しても返しきれないもう一人の方について書かせて頂きます。 現在の日本国は起業家が持て囃され、割と起業家に取って商売し易い時代になっているように感じます。 僕が起業した時代は、リーマンショック時のデフレ時代で起業家にはとても厳しい時代でした。 (厳しい時代に起業して生き残っているのを自慢したいとかそのような事ではなく事実ではないかと思っています。) 僕は前職の和歌山県の誘致企業で会社間のトラブルに巻き込まれ、ある知人を通じて弁護士を紹介して頂きました。 相談時間は2時間を超えていたかもしれません。 その先生のアドバイス通り対応しトラブルを回避しました。 困った時は藁にも縋る気持ちですが、解消すれば直ぐに忘れてしまう僕の悪い癖で、弁護士の先生に相談したことさえも忘れていました。 薄々気付いていたのですが、数ヶ月を経った頃に弁護士の先生から請求書が届かないことを不思議に思って弁護士事務所に電話しました。 事務員の方が受け付けて頂き、「○○に聞いて折り返します」と言って頂き、お返事をお待ちしていました。 折り返し事務員の方から「○○がお金は要らないと言っているので今回はお金は払わなくて良い」と言われました。 僕は低能なので、ラッキーと思い、その通りお金を払いませんでした。 起業して2年目の頃だったでしょうか。 会社に内容証明書が届きました。 僕はビビッてしまい、おろおろしてしまいました。 弁護士は紹介でしか対応して頂けないので、記憶をたどって当時対応して頂いた先生に電話させて頂きました。 その際も簡潔に解決して頂きました。 その事件をきっかけに顧問になって頂き、会社の事からプライベートなことまで本当にありとあらゆる問題点を解決して頂きました。 先生と話す時は、全てネガティブな話です。 それでも今も尚付き合って頂いています。 もちろん顧問料を払っているから対応して頂いていると言うのもあるでしょうが、弊社の顧問料なんて少額ですし、それ以上に手間取ることも沢山させてしまっていますし、一番最初に相談した時なんてお金は要らないと言われてしまったような僕です。 出会って10年以上経ちますが、当初の法律相談だけではなく、今はプライベートの事、会社経営の事から資金繰りまで多岐多様な相談を、正確なジャッジをして頂き、私の道しるべになって頂いています。 僕はこの方が居なかったらとっくに会社経営を諦めて居ただろうと思います。 田中さんは大袈裟だから、話を大きくしているように聞こえるかもしれません。 ただ、事実なんです。 沢山の方に恩を頂いて現実社会を生きています。 ただ僕は、誰にもその恩を返していません。 本当に情けない事だなと思いますし、自分自身が本当にしょうもない人間だなと実感します、 せめて家族、社員、お客様に感謝して頂ける人生を恥かしくなく生きて行けるようにしたいと思います。 それでは、また会いましょう! 株式会社システムキューブもよろしく!

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平成のコンピュータ史

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平成のコンピュータ史

2019年4月30日で間も無く平成という時代が終わろうとしています。 平成の31年間でパソコン、コンピュータはどのような動きがあったのかを振り返ってみます。 筆者がパソコンというものを初めて触ったのが11歳の時、昭和59年のころで、当時は8bitのホビー向けのパソコンでした。 一斉を風靡したゲーム機ファミリーコンピュータ、略してファミコンが昭和58年の発売です。 当時パソコンにしろゲーム機にしろ8bitのプロセッサーが搭載されたものが個人向けとして主流で、高額なモデルでも16bitプロセッサーが搭載されたものでした。 現在のパソコンやスマートフォン、ゲーム機は主に32bitや64bitのプロセッサーが搭載されています。 32bitのプロセッサーが搭載されたコンピュータは、それまで主に企業や研究機関だけが保有することができる高価なもので、それが個人でも手に入るようになったというのが昭和から切り替わり、平成に入ってからの大きな変化です。 32bitのプロセッサーが広く使われるようになってから、主にOSの幅が広がり実用性が高くなりました。 現在WEB、企業・金融・政府機関、スマートフォンなどあらゆるところで使われている32bitプロセッサ向けのOSであるLinuxの誕生が平成3年の話になります。 32bit向けのOSとして初めて発売されたWindows95が平成7年、同時期に現在のWindows10の直系の先祖であるWindowsNTが発売されています。 これら32bitプロセッサ搭載PCと32bitプロセッサ向けのOSの登場と発展が平成の間に起こった大きな出来事となるでしょう。 昭和の時代にもごく基礎的なものですがパソコンがあり、それが平成の時代にスマートフォンという形にまで発展し小型化しました。 次の令和の時代、まず手元にあるスマートフォンが基礎として、どのような変化が訪れるのかということがとても楽しみです。 また昭和の時代にここまでのスマートフォン利用が予測できなかったように、平成の時代には予測できなかったものが令和の時代に生まれ幅広く使われるのではないでしょうか。 時代の節目に将来のことを考えるのは楽しいものです。

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