システムおじさんのひとり言(最終回)

システムおじさんのひとり言(最終回)
安定のKTです。 さて、今回は「さよなら汎用機」です。 時代の流れは早く21世紀を迎えることには コンピュータ業界も劇的に変わってきました。 汎用機も時代の流れに乗っていけず 一般企業で続々サーバ機やUNIX機などに変わってきました。 私がサポートしていたお客様での汎用機のリプレース話が 出てきまして、価格的な問題でUNIX機に変わることになりました。 ある意味、恐竜時代の終焉のように感じてしまいました。 私の生きる道もなくなり氷河時代への突入です。 十数年間お付き合いしていろいろいじめられた汎用機がなくなっていく。 少し寂しく感じました。 いざ、汎用機が搬出される日に立会いを行いました。 慌ただしくケーブルが取り外され、でっかい機器が運び出され ぽっかりと空いた空間を眺めていると、 私の青春時代が終わってしまったような虚しさを少し感じました。 いろいろいじめられましたが、その分コンピュータの本質を勉強できたので 今では汎用機をサポートしていてよかったと思います。 なかなか出来ない経験もできましたし、 今でもシステムエンジニアの端くれとしてやっていけているのは 汎用機をサポートしていたことが大きいと思っています。 ということで、システムおじさんも時代の流れに逆らわず 一旦、小休止とさせて頂きます。 またお会いできる日に向けて新たな挑戦をしていきます。