お知らせ

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Windows7の延長サポート

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Windows7の延長サポート

2020年1月にWindows7のサポートが終了します。 これによりセキュリティアップデートを受けることもできなくなり、脆弱性が発見されてもそれに対応することができなくなります。 なるべく早いWindows10へのアップデートが推奨されます。 Windows7を使い続けたいというニーズに応えるためにマイクロソフトはESUという延長セキュリティ更新プログラムを有償で提供します。 https://blogs.windows.com/japan/2019/10/25/how-to-get-extended-security-updates-for-eligible-windows こちらでESU契約についての詳細が書かれています。(2019年11月の投稿日によるもので、今後こちらの記事が突然移転あるいは消えてしまう可能性があります) 期間としては最大3年、費用は毎年更新され増えていくと説明されています。 繰り返して書きますがWindows7からWindows10への移行が最優先であり、ESUの利用は最後の手段と言えるものです。 2020年のWindows7サポート終了はWindows7の発売当初の製品ライフサイクルでもともと決まっていたもので、OSの導入と更新については製品サポートライフサイクルを基に計画的に決めていくものであることは間違いありません。

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WSL2と新しいWindows Terminal

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WSL2と新しいWindows Terminal

Windows10の新バージョンでWSL(Windows Subsystem for Linux)の新バージョンWSL2が搭載されること、新しいWindowsターミナルが搭載されることなどが発表されました。   WSLはあくまでマイクロソフトによるLinuxとの互換性のある実装でしたが、WSL2では本物のLinuxカーネルが導入されます。 これによりWSLで動作するLinuxソフトウェアのパフォーマンスが向上し、また互換性が向上しこれまで対応できなかったLinuxのソフトウェアを動作させることができるようになります。 現在普及しているDokerもWSL2ではLinuxカーネルが導入されたことにより対応することができるということです。 また新しいWindowsターミナルはLinux親和性がとても高いものとなるようです。 LinuxがサーバーOSとしてここまで普及している中で、Windowsは仮想環境、アプリやツールなどを利用しないとLinuxをすんなりと利用できませんでした。 Linuxは仮想環境、それ以外はWindowsとそれらの環境を行き来することより、新しいWindowsターミナルでWSL2もWindowsのファイルも全て同じコマンドでシームレス操作できるということは開発者としてWindowsを選ぶ大きな理由になるでしょう。 開発者はWindows環境もLinux環境も両方使うというシーンが結構あるでしょうから、これらの改良は歓迎されることと思います。

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Microsoft製品のサポート期限について

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Microsoft製品のサポート期限について

2019年になり、今年以降のMicrosoft製品のサポート期限について確認していきます。 2019年はMS SQL Server2008および2008 R2が7月に延長サポート期限が終了します。 それ以降はセキュリィについての脆弱性が発見されても修正されることはなく、早めのリプレースが必要となります。 2019年に延長サポート期間が終了するメジャーな製品はこれだけのようです。 2020年は激動の年となり、たくさんの製品が延長サポート終了になります。 Windows7が1月、Windows Server2008も1月、Office 2010が10月に延長サポート終了となります。 定期的なWindows Updateが終了し、セキュリティパッチが配布されなくなります。 これに伴って2019年後半はWindows7を搭載したPCのリプレースが大幅に進むことになることが予想され、Windows XP延長サポート終了時のようにPCの入手が難しいくらいの需要増となる見込みがあります。 まだあと一年と考えているうちにPCの入手が難しくなるほどの時期になってしまう恐れがあります。 今年最初にこれからWindows 7PCのリプレースについてであっても遅くはないと思うところです。

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Windowsにサンドボックス機能が搭載

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Windowsにサンドボックス機能が搭載

Windows10の今後のアップデートでサンドボックスが機能として追加されることが明らかになりました。 サンドボックスは独立したアプリケーションの実行環境で、サンドボックス外のファイルやシステム、メモリに対して影響をおよぼさない仕組みです。 安全性に不安のあるアプリケーションなどもサンドボックスを利用すれば安全に実行することができ、サンドボックスを閉じてしまえばその他への影響を心配せずにアプリケーションを終了できます。 実装としては最低限度の仮想マシンと似た仕組みとなるようです。 スマートフォンもセキュリティのためにほとんどのアプリはサンドボックス上で動作しています。 アプリが操作できるファイルはアプリのサンドボックス内でのみとなっており、他のアプリのファイルやシステム領域を操作できない仕組みです。 Windowsもアプリケーションの実行にサンドボックスを積極的に取り入れていくのかもしれません。 ウィルスなどの危険なものもサンドボックス上で動作を確認するなども可能ではありますが、サンドボックスの仕組みの未知の脆弱性を攻撃する可能性もあります。 そもそもお互い干渉できないはずの仮想サーバーが、他の仮想サーバーを操作するプロセッサーの脆弱性が今年発見されたりなどもありました。 サンドボックスだから何もかも安心ではありませんが、独立した仮想マシンを作ってアプリケーション操作するなどの手間が不要となり、主に開発の分野で役に立ちそうな機能です。

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Windows10のメモ帳のアップデートと文字コード

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Windows10のメモ帳のアップデートと文字コード

Windows10の今後のアップデートで、メモ帳で保存時のデフォルトの符号化方式がUTF-8、BOMなしという形式になります。 UTF-8は国際的な文字コードの規格Unicodeの符号化方式の一つで、従来までのメモ帳でUTF-8を扱う際はBOMありという形式でした。 BOMはバイトオーダーマークの略称で、このテキストUTF-8であることと、エンディアンを認識するために追加される先頭数バイトに付加される情報です。 エンディアンは複数バイトのデータを受け取る時に、バイトの並び順の解釈の方法です。 これまでのメモ帳を利用してUTF-8で保存するときは必ずBOMが先頭に保存される仕様でした。 BOMが付加されるとUTF-8とANSI方式の互換性が失われてしまうという問題がありました。 ANSI形式はアルファベットと数字、標準的な記号で構成され1バイトで表現されます。UTF-8は1バイトで表現できるものは1バイトのままで記述てでき、漢字を含めた多言語を扱う場合は複数バイトを利用して符号化できるのようになっています。 UTF-8はそのANSI形式との互換性があるために多言語での開発に活かされ、Webベースの開発ではデフォルトの符号化方式になっています。英語圏の開発者でもUTF-8を意識して作成しておけば、そのまま多言語対応のソフトウェアにすることができます。 BOMがつくことになると、データを受け取る側がBOMを解釈するという処理を必要とすることになり、その処理を持たないシステムでは文字データとしてうまく扱うことができません。 そのためWeb系での開発ではWindows標準のメモ帳を使わないというルールが設けられることもあるようです。 もともとUTF-8がありふれた形式ではなく、互換性に慎重にならざるを得ない状況で付加されたメモ帳の機能ですが、昨今のUTF-8の利用状況を鑑みてBOMなしが新しいメモ帳の標準の保存形式となるようです。

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Office 2019のOSサポートなどについて

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Office 2019のOSサポートなどについて

Office 2019が2018年末にリリースされると発表がありましたが、対応OSはWindows 10のみと同時に発表されています。 Office 365では基本的には最新バージョンがサポートされるため、Windows 8.1以前とOffice 365の組み合わせはOSアップデートもすぐにではありませんが、視野にいれていく必要があります。 Microsoft社の方針としてはWindows 10とサブスクリプション性のOffice 365という形での利用を推し進めていくものかと思っています。 互換性の問題を回避するため現状のOSを使い続けたいという要望はかなりあるように感じますが、最新のアップデートを受けられるものは今後Windows 10に絞られてくるようです。 Windows 10自体も大型のアップデートごとにサポート期間が再度設定され、現状Microsoft製品のライフサイクルは従来のものよりもややこしくなっているように感じます。 Office2019サポートの発表については、OSの世代交代を加速させることになりそうです。 互換性の問題は特に業務で利用する場合には大変重要かつナイーブな問題です。本体ソフトウェアだけでなく、プリンタをはじめとした周辺機器の互換性も含めて検証される必要があります。 開発者もなるだけ早くWindows10での開発、あるいは動作の検証を行う必要がありそうです。  

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Windows7のサポート期間終了まであと2年

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Windows7のサポート期間終了まであと2年

Windows7の延長サポート期限は2020年1月。それ以降はセキュリティを含めたアップデートは行われません。 現在2018年から残すところあと2年を切りました。 Windows XPサポート終了が2014年でその際に駆け込みのアップデートや機材調達で納期の遅れなどが頻繁にありました。 今年2018年中のWindows7からWindows10へのアップデートのプランづくりをおすすめいたします。 Windows10は2015年にリリースされて3年、成熟したOSとなってきています。 その前バージョンWindows8.1も今年に正規サポートが終了され、延長サポート期間に入ります。いまWindows8.1に移行するよりはWindows10への移行をおすすめします。 今までもこれからもOSのセキュリティアップデートはパソコンを業務で使う上で最も大切なことです。 幸いWindows7とWindows10はユーザーインターフェースも違和感が少なく、また周辺機器のデバイスドライバなどもOSアップデートに追従しているものが多くなっています。 Windows XPからWindows7へのアップデートは周辺機器の対応状況などもかなりの変化があり、急な移行によって周辺機器も新たに調達する必要があったという背景もあります。 早めのOSアップデートプランを立て、Windows7のサポート終了に備えることで直前で移行プランがうまくいかないなどの混乱をうまく避けていきましょう。

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Wi-Fiの暗号化規格WPA2に脆弱性

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Wi-Fiの暗号化規格WPA2に脆弱性

Wi-Fiで現在最も安全な方式として活用されているWPA2に脆弱性が発見されました。 現在発売されているネットワーク名にパスワードでログインする方式の無線LANルータやアクセスポイントでは必ず搭載されており、推奨されている規格です。 これの脆弱性を利用すれば、無線LANに接続している端末とルータ・アクセスポイント間の通信を第三者が盗聴することができるようになっています。 これはパスワードを難しくしたり、現在のものから変更するなどをしても対策にはなりません。 今後これら脆弱性の対応として、ルータ・アクセスポイントのファームウェアのセキュリティ更新と端末でのセキュリティ更新が必要となります。 まず端末のアップデートによりこれら脆弱性については対処することが可能なようです。 Windowsに対してはすでにセキュリティアップデートを配布済みということで、Windows利用者は10月のセキュリティアップデートをすぐに適用することが必要です。 スマートフォンなども現在ほとんどの端末がこの問題を抱えている状態で、随時OSアップデートにより解決されていくはずです。 今後のアップデートでOS提供者がリリース内容に含むはずですので確認して早いアップデートが推奨されます。すでにOSアップデートが配信されなくなった端末についてはこれらの脆弱性が残ることになり、Wi-Fi環境下での利用は安全とは言えなくなります。 セキュリティアップデートが提供されなくなったOSを搭載した機器については、これを機に最新のものに入れ替えることが推奨されます。

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Windowsのリプレースの難しさと今後の動向

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Windowsのリプレースの難しさと今後の動向

Windowsがライセンス体系などの難しさや高額さからLinuxなどのシステムに移行しようという試みが一時期ブームとまではいきませんでしたが、自治体などで実行されたことがありました。 その体制を維持できるところもあれば、維持せずWindowsに回帰したというところも多くあります。 何が難しかったのでしょうか。 Linuxであれば、オープンソースでライセンス契約に伴う費用などがゼロまでに削減することも可能で、整備が進んだ無償のオープンソースOfficeスイートでMS Officeを置き換えることができるという考え方です。 オープンソースでフリーソフトとして公開されているものは、費用は無償ですがサポートについては自助努力あるいは導入企業からのサポートを受けることになります。 操作性や利用できるアプリやハードウェアの制限から、Windowsからの移行と定着には大きなコストが発生しがちです。 導入企業にサポートを依頼する場合は件数が増え、大きなコストになります。 最大のボトルネックが、官公どちらでも通用しているファイルのほとんどがMS Officeを前提にされているところでしょう。 Excel帳票や書式が入り組んだWordドキュメントなどがMS Office以外では正常にひらけないことは非常にネックです。 これについて帳票スタイルをシンプルにすることや、ペーパーレス化も同時にできなければ、Windowsのリプレースの最大の障害になります。 Windowsリプレースが取りざたされた時期は、ペーパーレス化のためのツールやオフィススイートの代替品が少なかったことも少なからず普及に至らなかった原因と考えます。 現在はクラウド基盤を利用したG SuiteやKintone、Salesforceなどのブラウザで動作するアプリが充実して来ています。 Chromebookなど安価なノートパソコンでクラウド基盤を利用したWindowsリプレースも今後は選択肢として浮上してくることになると考えています。

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Windows Liveメールの提供終了について

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Windows Liveメールの提供終了について

Microsoft社が提供していたメールクライアント、Windows Liveメールは2017年1月10日のWindows  Essentials 2012の提供終了とともにダウンロードができない状態になりました。 現在Liveメールを利用している方もインストールされた状態のものは利用し続けられますが、新規にダウンロードする方法はないので、再インストールなどが必要になってもWEBから取得することはできません。 非公式な方法ではダウンロードが可能かもしれませんが、正式な場所以外でのダウンロードはウィルス感染の原因となります。おすすめしませんというより、やめてくださいとお伝えします。インストールできなくなったものをどうしてもインストールしたい、という気持ちにマルウェアが付け込むのは常套手段です。 移行先として、MicrosoftはWindows8.1以降に付属する標準メールアプリを勧めています。 あるいはMicrosoftの提供するオンラインメールクライアントoutlook.com、Officeに付属するOutlookを利用する、Googleの提供するGmailにPOPアカウントを追加するなどの方法もあります。 オンラインサービスでなく、PCにインストールする形のメールクライアントはオープンソースのフリーソフトThunderbirdもあります。 Windows7ではWindows8.1以降のメールアプリが付属しませんので、OS再インストールなどの際は何かしらThunderbirdなどのインストール型のメールクライアントのインストールを行うことになります。 Microsoftでも提供終了したLiveメールから他のクライアントへのメールボックスの移行方法について、公式の方法が提示されていないため、過去のメールを移行するということを案内するのは難しいところです。 インストール型のメールクライアントは別クライアントへの受信済みデータの移行などが難しいため、オンラインのメールクライアントに移行するか、今後サポート期間の長いであろうOutlookやThunderbirdへの移行をおすすめします。    

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