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Java備忘録① ~ファイル入出力と文字コード~

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Java備忘録① ~ファイル入出力と文字コード~

「FileWriter」というテキストをファイルに書き出すクラスがあります。 Java初心者の僕は、なんとな~くこの「FileWriter」を使っていました。 それで問題なく動いていたからです。 が・・・。 この「FileWriter」、出力するファイルの文字コードセット指定ができないんですね~。 というか、OSのデフォルトのエンコード方式で自動変換されてしまいます。 文字コードを意識しないでいいという点は、一見便利なようにも思えますが、 かえって問題を引き起こす原因にもなりかねませんな~。 なので、普段から文字コードを意識してコーディングする方がよさそうですね。 というわけで、文字コードを指定する場合は、 「FileWriter」の代わりに「OutputStreamWriter」を使用するといいでしょう。 [java] // FileOutputStreamオブジェクト生成(出力ファイルの指定) FileOutputStream fo = new FileOutputStream("file.txt"); // OutputStreamWriterオブジェクト生成(文字コードの指定) OutputStreamWriter ow = new OutputStreamWriter(fo, "UTF-8"); // 書き出す内容をセット ow.write("Hello Work!!"); // ストリームの解放 ow.close(); fo.close(); [/java] こんな感じでしょうか。 ちなみに、「FileWriter」と同じようにファイル読み込み手続きを簡略化した 「FileReader」というクラスも文字コードが指定できません。 代わりに「InputStreamWriter」を使って云々かんぬんする必要があるワケですが・・・。 ま、便利なのも考えモノですね~、という初心者の感想ですです。 というわけで、今回はこれにて失礼。

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Windows転送ツールを使ってみました

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Windows転送ツールを使ってみました

Windowsパソコンの引っ越しのために、Windows転送ツールというものが、WindowsVista移行には付属しています。 WindowsXPなど旧型のパソコンからデータを抜き出し、新しいパソコンに移行するためのものです。 WindowsXPの延長サポート期限も来年に控え、これを使う方法や、どういう仕組みで転送しているかなどを調べてみました。 XPからWindows転送ツールでの移行 XPには標準で転送ツールは付属していませんので、ダウンロードする必要があります。 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=7349 上記URLからダウンロードしてください。 これを実行します。 インストーラーが立ち上がります。 手順に従ってインストールを進めます。 インストール終了し、転送ツールを立ち上げます。 ここで基本的にユーザーデータのバックアップであることが表示されます。 転送方法は、外付けハードディスクをお勧めします。 USB2.0のバスパワーのハードディスクでも十分使用に耐えますし、途中で失敗したときも、やり直しが簡単で、理由がわかりやすいです。 ここでは選択肢は一つしかありません。XPは移行元になるだけです。 移行するユーザーアカウントと、共通項目で、バックアップに使用される転送量が計算されます。 ここでカスタマイズを選ぶと転送に利用するデータを選ぶことができます。 ビデオや音楽データなどが大きすぎるなどの場合、これらを外してドキュメントのみを移行させることもできます。 さらに共通項目の詳細設定を選ぶと直接フォルダを選択して、保存できるようになります。 Program Filesなどは選択されていませんが、ここで選択に含むことができます。 ただ、Program Filesをそのまま移行しても、インストーラーを経由して、正常に使用できないアプリケーションも多いと思われます。 この共通項目には標準でAllUsersの設定も、システムドライブ直下においてあるフォルダなども含むようです。 パスワードを求められるので、必要な場合には入力してください。 移行ツールファイルを必要な場所に保存します。 移行先のWindows7側では「これは新しコンピューターです」を選ぶことによって、移行ツールファイルを新しいパソコンに展開することができます。 これが完了すると、デスクトップやマイドキュメント、インターネットエクスプローラーのお気に入り、OutlookExpressのメールがLiveメールに移行され、普段と変わりなく操作することができます。 あらかじめOfficeなどがインストールされていれば、すぐにExcelのファイルなどを開いて作業することもできます。 メールの接続のパスワードなどはセキュリティ的な面を考慮して、移行できないようですので、手動で入力する必要がありました。 移行ツールファイルの中身 移行ツールファイルは、MIGという形式の圧縮ファイルとなっていて、これをusmtutilsというツールで展開することができます。 usmtutilsはWindows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK)に含まれます。 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30652 Windows8では上記URLからダウンロードできました。 これをインストールすると、usmtutils.exeが利用できるようになります。 usmtutilsの使い方については http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh824962.aspx を参照しました。 使用方法はコマンドプロンプトを管理者権限で開き、 C:\Program Files (x86)\Windows Kits\8.0\Assessment and Deployment Kit\User State Migration Tool\amd64 Windows8 64ビットであれば上記の場所(例)にあるusmtutils.exeを実行します。 usmtutils /extract [migファイル] [展開先] と入力し実行すると、指定した展開先にMIGファイルが展開されます。 展開先のフォルダには、移行データがフォルダ構造で保管されています。 例を挙げると、Outlook Expressのメールのデータなどであれば、 C:\展開フォルダ\USMT\File\C$\Documents and Settings\username\Local Settings\Application Data\Identities\{(省略)}\Microsoft\Outlook Express にdbxファイルが保管されているので、おそらく移行先の移行ツールでこれらをLiveメールの形式に変換しているのではないかと考えます。 とくにインポートやエクスポートなどを考える必要なく、ツールを手順に従ってクリックするだけで移行してくれるので、非常に便利なツールといえます。 これらの配置場所については、USMTフォルダ以下にあるcatalog.migやmigstate.datによって管理されているようです。 migファイルを展開することによって、どういったものがどのようにコピーされるかということが理解できましたので、ケースに応じて移行ツールを使っていけそうです。

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Outlook.comの不可解な点

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Outlook.comの不可解な点

マイクロソフトがWindows Live Hotmailの後継として正式リリースしたOutlook.comですが、ベータ提供時から使ってみました。 webメールとして最新のユーザー体験をもたらすということについて、成功しているとは思いますが、開発方針がよくわからない部分がありますので、私見ですが書いてみたいと思います。 Outlook.comの良い点 Outlook.comは、GoogleのGmail対抗サービスとして、フリーメールのシェア拡大するために、Hotmailから大幅なリニューアルが行われました。 上記は差出人欄に、マウスカーソルを乗せた状態、コンピュータ用語ではHoverで表示されるメニューです。 これは同じくメールにマウスカーソルを乗せると、未開封にするアイコンと、ごみ箱のアイコンが表示されます。 これはメールを右クリックしたときにでるメニューです。 Googleなどでは、メールを個別にチェックボックスで選択したうえで、表示されるボタンをクリックすることで操作できることが、ボタンをクリックせずにサクサクと使用できます。 Webアプリケーションでここまで充実したインターフェイスを実現した点は素晴らしいところで、Gmailを置き換える、よりモダンなwebメールとして成り立っていると考えます。 マイクロソフトは何を目指しているのか しかしこれはすべて間違いと感じます。 タッチパネルでは、マウスカーソルをホバーさせることも、右クリックすることもできません。 Windows8はタブレットPCとして売り出したはずです。タッチ操作だけでもユーザーを満足させるために開発されたものと認識しています。 このWebアプリのOutlook.comをマウスで使用した後では、Windows8の標準メールアプリがあまりにも機能不足で、チープに感じてしまいます。 結局LiveMailをデスクトップ画面で使うしかないのでしょうか。 Windows8のインターネットエクスプローラーでOutlook.comを使う際は、タッチパネルから手を放して、マウスでの旧来の操作に戻らないとストレスを感じます。 iPadなどでOutlook.comをブラウザで開いた場合は、スマートフォン用のような簡易なインターフェイスとなり、このような様々な機能に到達するのはさらに難しいです。 マイクロソフトによく考えてほしい点 従来型のPCの利用するユーザーに対して、ユーザー体験が損なわれるようなことをあえて行う必要はありません。 しかしタブレット、タッチ操作を前面に押し出したWindows8を主力商品として売り出していく以上は、そういった新しいユーザー体験の向上をまずは目指していくべきではないでしょうか。 マウスからタッチパネルへの操作体系の移行は、誰にとっても簡単なものではありません。 ユーザーにとっても、このまま慣れ親しんだマウスとキーボードを主としたコンピュータにとどまるべきか、割り切ってタブレットを利用すべきかということを悩んでいる時期ともいえます。 そこでタッチ操作を前面に押し出し、Windows8では、従来のコンピュータの操作を、ここまで気持ちよく快適に行える、というものを提供すべき時期ではなかったのかと考えます。 GmailからWebメールのシェアを奪いたいばかりに、Windows8の魅力をあえてスポイルするようなリリースをする理由が筆者にはよくわかりません。 筆者がWindows8ユーザーでOutlook.comのメールアドレスを気持ちよく使いたいのであれば、ブラウザで表示させたものをマウスで使って、タッチパネルには一切触れることはないと言い切れます。 それとともに、Windows8標準のメールアプリも不要になるので、スタート画面からピン留めを外してしまうでしょう。 せめてWindows8の評価が固まるまでは、ぶれないでいてもらいたいと思うのはユーザーのわがままでしょうか。

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シャットダウンスクリプトの簡単な解説

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シャットダウンスクリプトの簡単な解説

VBS(VBスクリプト)を書いたのは初めてですが、昔ながらのバッチファイルでは実現できなさそうだったので、VBスクリプトの学習の意味を込めて作成しました。 Windows8にシャットダウンのショートカットを作る 宣言部 [vb] Option Excplicit [/vb] この宣言は、あらかじめ変数を宣言しないと使えない、VBユーザーにはおなじみの宣言です。 タイプミスで変数名を間違えても、エラーが出てデバッグが楽になるので、宣言しておきます。 define部では変数の宣言をしています。 execParamは実行時のパラメータを受け取る配列。 intCounterは待機時間のカウンター rtnは戻り値の格納用 WSHobjはWSHオブジェクトのインスタンス用 Argsはpopup.vbsの実行用文字列 WaitCounterは待機秒数の格納用 flgForthは強制オプション用のフラグ(Forceの間違いですが、見逃してください) 定数DEFAULT_COUNTERはデフォルトの待機時間 定数MINIMUM_COUNTERは最短待機時間。 最短待機時間は、たとえば待機時間ゼロで、誤ってスタートアップフォルダに入れてしまった時などのために入れていますが、普通に使ってる限りは必要のない部分かもしれません。 即時シャットダウンがほしければ、shutdown.exeを呼び出すバッチファイルを作ればよいだけですので、差別化のようなものと考えてください。 引数チェック Argument Check & Set部では引数のセットなどを行っています。 [vb] WScript.Arguments.Count [/vb] で引数の数が取れます。 [vb] Set execParam = WScript.Arguments [/vb] で引数を配列に入れ、0からの配列の添え字で引数にアクセスできます。 多少込み入って見えますが、数値以外のものがセットされた時のためのもので、それほど複雑なことはしていません。 待機 Waiting loop部ではpopup.vbsを設定回数呼び出しています。 [vb] Set WSHobj = WScript.CreateObject("WScript.Shell") [/vb] でWindowsScriptShellのインスタンスを作成し、runメソッドでpopup.vbsを呼び出しています。 popup.vbsはここで設定された引数でポップアップウィンドウを呼び出すだけのスクリプトですが、毎回呼び出すことで、できる限りポップアップが前面に表示されるようにしています。 前面で操作できるところにポップアップがないと、キャンセルなどができなくなってしまいます。 なかぽんの雑記さんの記事を参考にさせていただきました。 vbsでWshShell popupを前面に表示する http://d.hatena.ne.jp/nakapon/20121120 popupは一秒待機して戻るように設定していますので、繰り返し呼び出すことにより、時間を設定できます。 popupのボタンが押された場合は、戻り値を受け取って、SELECT CASEで分岐させています。 戻り値1であれはOKボタンなので、シャットダウン用のプロシージャを呼び出します。 戻り値2であればキャンセルなので、終了処理をキャンセルするプロシージャを呼び出します。 戻り値がない場合は、何もしません。 設定回数ループが終わると、シャットダウン用のプロシージャを呼び出します。 シャットダウン用プロシージャ [vb] Set Wshshell = WScript.CreateObject("WScript.shell") [/vb] でオブジェクトWshshellにWScript.shellのインスタンスをセットします。 runメソッドでshutdown.exeを呼び出します。 強制フラグが1の場合は-fオプションを付きでshutdown.exeを呼び出します。 ここで使用しているオプションは -s シャットダウンを行う -t 待ち時間の設定、0であれば即時 -f 強制的に終了する です。 shutdown.exeにはほかにもオプションがありますので、runメソッドの中身を書き換えれば、再起動やさまざまなカスタマイズが可能になります。 キャンセル用プロシージャ [vb] WScript.Quit [/vb] これでスクリプト自体の終了を行います。 VBでいえばEndやExitの代わりです。

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Windows8にシャットダウンのショートカットを作る

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Windows8にシャットダウンのショートカットを作る

Windowsにカウントダウン式のシャットダウンを行うスクリプトを作ってみます。 Windows8でなくとも、WindowsXPやWindows7でも実行できます。 Windows8のシャットダウンはタッチパネルでない場合、マウスを右端上下のホットコーナーに合わせて、チャームを出し、設定からシャットダウンを選ぶ、という手順が必要です。 Shutdown.exe WindowsにはXPのころからshutdown.exeという実行ファイルがあり、これを直接実行することで、シャットダウンを行うことができました。 コマンドプロンプトを立ち上げて以下を入力すると、30秒後にシャットダウンに入ります。(保存していない書類があるときは実行しないでください) [text] shutdown.exe -s -t 30 [/text] この三十秒の間に、シャットダウンを中止するには [text] shutdown.exe –a [/text] で中止することができます。 しかし、シャットダウンのためにコマンドプロンプトからコマンドを入力するのは、むしろ手間がかかるので、実際に実行する人はいないと思います。 筆者の理想としては、Macのシステム終了のように、終了を実行してから、自動的にカウントダウンが始まり、その間に即時終了とキャンセルのできるものです。カウントダウンが終わると、自動的にシステムが終了します。 これにできるだけ近いスクリプトを作って、ショートカットから実行できるようにしてみたいと思います。 スクリプト実例 ファイル名: shutdown.vbs [vb] Option Explicit 'define Dim execParam Dim intCounter Dim rtn Dim WSHobj Dim Args Dim WaitCounter Dim flgForth Const DEFAULT_COUNTER = 30 Const MINIMUM_COUNTER = 10 flgForth = 0 'Argument Check and Set If WScript.Arguments.Count = 0 then WaitCounter = DEFAULT_COUNTER Else Set execParam = WScript.Arguments If IsNumeric(execParam(0)) = false Then WaitCounter = DEFAULT_COUNTER Else WaitCounter = Cint(execParam(0)) End If If WScript.Arguments.Count = 2 Then If execParam(1)="f" Then flgForth = 1 End If End If If WaitCounter <= MINIMUM_COUNTER Then WaitCounter = MINIMUM_COUNTER 'Waiting loop For intCounter = WaitCounter to 1 step -1 Set WSHobj = WScript.CreateObject("WScript.Shell") Args = "cscript ""popup.vbs""" _ & " """ & CStr(intCounter) & "秒後にシャットダウンします" & Chr(13) & Chr(10) & "OKですぐにシャットダウンします""" _ & " 1" _ & " ""シャットダウン""" _ & " 1" rtn = WSHObj.Run (Args,0,true) Select Case Rtn Case 1 call procShutdown Case 2 call procAbort Case Else ' End Select Next Call procShutdown Wscript.Quit 'shutdown Procedure Sub procShutdown Dim Wshshell Set Wshshell = WScript.CreateObject("WScript.shell") If flgForth=1 then Wshshell.run("shutdown.exe -s -f -t 0") Else Wshshell.run("shutdown.exe -s -t 0") End If WScript.Quit End Sub 'abort Procedure Sub procAbort WScript.Quit End Sub [/vb] ファイル名: popup.vbs [vb] Option Explicit Dim Arg Dim rtn Dim WSHObj Set WSHObj = WScript.CreateObject("WScript.Shell") Set Arg = WScript.Arguments rtn = WSHObj.Popup(Arg(0),Arg(1),Arg(2),Arg(3)) if rtn=1 or rtn = 2 then WScript.Quit(rtn) Set WSHobj = Nothing [/vb] 使い方 この2つのスクリプトをそれぞれ、vbsファイルとして保存します。 それらを一つのフォルダに格納し、起動する際はshutdown.vbsをダブルクリックします。 カウントダウンが始まります。OKを押せば即時終了。キャンセルを押すと終了をキャンセルできます。 カウントダウンがおわると、自動的にシャットダウンします。 ショートカットのつくり方 shutdown.vbsを右クリックし、ショートカットの作成を選択します。 作成されたショートカットのプロパティを開きます。 ここで「アイコンの変更」を選択し、電源ボタンに変えてみます。 このアイコンを設定して、デスクトップにコピーすれば、いつでもショートカットからアクセスできます。 オプション このオプションは指定しなくとも、利用することができます。 vbsファイルの後に半角スペースを一つ開けて、数値を入力すると、カウントダウン秒数を変更できます。 最低限の猶予のために10秒以下は設定できなくなっています。 カウントダウン秒数の次に、スペースを一つ開けて、fと入力すると、アプリケーションの応答を待たず、強制的にシャットダウンします。 保存していないファイルも警告なしにシャットダウンし、失われてしまいます。 あまりお勧めのオプションでないので、よく理解していただいたうえでお使いください。

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CentOSにMailmanのインストール

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CentOSにMailmanのインストール

メーリングリストサーバーをVPSに構築した際のメモです。 オープンソースのメーリングリストサーバーMailmanを利用します。 ApacheとPostfixが稼働している状態から開始します。 yumでインストールできるパッケージがMailmanの2.1.13でしたので、 http://docs.python.jp/contrib/mailman/releases.html こちらから最新版を取得します。 こちらでダウンロードできるバージョンは細かい日本語向けカスタマイズが施されています。 [bash] yum -y install python-devel [/bash] pythonのインストールを行います。 [bash] groupadd mailman useradd -c "GNU Mailman" -s /sbin/nologin -M -g mailman mailman mkdir /usr/local/mailman chown mailman. /usr/local/mailman chmod a+rx,g+ws /usr/local/mailman [/bash] Mailmanのグループとユーザーを作ります。 [bash] wget http://docs.python.jp/contrib/mailman/_static/mailman-2.1.14+j7.tgz tar zxvf mailman-2.1.14+j7.tgz mv mailman-2.1.14+j7 /tmp/ chown -R mailman. /tmp/mailman-2.1.14+j7.tgz [/bash] Mailmanの最新バージョン2.1.14+j7をダウンロードし解凍、/tmp/以下に移動させます。 [bash] cd /tmp/mailman-2.1.14+j7 su mailman -s "/bin/bash" -c "./configure --with-cgi-gid=apache" su mailman -s "/bin/bash" -c "make" && make install [/bash] makeを実行し、インストールフォルダにインストールします。 [bash] cd /usr/local/mailman/ ./bin/check_perms -f ./bin/check_perms [/bash] アクセス権チェックを行います。-fオプションで自動的に修正してくれます。 [bash] rm -rf /tmp/mailman-2.1.14+j7/ [/bash] ソースを削除します。 [bash] vi /usr/local/mailman/Mailman/mm_cfg.py [/bash] ここでMailmanのコンフィグファイルを設定します。 [text] DEFAULT_URL_HOST = 'hostname' DEFAULT_EMAIL_HOST = 'hostname' add_virtualhost(DEFAULT_URL_HOST, DEFAULT_EMAIL_HOST) MTA = 'Postfix' DEFAULT_SERVER_LANGUAGE = 'ja' DEFAULT_URL_PATTERN = 'http://%s/mailman/' [/text] URLホスト名には、正確なURLを記述してください。ここが実際アクセスするものと違う場合、管理画面でエラーになります。 EMAIL_HOSTにはメールサーバーのドメイン名を入力してください。 ここに入力した文字列が、メーリングリストへの投稿先となります。 メーリングリスト名@DEFAULT_EMAIL_HOSTが投稿先となります。 mm_cfg.pyには新たにメーリングリストを作成する際のデフォルト値をいろいろと設定することができます。 GUIの管理画面からも設定できる部分ですが、同じような性格のメーリングリストを複数作成する際は、ここに記述しておくと便利です。 このような設定があるとすると、mm_cfg.pyには [text] DEFAULT_MAX_MESSAGE_SIZE=0 [/text] のように記述しておくと、新規に作られるメーリングリストにあらかじめ適用されます。 [text] /usr/local/mailman/bin/mmsitepass password [/text] Mailman全体のパスワードを設定します。 [bash] crontab -u mailman /usr/local/mailman/cron/crontab.in [/bash] MailmanのCronの設定を行います。 [bash] /usr/local/mailman/bin/genaliases chown mailman. /usr/local/mailman/data/aliases* chmod g+w /usr/local/mailman/data/aliases* [/bash] Mailmanのエイリアス設定を行います。 メーリングリストを作成する度に、メーリングリスト用に新たな複数のエイリアスが作成されます。 入退会用、コマンド送信用、メーリングリスト送信用などです。 [bash] vi /etc/postfix/main.cf [/bash] main.cfの中の以下に、mailmanのaliasesを設定します。 [text] alias_maps = hash:/etc/aliases, hash:/usr/local/mailman/data/aliases [/text] これをpostfixに反映させます。 [bash] service postfix reload [/bash] Apacheの設定ファイルをMailman用に作成します。 [bash] vi /etc/httpd/conf.d/mailman.conf [/bash]   [text] ScriptAlias /mailman/       /usr/local/mailman/cgi-bin/ <Directory /usr/local/mailman/cgi-bin/> AllowOverride None Options ExecCGI Order allow,deny Allow from all </Directory> Alias   /pipermail/     /usr/local/mailman/archives/public/ <Directory /usr/local/mailman/archives/public/> Options Indexes MultiViews FollowSymLinks AllowOverride None Order allow,deny Allow from all </Directory> [/text] これを保存し、 [bash] service httpd checkconfig service httpd graceful [/bash] apacheをリスタートします。 [bash] /usr/local/mailman/bin/newlist mailman [/bash] 管理用メーリングリストを作成します。 管理者メールアドレスと、mailmanパスワード、を入力し、エンターを入力すると、作成が完了します。 [bash] /usr/local/mailman/bin/config_list -i /usr/local/mailman/data/sitelist.cfg mailman [/bash] メーリングリストの初期設定を行います。 [bash] cp /usr/local/mailman/scripts/mailman /etc/rc.d/init.d/ /etc/init.d/mailman start chkconfig --add mailman chkconfig mailman on [/bash] 起動スクリプトを設定して、自動で起動させます。 ここで http://hostname/mailman/admin にアクセスし、Mailmanの管理画面が表示されれば、インストール完了です。 アイコンが表示されていなかったので、アイコンをwww配下のiconsディレクトリにコピーします。 [bash] cp /usr/local/mailman/icons/* /var/www/icons/ [/bash] これでアイコンも正常に表示されました。 設定次第で、双方向のメーリングリストや、メールマガジン風など様々な設定が可能で、つかいやすい印象です。 ユーザーも管理画面から様々な操作ができますが、今回必要なメーリングリストは閉じたものですので、認証をかけて管理画面にアクセスできないようにしました。 Mailmanの設定項目はかなりいろいろありますので、最適な設定を探してみてください。

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Bootcamp領域をVMwareで仮想化する

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Bootcamp領域をVMwareで仮想化する

この記事ではMacBookAirの記憶容量を、Boot Campから解放してみます。 2010年に発売されたモデルのMacBook Airはかなりのヒット商品となりました。 11インチのモデルなどは持ち運びのコンパクトさなどから、モバイルに最適なノートパソコンとして多くの方が選ばれ、今のMacBook Airの普及の基礎となっています。 この持ち運びの良さから、Macのみならず、利用シーンに合わせてWindowsをBoot Campをつかってインストールする方も、多くいらっしゃったと思います。 Boot CampはMacの内蔵ハードドライブやフラッシュドライブの領域を分割し、Mac OSとWindows、二つのOSが選択式で起動できる仕組みです。 当時のMacBook Airはメモリ搭載量が2GB~4GBと仮想マシンを実行するには少なく、ストレージも64GBか128GBで、Boot Campでパーティション分割するとしても、Mac側の空き容量も、Windows側の空き容量も、すぐに少なくなってしまいます。 いろいろとインストールしたWindows領域を再構築することなく使い続けたい場合、新しいMacのBoot Camp領域に移す、あるいは仮想化して利用するなど、いろいろと方法はあります。 新しいBoot Camp領域に移動させるにはWinCloneを利用した方法がWebで多く見られます。 このBoot Camp上のWindows環境を他のMacやPCで仮想化することを試みてみました。 無事仮想化できれば、Boot CampアシスタントからWindows領域を削除し、OS Xのためにすべての領域を利用することができます。 利用するWindowsは仮想環境などでの利用をライセンスで認められていることを、記事では前提にして進めていきます。 Macでのインポート Boot Camp領域のWindows環境を、WindowsPCの仮想マシンに移行する場合、必要な容量のUSBハードドライブなどをexFATでフォーマットしておきます。 これはMacのディスクユーティリティーで行うことができます。exFATであれば、大きいファイルをWindowsでもMacでも利用できるので、双方で読み書きするのに便利です。 Boot Camp領域のあるMacに、VMwareFusionをインストールします。 http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/fusion/overview.html VMwareFusionの30日試用版でもこれからの作業は行えますが、MacでVMwareを利用し続けるのであれば、製品版を購入することをお勧めします。 実際に移行できるかを試用版で試してみるとよいでしょう。 ファイルメニューからインポートを選択し、Boot Camp領域を選んで、「Boot Campのボリュームの内容をインポートし、それをVMware仮想マシンで使用します。」を選択します。 これはBoot Camp領域を仮想マシンとしてそのまま利用するのではなく、Boot Camp領域のWindowsを別の領域に、仮想マシン形式で保存しなおします。 Boot Campからのイメージの移行のためにこれを利用します。 この仮想マシンにわかりやすい名前を付け、外付けのHDDを保存先に選び、インポートを行います。 インポートにはBoot Camp領域のサイズによって、時間がかかります。数十ギガバイトでしたら、USB経由ですので、それなりに時間がかかるので、気長に待ちます。 インポートが終われば、仮想マシン名.vmwarevmというファイルが作られています。 Macでの仮想マシンの実行 あたらしいMacでは、まずVMwareFusionをインストールします。http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/fusion/overview.html インストールすると、仮想マシンフォルダが書類の中にできるので、この仮想マシンファイルを仮想マシンフォルダにコピーします。 USBハードドライブからも実行できますが、毎回時間が余計にかかりますので、ローカルに保存しておくことをお勧めします。 この仮想マシンファイルをダブルクリックし、VMwareFusionを起動します。 仮想マシンが無事起動すれば、見慣れたWindwosの起動画面が表示されるはずです。 この仮想マシンにVMware Toolsを忘れずインストールすると、ネットワークやサウンドなどのドライバが導入され、この仮想マシンを滞りなく 利用することができます。 無事、必要なアプリケーションの動作を確認したら、Windowsを再アクティベートすることを忘れずに行いましょう。 仮想マシンファイルは、かなり大きく、TimeMachineバックアップ領域を大量に使ってしまいますので、過去記事 MacでSparseBundleImageを利用した仮想マシンバックアップ もご参考にしていただけるかもしれません。 Windowsでの仮想マシンの実行 非商用であれば、VMwarePlayerを利用することができます。これは無料で利用できる仮想マシン実行環境です。 VMwarePlayerは簡易版で、起動中の仮想マシンのスナップショットをとって、復元するなどの機能が省略されています。 http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/player/overview.html 商用であれば、VMWareWorkstationを購入して利用してください。 http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/workstation/overview.html VMwareのインストーラーの指示に従って、インストールを進めていきます。 インストールが終わると、Macでは一つのファイルに見えていた、仮想マシンファイルがフォルダとして見えます。 この場合も、USBドライブからローカルのHDDドライブにフォルダごとコピーしておくことをお勧めします。 VMWareプレイヤーから仮想マシンをこのように開くと、 画面のようにライブラリの中にセットされます。ここから仮想マシンの再生をクリックします。 見慣れたWindowsのスタートアップが起動すれば、あとはVMwareToolsをインストールするだけです。 必要なアプリケーションの動作を確認したら、Windowsを再アクティベートします。

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ownCloudのテスト中の使用感

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ownCloudのテスト中の使用感

Dropboxの代替手段として紹介したownCloudですが、いろいろとテストしてみています。 まだまだ実用ベースで利用できるという判断はしていませんが、現在までのざっくりとした感想を書いてみようと思います。 Web経由ですと、php.iniのファイルアップロードの上限を受ける以外に、仕組み上の1GBの制限があるようですが、クライアント経由、WebDAV経由であれば、それらの制限は受けないようです。 4GBのファイルを試みにアップロードしましたが、owncloudディレクトリ配下のユーザーディレクトリに同期されました。 そこから他のマシンへの再同期は現在試していません。 あまり大きなファイルを扱うのは得意ではないと考えられますが、バックアップ用として、サーバに格納されればよいのであれば、使い道はあります。 転送速度について フォルダを同期しながらのファイルコピーは大きな時間がかかりますので、 同期を一時停止してからファイルをコピーし、そこから再開することで、ファイルコピーとファイルの転送を分けて行うことができ、大きなファイルは円滑にアップロードできるように感じます。 この方法で、700MB程度のファイルの転送に要した時間は9分でした。 1.3MB/秒ほどのアップロード速度が出ていますので、テストした環境では、dropboxへのアップロードよりは、はるかに高速に行われているという感覚です。 Dropboxは独自の通信手段と、暗号化、サーバーもアメリカにあるという事ですから、参考程度の数値ではありますが、筆者の環境では300KB/秒ほどが平均的なアップロード速度です。 大容量、長時間のアップロードについて 個人所有のVPSにownCloudを設定し、就寝前に、個人所有のそれなりに大容量で多数のファイル、21GBをクライアント経由で同期するテストを行いました。 起床までに転送は終了しており、ログによると転送時間は6時間程度かかり、おおよそ0.9MB/秒ほどの速度が出ていたことになります。 Dropboxでは有料でないと21GBの転送を試すことはできませんので、Dropboxでは同等のことを試すことは筆者にはできません。 アップロードしたものは、複数の日本語を含むファイルでしたが、iPhoneのownCloudアプリでファイルを確認したところ、正常にファイル名をみることができました。 LTE圏内であれば、一つのファイルが数秒でダウンロードされます。 ownCloudクライアント自身では音楽の再生機能はないので、そこからGoodReaderで開くを選択することで再生も可能でした。 このようなサーバ経由のメディアファイルの取り扱いは、法的な解釈が分かれるところであり、このサーバーを他者とも共有しない限りは違法性は薄いと考えますが、あくまでわかりやすい規模のボリュームの、アップロードのテストとして行っていることを付け加えておきます。 SSL通信について PCやMac、iOSのクライアントを介したものも、HTTPSを設定していれば、すべてSSLで通信されているようです。 アップロードもダウンロードもSSL通信で行われていることが、ログからも確認できます。 コストなどについて 今回使用した自己所有VPSテスト用サーバーはさくらのVPS2Gプランを使用しています。 Dropbox有料プランと、さくらVPSの価格を単純に比較してみます。 Dropboxは100GBの容量が年間$99.00、200GBで$199、500GBで$499です。 費用はこれだけで、あとはプロバイダなどの一般的な通信費用となります。 さくらVPSであれば、1Gプランディスク容量100GBで10,780円、2Gプラン200GBで16,800円、4Gプラン400GBで47,760円です。 VPSですのでシステム領域が必要ですので、すべてをストレージとして使用することはできません。 これに追加して、SSL通信を行うためにドメイン、SSL証明書で年間約4000円~の費用が最低でもかかります。 Dropboxは割安なうえに、導入までに必要な手間は全く違いますので、簡単に比較できるものではありません。 コスト的な面で見るとこのような差があります。 ownCloudの有利性 自己管理のサーバーであるため、さまざまなVPNソフトや、iptables、htaccessを利用した、アクセス制限をニーズに合わせて設けられることが、Dropboxに対する優位性と考えます。 社内保有のサーバーなどにも導入することができますので、データのバックアップや完全な消去などを自己の管理下で行うことができます。 これからまた、様々な形でテストを行い、ownCloudの有用性を探っていきたいと思います。

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Windows8の価格について

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Windows8の価格について

以前「WindowsXPのお得感のナゾ」で歴代のWindowsシリーズの正規価格を一覧としてまとめましたが、この度Windows8では提供方法などの変更がありました。 このことについて、まとめてみたいと思います。 Windows8の提供方法と価格 今回のWindows8からは、新規インストール用の正規版は廃止された模様です。 従来まではOEM版、あるいはDSP版と呼ばれる、PCやパーツとのバンドル版が、バンドル販売の縛りがなくなり、新規インストール用パッケージとして販売されているようです。 これまでのOEM版は単品販売は禁止されており、PCとの同時の販売、プリインストールでの販売、パーツとのセットでの販売、および本体、パーツとの同時使用が義務付けられていましたが、今後単独での使用が認められる模様です。 従来はDSP版はメーカーあるいは販売者によるサポートとなっており、マイクロソフトからのサポートが受けられませんでしたが、今回は単独での使用が認められるとともに、販売者によるサポートもなくなる模様です。 販売者によっては、独自にサポートを提供しているところもあります。 DSP版ではなく、直接マイクロソフトから発売される正規版はアップグレード版のみとなり、WindowsXP、WindowsVISTA、Windows7からのアップデートのみとなります。 この場合はマイクロソフトからの90日の無償サポートを受けることができます。 価格はDSP版Windows8Proがおよそ16,000円程(販売者によって差があります)、アップグレード版がWindows8Proで\25,800円となります。 Windows8Proは機能的にはBitLocker暗号化など、Windows7Ultimateの後継型となるものですので、かなり安価となりました。 価格帯変更の理由として考えられること Windows8は、正規サポートが2018年1月まで、延長サポートが2023年1月までと、ほぼ従来と同じ長さ(120ヶ月前後)のサポート期間を表明しています。 延長サポート終了まではセキュリティアップデートが受けられることになっています。 従来のWindowsの正規版は35,000円~40,000円の価格帯でしたが、今回正規アップデート版で25,800円、サポートなしとはいえDSP版が16,000円ほどと、かなりの価格体系の変更が大きく目立ちます。 おそらくマイクロソフトとしては、タッチパネル型の新規PCの使用を奨励するもので、従来のPCへのアップデートよりも優遇したいという意図が感じられます。 Windows8のスタート画面はタッチパネルでこそ使用感が真価を発揮するものであり、従来型のPCへのインストールでは、その一番の変更点を活かすことができないものです。 Windows7よりも基本的な機能で進歩している部分がありますが、ユーザーの視点はその大きな変更点へ注がれることになります。 保守的に使用できるWindows7の使用を継続したいユーザーにとっては、買い控えが起こることは考慮したうえでの価格変更であったと考えます。

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オフィスのダウングレード権について

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オフィスのダウングレード権について

マイクロソフトオフィス2013の発売日が近づいていますが、マイクロソフトオフィスのダウングレードについて調べてみました。 パッケージ版OEM版は対象外 パッケージ製品、あるいはプリインストール版のオフィスはダウングレード権の対象になりません。 対象になるのはボリュームライセンス版、あるいはソフトウェアアシュアランスが付与されたライセンスとなります。 ボリュームライセンス版とは ボリュームライセンス版はマイクロソフトと契約することにより、同一製品の複数台インストールをおこなう形でライセンスを購入するものです。 ライセンスリセラーという業者を通じて購入することができます。 これは法人向けのサービスですが、法人だけではなく、個人としても契約することができます。 最低3ライセンスからの購入となり、複雑な料金体系を持っていますが、もっとも手軽なものはOpenLicenseとよばれるものでしょう。 インストールメディアは別途購入か、ボリュームライセンスサービスセンターでのダウンロードとなります。 ダウングレードするには ボリューム ライセンス、OEM 製品、およびパッケージ製品のライセンスのダウングレード権 こちらにダウングレードについての文書があります。 こちらによると、「ボリューム ライセンス プログラムを通じて取得されたすべてのアプリケーション ソフトウェア ライセンスにダウングレード権が付与されます。」とあります。 また「ソフトウェア アシュアランスを追加したすべてのライセンスについてダウングレード権が付与されます。」ともあります ソフトウェアアシュアランスとはOSやアプリケーションのアップグレード保証などのついた、ソフトウェアに付加することができる権利で、有効期間が存在します。 OEM版やパッケージ版にも購入90日以内であればソフトウェアアシュアランスを付加することで、ダウングレード権を得ることができるようです。 ボリュームライセンスサービスセンターでダウングレード用のソフトウェアがダウンロードできるのは、一世代前までということですが、インストールメディアを用意できるのであれば、あらゆる世代にダウングレードできるようです。 ダウングレード用ライセンスの請求はボリュームライセンスサービスセンターの窓口に請求する必要があります。 発行されたライセンス番号を過去のオフィスのインストール時に入力することによって、ダウングレードが可能となります。 マイクロソフトのサポートへお問い合わせを ボリュームライセンスの価格体系は非常に複雑であり、さらソフトウェアアシュアランスを同時購入するかどうかという選択も加わると、料金がいくらなのか、などを正確につかむのは難しいことです。 まとめ買いであるからといって、極端に安くなるわけではなく、OEM版などとは違った正規価格に近いものです。ソフトウェアアシュアランスなども付加すると、それなりの金額となります。 オフィスのダウングレードが必要な場合、ボリュームライセンスで購入するか、OEM版でソフトウェアアシュアランスの付加できるものか、あらかじめの確認が必要となります。 マイクロソフトサポートにて、ご購入前に相談されることをお勧めします。 どういった予算で、どのバージョンのオフィスが何ライセンス必要かということをまとめておくとよいでしょう。 関連の記事 マイクロソフトオフィス関連は、過去にも記事にしております。 Accessのリプレースシステム開発 Access2013へのコンバージョン Microsoft Accessの移行について Office2013発売日と価格決定、Office2010について

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