ADPからの切り替えを

ADPからの切り替えを
ADPからの切り替えを
Apple PencilがiPad Proの専用のオプションとしてAppleから発売されることになります。 このようなタッチパネルに触れるためのペン、スタイラスはスティーブ・ジョブズ氏がiPhoneを発表した際に否定していたものなのに、路線転換を感じさせるという意見も聞かれます。 iPhone登場時、スマートフォンと呼ばれるもの以外に、個人向け情報端末(PDA)というものも残っている時代でした。 その時代のスマートフォンで大きなシェアを占めていたのは、フルキーボードのついているBlackBerryで、先進的と言われていたものです。 液晶パネルに指で精密にタッチを行うのは、技術的に難しく、またストレス無く操作を行うために、点でポイントできるスタイラスは大きな地位を占めていました。 スタイラスでの文字入力の限界を補うために、アルファベットのフルキーボードを携帯電話に搭載したものがBlackBerryで、オバマ大統領が就任時に使っていたことも、そのシェアを感じさせるエピソードです。 iPhoneは一点だけでなく、複数点のタッチを検知する仕組みマルチタッチを搭載しています。また現在のスマートフォンの基礎となるような、スマートフォン向けのユーザーインターフェースの基準を作り出しました。 あくまで指によるタッチは不確かなものとして、UIの設計とソフトウェアによる補正で、物理的なキーボードもスタイラスも不要な操作ができます、ということがジョブズ氏のプレゼンテーションの意味と考えます。 スタイラスによる操作は、イラストレーションにおける分野ではWindowsタブレットが最も遅延なく入力できる点で先をいく、と言われていました。 ペン入力に強いSurfaceをはじめとしたWindowsタブレットの競合としてiPad Proをラインナップに加えたいという意図があり、それを押し出すために、あえて新製品発表会の場でApple Pencilに時間を割いたものでしょう。 iPad Proは大きなサイズですので、バッテリーの搭載量はとても大きく、バッテリー稼働時間が従来のiPadと同じ最大10時間ということで、現在より高速なプロセッサとメモリ量が搭載されていると想像されます。 パフォーマンス向上と、描画領域の拡大によって、どれだけイラストレーターに評価されるかが、これから登場するApple Pencilの意味になりそうです。
日本時間2015年9月10日のイベントでiPadのハイエンドモデルiPad Proが発表されました。 サイズが従来の9.7インチから12.9インチと大きくなり、パフォーマンスなどでも大きくiPadを上回ります。 またiPad Pro専用のApple PencilやSmart Keyboardがオプションとして利用できるなど、従来のコンセプトに収まらないものとなっています。 発表の場ではとくにパフォーマンスについて強調されており、パソコンを含めたモバイルの中でもパフォーマンスの高いものであることが一番の特徴になりそうです。 iPadはWebブラウザ、電子書籍のリーダー、撮影した写真を見る、ゲームをする、ビデオを見る、音楽を聴くなど主にアウトプットのための機器で、文字の入力や何かを作成するインプットには向いていない、あるいはあまり使われない、と捉えられています。 実際、ユーザーインターフェイスがタッチパネルのみで長時間の作業をするには向いてはいませんし、見る、読むという目的であれば、初代iPadでおおよそのことができています。 iPad3で高解像度ディスプレイを搭載した以降、パフォーマンスアップと薄型化によって使いやすくはなりましたが、初代iPadで十分なユーザーにとって、改まって新型を購入しなくても使う上で不便はありません。 iPadは従来のデスクトップパソコンを持て余していた人にとって、日常の利用ではこれで十分だと思わせる力があり、それらのユーザーにはおおよそ行き渡ってしまった感覚はあります。 大型化したスマートフォンでもその役割については十分だと考える層はさらに大きなボリュームになります。 そもそもAppleはMacを個人向けのクリエイティブツールとして売り出してきた経緯があり、iPadはその流れを受け継いで音楽、写真、イラストレーション、動画などのアプリが充実しています。 プロのイラストレーターにはペン入力の追従性があまり良くないと指摘されていたiPadですが、純正スタイラスとiPad Proのパフォーマンスでそれらの問題を解決しているのではないかと思われます。 DTMやDTP、イラストレーション、写真加工、などの用途にiPadは十分な性能を持っていることは、それらに深い関心がなければ、知られていないことなのかもしれません。 それを武器にして停滞しているタブレット市場に一石を投じようというAppleの思惑を感じさせます。
Windows10をゲストに対応したVMware Fusion8が発売されました。 これまでVMware Fusion6でWindows8.1を利用していましたので、これを両方ともアップデートします。 VMware Fusion8は次期OS XのEl Capitanでも利用できるということで、Yosemiteからアップデートする際にVMware Fusionが対応しなくなることの対策にもなります。 まずVMware Fusionからアップデートをかけます。VMware Fusionをすでに購入している人は、アップデート価格で公式サイトから購入することができます。 アップデートで購入する場合は旧製品のライセンスキーが必要です。 うまくいかなくなると困るのでサスペンドしてる仮想マシンをシャットダウンし、アップデートかける前にTime Machineでバックアップをかけて戻せるようにしておきます。 VMware Fusionのアップデートは体感的にすぐに終わりました。 Fusion8からWindows8.1仮想マシンを起動して、仮想マシンをアップデートするとともに、統合ツールもFusion8のものにアップデートをかけます。 ここでWindows10の自動アップデーターが動作するのかと思いましたが、仮想ビデオアダプターに互換性がないというエラーメッセージがでてアップデートされません。 そのため手動でアップデートを試みます。 https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 このツールをWindows8.1で動作させると、Windows10へのアップグレードが始まり、ダウンロードを開始します。 仮想マシンでWindows10にアップグレードが始まりますので、しばらくこれを待ちます。インストーラーは都合3回ほど仮想マシンを再起動していました。 インストールができましたが、画面の解像度が大きくとれません。 1152x864、1024x768、800x600の三つの選択肢がありません。ドライバは仮想マシン用のドライバを正しく認識しています。 まず試せそうな手として統合ツールを再インストールしてみます。 VMWare Toolsをアンインストールし、再度Fusion8のメニューから仮想マシン-VMware Toolsのインストールを選択します。 この操作にはアンインストールとインストールで二回の再起動が必要です。 無事ホストのディスプレイに合わせた解像度が表示されるようになりました。
さくらインターネットがさくらのサーバー利用者用にSSL証明書をかなり安価に提供するサービスを始めました。 SSLはWebサーバーとブラウザの間の通信を暗号化し、情報の安全のために利用される仕組みです。 ブラウザでも鍵のマークなどがつき、httpsからURLが始まるのがSSLを使っている目印になります。 オンラインショッピングなどでよく利用され、個人情報などの流出を防ぎます。 さくらのレンタルサーバーの場合はさくらのコントロールパネルから申し込めば自動的にSSL証明書をインストールしてくれます。 弊社WebサイトはさくらVPSを利用していますので、少しだけ多めの操作が必要です。 WebサーバーでSSLを導入するには、サーバーの秘密鍵生成、SSL証明書要求を認証局に提出、SSL証明書をインストール、の三つのプロセスが必要です。 さくらでは申込フォームはこのようになっています。今回キャンペーンのラピッドSSLを利用します。 VPS側でサーバー鍵、証明書要求(CSR)を作成し、フォームの登録を進めていきます。 openssl req -new -key server.key -out server.csr OpenSSLを利用している場合、上記でCSRが生成されます。 さくらの申込手順で、CSRを入力という画面で、サーバーで生成されたCSRをテキストエディタで開いて -----BEGIN CERTIFICATE REQUEST----- から -----END CERTIFICATE REQUEST----- すべてをコピーしCSR入力用テキストボックスに貼り付けます。 するとコントロールパネルから認証ファイルをDLできるようになります。 これをWebサイトのドメイン直下に置きます。弊社の場合でしたらhttps://www.sys-cube.co.jp/XXXXX.htmというように設置します。 ここから弊社で登録した際、翌営業日の10時に認証ファイルの確認が行われました。 確認されるとサーバ証明書DLというボタンが表示されるので、サーバ証明書をダウンロードします。 サーバ証明書と中間証明書という二つのファイルが必要になります。 中間証明書は認証完了メールにURLが書かれていますので、そこからコピーし、サーバーに保存します。 今回は証明書はserver.crt、中間証明書はserver-chain.crtという名称に設定しました。 SSLCertificateFile /etc/pki/tls/certs/server.crt SSLCertificateChainFile /etc/pki/tls/certs/server-chain.crt これをapacheのssl.confに追加し、場所をインストールした場所を指定します。 これでWebサイトにSSLを導入することができました。 さくらのユーザー専用とはいえ、国内でのRapidSSLでは最安値ではないかと思います。 さくらインターネットを利用されている方にはお勧めできるものです。
Windows10がリリースされ始めて最初の週が終わろうとしています。 Windows10はWindows7からの移行が比較的スムーズに行える、という印象を与えることに成功しています。 筆者は今の所仮想マシンへの対応の様子を見計らう意味でインストールしていません。仮想マシンは統合ツールの完成度によって大きく使用感が変わるためです。 大方のWindows7以降のパソコンであればアップグレード可能で、Windows8.1の頃からWindowsタブレットに最適化するようにOSを軽量化しているので、様々な部分が高速化しているはずです。 Windowsの良さはOSとしての堅牢さや従来のソフト資産との互換性にあると考えています。ソフト資産との互換性についてはリリース時に大きな時間を割いているのが、Microsoftの素晴らしい点だと筆者は考えています。 タブレットPCのスタンダードになることはMicrosoft社のここ十年来の強い思いがあります。WindowsXPのころからタブレットPCへのインストールを前提としたTablet Editionをリリースしていました。 iPadの市場ができたことを見て、Windowsの資産が利用でき、タブレットとしての使いやすさを併せ持つタブレットPCを市場に投入したいという気持ちを前面に押し出しすぎた感じを受けます。 多くのユーザーはスタンダードなPCとしてWindowsPCをリプレースしたり新規購入したいと思うところとの噛み合わせが悪く、Windows8シリーズはWindowsの主なユーザー、特に企業ユーザーに避けられる結果となりました。 とはいえWindows8シリーズは 個人ユーザーをターゲットにSurfaceシリーズや8インチ以下の安価なWindowsタブレットでの成果を収めていますので、Microsoftとしても一定の成果は出せたと考えているかもしれません。 Windows10は今の所タブレットとPCの両ユーザーとのバランスが取れている状態でしょう。Windows10は様々な分野でのニーズを満たしていきたいという精神が感じとれます。 野心的でありながらもビジネスユースなどの堅いユーザーのニーズも捉えられるものとして進化していって欲しいと思っています。
毎日暑い日が続きますね。 熱中症で突然死、なんてニュースも目につきますので、 皆様、しっかりと水分を取って暑さ対策を行ってください。 とは言え、熱中症に限らず交通事故や事件に巻き込まれたりなど、 思いもかけず、突然命を落としてしまう危険性は誰にでも起こりえるもの。 もし自分が突然死んでしまったら、気になることはただひとつ。。。 そう、 ハードディスクの始末です! パソコンのハードディスクの中には、他人にはあまり見せたくない 大事なファイルやプライぺートなファイルが入っていることが多いようです。(自分調べ) そんなとき活躍してくれるのが、今回ご紹介するフリーソフト 「死後の世界」です。 このソフトは、指定日数後、もしくは最終起動から指定した期間以上PCが起動されなかったとき、 自動でパソコン内のファイルを削除してくれるという代物。 というわけで、ハードディスクの中身を見られたくない人は、 さっそくダウンロードページからソフトを入手し、導入してみましょう! ■インストール ↓こんなファイルがダウンロードされますので、ポチッと実行してみます。 インストールするフォルダを聞いてくるので、適当に設定してやります。 ↓のように指定したフォルダに展開されます。では、実行ファイルをクリックしてみましょう。 ■初期設定 初回起動時、ユーザーIDとパスワードの設定画面が表示されるので、さくっと設定します。 ユーザーIDとパスワードを設定すると、今度はスタートアップに登録するかを聞いてきます。 このソフトは常時起動してナンボの代物なので、大人しくスタートアップに登録しておきましょう。 さて、これでようやくソフトが起動します。 画面が立ち上がらないので、一瞬「おや?」と思いますが、 よくよく見てみると、↓のようにタスクトレイで縮こまっております。 タスクトレイのアイコンを右クリックして、「ログイン(L)」を選択してみましょう。 ■詳細設定 ログインすると、↓のような詳細設定画面が表示されます。 この画面で、削除したいファイルやフォルダの指定、削除実行時間の設定ができちゃうワケです。 見せられないプライベートなファイルをどんどん登録しちゃいましょう。 ちなみに、「拡張設定」ボタンをクリックすると、削除実行時に表示させる テキストメッセージの設定ができます。 遺言代わりにもなるので、思いを込めてメッセージを登録しましょう! と、そんなこんなで、ソフトの紹介をしてきましたが、 やましい大事なファイルを多く抱えている方は、もしものことを考えて導入してみては? ・・・まあ、このソフトが実行されないことが一番望ましいことですが。
こんにちは。たはらです。 弊社ではWebデザイン等でAdobe製品を使う為、Creative Cloud(CC)を契約しています。 先日、Photoshop CC 2014をDELLのPC(Optiplex 7010)にインストールしたのですが、起動してから10秒程度経過すると、「Adobe Photoshop CC 2014 は動作を停止しました」と表示され、強制終了されてしまう現象が発生しました。 インターネットで調べてみると、VGAのドライバの更新で改善したという報告があがっていたので試してみたが改善せず。。。 さらにWindowsUpdateやBIOSのアップデートも片っ端から適用したがそれでも改善せず。。。 Photoshopを再インストールし直しても改善せず。。。 何か方法がないかと考えていたところ、起動してから10秒は操作できる時間があるので、その間に設定画面でVGA関係の設定を変えれば!と思い付きました。 起動してすぐさまメニューバーの[編集]をクリック。すぐさま[環境設定]⇒[一般]と進んでいく。 ここまでは順調。 そこからVGA関係の設定がどこにあるかを探す。 [インターフェース]は違う、[設定を同期]も違う、そうこうしているうちに10秒経過して強制終了。 再度同じ手順で関係しそうな設定がないかを探す。 すると[環境設定]の[パフォーマンス]にグラフィックプロセッサーの設定というものが! とりあえず[グラフィックプロセッサーを使用]のチェックをオフにし、[OK]としようとしたところ、またまた強制終了。。。 挫けずに、今まで磨きあげた素早いマウスさばきで設定変更し、Photoshopを通常終了させる。 そして起動してみる。 10秒…20秒…30秒…1分経過してもエラーメッセージは出ません! 無事、Photoshopを使えるようになりました。 [グラフィックプロセッサーを使用]が何に影響するかは分かりませんが、とりあえず解決しました。 めでたしめでたし。
Windows10から標準のWebブラウザがInternetExplorerからEdge(エッジ)に変更されます。 Internet Explorerは互換性のために従来通り利用できますが、Edgeがインストール時の標準となるようです。 Internet ExplorerはActiveXなどを利用した業務用のシステムなどのための互換性を保持するため、他のブラウザとはちがい、かなりの独自性があります。 その分Web制作の現場ではInternet Explorerのための動作検証や、対応を必要とされることも多いです。 Internet Explorerだけを使っている方には、あまり関係のないお話かもしれません。 WebシステムでInternet Explorerでは十分に動作しないものがある場面も出てきており、FirefoxやChromeなどのブラウザにシェアを奪われないために、Edgeが標準ブラウザになっているのかと思います。 EdgeはWebkitというオープンソースのブラウザとの互換性を持つとマイクロソフト社が宣言しているようです。 Webkitを搭載したブラウザはiOSなどのSafari、ChromeもWebkitから派生したものを利用しています。 今後独自Webサービスをスタートする時も、Internet Explorer限定であればスマートフォンをはじめとしたユーザーに届かなくなります。 ブラウザは今後、さらにアプリケーションのプラットフォームとして重要視されるはずです。 パソコンのInternet Explorerで動作する、という強みから一度距離を置き、様々なデバイスで利用できるWebサービスのプラットフォームとしてEdgeを押し出していくのではないでしょうか。
WindowsのタスクトレイにWindows10へのアップデートを予約するアイコンが常駐するようになりました。 業務でWindowsを利用されている場合、大方の人は性急なアップデートは行いたくはないはずです。できなくなること、動かなくなるアプリを事前に全て検証するのは大変時間のかかることです。 インストールするパソコンの最低限の性能はWindows8とほぼ変わりありません。 Windows7が動作していたパソコンで製造時期が古いものは、一部対応していないものもあります。 Windows10へのアップデートアイコンから互換性についてはチェックできます。 .NETフレームワークは3.5の機能を追加すると従来までの.NET製のアプリケーションは動作するようです。そのあたりはOSにほとんど依存しない.NETの利便性です。 .NETフレームワークのおかげでWindowsのバージョン間の互換性については随分と問題が減りました。 プリンタなどのデバイスドライバは大手については対応を始めているのではないかと思われます。 アップデートするかどうかの大きな判断として、利用している周辺機器のドライバが対応するかどうか、もあります。 現在Windows8以降を使われている方でも、当面は様子を見るという方も多いのではないでしょうか。 Windows7,8からの無料アップデートの期間は一年間設けられています。 かつてはサービスパックがリリースされるまで様子を見るという方も多かったようですが、Windows8ではサービスパックそのものがなかったこともあり、評判を聞くなど、様子を見ながら、ということになりそうです。