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What’s a computer?

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What’s a computer?

今回は筆者個人的な体験を書いてみたいと思います。 12歳の子供がおり、受験も無事終えたことから中学生活を始めるにあたって何か欲しいものがないかという内容の話をしていました。 まだ多少早いかもしれませんが、パソコンなんかはどうか?と聞いたのですが、どうやらいらないという微妙な表情をしました。 ではiPadは?と聞くと、またもや微妙な顔をするのですが、話を聞いていくとiPadは欲しいけどそれをねだるのは身の丈に合わないので欲しいと言いにくいというニュアンスだということがわかりました。 それは一概に時代が変わったということではなく、彼個人の思いなのかもしれませんが、iPadのほうがパソコンより良いものと感じているようです。 いまのところコンピュータを使う用途が限定されていて、将来パソコンでレポートを書くことが必要になればまた意見も変わるのかもしれません。あるいはiPadにキーボードをつけることで十分なのかもしれないです。 若者のパソコン離れでキーボードの使い方のわからない人が増えているというようなお話もよく耳にして、まさにパソコン離れの現場にいると感じました。 パソコンよりスマートフォンやタブレットの方が直感的に身近で使いやすいものになってきているのだなと思います。 かつてパソコンよりも未熟なコンピュータとして認識していたスマートフォン、タブレットが身近さを利点として受け入れやすい次世代のコンピュータとして定着してきているなと感じるところです。 これからまた彼がパソコンのようなキーボード付きのコンピュータを欲するのか、それはいつかなどを見守っていきたいと思います。時代の流れをみるのに新しい視線をもらえたように思います。

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壊れないパソコンを手に入れたい

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壊れないパソコンを手に入れたい

壊れないパソコンが欲しい、これはパソコンを購入するときに購入者にとって切実な願いになると考えます。 特に業務利用しているパソコンが故障してしまうと作業が止まる、データが失われるなど業務に支障をきたします。 ただ最初に理解しておくこととして、壊れないパソコンはないということです。 必ずパソコンは壊れます、故障までの時間は予測できなく、あるメーカーでは何年は壊れない、頑丈であるというのは経験則に過ぎないのが現状です。 業務に支障をきたさないためには、稼働率をあげるという考え方がもっとも重要です。 稼働率は平均故障間隔と平均修理時間によって割り出されます。 平均故障間隔を公表してくれているメーカーがあれば良いですが、実際複数の部品からなるパソコンの平均故障間隔をメーカーが公表することはほとんどありません。 故障から故障までの平均修理時間を短くするにはどうするかというと、どういったサポート体制を受けるかということでずいぶん変わります。 業務用のパソコン、サーバーであれば直接メーカー修理員が24時間以内に訪問し修理する保守プランを持っていたりします。 こちらの方が平均修理時間の割り出しよりもわかりやすいです。修理時間が短ければ、稼働率は高い状態に保たれます。 サーバー機器ではそれぞれの部品単位で多重化することで、稼働率を上げる方法が取られます。 パソコン機器でも複数台で多重化することで、見かけ上の稼働率を上げることができます。一つのパソコンが故障が起こった場合業務が成り立たなくなる、という状態を、2台のうち1台が故障しなければ業務は続けられるという形をとれば、業務の停止時間は少なくすることができます。 パソコンは壊れるという前提で、壊れた場合の修復までの時間を短くすることで稼働率を上げるにはどうするかということがユーザーにとっての課題と考えます。

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インターネットの到達範囲の拡大

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インターネットの到達範囲の拡大

インターネットの到達範囲というとほとんど意識しないうちに驚くほど拡大されています。 かつてインターネットは米国の大学間の広域ネットワークからスタートし、大学の電算機室などで利用できるものでした。 そこから大手企業などへ拡大し、やがてISP(インターネットサービスプロバイダ)が誕生、家庭でもインターネットに接続できるようになりました。 そのとき、各家庭にモデム装置が設置され、電話回線を通じてISPとのやりとりをしていました。 そのため、電話回線の引き込み口から電話線を延長し、モデム装置に接続。モデム装置とパソコンはシリアルケーブルでの接続で、電話線の延長できる長さ、シリアルケーブルの延長できる長さがインターネットの到達範囲でした。 やがてADSLや光回線などに移行するようになり、またネットワーク機器が安価で手に入るようになったため、ADSLや光回線の末端装置からLANケーブルでルーターに接続し、LANケーブルの届く範囲が到達可能範囲に拡大しました。 そこからWi-Fiのワイヤレス通信が広まるまでは長くはかからず、配線なども不要でワイヤレスルータの電波の届く限りインターネットが利用できるようになりました。 家庭の中で拡大する間に、携帯電話が3G通信に移行し、ゆっくりでも屋外でインターネット通信が実用できるようになります。 2G通信では電話回線とモデムを利用していた頃と同じぐらいのスピードしか出なかったものが、3G通信ではそれ以上の通信速度が得られました。 LTEなど4G通信ではさらに高速化し、また到達可能範囲も携帯電話会社の整備投資によりかなりの広域になり、現在では携帯電話のアンテナが立つ範囲がインターネットの到達範囲です。 このようなネットワークインフラの拡大が様々なことを可能にしています。インターネットはパソコンデスクの周りから離れ、コミュニケーションや音声認識、IoTなど様々な分野で活用されています。

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スマホが使えてもパソコンが使えない人とは

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スマホが使えてもパソコンが使えない人とは

よくネットなどで「スマートフォンが使えてもパソコンが使えない若者が増えている」や「若者がパソコン離れを起こしている」という意見を見かけることがあります。 果たしてそれは真実なのかなと懐疑的だなと筆者は思っています。 スマートフォンはコミュニケーション能力を強化されたパーソナルコンピュータであると考えるからです。 スマートフォンがあるからパソコンが不要という層は、本来パソコンという道具がオーバーだった層です。そのような層にも十分コンピュータの能力が適応されるということは、スマートフォンの利点でしょう。 コンピュータはアプリケーションがなければただの箱です。機械とOSだけあっても何かの役に立つことはありません。 コンピュータが何らかの目的を達成するのはアプリケーションが必須です。それはスマホアプリにしても同様です。 スマホアプリがプリインストール、あるいはアプリストアなどからダウンロードされている限りは、スマートフォンはパーソナルコンピュータとして役立っていると考えます。 ではスマートフォンを業務に使うのかといえば、スマートフォンに向いた業務内容にはマッチすることだと思います。 例えばコミュニケーションです、LINEやChatworkのようなインスタントメッセージ。地図アプリ、カレンダー、タスクアプリ、これらも業務のために役立つものです。 生産性を高めるということで、キーボード、マウスのついたパソコンを使うことは主に事務作業にとって今後も重要になります。 例をあげれば、筆者はフォークリフトを使うことができませんが、業務で必要ならフォークリフトを使えるように技能を習得します。 手でパレットの上の荷物を持ち運び別のパレットに移すことは可能かもしれませんが、効率として業務の役には立ちません。 スマートフォンしか利用できなくとも業務に必要であればパソコンの利用を習得し利用することになるのは変わりがありません。 むしろスマートフォンによって、タッチパネルを用いたコンピュータに馴染みがある、あるいは抵抗がなければ、コンピュータが用いられなかった現場にも低いラーニングコストでコンピュータを導入することができると考えるのはいかがでしょうか。 これだけ多くのかたが日常的にインターネットに接続されたパーソナルコンピュータに触れていることは、パーソナルコンピュータ誕生以来もっとも盛んだと考えます。

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スマートフォンは戻れない変化

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スマートフォンは戻れない変化

スマートフォンは最新のパーソナルコンピュータとして広く普及しました。 ここからやはりパソコンのほうが便利だということで、スマートフォンが停滞、あるいは後退することはないでしょう。 今後Webなどはどんどんモバイルにシフトしていくことを中心として考えていく必要があります。 プロ用の機器としてのデスクトップパソコン、ノートパソコンは今後も消えることはありませんが、個人用途、まさにパーソナルという部分でスマートフォンがこれを代替する流れがやってきています。 そもそもパソコンがビジネスに取り入れられ普及したのが1990年代後半、それ以前で事業規模の小さい企業ではコンピュータが導入されていないところもありました。 20年の間にこれなしでは業務が不可能というぐらいに普及したものではありますが、それもまた時代の流れになります。 スマートフォン、タブレットなどはデータを巻き込んでハードディスクが故障するなどのパソコンにありがちなトラブルが少なく、業務用途であってもメンテナンス性の高さやコストの低さで、さらに広い分野で取り入れられて行くでしょう。 導入コストや運用コストの高いメインフレームと呼ばれるコンピュータがかつて業務用途のパソコンでした。 メインフレームの導入のためには専用の24時間エアコン付きの部屋の設備と、数千万円の費用、それを毎年運用するのに数百万円からの費用が必要です。 その代わりのもの、低コスト化を必要とされパソコンが普及した経緯から見ても、スマートフォン、タブレットの業務用途への導入は必然的のように感じます。 一般向けであれ業務向けであれ、物珍しさだけでなく、実用的にこれらの機器を利用して行く手段を考えておくことは無駄なことにはなりません。 一時は物珍しさでスマートフォンやタブレットが利用されるという時期がありましたが、すでにその段階を超えています。 企業にコンピュータが導入される、企業にパソコンが導入される、これらはどちらも戻れない変化です。 スマートフォンもまた戻れない変化の一つになるでしょう。 20年後あたりにまた戻れない変化が訪れるのではないかと筆者は想像しています。

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工場に残るPC-9801

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工場に残るPC-9801

PC-9801は80年代から90年代にかけてNECが販売していた独自規格のパソコンです。 当時日本の家電メーカーなどではそれぞれ独自規格のパソコンを開発販売しており、8bitのホビー用途のものが多い中、PC-9801はその中でも高級機、企業用として利用されていました。 PC/AT互換規格のパソコンが作られ始めてから、価格的に圧倒されシェアを失い、現在製造は終了しています。 このPC-9801は工場の現場に行くと現役で製造機器の制御用のコンピュータとして利用されています。 PC-9801シリーズのメーカー保守は2010年に全てを終了しているので、正規サポートを受けることができず、中古のPC-9801を利用するなどして自力の保守が続けられています。 製造機器は耐用年数というものが長く設けられており、4年で計算されるパソコンと比べればほとんどの機器は何倍もの年数が設定されています。 そのため機器のライフサイクル自体が全く別の物として設定されます。 30年以上前の、現在のパソコンなどとは比べられない低スペックなものなら、簡単に置き換えられるのではないかと思う気持ちが出てくるかもしれません。 多くの場合、機械の制御について、非常にデリケートなタイミング調整がPC-9801の実機に合わせてプログラミングされていることが多いです。 また接続端子なども現在としてはほとんど使われていないコネクタが採用されているなど、全く同じインターフェースを持つことだけでも大変です。 機器から送られてくるデータ、PC-9801側から機器に送るデータを途中で仲立ちしてすべて取る、ということも難しく、別のものに置き換える場合、機器の設計などから理解しなければいけないことが殆どです。 そのような製造機器の制御に別のライフサイクルの製品であるパソコンを利用するのはおかしいのではないかという考え方もあるかもしれませんが、そのためのパソコン相当の制御機器や表示装置、入力装置を新たに一から作るよりはよほど安価にできたというコスト面のお話にもなります。 パソコンなんか同じもの、というパソコンだけで完結する世界なら当たり前のことでも、こと機器の制御としては簡単な話ではありません。 ただ保守部品がどんどんと手に入りにくくなる現在、置き換えたいというニーズは高まるものと思われます。 それにどう対応していくかは、製造機器メーカーに頼るしかなく、旧来の機器やソフトウェアを扱えるエンジニアの減少など別の問題などとも複合されより複雑化しています。

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「完全シャットダウン」をしよう

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「完全シャットダウン」をしよう

先日、Excel2013を起動したときのことです。 急に以下のようなメッセージが表示されました。 申し訳ございません。エラーが発生したため、Excelが正常に機能できなくなりました。 Excelを終了する必要があります。 今すぐ修復しますか? 「今すぐ修復」というボタンがあったので、とりあえず押してみたところ、 とくに何事もなく強制終了。。。 これ以降、ExcelやWordなどのOffice製品を起動させると、 必ず上記のメッセージが表示されて強制終了してしまうことに。。 これは一体、どういうこと? ということで、あれこれ調べてみたところ、 どうやらWindows8/8.1、Windows10などでこの症状が出るようです。 症状 PCを再起動しても、Office製品を起動させると、すぐに強制終了しまう 症状に陥ってしまいました。 よくよく見てみると、ExcelやWordを起動したとき、 ヘッダーに以下のような表記がされておりました。 "非商用目的" "ライセンスのない製品" 我が社では、もちろん正規に購入した製品を使っていますので、 これはつまり、何らかの影響でライセンス認証に失敗したということでしょう。 素直に再インストールすればいいかな、と思ったのですが、 ネットで調べてみると、それ以外の方法もあったので、紹介したいと思います。 対処方法 対処方法は 「完全シャットダウン」 です。 「完全シャットダウン」とは何ぞや? と思われる方も多いと思います。 Windows8/8.1やWindows10には「標準シャットダウン」と「完全シャットダウン」の 2種類のシャットダウン方法があります。 ・標準シャットダウン 高速でOSを起動するために、前回の動作情報を保持したまま、休止状態になる。 起動は速いが、誤った情報を保持しつづける場合もある。 ・完全シャットダウン 従来のOSのシャットダウン。完全に電源が切れる。 起動は遅い。 通常、Win8/8.1やWin10でシャットダウンする場合、デフォルト設定では 「標準シャットダウン」になっております。(そのおかげで起動時が速い) おそらく、今回のケースは、ライセンス認証に失敗したという情報を ず~っと保持し続けていたため、Office製品が起動できなかったのでしょう。 「標準シャットダウン」では、失敗したという情報がクリアされないようです。 逆に「完全シャットダウン」では、情報がクリアされるので、症状が改善する、というわけです。 というわけで、実際に「完全シャットダウン」を行ってみましょう。 完全シャットダウンの実行 デスクトップ画面で「Windows」キーと「I」キーを同時押しすると、 画面の右の方に「設定チャーム」が表示されます。 右下の「電源」アイコンをクリックし、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。 しばらくすると、「オプションの選択」 画面が表示されるので、 「PC の電源を切る」 をクリックします。 これで完全シャットダウン完了です。 再起動後 Office製品を起動させると、ヘッダーに表記されていた "非商用目的" "ライセンスのない製品" という文字も消え、無事に使えるようになりました。 この「完全シャットダウン」はデバイスが正常に認識されないときにも有効だそうです。 高速OS起動もいいですが、たまには「完全シャットダウン」を行ってみるのも 良いかも知れませんね。

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パソコンと記録メディア

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パソコンと記録メディア

コンピュータに必ず必要なのは記録メディアです。 情報処理の勉強をしていれば外部記憶装置という名称で学びます、電源を切れば主記憶装置(メモリ)の内容が消えてしまうコンピュータでは欠かすことができないものです。 磁気テープ、フロッピーディスク、CD−RやDVD-R、ハードディスク、様々な用途で様々なメディアが利用されてきました。 磁気テープ 磁気テープ記録は、パソコンで音楽用カセットテープにライン入出力を利用してデータを書き込んでいる情景が、パソコン利用が長い人であれば古い記憶にあるかもしれません。 磁気テープはデータセンターのバックアップや、企業や政府機関などの大容量データのバックアップにも現役で利用されています。 製造技術の向上によりテープ一本で容量は数TBに登ります。 ロボットアームで必要なテープを取り出すテープライブラリというものもあり、調べてみると奥深いものがあります。 テープライブラリ(Wikipediaへのリンク) フロッピーディスク フロッピーディスクはパソコン内蔵ハードディスクが一般化する以前、どこにでもあるものでしたが、本当に消えてしまったメディアです。 保存アイコンのフロッピーディスクでさえ何をかたどっているのかわからなくなっていることに驚きます。 とにかく遅かったのと記録密度の低さです、1.4MBではWebの画像一つ記録できないのに驚きますが、かつてはOSまでもこの一枚に収めることができました。 ファームバンキングなどでは今でもフロッピーディスクは活用されているのかと思います 光学メディア CD-RやDVD−R、BD-REなどの光学記録メディアはハードディスクやフラッシュメモリが低価格化する中で需要や用途は減っているように感じます。 光学記録メディアの最大の欠点は書き込み時間の長さでしょう。 低速で回転するディスクに順次的に書き込みをする以上は仕方ないところですが、他のメディアとの差がつきすぎてしまったように思います。 大容量化したとはいえ一枚のメディアをフルに書き込みするために20分以上かかるのは頻繁に扱うにはあまりにも低速です。 また光学記録メディアは磁気によらない記録であるために長期間の保存に耐える、ということについても、あまり信頼しすぎるのは良くありません。 保存状態にもよりますが媒体の材質の劣化やコーティング剥離などによって、保管しているだけでも読み取り不能になるためです。 ハードディスク ハードディスクは容量あたりの単価が飛び抜けて安いので、これからも主流の記憶装置になります。 ディスクの破損やクラッシュは避けて通れない部分はデメリットではありますが、それを他のハードディスクでバックアップすることでも十分コストパフォーマンスが出ますので、当分の間主役の座を奪われることは無いでしょう。 信頼性ではSSDに遅れをとるようになりましたが、ハードディスクは運用によって元々高くない信頼性を補う体制が整えられていることが最も重要です。 壊れないハードディスクを作るのはおそらく不可能ですが、データを失わないための手段はいくつも用意されノウハウも蓄積されています。 フラッシュメモリ USBメモリやSDカード、SSD、などフラッシュメモリによる記録媒体が現在の花形と言えそうです。 USBメモリ、SDカードなどとSSDは信頼性に大きな差があります。 フラッシュメモリは元々書き込み回数による制限があり、劣化するとほぼ全てのデータが読み出しも不可能になります。 SSDはハードディスクと同等に利用できるように読み書き速度とともに信頼性を高めていますが、SDカードやUSBメモリは容量あたり単価を重視しています。 USBメモリやSDカードは個体差や使い方によりますが耐久性の限界を超えてしまうと書き込めないばかりか、内容が読み出せなくなりますので、これもまたバックアップがとても重要です。 USBメモリだけにしか保存していないデータはUSBメモリの劣化によって失われることを想定しておかなければなりません。 このトラブルはすぐに起こることではないので、思うほどリスクが周知されていないように感じます。 クラウド 今後注目されるのはクラウドです。 クラウド以前にもWebDAVなどインターネットを介した外部記憶がありましたが、とにかくレイテンシーが高く、記録するにも読み出すにも時間がかかりストレスだったことなどで全く普及しませんでした。 Dropboxはローカルにデータを置いた上で定期的にサーバーと同期するという方法で、レイテンシーの問題を意識させない方法でうまく解決しています。 またGoogle AppsやOffice Onlineのようにローカルにデータを置かず、クラウド上にあるデータを編集することによって記録というものをそもそも意識させないアプリケーションも増えてきました。 ネットワークの高速化と普及を考えると、生産性アップのためにはクラウド化が最終的な解決になるのだろうと想像します。 利用者の増加によってクラウドを構成するデータセンター群にはより多くの記録媒体が必要になり、それには冗長化された大量のハードディスクや、SSDが利用されていくことになります。 データセンター向けのハードディスクはパソコン向けのものとはグレードが違いますので、メーカーとしても価値の高いものに軸足を移すことができるようになるでしょう。 そもそもクラウドはハードディスク含めた機器障害によるダウンタイムの低減を求めたものですので、個別のパソコンへの保管よりも安全性も可用性も高まります。

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自分が死んだ後にハードディスクのファイルを削除しよう!

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自分が死んだ後にハードディスクのファイルを削除しよう!

毎日暑い日が続きますね。 熱中症で突然死、なんてニュースも目につきますので、 皆様、しっかりと水分を取って暑さ対策を行ってください。 とは言え、熱中症に限らず交通事故や事件に巻き込まれたりなど、 思いもかけず、突然命を落としてしまう危険性は誰にでも起こりえるもの。 もし自分が突然死んでしまったら、気になることはただひとつ。。。 そう、 ハードディスクの始末です! パソコンのハードディスクの中には、他人にはあまり見せたくない 大事なファイルやプライぺートなファイルが入っていることが多いようです。(自分調べ) そんなとき活躍してくれるのが、今回ご紹介するフリーソフト 「死後の世界」です。 このソフトは、指定日数後、もしくは最終起動から指定した期間以上PCが起動されなかったとき、 自動でパソコン内のファイルを削除してくれるという代物。 というわけで、ハードディスクの中身を見られたくない人は、 さっそくダウンロードページからソフトを入手し、導入してみましょう! ■インストール ↓こんなファイルがダウンロードされますので、ポチッと実行してみます。 インストールするフォルダを聞いてくるので、適当に設定してやります。 ↓のように指定したフォルダに展開されます。では、実行ファイルをクリックしてみましょう。 ■初期設定 初回起動時、ユーザーIDとパスワードの設定画面が表示されるので、さくっと設定します。 ユーザーIDとパスワードを設定すると、今度はスタートアップに登録するかを聞いてきます。 このソフトは常時起動してナンボの代物なので、大人しくスタートアップに登録しておきましょう。 さて、これでようやくソフトが起動します。 画面が立ち上がらないので、一瞬「おや?」と思いますが、 よくよく見てみると、↓のようにタスクトレイで縮こまっております。 タスクトレイのアイコンを右クリックして、「ログイン(L)」を選択してみましょう。 ■詳細設定 ログインすると、↓のような詳細設定画面が表示されます。 この画面で、削除したいファイルやフォルダの指定、削除実行時間の設定ができちゃうワケです。 見せられないプライベートなファイルをどんどん登録しちゃいましょう。 ちなみに、「拡張設定」ボタンをクリックすると、削除実行時に表示させる テキストメッセージの設定ができます。 遺言代わりにもなるので、思いを込めてメッセージを登録しましょう! と、そんなこんなで、ソフトの紹介をしてきましたが、 やましい大事なファイルを多く抱えている方は、もしものことを考えて導入してみては? ・・・まあ、このソフトが実行されないことが一番望ましいことですが。

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個人向けのコンピュータ

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個人向けのコンピュータ

スマートフォンは、中高生から高齢者まで、かなりの普及がみられます。 インターネットは、Webサイト、Webニュース、SNS、ソーシャルゲームまで、すべてのインフラになっています。 パソコンを自宅に持たない、スマートフォンのみの利用者は、光回線などの設備を持たず、携帯電話の通信ですべて賄う人が多くなってきました。 このような利用法の方が、今後自宅にパソコンを持って、光回線などを新たに契約するのかというと、そこまでする割合は小さくなっていくと筆者は考えます。 携帯のデータ通信で¥5000/月ほどする上に、あらたに光回線を契約するのは、あまりにも月額の利用料が高くなってしまいます。 現在スマートフォンで間に合っている多くの方は、わざわざパソコンを持たなくても、と考えているのではないでしょうか。 もちろん持ち帰りの仕事など、自宅でパソコンを使わなければならない人は、今後も一定の割合でいて、減ることはないと思います。 スマートフォンが置き換えるのは、あくまで個人向けのコンピュータです。 仕事にコンピュータを利用する、という考えは1950年代から延々と続く歴史を持っていて、個人向けのコンピュータより歴史は深いです。 汎用機と呼ばれる大型のコンピュータは、公共や企業の基幹業務用として変わりなく使われ続けるでしょうし、そこまでの設備を必要としない企業にとって、IAサーバー、ワークステーション、パソコン、そしてこれからクラウドは大きな役割を持ち続けるでしょう。 パソコン単体でも十分な能力を持つようになって、自宅のパソコンで仕事の続きができるようなワークスタイルは、成立してまだ20年も経っていません。 ただスマートフォンはインターネット、デジカメ、音楽、ゲームなどを主にする層をパソコンから引き離すだろうと考えます。 スマートフォン利用者でパソコンを持てば便利になるだろうけど、そこまでの投資に効果が見いだせない場合、スマートフォンに留まることを選ぶはずです。 おそらくこの流れは、変わることはないと筆者は考えています。 そういったユーザーをどう取り込んでいくのかが、今後のBtoCのビジネスにとって大きな課題でもありますし、大きな市場として見込まれるでしょう。 Flashを利用していたり、InternetExplorerで閲覧することを前提にしたWebサイトなど、まずパソコンありきでスマートフォンユーザーを置き去りにしたサービスなどは、前提からの見直しをしなければならなさそうです。

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