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懐かしのプログラミング言語(その1)

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懐かしのプログラミング言語(その1)

人生半ばを過ぎでも暗中模索中のTKです。 さて、今回の題材は日本語ベーシックです。 日本語ベーシックと言えばぴゅー太です。 ほとんどの人が知らないと思いますが トミー(現:タカラトミー)の名機です。 ゲーム機なのに高価なため流通量が少なかったと思います。 ※グラフィック処理にたけていたようです。 書いている私も実はぴゅー太を持っていなくて 友達が持っていたのを触らしてもらった程度でした。 この日本語ベーシックは 一般的なBASICを日本語にしただけなので カケ X(PRINT X) Y ニイケ(GOTO Y) マワレ Z(FOR Z) 等のコマンドが日本語化しただけでした。 英語を知らない当時の私には斬新でした。 ただ、残念ながら簡単なプログラムを1本 作らせてもらったぐらいだったので 良し悪しを判断するにはいたりませんでした。 日本語ベーシックが繁栄しなかった原因は 日本語=変換処理が必要なので 作成効率が悪いのが原因ではないかと思っています。 音声認識が発達すれば、また日本語ベースのプログラミング言語や 次世代のぴゅー太が出現し、今度はスポットライトがあたるかもしれません。 次回は「不朽の名作COBOL」でお会いしましょう。

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データベースの成り立ち

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データベースの成り立ち

データベースという言葉は、非常に頻繁に聞く言葉です。 OracleやMySQLなど現在主流のデータベースはリレーショナルデータベースと呼ばれる種類のデータベースです。 コンピュータはプログラムがデータを扱う、という仕組みによって動作します。 データは業務のものや、機器を制御するためのデータ、様々なデータを対応するプログラムが扱います。 データはプログラムの内部にあっても良いのですが、プログラム外部にデータを保管することで、追加や変更、他のプログラムからの利用が簡単になります。 そのデータの置き場所がデータベースで、そもそもはデータの先頭から読み出していく順次的なものでした。これをシーケンシャルアクセスと呼びます。 データベースの成り立ちはコンピュータの記録装置の歴史を辿ることになり、ハードディスク、フロッピーディスク以前にオープンリールなどのテープ装置が使われていました。 テープ装置はテープ先頭からの順次の読み出しが基本で、他にプログラムからの制御によって早送り、巻き戻しを行います。 データの保存はデータの最後尾に追加するか、既存のデータの上書きになります。 テープから読み出されたデータはメモリに格納され、プログラムによる処理が行われます。 この方式では処理に時間がかかることと、メモリの制約を受ける範囲内でしかデータは扱えません。 ハードディスクがコンピュータに備えられるようになって、データは自由にどこからでもアクセスできるようになりました。ランダムアクセスと呼びます。 ランダムアクセスによってデータの読み書きの効率は非常に高くなり、ハードディスクによって大量のデータが保管できるようになりました。 そこでデータとデータの間を連結リストなどのアルゴリズムを利用してデータの並び順を作ることで、データベース内のデータを素早く探索できるような仕組みが出来上がりました。これはインデックス(索引)と呼ばれます。 必要なデータを読み出す際、一定の項目によって順番に並んでいる時、バラバラに配置されたデータをすべて読み出して見つけるのとは比較できないぐらいの高速になりえます。 データの探索が高速で効率良くできることによって、二つのデータベースを関連付けるなどの効率が実用的となり、現在一般的に利用されているリレーショナルデータベースが主流となっていきました。 SQLというデータ呼び出し言語が多くのリレーショナルデータベースに付属しています。 それまでは各プログラムがデータを読み出して抽出、加工していたものを、簡易な言語によってデータベース側で実行できるようになりました。 もともとはプログラム側でプログラミング言語によって書かれていたアルゴリズムが、SQLによって簡易に記述できるようになり、データベースを扱う複雑なプログラムが隠蔽されるようになりました。 これにデータの読み出し、書き出しの要求を逐次処理するためのトランザクションも組み込まれて、複数の呼び出しなどにも正確に対応します。 これら機能が集約することにより、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)は汎用性を持ち、各業務プログラムから独立してデータの読み込み、書き込みを担当するミドルウェアとして活用されています。

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「完全シャットダウン」をしよう

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「完全シャットダウン」をしよう

先日、Excel2013を起動したときのことです。 急に以下のようなメッセージが表示されました。 申し訳ございません。エラーが発生したため、Excelが正常に機能できなくなりました。 Excelを終了する必要があります。 今すぐ修復しますか? 「今すぐ修復」というボタンがあったので、とりあえず押してみたところ、 とくに何事もなく強制終了。。。 これ以降、ExcelやWordなどのOffice製品を起動させると、 必ず上記のメッセージが表示されて強制終了してしまうことに。。 これは一体、どういうこと? ということで、あれこれ調べてみたところ、 どうやらWindows8/8.1、Windows10などでこの症状が出るようです。 症状 PCを再起動しても、Office製品を起動させると、すぐに強制終了しまう 症状に陥ってしまいました。 よくよく見てみると、ExcelやWordを起動したとき、 ヘッダーに以下のような表記がされておりました。 "非商用目的" "ライセンスのない製品" 我が社では、もちろん正規に購入した製品を使っていますので、 これはつまり、何らかの影響でライセンス認証に失敗したということでしょう。 素直に再インストールすればいいかな、と思ったのですが、 ネットで調べてみると、それ以外の方法もあったので、紹介したいと思います。 対処方法 対処方法は 「完全シャットダウン」 です。 「完全シャットダウン」とは何ぞや? と思われる方も多いと思います。 Windows8/8.1やWindows10には「標準シャットダウン」と「完全シャットダウン」の 2種類のシャットダウン方法があります。 ・標準シャットダウン 高速でOSを起動するために、前回の動作情報を保持したまま、休止状態になる。 起動は速いが、誤った情報を保持しつづける場合もある。 ・完全シャットダウン 従来のOSのシャットダウン。完全に電源が切れる。 起動は遅い。 通常、Win8/8.1やWin10でシャットダウンする場合、デフォルト設定では 「標準シャットダウン」になっております。(そのおかげで起動時が速い) おそらく、今回のケースは、ライセンス認証に失敗したという情報を ず~っと保持し続けていたため、Office製品が起動できなかったのでしょう。 「標準シャットダウン」では、失敗したという情報がクリアされないようです。 逆に「完全シャットダウン」では、情報がクリアされるので、症状が改善する、というわけです。 というわけで、実際に「完全シャットダウン」を行ってみましょう。 完全シャットダウンの実行 デスクトップ画面で「Windows」キーと「I」キーを同時押しすると、 画面の右の方に「設定チャーム」が表示されます。 右下の「電源」アイコンをクリックし、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。 しばらくすると、「オプションの選択」 画面が表示されるので、 「PC の電源を切る」 をクリックします。 これで完全シャットダウン完了です。 再起動後 Office製品を起動させると、ヘッダーに表記されていた "非商用目的" "ライセンスのない製品" という文字も消え、無事に使えるようになりました。 この「完全シャットダウン」はデバイスが正常に認識されないときにも有効だそうです。 高速OS起動もいいですが、たまには「完全シャットダウン」を行ってみるのも 良いかも知れませんね。

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返しても返しきれない恩のある人を

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返しても返しきれない恩のある人を

こんにちは、田中弘です。 以前、大変尊敬する経営者の方から、返しても返しきれない恩のある人を3人作るようにと教えて頂きました。 もちろん、この言葉を教えて頂いた方は、その1人に入るのですが、今後あと2人出会う事になります。 もう出会っている可能性もありますし、新しく出会う人かもしれません。 今まで頂いた恩は全て返す気持ちではいますが、おそらくもう返せないかな~と思う人はやっぱりまだ1人だけです。 この先の人生、沢山の方に出会いますが、あと2人と必ず出会ってみたいと思います。 また、いつか僕もそう思って貰える側になれたら最高にカッコいいですね。 このブログをお読みの皆様も3人作ってみて下さい。 それでは、また会いましょう! 株式会社システムキューブもよろしく!

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IT資産の管理

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IT資産の管理

IT資産とは、コンピュータの機器や、ソフトウェア、保管されているデータ、記録メディアなどのことを指します。 コンピュータを業務に導入している限りは複数のIT資産を保有していることになります。 これを慎重に扱うかどうか、機器の盗難だけを対策していればいいか、少しのデータの持ち出しをも制限しなければいけないか、などそれら資産の管理体制というのは現場によって千差万別です。 ただ従業員の個人情報、連絡網や給与関係、これからはマイナンバーの管理を含めて、改ざん、破損、盗難にあわないように企業が管理すべきデータが増えています。 IT資産を漠然と把握しているだけでは、持ち出されてはいけない情報を、USBメモリなどに格納していつの間にか持ち出されているかもしれません。 また持ち出されてしまったことさえ気が付かないことになります。 IT資産管理ソフトウェアというものがあり、株式会社システムキューブではHitachi IT Operations Directorというものを利用しています。 これがDirectorの管理者画面です。現在一つのパソコンに新規のUSBハードディスクが接続されたことがわかります。 許可されたものだけを許可し、無許可のUSBメモリなどを接続させない、というセキュリティポリシーを適用すれば、不明なものの接続を抑止できます。 Winnyに相当するファイル交換など危険な使用禁止のソフトウェアが動作しているかどうかも一目で確認し、動作を抑止できます。 このようなことが管理画面から一括で操作することができます。 その他OSのバージョンアップは正当に行われているか、不正なアプリケーションを利用していないか、不正な操作をしていないかなどを簡単に管理することができます。 ここのパソコンについては、エージェントをインストールするだけで、この操作は一度ですみます。 あとはエージェントが個々のパソコンの状態を管理サーバーに送信するため、ユーザーは普段通りに何一つ意識せずに利用することができます。 どのような資産がどのパソコンに接続され、ソフトがインストールされているか。USBメモリなどの利用頻度はどのぐらいかなどはすぐに一覧で見ることができます。 資産管理という言葉を知って、何から手をつければ良いか、何をすべきかわからない管理者にとっても、一つずつステップアップして管理していくことができます。 全く管理されていない状態から、IT Operations Directorを導入するだけで、様々なIT資産管理を簡単に始めることができます。

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XAML勉強日記 2015/11/14

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XAML勉強日記 2015/11/14

つい先日、田中さんから「WPFってやったことある?」と聞かれ、 「やろうとしたけど、考え方が分からんくてあんまりやったことないです。」と回答したおもやんです。 WPFとは Windows Presentation Foundation https://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_Presentation_Foundation 今までのWindowsアプリケーションでは画面とコードががんじがらめになっているので、 Webアプリケーションみたいに画面とコードを分離しましょう!ということをやろう!って感じのものかなって思っています。 (テキストボックスに値を設定するのに「TextBox.Text = "設定値";」はナンセンスみたいな?) あとは最近のものなので、DirectXを使ってリッチに描画できますよ!とか 拡大縮小してもギザギザになりませんよ!とかいったことができたりもします。 これによって、DPI設定によって文字サイズが125%や150%になってもきれいに表示できます。(←個人的に重要) MVVM Model View ViewModel https://ja.wikipedia.org/wiki/Model_View_ViewModel 画面とコードを分離しましょうという考え方はいっぱいあるらしく、 そのうちの1つとしてModel View ViewModel(MVVM)パターンがあり、 WPFではMVVMパターンを利用しているようです。 画面と処理とを分けましょう!って言うのはすごく分かるのですが… ここで私がさっぱり分からんのが、Model、View、ViewModelに当たるものが何なのか?です。 View MVVMで色々ぐぐってみると、どうやらViewに当たるものはXAMLで書かれた画面っぽいです。 表示と入力だけを請け負う人でバインドされたViewModelの中身を表示するって感じでしょうか… バインドってのもよく分かっておりませんが… ModelとViewModel こちらはどうも明確に分かれているのか分かれていないのかさっぱりです。 ViewModelはデータが変更されたらViewに通知をしたりModelに入れるときのデータ検証を行ったりする人のようですが… ViewとModelの橋渡しをするイメージだと思うのですが、Modelとの区別ができておりませぬ… どっちでもええやんみたいなものも見つかったのですが… この辺りは自分の手を動かしてやってみないと分からないかもしれませんね。 まとめ MVVMでぐぐって調べた結果を残してみました。 さて、おもやんのXAML勉強日記は続くのか?続かないのか?たぶん、続かないでしょう。

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クラウドストレージの今後

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クラウドストレージの今後

Dropbox、OneDrive、Google Drive、iCloud Driveなど、クラウド上にデータを保管するクラウドストレージは複数のサービスから目的に合わせて様々なものが選べるようになりました。 無償でも5~20GBほど、有料プランであれば500GBや1TBを月額課金で選択できるものが多いです。 また写真だけであればGoogle Photosが写真だけであれば無制限にアップロードできるという単一の目的に合わせたサービスも始まっています。 写真無制限アップロードについてについてはFacebookがサービスを2012年ごろから始めています。 サイズは縮小されてしまいますが、ディスプレイで見る分には縮小前と遜色ない程度の縮小です。 Facebookの写真無制限アップロードはFacebookにユーザーを惹きつける方策としてとても有効なものでした。 それがきっかけとなってFacebookユーザーのアクティビティが増えることは、Facebookの事業展開にも有益なものになりました。 Google+もそれに続く形を取っていましたが、SNSであるGoogle+から写真ライブラリの機能を独立させたものがGoogle Photosになります。 写真アップロードは、近年スマートフォンでのみ写真を撮る方が増えましたし、その場合にとても有益で、スマートフォンの少ないストレージ容量から写真をアップロードして本体からは消してしまうことで、容量の圧迫から解放されます。 Dropboxもこれと同じように、複数のプラットフォームから写真をすべてDropboxにアップロードすることを促進しています。 写真や、動画、音楽などのメディアファイルはスマートフォンやパソコンでも一番に容量を必要とするものですので、これをクラウドに保存すれば追加ハードディスクなどの必要がなくなる他、インターネットアクセスができればどこからでも見られる利便性があります。 今後どうなるのか クラウドストレージの無償プランは今から多少の増減はあっても、あくまでユーザーを獲得するためのお試し程度の容量に設定されると思われます。 まずは利便性を理解してもらい、魅力を感じてもらうためのプランです。 利用者が増えることによって、企業もさらにデータセンターに投資を行って、有償プランはさらに増量されることになるでしょう。 一度クラウドストレージにファイルを預けると、それを再びローカルのハードディスクにダウンロードして使おうとは、よっぽどのことがなければならないです。 スマートフォンの写真などで容量を節約しているのであれば尚更のことです。 今は様子を見ておくのも選択肢の一つです。サービスの利用者が順調に増えれば、これからさらにコストパフォーマンスの良い有償プランが提示されるでしょう。 現在有償プランを契約しているとしても、今後同一価格での増量や、月額料金が安く改定されるなどの改善はあると考えられますので、必要性があれば様子見をせずに課金をしてみるのも良いのではと考えます。 クラウドストレージは企業にとってもユーザーの囲い込みがしやすい分野ですので、競争力を維持するためのサービスの発展や低価格化は望めます。

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Windows XPとWebサイトのセキュリティ

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Windows XPとWebサイトのセキュリティ

Windows XPがサポートを終了してから1年半を超え、さすがにもうユーザーはいないはず、と言いたいところですが、まだまだ様々な理由でご利用の方はいらっしゃいます。 Windows XPはセキュリティアップデートもない非常にリスクの高い状態が続いていますが、Webサイトのセキュリティを担うSSLの対応状況にも問題があり、クレジットカード情報などが暗号化されずにサイトに送信されてしまう危険性を持っています。 Windows XPで動作するInternet Explorerは開発時期が古く、対応していない機能がたくさんあり、今後も改良やアップデートされることはありません。 その未対応な機能の中で、SSL SNIにWindows XPが対応できていないことが大きな問題になります。 SSL SNIは一つのサーバーの中に複数のSSL証明書を持ち、同じサーバーで二つ以上のドメインでSSLを運用するための仕組みです。 Windows XP上で動作する最新のバージョンInternet Explorer 8やそれ以下のバージョンではSSL SNIを正しく認識できないため、危険なサイトとして判別してしまいます。 もちろんサーバー側の設定としては完全で、危険な状態でなくとも、Internet Explorer上ではその表示になってしまいます。 SSL SNIが正しく設定していてもアクセス先が危険と表示される以上、その他サポート継続中OSのユーザーに対して表示するページと、Windows XPユーザーのページを切り分けて表示する、あるいはWindows XPユーザーの非対応を表示するかの対応が必要になります。 本来httpsでセキュアな通信であるべきサイトが、httpの暗号化されていないページとして利用せざるを得ない状況は今後増えていくことになります。 SSLが設定されている場合は、ドメインのなりすましなども不可能になりますが、SSL SNIが利用できない以上、Windows XPに対してはなりすましが可能という状況が生まれます。 Webブラウザだけでも様々な機能が遅れをとり、またアップデート、サポート対象外となるWindowsXPからの早急な移行が必要です。

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ブログやサイトで画像を使用する際に注意すべき著作権のポイント

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ブログやサイトで画像を使用する際に注意すべき著作権のポイント

こんにちは。ふくしまです。 普段、ブログに投稿する際は、著作権などに少しでも不安があると面倒なので、私は自分で撮影した写真のみを載せてきたのですが、どうしても説明のために他から画像を引用したい時などあると思います。 そんな時の覚書として、著作権のおさらいも含めてまとめてみます。 著作権とは 著作権とは、写真や絵、音楽、小説などの著作物に対する権利です。 ここでは詳しい説明は省きますが、人が作ったものには権利があって、作った人以外が勝手に使っちゃいけないよ。と決まっているのです。 また、個人で制作、撮影したものであっても、法人の業務として作成したものであれば、基本的に法人が著作権を有することになります。 ネット上の画像の著作権 ネット上のブログやサイトに使用されている画像は、他人からでも容易にコピーが可能です。 その上、その画像を自分のブログに掲載したりといった行為も、容易にできてしまいます。 そのためネット上ではより一層、画像使用の際に著作権に注意する必要があるでしょう。 写真 写真の著作権は、その写真の撮影者が持つことになります。 撮影者がプロか素人かは関係ありません。たとえ個人のブログに掲載されている写真でも、無断でコピーし自分のサイトで使用するとこは許されません。 映画、テレビ、雑誌などの一部を撮影した写真 上では、写真の著作物は撮影者にあると書きました。 ですが映画、テレビ、雑誌など著作権はその著作者にあり、それらを撮影したとしても、著作権は元の作品の著作者にあるといえます。 イラスト イラストも写真と同様に描いた人や会社に著作権があります。 漫画やアニメなどのキャラクター 漫画やアニメの「キャラクター」を自分で描くいわゆる二次創作。たとえを自分で描いた物であっても、他に著作権のあるキャラクターであれば、許可なく掲載することは許されていません。 画像の使用が許される場合 著作権が自分に無いものでも、使用が許可される場合があります。 あくまで使用が許可されるだけであり、著作権が他者に移るわけではありません。 著作者が利用を許可した画像 ネット上には、フリー写真やフリー素材など、他者の使用を許可しているものがあります。 フリーと一口に言っても、どんな使用でも許される訳ではありません。 ほとんどの場合は、利用範囲が細かく規約で書かれています。使用の際には、配布元の規約を必ず読み、理解した上で使用します。 引用としての使用 公表されている著作物に限り、引用として画像を使用することができます。 これは報道、批判、研究などの目的上正当な範囲内での使用に限られます。具体的には、好きな漫画を紹介するために横に漫画の画像を載せたりといった場合です。 その際には、注意する点がいくつかあります。 ・引用画像が主であってはいけない。あくまで自分の著作物がメインであり、それを補う引用であること。 ・引用とわかるように明示的に配置すること。 ・引用の必然性があること。メインの著作物と無関係ではいけない。 ・引用元を明示すること。出典元だけでなく、著作者の表記が必要。 まとめ よくSNS等で、テレビ番組をカメラで撮影したものがアップされていたりしますが、厳密にはNGです。 あまりに数が多いので、わざわざ問題にはなりませんが、許可されているわけではありません。 同様に、アニメや漫画等の2次創作も著作者が許可している場合もありますが、多くはファン活動の一環として黙認されています。 個人で運用しているブログでは、グレーゾーンとして黙認されているようなことでも、 このブログの様に、会社の名前で出しているものには、特に気を付けて、グレーな行為は避けるべきだと思います。

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仮想化とは何か

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仮想化とは何か

最近IT関連で、仮想化という言葉、仮想マシン、仮想サーバなどという言葉をよく耳にするかもしれません。 仮想化技術により、一台のコンピュータは、その中に複数のコンピュータが存在するかのように振る舞います。 パソコンで例えるなら、一台のパソコンの中にWindows7とWindows8、Windows10をインストールした3つのパソコンが独立して存在しているように見え、それぞれを個別に操作しアプリなどを立ち上げることができるようになります。 主にサーバの世界で、規模の大きいコンピュータのなかに複数のサーバーが存在して、それぞれが個別の役割(複数のWebサーバ、DBサーバなど)を果たすように使われることが多いです。 仮想化の仕組み パソコンは大まかに切り分けると、機器、OS、アプリケーションの三つの層で動作しています。 機器はCPU、メモリ、ハードディスク、DVDドライブ、USBポート、電源など機械としてのコンピュータそのものです。 OSはアプリケーションの操作を受け取り、機器を認識し、電気的な信号を用いて制御し、応答を待ちます。 これらの機器がセットになったコンピュータをパソコンの上にソフトウェアで作り出したものが仮想機械、仮想マシンと呼ばれるものです。 仮想化はOSに仮想マシンを認識させ、機器を制御するための信号を仮想マシンが受け取り、仮想マシンが応答を返します。 OSから見れば、正しく認識でき、制御、応答してくるものがあれば、それを機器とみなし動作します。 仮想化ソフトウェアはCPUの演算、メモリの読み書き、ハードディスクの読み書きなどこれらの処理を、実機、物理的に存在するコンピュータに割り当てます。 仮想化ソフトウェアがハードディスクへの書き込みの処理を仮想マシンから受けた場合、実機のハードディスクへ書き込みが行われるまでにワンクッションを置くことになります。 その分、実機で直接動作するOSよりも動作の遅れが発生しますが、これを解消するためにハイパーバイザという技術も採用されています。 ハイパーバイザは仮想マシンが直接実機の機器へアクセスするための手法です。 仮想化のメリット 仮想化のメリットとしては、機器を複数台メンテナンスせず、複数のサーバを運用することができるようになることです。 Webサーバ1、Webサーバ2、DBサーバ、3台のサーバが同時に動作していないと正常に動作しないシステムがあるとします。 これら3台のうち、1台でも故障になれば動作しなくなるのであれば、3台の非常に堅牢なサーバーを用意するか、それぞれにバックアップのためのサーバを運用して6台を動作させ続けなければならないことになります。 実際はもっと複雑ですが、ここでは単純な考え方を使います。 ここに3台分の処理能力を持つ高性能なサーバを用意し、それぞれ3つのサーバを仮想化して動作させるとすれば、バックアップ機を用意するとしても、運用に必要なコストは3分の1になります。 機器購入の初期費用も、ある程度は高性能なサーバーになりますので高くなりますが、それでも3台分の費用と比べると格段に安価になります。 このような形でWebサーバーのホスティングなどを提供するVPSなども、専用サーバーと価格差を強調できるのでレンタルサーバー運営企業がユーザー向けに提供しています。 開発などでも仮想化は便利に利用され、開発環境ごとに別々の仮想マシンを利用すれば、再インストールの手間を省いて全く別の環境を同じパソコンの上に作り出すことができます。

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