お知らせ

WindowsXPから移行について

  • パソコン関連

iPadの出荷台数が減少する訳

noimage

iPadの出荷台数が減少する訳

Appleが今年度第3四半期の決算を発表し、業績を発表するとともに、各製品の販売台数なども明らかにしました。 iPhone、Macは販売台数をのばす一方、iPadは前年度同期を、100万台あまり減らしています。 これはiPad自体に勢いがなくなった、という事ではなく、競合が多い、と考えられます。 どのようなものがiPadの競合として登場しているのでしょうか。 格安ノートパソコンが相次いで登場 Chromebook 日本ではようやく発売が決定された、GoogleのChrome OS搭載のChromebookは$300~500を価格の中心に据えた、格安のノートパソコンです。 米国ではシェアが急増しており、前年度比の伸び率も非常に高いです。 Googleが開発したLinuxベースのChromeOSが搭載されており、基本的にすべてのアプリをブラウザのChromeで利用するといったものです。 GoogleはChromeOSをGoogle AppsなどGoogleサービスの利用拡大に繋げたい意図がありますので、OSのライセンス料金は無償か僅かでしょう。 Chromebookは米国ではWindowsXP乗り換え需要にもうまく乗る事ができ、企業などへの大量導入も行われています。 Google Appsでオフィスワークがある程度完結できるようになれば、$800~$1000ドルのMS Office付きのWindowsパソコンのシェアを切り崩し、Officeも事実上の標準の立場を後退させる事になります。 事実Chromebookでパソコンで行いたい事はほとんどできてしまう方もいますので、そういった方はWindowsの必要性を今後感じなくなるでしょう。 Windows8.1 for Bing これに対抗するようにマイクロソフトもWindows 8.1 for Bingというライセンス料金0のWindows搭載パソコンの出荷をはじめています。 これはInternet Explorerの標準検索エンジンをマイクロソフトの提供するBingに設定している(変更可)という部分以外は、ごく普通のWindows8.1を搭載しています。 ですので、旧来のWindowsアプリケーションや、Windows Storeアプリケーションはそのまま使う事ができます。 Windowsパソコンが、Chromebookでシェアを落とさない為の対抗策として作られたものでしょう。 Windows8の評判が芳しくない事と、Chromebookの登場、そしてタブレットの台頭のタイミングが重なったことで、存在感を失ってしまわない為の施策と考えられます。 Windowsであれば、以前に購入したソフトや周辺機器など、過去の資産を活用できるユーザーのメリットがあります。 Chromebookやタブレットであれば、一からソフトや周辺機器をそろえる必要があり、価格は安くても、ある程度の追加出費は避けられません。 iPadはハイエンドのタブレット 本来、ノートパソコンとタブレットは、競合にならないものだと筆者は考えています。 ただ今のところ、価格帯や用途として重なる部分が多い為、安価なノートパソコンとタブレットがモバイル機として分類され、その中での選択になるのでしょう。 iPadはタブレットの中ではあくまでハイエンドのもので、価格としてもタブレットの中では高価な側に入ります。 iPad Airなら$500~$900ドルの価格帯の製品ですので、前述の格安ノートパソコンであれば、二台購入できる位のものです。 Appleは廉価版でシェアを稼ぐという戦略をとらないので、今後もこの価格帯は維持されるでしょう。ハードの利益を低下させる戦略を当面Appleはとるつもりはなさそうです。 Androidタブレットなら$300前後、Windowsタブレットであれば$400~500が中心の価格帯になります。 ハイエンドのものを誰もが選ぶという事は、ほとんど前例がありません。一過性のブームが過ぎ去れば、やはりエントリークラス移行の製品がもっとも販売ボリュームが大きいのが通常です。 パソコンが汎用品となりローエンド製品がシェアのほとんどを占め、利益率が低下した事で、かつて大きな核であったパソコン事業から撤退したIBMの例があります。 現在タブレット業界をリードするAppleはこのIBMと業務提携し、企業向けの販路を拡大していくという報道がありました。 iPadはタブレットとしては高価でありながら、品質とラインナップをApple自身でコントロールする事を最大の強みにしています。 格安の汎用品とならず高い利益率を出し続ける製品として、今後も様々な試みが行われるものと考えます。

  • パソコン関連

クラウドの顧客囲い込み

noimage

クラウドの顧客囲い込み

クラウドコンピューティングは、序盤の戦いがかなり激しくなり、各社ともシェアの確保にサービスをより安価で、より多く使えるように内容を拡充させています。 クラウドでの顧客の囲い込みが、今後のIT業界の趨勢を決すると言っても過言ではありません。 クラウドで繰り広げられる競争 現在、クラウドストレージの容量争いが激しく展開されています。 クラウドストレージはオンラインでどこでも利用できるハードディスクのようなものです。 サーバー上の単一のハードディスクに保存されているのではなく、複数のハードディスクをまたがったイメージとして保存されていますので、ハードディスクのクラッシュによりすべてのデータが失われるという危険性はほとんど考える必要がありません。 またオンライン上のものですが、サーバーとの通信は暗号化されている為に、セキュリティについても大きな心配はありません。 GoogleのGoogle Drive、マイクロソフトのOne Drive、Dropbox、BOXなど、大手が無償の保存領域を拡張し、有料プランでは最大無制限など、さまざまな形でサービスを大きくしています。 クラウドストレージがここまで取り上げられるのは、本体に大きな保存領域を持たないスマートフォンやタブレットでファイルを扱うのに最適であり、デスクトップのコンピュータと即時的にファイルを共有できるメリットがあるからです。 クラウドストレージも10GB以上が無料で使えるものが増えてきたため、いちどこれらをパソコンとスマートフォンなどとの連携に用いると、よほど大きな理由がなければ乗り換えることを考えるユーザーは少ないと考えられます。 マイクロソフトのOne Driveは無料で15GB、ビジネス向け有料で1TBの容量が¥210/月で提供されます GoogleのGoogle Driveは15GBが無料、ビジネス向け有料が無制限で¥1,200/月です。 Dropboxは無償2GBで、ビジネス向けが¥1,500/月で無制限利用が可能です。 BOXは無料が10GB、ビジネス向けが¥1,800円/月で無制限となっています。 無制限プランはここ数ヶ月で多くのクラウドストレージが提供を始めるようになりました。 それぞれの思惑 マイクロソフトのOne DriveはWindowsとOfficeとの統合でもっとも効果を発揮し、現在のWindowsユーザーがマイクロソフトのソフトウェアから離れないようにする思惑があります。 GoogleはGoogleが提供する有償のサービス、Google Appsへのユーザーの誘導と、AndroidやChromeBookなどのGoogleのサービスに、より統合された一貫性を提供するものです。 Dropboxはクラウドストレージとしては老舗であり、現在様々な企業買収をすすめ、クラウドストレージから様々なサービスを展開していく思惑がみられます。 BOXは当初からビジネス向けのクラウドストレージとして開始し、現在様々なエンタープライズ向けのクラウドサービスとの連携をすすめ、連携先とタッグを組んでユーザーを獲得していく動きが活発です。 クラウドストレージは現在誰もが利用する訳ではなく、十数ギガのデータであれば、丸のまま移してしまう事もまだまだ不可能ではありません。 現在はオンラインで動作するアプリケーションやサービスを拡張するより、比較的に安価に拡張できるディスク容量で競争をしています。 これからオンラインのサービスやアプリケーションがより高機能になり、誰もが使えるようになる事で、それらのユーザーはそのサービスに囲い込まれていく事になりそうです。 オンラインのサービスなどは、同等のものを後発他社が提供するのは難しいので、ディスク容量よりはもっと替えがきかないものになるでしょう。 現在はパソコンだけ、社内ネットワークだけで共有されていたアプリケーションや情報を、オンラインでブラウザ経由で実行できるようにするサービスがどんどん増えています。 スマートフォンやタブレット、ChromeBookのような安価なパソコンの利用が拡大する時流の中、利用者は急速に増えてきています。 各サービス提供社は利用者にフィットした充実したサービスを提供する事で、ユーザーはパソコンの機械そのものよりも、クラウド上のサービスに料金を支払うよう方向にシフトしていく事になりそうです。

  • パソコン関連

Surface Pro 3到着

noimage

Surface Pro 3到着

Surface Pro 3が2014年7月17日、日本での発売となりましたが、社内用に予約していた一台が当日に到着しました。 第一印象としては、高級感。Windowsモバイル型パソコンの中でもフォルムと質感で抜きん出ているのではないかと思います。 Surface Pro 2と比べて、ディスプレイも大型化しつつ、16:9の横長サイズから4:3のより実用的な比率になった事と、2160x1440ピクセルの精彩さが特に目を引きます。 厚みもとても薄く作られており、持ちやすく手に持って重い印象はありません。 タイプカバーも二段階の角度をつかる事ができるようになり、支障なくタイピングできます。 角度をつける事により、ノートパソコンよりもデスクトップパソコンよりの操作感を得る事ができます。 併せて持つ事で一式のノートパソコンとして不足を感じる部分はありません。 仕様、拡張性など 今回、SSDの容量が最大の512GBモデルを選択しました。 セットアップ完了時で449GB中22.3GBが予め利用されている状態です。OfficeはHome&Business2013がプリインストールされています。 電源の投入からMicrosoftアカウントを作成し、Officeが利用可能となるまで30分程度です。 CPUはCore i7-4650U 1.7GHzが搭載されており、2コア4スレッド。GPUはCPU内蔵のHD Graphics 5000が利用されています。 デバイスの一覧によればSSDはSAMSUNG製のMZMTE512HMHPが内蔵されています。 USBポートは1つだけですが、タイプカバーは独自端子の接続です。またBluetoothで無線接続もできます。 タイプカバーのタッチパッドもマルチタッチ対応で、二本指のスクロールや拡大縮小のジェスチャも使えますので、しばらく使う限りはマウスの必要もあまり感じられません。 MicroSDカードは背面キックスタンドに隠れるように配置されています。 36W電源ケーブルにはスマートフォンなどの充電専用のUSBポートが用意されており、スマートフォン充電時にUSBポートを塞いでしまう必要はありません。 大きさなどの比較 MacBook Pro13インチとSurface Pro 3の大きさの比較です。 画面サイズは1インチの差しかありませんので面積としては少し小さいかなという位の差です。 持ち運ぶカバンのサイズとしては同じ位になりそうです。 厚みはSurface Pro 3がMacBook Proの半分より少し厚いぐらいでしょう。 第3世代iPadと並べた場合、厚みはほぼ同じです。 最新のCore i7とSSDなどを搭載したモバイルパソコンで、旧型とはいえiPadと同じ厚みにする為には、設計などに大きく力を注いでいる感があります。 発表の際はMacBook Air11インチよりも軽いということをアピールしていましたが、MacBookと比較する場合、性能的にはMacBook Proを競合とするものです。 内蔵SSDが256GBのもので比較をすると ・Surface Pro 3 ディスプレイ解像度2160x1440(216ppi) CPU Core i5 メモリ8GB ¥150,984+タイプカバー¥14,018 1.09Kg(タイプカバー込み)   ・MacBook Pro 13インチ ディスプレイ解像度 2560x1600(227ppi) CPU Core i5 メモリ8GB ¥147,800 1.57Kg   モバイルPCとして大きく似通った製品である事がわかります。 Surface Pro 3はMS Office 2013がインストールされている事が大きな価格的メリットとなります。 Surfaceはタブレットとしての性格を重視せず、ビジネス向けのモバイルPCとして十分先頭に立てる価格と性能を備えるようになったように感じています。

  • パソコン関連

iPhoneはiCloudバックアップの利用がおすすめ

noimage

iPhoneはiCloudバックアップの利用がおすすめ

iPhoneを使っている方で、iCloudバックアップを利用されていない方は、結構な割合でいらっしゃいます。 iPhoneの設定や、データなどを自動的にバックアップしてくれるもので、大変便利な機能ですが、存在自体がまだまだメジャーではないのと、自宅にWi-Fi環境がないなど、様々な要因もあります。 基本無料で使えるiCloudバックアップですが、これを使えば、いざという時の故障の際、データの多くを取り戻す事ができますので、ぜひともお勧めします。 iCloudバックアップが開始する条件 ・電源ケーブルに繋がれて充電している事 ・ロックされている事 ・Wi-Fiの接続がある事 です。iPhoneは単独で通信の機能を持っているので、Wi-Fiを設定されていない方も多くいらっしゃると思いますが、2000円台の簡単なものでもWi-Fi 機器があればWi-Fi接続ができるようになりますので、導入をお勧めします。 充電は毎日されると思いますので、その間にバックアップが自動的に作成されます。 iCloudバックアップが保存するもの ・カメラロールの写真、ビデオ ・iMessage、SMSやMMSなどのメッセージデータ ・Wi-Fi設定などの本体設定 ・音楽、アプリ、電子書籍、ビデオの購入履歴 ・アプリ内の保存データ ・アプリアイコンの配置 ・着信音 です。ブックマーク、アドレス帳やカレンダー、メール、メモなどはiCloudを設定しておけば、バックアップとは別にiCloudに保存されています。 カメラロールの内容が大きすぎると、無料で利用できる5GBを超えてしまいますが、これはパソコンにバックアップをとっておくか、不要な写真などを消しておけば問題ありません。 アプリなどはサイズが大きなものがありますが、購入履歴から自動的に再インストールされるので、内部に保存されたデータのみiCloudにバックアップされますので、容量を消費しません。 筆者として嬉しいのはメッセージデータをそのまま復元できるところでしょうか。 かつて日本製の携帯では、メールなどは旧機種から移行できないものが多かったので、今までの履歴が保存され引き継ぎができるのは便利だと思いました。 iCloudバックアップが保存してくれないもの ・音楽ライブラリ ・各パスワード 音楽ライブラリは、iTunesから購入した場合は、再度ダウンロードする事で復元できます。 CDから取り込んだものは、再度パソコンと同期する必要があります。 パスワードは安全性などをふまえて保存されないのでしょう。 Facebookのアカウントなどは、再度パスワードを入力する必要があります。 パスワード込みですべてバックアップするにはiTunesで暗号化してバックアップすれば、保存されます。 iCloudバックアップの使い方 iPhoneの設定から、iCloud、ストレージとバックアップ、iCloudバックアップをONにする事でその後自動的に動作します。 これらは予めiCloudのアカウントを作成しておく事が必要です。アカウントの作成は設定のiCloudから行う事ができます。 上記条件を満たしている場合、今すぐにバックアップを作成を押せば、バックアップが開始されます。 初回のバックアップは長く時間がかかりますので、持ち出さない夜間などに開始すると良さそうです。 一度バックアップすれば、その後は変更のあった部分や、追加された部分のみバックアップが追加されます。     

  • パソコン関連

64bit版WindowsでEXCELからmdbファイルを開けない

noimage

64bit版WindowsでEXCELからmdbファイルを開けない

先日、EXCELで作成されていたアプリケーションがあり、Access2003までで使われていたmdb形式ファイルにアクセスする部分で異常終了するという状況が起こりました。 エラーコードは0x80004005だったと記憶していますが、エラーコードで調べてもすぐに情報が出てきません。 それまでは動作していたし、他の環境でも動作は確認されているという事で、なぜトラブルに至ったかのきり分けが必要でした。 VBAをステップ実行し、エラー箇所を特定したところ、 mdbをオープンするするところで Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0 となっている接続文字列に行き当たりました。 そのエラーの出るWindows7は64bitバージョンですので、おそらくライブラリ参照の不整合か、あるいはなくなってしまったライブラリである事が想像されました。 Provider=Microsoft.ACE.OLEDB.12.0 と接続文字列を変更するとこのエラーは消え、正常に動作するようになりました。それ以外の部分も正常に動作しています。 Windows7は32bitと64bitでは完全に互換性のない部分があり、64bitで再構築する際に、ある程度古くなってしまったライブラリなどは64bit化していません。 今回のJet.OLEDB.4.0もその一つです。 すべてがそうではないのですが、一部そういった互換性の問題に当たると、原因を突き止めるまでに時間がかかり困る事があります。 そういった部分では、32bitのWindows7と32bitのOfficeを選んでおく方が、互換性という点では64bitバージョンに勝ると言えます。 将来的にWindows8以降でそのライブラリが存続するかは不明ですので、ある程度古くサポートをやめてしまったライブラリへの参照は今のうちに見直しておく必要がありそうです。

  • パソコン関連

WWDC2014の発表について感じた事

noimage

WWDC2014の発表について感じた事

2014年Apple社のWWDC(全世界開発者カンファレンス)が6/3日本時間深夜に開始され、恒例のキーノートスピーチが行われました。 かつてスティーブ・ジョブズ氏がiPhone3Gを発表するなど、今後のAppleの経営方針や、新製品の発表などで注目を集めるイベントです。 今回はiOS8やMac OS X YosemiteなどOSやソフトウェアの更新についての発表がほとんどでした。 また即日公開されるものはなく、秋頃のリリースと公表されたのみです。 新製品は別の機会に 近年WWDCではソフトウェア部分の発表に留まる事は多くなってきており、イベント名が開発者カンファレンスですから方向性としては正しいものの、大舞台での新製品iPhoneの登場を望む人は多くいますし、肩すかしの印象を受ける事もあります。 2013年のWWDCも同様にiPhoneについてはiOS7の発表に留まり、ハードについてはハイエンドのMac Proなどが発表されたに留まりました。 iPhone6と思われる新型はiOS8と次期を同じくして、今秋の発表となるのではないでしょうか。今回は現状のiOSデバイスについて更新される機能のみを公表したものでしょう。 新型のiPhoneが独自に持つハード的な新機能については、新機種の発表会までは公表せずサプライズ的に発表されますので、iOSにはまだまだ未公表の新機能があるだろうと考えています。 iPhone5sに搭載されたTouchIDなどは、2013年のWWDCでは存在しないかのように扱われていました。 Appleはハードウェアの会社なので、新しいiPhoneをはじめとしたハードウェアを売り込む為の様々な魅力は当面隠されたままでしょう。 オーディオメーカーBeatsの大型買収や、健康管理のHealthや家電操作のHomeKitについては、今後のハードウェアの新規発表に何かしらの形でつながりそうです。 MacについてはiOSとの電話やメッセージ、ファイル共有の機能統合が進められ、MacとiOS機器とのエコシステムの強化が図られた印象です。 開発者を呼び戻すことが最大のメッセージ 今回iOSはアプリの連携、通知センターヴィジェットの追加、サードパーティ製ソフトウェアキーボード、TouchID(指紋認証)のアプリへの解放など、様々な開発者向けの発表がありました。 これだけでもAndroidでしか機能的に実現できない事を理由に開発されなかったアプリをiPhoneに呼び込む事ができます。 今回の発表のなかでも大きなものはSWIFTという新しい開発言語の発表です。 iPhoneは現在まで実質Objective-Cというメジャーではなく、幾分文法の古いプログラミング言語でしか開発が不可能でした。 このSWIFTは独自の規格ですが、現代的なプログラミング言語の要素を持ち、可能な限りシンプルで素早い開発が可能なものです。 このSWIFTの開発は、今回の発表の中でも最大の開発要員と期間をつぎ込まれたものだろうと思われます。 これらはiOSやMac向けアプリに開発者を呼び戻す為のApple社の戦略でしょう。 アプリストアの売り上げは利益としては十分出ていますが、アプリ内課金や、iPhone、Android両対応の商業的な大規模プロジェクトのものしかユーザーに利用されなくなっています。 アプリはiPhoneのユーザーが少なかった頃は、アイデアさえあれば個人でも世界中のユーザーの注目を集める事ができ、マネタイズのできる画期的な仕組みでした。 しかし個人のアイデア一つのものよりも、LINEや、無料提供の作り込まれたゲームなどプラットフォーム的なものを企業がお金をかけて作成し、アプリ内での課金を行う事で収益を上げるモデルがアプリの売り上げの大きな割合を占めるようになりました。 スマートフォンアプリがある意味マスメディアのようになってしまい、かえって多様性がなくなってきた現在、この開発者向けの機能強化がよりiPhoneやiPadの魅力を強化させるための戦略として打ち出されたのでしょう。

  • パソコン関連

WindowsXPから移行について

noimage

WindowsXPから移行について

WindowsXPのサポートも完全に終了し、現在のところ目立った形での大規模なセキュリティ攻撃は無いように見えます。 ただゼロデイ攻撃はその名の通り前置きなく行われるもので、強力なゼロデイ攻撃が行われるのがいつになるのか、それは今日であるか、明日であるかはわかりません。 何度かブログでも書きましたが、現在使用中の場合、速やかに新しいOSへの移行を検討してください。 移行先のWindows WindowsXPからの移行先に選ぶWindowsは何がいいでしょうか。手堅いところではWindows7を選ばれる事が多いでしょう。 Windows8は出始めの評判の悪さを引きずって、WindowsVistaのように避けられる傾向がありますが、Windows8.1になってそこまで使いづらいものではないと筆者は感じています。 それぞれのメリットデメリットで大きく感じるものを書き出してみます。 Windows7のメリット ・今現在もっとも出荷数が多く枯れているので不具合が少ない ・WindowsXPからの見た目の変更点が少ないため、学習コストが少ない Windows7のデメリット ・利用を始めるまでアップデートに数時間を必要とする ・おそらく今後サービスパックによる更新は提供されない Windows8.1のメリット ・比較的古いパソコンでもWindows7より軽快に動作する ・アップデートがまだまだ少ないので使い始めるまでの時間がわずか。WindowsDefenderであればアンチウィルスソフトも統合されている Windows8.1のデメリット ・スタートボタン周りの利用方法が大きく変わる。エクスプローラーの見た目も変わるため、学習コストがかかる ・企業向けモデルで導入済みモデルはまだまだ少ない Windows7は2020年、Windows8.1は2023年までのサポートがあります。 移行方法 USBポータブルハードディスクを利用して、Windows転送ツールを使用する事がもっとも簡単で高速な方法でしょう。 Windows転送ツールを使ってみました https://www.sys-cube.co.jp/2506 上記記事でも紹介しています。 Windows転送ツールはMicrosoftの公式ツールで、OutlookExpressのメールデータをLiveメールに移行したり、ユーザーファイル、一部アプリケーションの設定なども移行する事ができます。 公式ツールだけあって確実です。USBポータブルハードディスクをお勧めするのは容量が大きく高速で別途電源が必要ありません。 ネットワーク経由なども転送可能ですが、かなり時間がかかります。 マイドキュメントやビデオ、音楽などは自動的にすべて転送されますので、容量が大きければそれだけ時間がかかります。メールなども過去のメールが添付ファイル込みで多く溜まっていると想像以上に容量が大きくなってます。 古いパソコンの能力にもよりますが、経験上1GBで20分程度はかかります。 必要なソフトなどは移行先に予めインストールしておけば、同じ設定でそのまま使えるものもあります。 メールとファイルだけの単純な移行 メール、デスクトップ上のファイル、マイドキュメント、お気に入りだけを移行したい場合は移行ツールよりも簡単に移行する方法があります。 1.C:¥Doucumets and Settings内のユーザーフォルダを開き、デスクトップ、お気に入り、マイドキュメント、を外付けハードディスクにコピーします。 2.OutlookExpressを起動し、アカウントをiaf形式でエクスポート。アドレス帳をWAB形式でエクスポート。 3.メールメッセージはオプションからメンテナンスタブ、保存フォルダボタンを押し、そのフォルダ名をコピーして、エクスプローラーのアドレスバーに貼付けます。受信トレイなど複数のファイルをすべて、外付けハードディスクの空のフォルダにコピーします。 4.Document and Settings内からコピーしたものは、新しいパソコンのc:¥user¥ユーザー名の中のそれぞれのフォルダにコピーします。 5.Liveメールを起動し、アカウント、アドレス帳、メールメッセージをインポートします。 http://azby.fmworld.net/support/ikou/mail/outlookexpress/windowslivemail/ 上記URLがメール移行の参考になります。 共有の移行 他のパソコンに対して共有フォルダを設定してある場合、作業は難しくなります。 スタートボタンからマイコンピュータを右クリックし、プロパティからシステムのプロパティ画面を表示し、コンピュータ名たぶからフルコンピュータ名をコピーします。 エクスプローラーのアドレスバーに¥¥フルコンピュータ名と入力すると、他のパソコンから見えている共有が表示されます。 新しいパソコンでも、同じコンピュータ名と共有名があれば、他のパソコンから同じショートカットやネットワークドライブで共有をみる事ができます。 この共有フォルダがどこに設定されているかは、コンピュータの管理から共有フォルダで調べる事ができます。 http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/003001.htm 上記URLが参考になります。 現在PC間で共有を開く際にパスワードを入力しない方法であっても、Windows7は標準でパスワードを求める仕様になっています。 セキュリティとしてみれば弱くなり、運用方法を変更すべき点ではありますが、共有の際にパスワードの認証なしにすると現在の運用を変えずに共有を使う事ができます。 コントロールパネルからネットワークと共有センターを選び、共有の詳細設定から、パスワード保護の共有を有効にするを無効にするに変更することでパスワード無しでの共有が可能になります。 移行の注意点 移行元がOfficeのOutlookを利用している場合は、そのままOffice付属のOutlookへ移行するのがもっとも簡単です。Outlook形式のエクスポートデータはLiveメールなどでは利用できません。 CSVを利用してLiveメールにアドレス帳をインポートする場合は、文字コードをUTF8にする必要があります。ほとんどのWindowsのメールアプリはシフトJIS形式でエクスポートしますので、メモ帳を利用して文字コードをUTF8に変更して保存します。 またOfficeファイルがLiveメールで添付されているものを直接開けず「メモリまたはディスクの空き容量が不足しています」というメッセージが出る場合があります。 これはOfficeの保護ビューという機能が有効になっていて、インターネットからダウンロードしたファイルがWindowsに影響を与えない形で開く機能が、メッセージの内容は明らかにおかしい為、バグなのかも知れません。 Officeアプリそれぞれのオプション、セキュリティセンターから保護ビューのチェックを外します。 これでマクロウィルスなどには無防備になってしまう事はご理解のうえで参考にしていただければと思います。

  • パソコン関連

クラウド、使えるか使えないか

noimage

クラウド、使えるか使えないか

パソコンをビジネスの現場で使う事は、ごくありふれた事になりました。 コンピュータは銀行や政府機関、大企業の業務システムとして1960年代から既に利用されていましたが、一般企業のオフィスで見かけるようになったのは1990年代の後半からです。 パソコンは80年代から一般家庭向けにも存在しましたが、当時は仕事にはつかえない、とほとんどの方が判断したため、オフィスで頻繁に見かける事はありませんでした。 この区切りはどこにあったのでしょうか。 そしてクラウドが使える、という区切りはどこにあるのでしょうか。 仕事につかえるパソコンとは パソコンが仕事につかえるようになった流れの中で、32ビットのパソコンが登場は、大きな節目となりました。 インテルが80386という32bitのプロセッサをリリースし、それを搭載したIBMのパソコンPS/2が現在まで続くWindows搭載パソコンの源流となりました。 いまでもキーボードなどのPS/2端子といった言葉に名残があり、日本ではDOS/Vなどと呼ばれた事もあります。 それまでの業務コンピュータと、16bit以前のパソコンの間には、価格も大きな差がありましたが、性能的にも大きな差があり、大きなデータが扱えない、高速な処理ができないなど、様々な壁がありました。 16bit以前のパソコンであれば、ワープロもライン出力のプリンタを使うもので、現在のようにグラフィックスや写真を文書内で取り扱う事もできませんでした。 伝票などを打ち出す用途などには利用できましたが、あまり多くの用途には対応できないもので、それを数十から数百万円かけて購入するのであれば、手書きの方がよい、という判断も妥当な時代です。 32bitの時代になり、IBMのPS/2がスタンダードな規格として普及し始めて数年後、1995年に32bitのWindows95がリリースされ、ワープロ、表計算など能力が向上しパソコンはビジネス向けの機器として受け入れられるようになりました。 この流れの中で少なくとも2000年前後にパソコンは使える、として多くの企業が導入し始めました。 クラウドの歴史を追う このように歴史を追えば、使えない時代からなにか技術的な節目があって、使える時代に変化する流れをたどる事ができます。 クラウドのようなネットワーク越しにコンピュータを利用する考え方は、例えば1995年にOracleが提唱した500ドルパソコンというものがありました。 500ドルパソコンはネットワークからアプリケーションやデータを利用する形にすれば、パソコンとは違ってハードディスクなどの記憶装置を組み込まず、安価にコンピュータを導入することができるだろう、という考え方でした。 しかし当時ネットワークの通信速度が遅かった事や、パソコンが急激にシェアを増やした為にパソコン自体が安くなってしまったので、500ドルパソコンは実現しませんでした。 ネットワーク通信速度が遅かった事に加え、サーバーに多くの機能を割り振ってしまうと、サーバーが故障してだれも利用できなってしまうことも考えねばなりません。そのためネットワークにすべて預けない、リスクをのせる必要がありました。 結果ブラウザ依存や、追加プログラムのインストール、プラグインなど使い勝手を追求すればするほど、パソコン側に多くのものを必要とするような流れがありました。 仕事に使えるクラウドとは 従来のサーバーからクラウドのもっとも大きな変化は、障害にとても強いという事です。 それまでのサーバーであれば物理的な故障は必ず想定しなければなりませんが、クラウドのサーバーは仮想化によって、システムの停止の影響は最小限に抑える事ができるようになっています。 前述の500ドルパソコンは実現する事はなかったと書きましたが、タブレットという形で、現在多く普及しています。 タブレット自体はパソコンほど高性能ではありませんし、記憶容量も少ないですが、主にネットワーク越しにクラウドのデータやサービスを使う事によって必要なものを共有して利用する事ができます。 現在はLTEやWi-Fiなど高速な無線ネットワークや、インターネット接続が光ファイバーで高速化されていること、またサーバーの耐障害性が向上する事で、このような仕組みが現実化するようになりました。 そして電源ケーブルから解放されたコンピュータはスマートフォン、タブレットなどの形で外出先や望む場所からコンピュータを利用できる事を可能とするようになりました。 スマートフォン、タブレットを効果的に使うにはクラウドが必要ですし、クラウドはスマートフォン、タブレットの普及に応じてシェアを伸ばすという、お互いを必要とする関係があります。 この流れができている事、スマートフォン登場からちょうど7年、それを大きな節目として、クラウドは使えるという判断を行う理由です。

  • パソコン関連

現行パソコンの買い得感について

noimage

現行パソコンの買い得感について

現行のエントリー(標準)クラスのパソコンは特殊な用途、例えば高精細な3Dグラフィックスを多用したゲームや、学術的に高度な計算等でなければ、十分すぎる能力をもっています。 現在のパソコン周辺の事情を考えると、現行のCoreシリーズのプロセッサ(CPU)を搭載したパソコンはかなり長期間にわたって使い続けられそうです。 具体的に言えば、延長保証をかけたとして、その保証の範囲内では我慢せずに使い続ける事ができるだろうと考えます。 選び方 IntelのプロセッサのラインナップはCore i7,Core i5,Core i3,Pentium,Celeron,Atomというラインナップになっています。 Core iシリーズは主力商品で、Pentium,Celeronはそれの廉価版になり、歩留まり向上などの為に機能制限などを行ったものです。Atomはタブレット向けなどの省電力用の別製品と考えてもいいでしょう。主力商品と廉価版の違いは、現役でいられる期間の差と考えるとわかりやすいです。 Core i3とCore i7で倍以上性能が違うという事もありませんし、あるいはアプリケーションによってはほとんど変わらない事も多いので、予算的に問題がなければCore i5を選択すれば、長く使えると考えています。 ハードディスクは500GBもあれば、動画編集などに利用しない限りは、特に不足を感じる事はないでしょう。 USBは3.0のポートがついたものを選択してください。USB2.0までしか対応していないパソコンは、店頭に並んでいても最新世代のものではないかもしれません。 グラフィックスについては、HDMIやDisplayPort端子がついているものを選ぶと後々の拡張の為に役に立ちます。 ブルーレイディスクが必要かどうかは、用途に合わせて選択してください。映像用のブルーレイディスクは複製が行えないものですし、データ記録用としても25GBでは書き込みにかかる時間にか対して、不足を感じるところもあるかもしれません。 処理能力 現在プロセッサの処理能力は、新しい世代のプロセッサが出て一割程度の向上になることがほとんどです。 新型のプロセッサが登場しても、1~2世代の間隔では、現在使っているアプリについて、体感できるほどの差は生まれることはありません。 現在処理能力でもっとも伸びしろのある部分はグラフィックス性能ですが、かつてほとんど使い物にならないと言われていた内蔵グラフィックスもそれなりの能力を持つようになってきました。 話題に上る事もある4Kディスプレイも、必ずしも動画再生ができるという訳ではありませんが、内蔵グラフィックスでも対応可能な能力を持っています。 拡張性 USB3.0はパソコンの拡張性を大きく広げたといえます。 USB3.0はUSB2.0に比べれば大幅に転送速度が向上し、外部ハードディスクやフラッシュメモリの読み書きに十分な性能をもっています。 USB2.0時代はIEEE1394やeSATAとは大きな差を付けられていましたので、ハードディスクはeSATAのものを選ぶ方がよい、などと複雑な選択肢もありましたが、USB3.0であれば、外部の記録装置はこれで接続すればいいという簡潔な答えが用意されています。 ブルーレイディスクやDVDなどは、USB2.0時代でも速度的には十分なものがありましたので、USB3.0にすれば書き込み速度が倍になるという事はありません。 USB3.0にすれば長時間かかっていた外部ハードディスクへの日時バックアップも短時間で終える事ができるので、業務で使う場合でもメリットがあります。 ディスプレイを将来的にマルチで使いたい、などの要望がある場合は標準的なD-SUB端子と合わせて、HDMIやDisplayPortがあるものを選べば、それぞれにディスプレイを接続する事ができます。 保守性 故障しやすさは、部品点数の多さとほぼ比例します。 現在エントリークラスのパソコンは、グラフィックスやネットワーク、音源など拡張カードはほとんどついていない状態で、パソコンの主な基板に統合されていますので、以前からは考えられない位に内部は単純化しています。 また昨今は省電力である事も重要視され、発熱も抑えられたプロセッサ、ハードディスクなどが利用されていますので、熱がこもる事による故障も少なくなっています。 ソフトウェア Windows8.1はタブレットなどの処理性能の比較的低い機器に合わせる為に今回のUpdateで大幅に軽量化しました。ですので、WindowsがCPU等の処理能力を大きく必要とはしません。 特にWindows8.1の32bitバージョンは必要最低限のメモリが1GBとかなり少なく、インストールに必要なハードディスク容量も少なくなりました。 実際に数世代前のパソコンからのXP乗り換えも目的としたUpdateのリリースでしたので、最新世代のパソコンでは不足になる事はありません。 OSの軽量化については、Windows7にくらべてWindows8.1以降がとても有利な部分になっています。 おそらくWindows9となるような、次期Windowsのメジャーリリースがあったとしても、現行のパソコンが不足となる事はないと予想されます。 Windowsのリリース間隔も短くなり、パソコンの処理能力の向上はそれにそもそも追いつきませんので、ソフトウェアのアップデートに置いてけぼりになる可能性はどんどん低くなります。 Windows8.1Updateがここ6~7年のPCをサポートしていることを考えると、Windowsベースで考えれば三世代程度のアップデートの間では現役でいられると考える事ができます。

  • パソコン関連

iPhone水没から復旧

noimage

iPhone水没から復旧

iPhoneを不注意により水没させてしまうという事は、頻繁にはありませんがあり得ない事ではありません。 筆者も一度小学校の夏祭りの手伝いで水没させており、その際に得られた経験などから、AppleCare+を利用したリカバリーの方法を書いておきます。 最初にするべき事 水没してしまった。そうなってしまって最初にするべき事は 1.パスコードロックを解除 2.このiPhoneを探すをOFF 3.シリアル番号を控える この3点が行えれば、後々を楽にすすめる事ができます。 水没するとタッチパネルがすぐにきかなくなってしまいますので、可能な範囲で上記を行ってください。 パスコードロックがあると、ロック解除しなければいけない操作ができなくなりますので、様々な外部からの操作が難しくなります。 設定→パスコードから解除できます。 このiPhoneを探すをOFFにすることは、ピックアップ修理などで求められる事です。直営Appleストアなどで交換する場合は、不要な場合もあります。 設定→iCloudからOFFにできます。 シリアル番号を控えると、サポート状態などを簡単に調べる事ができます。 設定→一般→情報から調べる事ができます。 バックアップ バックアップをとります。iCloudバックアップをとっている場合も、iTunesでのバックアップを行っておくと便利です。 iTunesに接続し、「このコンピュータ」に「暗号化」して「今すぐバックアップ」を選択します。 アップデートなどを催促されても、この時点では行わないでください。 暗号化するメリットは、ログイン情報などを保持してバックアップができる事です。 iCloudのバックアップは暗号化せずにバックアップしたものと同じ状態になります。 機器の状態によってはバックアップもとれない可能性もありますので、iCloudバックアップは必ず設定しておくといいでしょう。 まだの方は、設定→iCloud→ストレージとバックアップ→iCloudバックアップをONにして今すぐバックアップを作成を選択する事をお勧めします。 これが終われば、すぐさまSIMカードを本体側面のSIMスロットから取り出して、電源をOFFにします。 SIMは大切に保存します。 保証状態の確認 http://www.apple.com/jp/support/ から右下「保証状況とサービス期間の確認」をクリックし、ハードウェアのシリアル番号を入力します。 ここで先ほどの操作でシリアル番号を控える事ができていれば、スムーズにすすみます。 上記のように表示されればAppleCare+のハードウェアサポートを受ける事ができます。 各キャリアごとの保証については様々なので、個々のキャリアに問い合わせをしてみて下さい。 AppleCare+による交換 水没となるとほぼ、新品交換以外に修理方法はありません。 乾燥をさせて一時動作しても、内部の腐食を止める事は難しいです。 AppleCare+であれば、不慮の事故(落下、水没など)でも¥7,800で新品交換が二度までできる契約になります。 この場合選ぶ事ができるのは直営Appleストアと正規修理店での対応か、ピックアップ修理の二つを選ぶ事ができます。 Appleストアが近くにある場合は、もっとも素早く新品交換ができます。ジーニアスカウンターに予約をとります。 当日予約は難しいですが、頻繁に調べていくとキャンセルが出るので、当日に絶対に不可能という事はありません。 ピックアップ修理は、iPhoneをサービスセンターに送り、修理あるいは交換して送り返す方法です。 この際iPhoneを探すをオンにしておくと、引き取りを受けてもらえない場合があります。 エクスプレス交換という、最短で交換機を配送し、故障機をその場で引き渡すサービスもありますので、修理交換窓口で問い合わせてください。 その場合、あらかじめクレジットカードでデポジット(預かり金)を8万円程度、故障機引き渡し後に返金という流れになります。 AppleCare+について AppleCare+は製品購入と同時に加入する保証で、価格は一万円程度が別途必要となりますが、不慮の事故に対する最短の復帰についてはベストの手段のように感じます。 iPhone5以降はテザリングも可能となり、モバイルPCやタブレットなどと持ち運んで通信を担当する事もあり、電話である事以上にも故障すると様々な不便が生じます。 以前であれば従来型携帯電話とiPhoneの二台持ちという方の割合も高かったですが、いまではiPhoneのみという方の割合もおおいので、なるべく早く復旧させたい場合は、購入時のAppleCare+への加入は検討する意味もあるかと考えます。

1 29 30 31 32 33 45