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Windows8でPDFファイルをChromeで開く

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Windows8でPDFファイルをChromeで開く

Windows8の画像表示を好きなアプリに変えるには、の続編です。 Windows8は初期の状態でも、PDFを開くMicrosoft独自のアプリ、Readerが入っています。 これはおそらく用途的には電子書籍リーダーを狙ったものでしょう。 しかし、デスクトップで動作するメーラーなどから、添付のPDFを開こうとすると、全画面で こうなって、 こうなってしまいますと、デスクトップでの作業が完全に中断してしまいます。 再びデスクトップに戻るためには、なんらかショートカットをキー入力しなければいけないのは煩わしいです。 PDF参照しながら、何かほかの作業ができないのは、不便です。 そういう場合はAdobe ReaderをAdobe公式サイトからインストールして、過去記事 Windows8の画像表示を好きなアプリに変えるには https://www.sys-cube.co.jp/3086 で行ったように、エクスプローラーから関連付けを変えてあげると、今まで通りに操作できます。 が、Adobe Readerはメールに添付された見積書などを見るだけにしか使っていない筆者にとっては、そこまで高機能なものは必要がないという気持ちです。 そのうえ、セキュリティーパッチが頻繁にリリースされ、アップデートするのが結構面倒です。 そこで、普段ブラウザにChromeを利用しているので、Chrome内蔵のPDFビューワーを使ってみようということで、PDFをChromeに関連付けました。 C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application にChromeはありました。 こういう感じで既定のプログラムを設定します。 ダブルクリックで開くとこうなります。 拡大縮小、保存、プリントなどがありますので、筆者としては機能も十分です。 Chromeが立ち上がっていれば、アプリ立ち上がりの待ち時間もなく開くことができます。 内容を確認すれば、タブを閉じればいいだけですので、使い心地は良好です。 またChromeであれば、自動でのアップデートも行われますので、普段Chromeを使っている方にはお勧めできます。 ChromeにはFlash Playerもビルトインされているので、必要がなければFlash PlayerもAdobe Readerも個別インストールとアップデートを行わずに済むのは、非常にありがたいです。 ただ表示が崩れたりするなどの問題は純正のAdobe Readerのほうが少ないだろうと想像できます。 単純に参照するだけではなく、印刷や校正などを行う必要があるならば、Adobe Readerをインストールするのが最適でしょう。

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RAMDISK

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RAMDISK

KD20と一緒にWindwos8 Pro(64bit)を購入しました。 メモリが大量に余っているのでRAMDISK化しました。 (Windows7の32bitなのに安いからとメモリを16GB積んでました…) Windows8&64bit&NTFS&日本語対応ということで、「RAMDA」を選択しました。 ただ、適用ボタンを押さないと設定が保存されないという残念仕様ですが… ベンチマークを走らせてみると― まさに桁違いですね。 ここにUbuntuのVirtualMachineでも入れようかと思います。 ちなみに、INTEL 320(120GB)で走らせてみると― 普通のHDDより断然早いです。 SSDのメリットって熱対策・振動対策が不要なところですよね!

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Windows8の画像表示を好きなアプリに変えるには

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Windows8の画像表示を好きなアプリに変えるには

Windows8をを使い始めて、一番驚いたというか、正直に言って使いづらいと思ったのは、画像を開いたときに、関連付けられているアプリケーションが「フォト」という全画面アプリだったことでしょうか。 デスクトップで、フォルダを開いて、画像ファイルをダブルクリックすると、従来のWindowsユーザーであれば、 こういう感じでWindowsフォトビューワーで開くものと想像していますが、いきなり画面中が こうなって、 こうなってしまうと、どうしていいかわからないです。 ボタンも何もない画面で、どうやってデスクトップに戻ればいいのかも、迷いました。 Windowsキーを叩くなどすれば、スタート画面に戻りますが、驚くとどうしていいのか咄嗟には出てこなくなるものです。 全くカスタマイズしていない初心者の方から質問を受けることも多い筆者としては、あまりWindows環境を自分好みにカスタマイズするのが好きではありませんが、この関連付けだけはどうにかせねばならないと感じました。 画像を好みのアプリで開くには Windows8は幸いにして、ファイルとアプリケーションの関連付けを簡単に変えることができます。 エクスプローラーのホームタブから、開くの部分で開くアプリケーションを簡単に選ぶことができます。 開くのアイコンの横の 開く▼ からその場で選ぶアプリケーションを選択することができます。 ここの既定のプログラムの選択で、どのアプリケーションで常に選ぶかを選択できます。 ここで一覧にない場合は、その他オプションから、このPCで別のアプリを探す、を選択します。 ここでProgram Filesフォルダから既定のプログラムを選択するようになっていますが、64bit版のWindows8であれば、あれ?入れたはずのアプリケーションがない、となりがちですが、Program Files(x86)フォルダも探せば、ほとんどの場合どちらかにインストールされているはずです。 ここでは画像のビューワーと簡単な編集機能を備えた、IrfanViewを選択しています。 http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/ IrfanViewは十年以上の実績があり、簡単な切り出し、リサイズ、画像形式の変更、複数ファイルの一括変換などが可能ですので、非常に高機能で動作の軽快なビューワーとして利用できます。 ※IrfanViewは商用利用では有償のアプリとなっています ファイルの関連付けの簡単なWindows8 WindowsVISTAや7では、コントロールパネルまでいかなければできなかったファイルの関連付けですが、Windows8では格段に簡単になっています。 WindowsXP以前では、エクスプローラーのメニューバーで設定できましたが、それ以上に簡単かもしれません。 筆者はBMPと、PNGはそれぞれ別のアプリケーションと関連付けていますが、非常に便利に使えています。 同じようにPDFファイルを開くと、初期状態では、Windows8標準のリーダーという全画面アプリで開くように設定されています。 AdobeReaderをインストールして、関連付けを変えれば、従来のデスクトップでのPDFの操作が可能です。 AdobeReaderの頻繁なバージョンアップの手間を考えると、AdobeReaderを入れるのにも躊躇するものがありますが、PDFは頻繁に使うものですので、どうしたものかと考えながらWindows8を使っています。

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iPadはなぜ幼児にも操作できるのか

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iPadはなぜ幼児にも操作できるのか

お子さんを育てている方で、iPhone、iPadなど、タッチスクリーンデバイスに対して、お子さんが強い興味を示し、機会があれば触ろうとする経験があるかたも、多くいらっしゃるのではないでしょうか。 それは操作が直観的だから、という答えも用意されていますが、もうちょっと自分なりに考えてみたことを書いてみたいと思います。 あまり役に立たないコラム的な記事ですが、気分転換にでも読んでいただけたらと思います。 人生最初の壁、テレビ 幼児はテレビを触ります。子供が触れないように対策していなければ、まずつかまり立ちができるようになれば、テレビを触ります。 子供は成長の過程で、どういう世界の中にいるのか把握するために、自分からのアクションに対して、どういう反応があるか、自分が感じるか、ということを積み重ねていきます。 そんな中で、言葉も通じない中、テレビは一方向のメディアであることは、当然わかりません。 両親に対して、両手を伸ばせば抱き上げられるように、テレビに対してもこちらからアクションを起こせば、何らかの反応があると思っているはずです。 当初は画面の切り替わりや、出演者の動き、音などがアクションに対する反応ではないか、と考えますが、やがて、テレビのガラス一枚向こうの世界はこちら側からのアクションに対して、何ら反応を示していないということを理解し始めます。 テレビの向こう側には干渉できない、そういった現実を受け入れるうちに、黙っておとなしく、テレビの中の出来事を見るようになります。 触れるテレビ タッチスクリーンを備えるiPadをはじめ、タブレットや、スマートフォンは、ガラスの向こう側の世界に、直接触って、干渉することができます。 画面を横にフリックすれば、画面がスムーズにスクロールし、アイコンをタップすれば、画面が切り替わってゲームやアプリが立ち上がる。AngryBirdを引っ張れば、かわいらしいキャラクターが気持ちいいように飛んでいく。 タブレットデバイスは、触る人にとって、想像以上の反応が返ってきます。そのために、従来のパソコン利用者にとっては、大げさとも思える演出、なめらかすぎる動きや、アプリの起動、切り替えのアニメーションが設計され、実装されたのではないでしょうか。 テレビの向こうの世界とガラス一枚で隔てられていた、幼児や、そこから成長したあらゆる人にとって、それは真に求めていた体験だったのではないかと思っています。 テレビが誕生して以来、テレビにはみんな触ってみたかった。 それが叶えられたからこそ、Appleのいう魔法のようなデバイス、という言葉が実感を持って受け入れられたのではないでしょうか。

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賞味期限切れの学校パソコンにはMultiPointServerを

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賞味期限切れの学校パソコンにはMultiPointServerを

ここ数日、WindowsXPの延長サポート終了を一年先に迎えた件で、マスコミなどこの話題を耳にする方も多いと思います。 特に、教育機関でのパソコン入れ替えの予算が組めていない、という話の中で、 期限切れ迫るウィンドウズXP http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_0409.html (リンク切れご容赦ください) 1000台のPCのリプレースにかかる費用が5億円という、本当なのか出所のわからない記事が出ています。 耐震強度強化で予算が足りないという切実な部分や、LANケーブルを抜いて運用すればとりあえずは安全という誤った認識は、ひとまず置いておきます。 そういうところではコスト削減のためにWindows MultiPoint Serverを使うといいのではないかと考えます。 MultiPointServerとは MultiPointServer(マルチポイントサーバー)はWindowsサーバー製品のラインナップの一つで、まさに教育現場のために作られたかのような、機能と価格帯でリリースされています。 基本的にはシンクライアント、とよばれる、一つ一つのユーザー端末は安価で、ほとんどコンピュータとしての機能を持たせない、その代わりに中央のサーバーがあらゆる処理を行う、仕組みのものです。 千台規模のシンクライアントを支えるサーバーともなると、非常に大規模で高額なサーバー設備が必要であり、サーバールームの整備や運用、ネットワークの設備などでかなりの費用がかかります。 MultiPointServerは、一般的なパソコンにほど近いスペックのサーバーに、10台ほどのシンクライアントを接続してワンセットとなる仕組みです。 一般的なシンクライアントと違うのは、サーバー用のPCから距離的にごく近い範囲でシンクライアントを接続し、サーバー自体も一つの端末として使うといったものがあります。 クライアントは、キーボード、マウス、ディスプレイの接続のみの機能を持たせ、データの保存や計算能力はMultiPointServerがインストールされたサーバーが担当します。 こう見ると、一般のパソコンの十分の一程度の性能しか持たせられないように感じますが、現在のパソコンレベルのコンピュータでも非常に計算能力が高く、また多くの場合、ユーザーの操作の待ち時間にほとんどの時間を割り当てられていますので、十年前のスペックのパソコンを使うよりも、よほど軽快に操作ができます。 インストール作業、アップデート作業も、サーバー一台に行えば、クライアント10台に適用されるのと同じ効果がありますので、保守なども便利です。 一クラス分40人の教室であれば、MultiPointServer4~5台にアップデートを行えばよいだけです。 MultiPointServerのコスト このマルチポイントサーバーを、サーバー一台当たり8ユーザー、130台導入し、シンクライアントを1000台導入、機器費用、サーバーライセンス、クライアントアクセスライセンス(CAL)、オフィスソフトのライセンス費用を合計してみます。 単純な費用計算で、設置、導入、ネットワーク設置、アフターサポートなどを含まないものですが、幾らほどの費用になるでしょうか。 実際にこんな大規模な導入はしたことがありませんが、費用は誰でも調べればわかる範囲で概算を見積もることができます。 ライセンスはすべてアカデミック、PC機器はHP社のMultiPointServer製品を利用するものとします。 サーバー用PCはHP Ms6200 Desktop Essential シンクライアントはHP MultiSeat t200 Zero Client を利用した試算です。 Officeは2010のスタンダード、アカデミックオープンライセンスで計算します。 ディスプレイはもっと安価なモデルもありますが、ひとまずの価格です。 品名 単価 個数 計 サーバーPC 99,000 130 12,870,000 シンクライアント 8,925 1,000 8,925,000 サーバー ライセンス 21,000 130 2,730,000 CAL 5,300 1,000 5,300,000 OFFICE ライセンス 17,430 1,000 17,430,000 ディスプレイ 15,000 1,000 15,000,000 キーボード等 付属 1,000 0 62,255,000 ソフトと機器、調べてみたベースで税別6,625万円です。 実際に見積もりを取ったわけではなく、あくまで誰でも調べることができる価格です。 公的機関が大量導入するのであれば、値引きなども受けることできるでしょう。 ここにサポートを乗せて、どれぐらになるのかは実際に見積もらねばならないでしょうが、単年度の計算で5億円にはまずならなさそうです。 調べた時の参考サイト http://www.microsoft.com/japan/windows/multipoint/buy.aspx http://www.utcoop.or.jp/share/sale/images/openlicenseprice2010.pdf http://h50146.www5.hp.com/products/thinclient/multiseat/product02.html http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1106/30/news056.html http://news.mynavi.jp/news/2011/12/05/064/index.html (リンク切れご容赦ください) MultiPointServerの名前だけでも 一台6万円強で、オフィス入りのノートパソコンもあるでしょうが、一台一台を管理するのと、まとめて8台を管理できるMultiPointServerでは、管理コストが断然違います。 そのサーバーPCが故障すると、同時に10人前後のユーザーが利用不可になるというデメリットもありますが、集中管理する分だけ、バックアップコストなども削減できます。 このMultiPointServerは教育機関だけでなく、一般企業でも導入することができます。 教育機関と同じ価格では提供されていませんが、トータルのコストを考えると、事務処理が中心の場合などでは十分なメリットがあると考えます。 あらゆる用途で、十分な性能を発揮するといったものではありませんが、ユーザーのセキュリティーと利便性をないがしろにするよりはよほどリーズナブルな選択ではないでしょうか。 あまり有名な製品ではないのですが、Windows Multi Point Severの名前だけでも憶えていただければ、この記事を書いた甲斐があるというものです。

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Shuttle KD20 購入

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Shuttle KD20 購入

超小型PCだーとかMini-ITXだーとか考えてましたが… それよりもNASや!ということで。   2TBx2のRAID 0を組み込んでいたのですが、あんまり使ってないのでNASとして外出ししました。 見た目はなかなかオサレです。組み立てはとっても簡単なのですが、残念なのはドライバーが必要なところ。最近のPCケースはドライバーレスが当たり前なので「えーっ」と思わず言ってしまうほど… 速度は?というとー GigabitLANではないのでそれなりです…(そのうちGigabit環境を…!) もちろん、外出先からアクセスすることもできます!WebアプリもiOS用アプリもちょっと使いにくいですが… お手頃なお値段でRAIDも使えて見た目もよい。とてもええ買い物をしたと思います。ですが、こんなにサイズあっても結局ほとんど使わないだろうなって思ってます。(オチ)

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WindowsXPサポート終了までにしておくこと

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WindowsXPサポート終了までにしておくこと

2014年4月のWindowsXP延長サポート終了まであと一年を切りました。 WindowsXPはかなりの普及台数であり、継続的に利用しているPCであれば、まだまだ多くの職場や家庭で動作しているはずです。 WindowsXPの発売は2001年ですから、実に12年あまりのサポート期間でした。 OSとしてはかなりの長い寿命で、他のOSでそこまでの製品寿命を持っていた製品はなかなか見当たりません。 その間セキュリティアップデートが行われてきただけでも、かなりお買い得な製品であったということについては、過去記事、 WindowsXPのお得感の謎 https://www.sys-cube.co.jp/1779 でも書きました。 これに対してどうすればよいでしょうか。 結論から言いますと、最新のWindows製品と置き換えましょう。 更なる延命措置を期待しても、おそらく期待外れに終わるでしょう。 WindowsXPを使い続けるリスク WindowsXPのセキュリティアップデートで止まってしまうと、大きい確率で、WindowsXPの未知の脆弱性をついた攻撃方法がネット経由で出回ります。 アンチウィルスソフトや、外部のソフトウェアはしばらく対応を続け、アップデートは続くでしょうが、根幹の部分に脆弱性を抱えたまま、実運用を続けるのは危険です。 アンチウィルスソフトも、未知のウィルスについては、即時対応できるものではなく、所謂ゼロデイ攻撃(対応までに猶予がゼロの攻撃)やスピア型攻撃(不特定多数ではなく攻撃対象を絞った攻撃)にはほとんど対処できません。 アンチウィルスソフトは、実際に発見された検体と呼ばれるサンプルをもとに、パターン定義が更新されるためです。 ではインターネットにつながなければ大丈夫でしょうか? インターネットにつながなければ、たとえばブラウザや、メール経由でのウィルスなどの心配は軽減されます。 しかし、日常の使用の中で、USBメモリやUSB接続ハードディスクなどでの、ファイルのコピーなどでも感染の危険性はあります。 実際にUSBメモリや、外付けハードディスクの製造工程で、ウィルスが入ったまま出荷されていることは、しばしば起こっています。 何に置き換えるべきか Windows7(32bit)への更新が、特に企業利用であれば、無難な選択といえます。 2009年の発売で、4年を経て、かなりドライバやアプリケーションの対応も広がっています。 現時点で、まったくドライバなどが対応されていない周辺機器については、あきらめたほうがよさそうです。 その周辺機器の更新に費用がかかるところが、移行が難しいポイントではありそうですが。 Windows7の延長サポートは2019年いっぱいまでは続きます。 延長サポートとはいえ、6年間あれば、現在のPCの更新サイクルから言えば、十分ではないでしょうか。 Windows8も選択肢として、十分なものです。 導入コストが安いというのもその一ポイント、サポート終了まで10年の期間があるということもポイントになります。 特に導入コスト面でWindows7に勝っていると考えるのはWindows7のUltimateと同等の機能を、Windows8Proが備えている点です。 敬遠されている方が思っているほど、悪いものではありません。慣れればむしろ使いやすい部分も見えてきます。 ただ今までに気が付いたことというと、比較的古いネットワーク機器との相性が悪いことがあります。 互換性についてはメーカーサイトなどを確認しておくといいかもしれません。 パソコンの更新サイクルを考える パソコンを導入する上で重要なのは、機材の更新間隔を考えておくことです。 OSサポート期間だけに限らず、機器としての寿命なども併せて考えるとよさそうです。 長く使うことで、費用としては節約になっているようで、最新のソフトウェアを使う上で、動作が遅く待ち時間が発生し、作業効率の低下を招いているような場合は、逆に人件費などでマイナスになっていることも考えるべきです。 PCの選び方としても、短期的にみるとCeleronなどを利用した安価なラインナップのほうが、初期導入コストは抑えられますが、更新間隔としては短くなりがちです。 適切な更新間隔(一般的には3~5年程度)をあらかじめ設定しておくことで、年割でどのぐらいのコスト感で、最新の作業環境が維持できるのか、という考え方を持っておくと、古いOSのサポート終了で、あわてないといけないことも少なくなります。

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iMacにBootCamp5でWindows8をインストールしてみたメモ

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iMacにBootCamp5でWindows8をインストールしてみたメモ

Mac OS X 10.8.3でBootCampもWindows8に正式対応しましたので、これを使ってみました。 BootCamp5 Boot Campアシスタンスのバージョンも5になり、このバージョン5がWindows8正式対応版です。 大まかにいうと、2011年移行に発売されたMacはこのBootcamp5に対応しています。 Macも発売年毎に、内部の機器構成をこまめに見直していますので対応するドライバの差ということになりそうです。 詳しくはこちらのサイトからご確認ください。 http://support.apple.com/kb/HT5634?viewlocale=jsa_JP 用意しておくもの ・USBメモリ8GB以上、あるいはUSB接続HDD(FAT32でフォーマット) ※後述します ・USB接続のキーボードとマウス ※後述しますが、Windows8だけならマウスだけで大丈夫 実際行った手順 BootCampのドライバインストール用のUSBメモリが最低8GB以上が必要ということです。フォーマットはWindowsで読み込ませるので、FAT32でフォーマットされていることが条件です。 ちょうど8GBの空きの空きUSBメモリがなかったので、このドライバは用意せず、BootCampをインストールしてみます。 BootCampアシスタンスを起動し、最新のWindowsサポートソフトウェアをAppleからダウンロード、のチェックを外します。 あらかじめのドライバダウンロードが行われずに、パーティーション分割と、Windows8インストールが始まります。 インストール後のセットアップで、BootCampドライバなくとも、ワイアレスLANにはつながりました。 Bluetoothのドライバは初期から持っていないため、ワイアレスキーボードと、マウスは接続できません。 USB接続マウスがあれば、Windows8であれば、アクティベーション時からスクリーンキーボードを利用できるため、USB接続のキーボードは必要ありませんでした。 そのためアクティベーションと、その他設定、BootCampドライバインストールまでは、そのままで行うことができました。 Bootcamp Support Software 5.0.5033(2013/4/9現在)であれば、実際のファイルサイズは553.62MB(展開して800MB程度)で、独自にダウンロード展開すれば、8GBもの容量は必要なさそうです。 USBマスストレージドライバはおそらくWindowsプリインストールのドライバが動作しますので、必要なBootCampドライバをUSBメモリなどに保存しておけば、インストールは無事に実行できそうです。 Bluetoothキーボードとマウスはドライバなしでは使えないでしょうから、USB接続のマウスとキーボードは、BootCamp導入時用意しておくほうがよさそうです。 ドライバのインストールが終わり、再起動すると、iMacのすべての機能が使用可能になります。 タッチパネルはありませんが、WindowsPCとしても十分な性能を持っていますので、3Dグラフィックなども存分に楽しむことができます。

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OpenfireとSparkで社内インスタントメッセージを導入してみました

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OpenfireとSparkで社内インスタントメッセージを導入してみました

社内でOpenfireとSparkでインスタントメッセージを導入してみました。 インスタントメッセージは古くはICQや、LiveMessanger、Skypeなど、インターネット上の気軽なコミュニケーションツールとして発展してきました。 インスタントメッセージを社内で利用するにあたって、このような既存のサービスを利用するのも一つの手ですが、社内情報を扱う場合も考えて、社内ネットワークでの利用を前提としたシステムを導入しました。 インスタントメッセージの意味 弊社は大きな会社でもありませんし、基本社内のコミュニケーションは口頭で行います。 口頭での伝達は、言葉以上に、場の雰囲気や、表情、語り口などの情報も付加されますので、円滑なコミュニケーションには最適ですが、一つだけ難点があるとすれば、何時何分に何を伝えたかという、記録が難しいということでしょうか。 たとえば一言で済むメッセージでも、メッセージを発した時間がわかるだけで、のちの作業が円滑に進む場合もあります。 電子メールを利用するのも一つのあり方ですが、社外のお得意様や協力会社様との連絡などで、たくさんのメールを受け取っていると、社内メールのプライオリティは下がりがちで、ついつい見落としなどが発生しやすいです。 メール自体、一度開封してしまうと、その時に何かメールクライアント側でマークをつけておかないと、後回しにしたタスクを忘れてしまいがちな伝達手段といえます。 インスタントメッセージでは、着信があれば、通知などわかりやすい仕組みがありますし、時間も記録されるので、一言二言のメッセージの伝達にはベストの方法ではないかと考えています。 OpenfireとSparkで社内インスタントメッセージ環境構築 社内にインストールするインスタントメッセージは、XMPPという標準規格を使ったものがいいのではないか、という漠然とした気持ちでソフトウェアの選定を始めました。 XMPPであれば、対応クライアントもいろいろと選べますし、利用環境にも自由度があります。 最初は社外のサーバーにこのXMPPサーバーを設置して、社外にいるスマートフォンなどの端末での、アクセスも考えましたが、そういう場合はメールなどきっちりとした形のほうがいいと思い、あえて社内ネットワークのみの環境とすることにしました。 Openfire http://www.igniterealtime.org/projects/openfire/ Openfireがよいと考えたのは、よく更新されているプロジェクトであり、クライアントSparkとセットで利用するのがわかりやすく、Windowsでもサーバーがインストーラーで導入できるところです。 社内開発用のWindowsServerがありますので、これにインストールし、社内での利用を行うことにしました。 Serverでなくとも、常時起動しているWindowsPCがあれば、簡単にそれをサーバーとすることができます。 Openfireインストール Openfire http://www.igniterealtime.org/downloads/index.jsp 上記サイトで、必要なプラットフォームのインストールファイルをダウンロードします。 OpenFireはJAVAで作成されていますので、Javaランタイム(JRE)を必要とします。Includes Java JREを選択すると、Javaランタイムを同時にインストールしてくれます。 クライアントのSparkもJAVAで作成されています。 インストーラーを実行します。 言語選択は日本語がないようですので、英語を選択します。 クライアントでは日本語が選べます。 インストールを順に進めていきます。 インストールが終わると、OpenFireのコンソールが立ち上がります。 ここでWindowsファイアウォールの警告が出るはずですので、これには許可をします。 Launch Adminをクリックすると、セットアップが実行されます。 まず言語は英語を選択します。 サーバー名とポートの設定を行います。 今回社内用途でもありますし、デフォルトで設定しています。 データベースは外部データベースと、組み込みデータベースが選べます。 動作には違いはありませんが、外部データベースのほうが、パフォーマンスがいいということです。 特にデータベースエンジンをインストールしていない場合は、わざわざインストールする必要もない ここではMicrosoft SQL Serverを選択しています。 Database URLは環境に合わせて入力しましょう。 この場合、データベースはあらかじめ作成しておく必要があります。 Profileにはデフォルトや、LDAPなど選択できるようです。 LDAPを設定していると、そのまま使えそうですね。 次はadminのパスワードなどを設定できる画面になりますが、この手順はスキップできます。 この場合、adminのパスワードはadminに設定されます。 これでセットアップは終わり、Admin Consoleに移行します。 adminコンソールではとにかくまずはユーザーを作ることです。 これを行わないと、だれもログインできません。 必要なだけユーザーを作ります。 ルームというグループチャットもここで作っておくこともできます。 記録の意味も込めて、ログが残るオプションにチェックを入れています。 ユーザーは独自にグループチャットを作れますが、あらかじめ参加者を決めたグループチャットや、パスワードをかけたルームを設定しておくと、用途がおのずと限定され、ユーザーにとっても便利ではないかと思います。 これで、AdminConsoleでとりあえずの設定は終わります。 クライアントSparkの設定 クライアントにはXMPPであればいろいろなものがつながるとは思いますが、開発者が同じSparkを使うと、相性がよさそうです。 http://www.igniterealtime.org/downloads/index.jsp 上記サイトから、プラットフォームに応じたSparkをダウンロードします。 これもJREこみのインストーラーであれば、別途JREをダウンロードする手間が省けます。 既にインストールされている場合は、オンラインインストーラーでもよいでしょう。 インストールを進めていきます。 実行すると、接続先を入力します。 ユーザー名はadminコンソールで登録されたユーザー名を、パスワードは管理者に渡されたパスワード、サーバー名はWindowsで名前を解決できる場合は、サーバーのPC名を、他のOSからであればIPアドレスを入力します。 ログインすれば、このような感じの普通のインスタントメッセンジャーとして使えます。 左下のタブ、会議からみると、あらかじめ設定されたルームが見えます。 メンバーを追加するには、ユーザー名で検索して、緑の+ボタンで追加リクエストを送ります。 Mac版のクライアントと会話の様子がこのような感じで、無事に行え、日付と時間が記録されています。 複数人による会議は、誰かと一対一のメッセージのやり取りを始めてから、ユーザーを招待すると自由なタイミングで、複数人による会議を行えます。 一対一のメッセージや、複数人による会議もこのようにタブに分けて、いくつも開いておくことができます。 インスタントメッセージを導入する意味 MicrosoftのLyncや、SalesforceのChatWorkなど、ビジネスにインスタントメッセージを取り入れようという動きは、ここ数年、広がりを見せています。 それなりに、大きさの企業でも対応できるように、テレビ音声会議、スマートフォン対応をはじめとして機能を大きく持たしています。 モチベーションの持ち方として、活用する人も全く活用しない人もいる中で、それなりのランニングコストをかける意味を、弊社ぐらいの規模の企業ではあらかじめ見積もることは難しいです。 やはり企業用として、オープンすぎるメッセージのシステムを利用するには抵抗がある、という方にはLAN内限定のOpenfireとSparkから始めてみることも、十分お勧めできることと感じました。 Linuxなど使う必要はなく、既存のWindowsだけで簡単に構築できるのがいいところです。 これで不足な機能などあれば、また有償あるいは、別のソフトウェアを利用して、用途にマッチしたシステムにたどり着くまで試してみるとよさそうです。

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Btrieveのファイルを開きたい

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Btrieveのファイルを開きたい

Btrieve(ビートリーブ)とは1990年代に、パソコンを使ったクライアント/サーバシステムのデーターベースとしてよく使われていました。 このBtrieve自体は、現在OracleやMS-SQLServerなどRDBMS(リレーショナル型データベース)全盛の時代では、あまりメジャーな存在ではなくなりつつありますが、現在でもPervasive PSQLとして製品ラインは続いています。 このBtreiveをPervasive PSQLにリプレースする場合、同じデータベースファイルをそのままに使えるので、移行には手間はかからないようです。 Pervasive PSQL製品版を持っていない場合は、このファイルを開くことができません。 ファイルの中を見ると、おそらく固定長のファイルであることは、わかるのですが、データベースがどういう定義で保存されているのかわからない場合、データを紐解くことは難しいです。 Accessもバージョン2.0の時代はBtrieveのデータベースを開く機能もあったようですが、2013年の現在Access2.0のソフト本体も、動く環境もそろえることは難しくなっています。 これを読み取るものがないものか、ネットを探してみたところ、オープンソースのソフトウェアでBtrieveFileSaverというものを見つけることができました。 これはBtrieveやPervasiveのランタイムやライブラリは必要とせずに動作するもののようです。 BtrieveFileSaver http://sourceforge.net/projects/btrievefilesave/ リポジトリを見ますと、VisualC++.netで開発されたソフトウェアです。 最新版をダウンロードすると、windows形式のexeがいくつか展開されます。 readme.txtとliesmich.txt(ドイツ語でライセンス)をよく読んで利用してください。 Visual_btrieve_file_saver_trial_en(de).exeは、トライアルバージョンのようで、GUIで操作できますが5件までの出力に、限られているようです。 コマンドライン版のBTrieveFileSaver.exeをコマンドプロンプトを利用して、実行します。 利用方法は、 [text] BtrieveFileSaver –brtin data.dat –brtout data.dat.dmp –format 1 [/text] のようにして利用します。 -brtinには読み込み元のBtrieveのファイル、-brtoutには出力先ファイル名を指定します。 -formatオプションは 1 BUTIL(Btrieveのコマンドラインユーティリティー)形式での出力です。先頭にレコード長、レコード区切りはCR+LFで出力されるようです。 2 BUTIL形式から、レコード長を取り除いた形式のようです。 3 HEX DUMP(16進ダンプ)をテキスト形式で出力します。CRCということはチェックサムが付加されているものかもしれません。ファイルサイズとしては、一番大きくなります。 4.HEX DUMP(16進ダンプ)をテキスト形式で出力します。 上記の4つのオプションを使用することができます。 実行すると1レコードごとに処理ログが出力されます。 改行区切りはCR+LFなので、メモ帳などで読むと、テキストフィールドはかなりきれいに並んだ状態で読めます。 またレコード長などもはっきりしますので、実際のデータのプリンタ出力やバイナリエディタと合わせて使えば、レコード定義を理解することもできそうです。 Btrieve形式のデータベースを、サードパーティーのアプリで開くものもなかなか見つかりませんので、このようなソフトウェアを利用するのも、方法の一つかもしれません。

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