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PowerChute BusinessEditionの導入

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PowerChute BusinessEditionの導入

UPS(無停電電源装置)のコントロール用ソフトウェアPowerChute BusinessEditionをAPCのオンラインストアから購入してみました。 UPSを利用して社内サーバーの計画シャットダウンと起動を設定することを目的としています。 PowerChuteはAPC製のUPSを使う場合に定番のソフトウェアですが、筆者の中でかなり高額なソフトという印象がありました。感覚でいうと3~4万円ほどの費用が必要なイメージでした。 サーバー導入したのがそれなりに以前のお話で、そこから知識がアップデートされていない感じです。 今回PowerChuteのBusinessEditionを購入するにあたって、APCのオンラインストアにあたってみると買い切りのライセンスがダウンロード版で9,828円と手軽なもので購入を進めました。 ダウンロード版というとその場でダウンロード用のコードが登録されるのかと思いましたがそうではなく、パッケージが配送されるまですこし時間が必要な形です。 パッケージが届くと中にダウンロードのためのアドレスとプロダクトコード、シリアルケーブルが入っており、手順に沿ってAPCアカウントを作成しプロダクトコードを入力することによりダウンロード可能になりました。 あとはインストールは簡単です。導入したクライアンもWebブラウザを利用した簡便なものです。 導入したサーバーはBIOSの画面から停電時電源復帰を設定する必要がありましたが、これでUPSを利用した計画シャットダウンと計画起動ができるようになりました。 これだけ手軽な価格で導入も簡単ならもっと早く導入しておけばよかったと思うくらいです。 小さいオフィスでもAPCのUPS使っている場合、完全に機能を活かしきるためのPowerChuteの導入をお勧めしたいです。

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UPS510SSとFeliSafeを利用する

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UPS510SSとFeliSafeを利用する

安価で手に入れたUPSと電源管理ソフトで、停電時のシャットダウンを設定してみました。 UPSのメーカーもさまざまありますが、ユタカ電機の常時インバータ方式のUPS510SSを利用しています。 この製品は一年前にAmazonマーケットプレイスの見切り品で約一万円で手に入れました。 現在4万円弱で販売されているので、非常にお得な買い物だったと思います。 この製品には電源管理ソフトと、通信用ケーブルがないので、別途購入する必要があります。 FeliSafe for Windows(SS、SP、ST用)をユタカ電機のオンラインストアで購入し、Windowsと接続します。 FeliSafe設定 FeliSafe同梱のシリアルケーブルをパソコンと接続します。 接続後、インストールを開始します。 接続したシリアル通信ポート(COMポート)を選択します。 FeliSafeの電源管理はサービスとして動作しますが、設定については、FeliSafeモニターを利用します。 このFeliSafeモニターが設定を変更するためには管理者権限での実行が必要とのことです。 FeliSafeモニタを実行すると、このように現在の入出力電圧や、負荷、バッテリ容量などがグラフで表示されます。 シャットダウンの設定には、メニューシャットダウンからシャットダウン設定を選択します。 電源復旧待機時間は、短時間で復旧する停電にはUPSのバッテリでシャットダウンせずに対応したくなる場合は、長くすればよいのですが、それだけUPSのバッテリを消費してしまうので、あまり長くしすぎるのも問題があります。 短時間に複数回の停電が続くと、正常にシャットダウンできない可能性もあります。 今回はつないでいる機器の総電力消費量から120秒にしていますが、一度シャットダウンを完了させるまでどれぐらいのバッテリ残量になるのかをテストしてみるとよいでしょう。 またシャットダウンプロセスが開始してから、完全シャットダウンまでの時間がどれぐらいかかるかも重要となります。 このFelisafeにはスケジュールシャットダウンとウェークアップの設定も可能なので、毎日定時間に起動とシャットダウンを行うことも可能なようです。(今回必要がなかったので、テストはしていません) シャットダウンのテストをすると、完了時でバッテリ残量が62%ぐらいとなっていました。 これで瞬間停電や、長時間の停電にも耐えることができそうです。 これから台風などが来る季節でもあり、一つ安心感を得ることができました。 特に台風の季節でなくともUPSは必要なものですが、最悪数時間の作業を失ったり、ハードウェアの故障の発生を考えれば、それほど高価な出費でもないと考えます。

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DELLのUPSをセットアップする

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DELLのUPSをセットアップする

DELLのPowerEdgeサーバーで利用できるDELLブランドのUPSにDELL Tower UPSがあります。 これを今回、PowerEdgeサーバーのUPSとして設定してみました。 設置 まず開封した状態では、バッテリーが本体と接続されていないので、前部パネルを外して、つなげる必要があります。 これは目立つ形で本体に張り付けられていますので、これを忘れることはまずないと思います。 その後、電源をつなぐと、警告音とともに前面の液晶パネルがオレンジ色に発光しました。 なんらか警告が出ているようです、初期状態ではバッテリ残量が不足していて、警告が出ることは経験していますが、今回のこれは違うようです。 右ボタンを押し、警告の内容を見ると、 Site Wiring Fault (194) と表示されています。 これをマニュアルに当たると、入力配線に問題がある、とのことでどうやらアースにかかわる問題のようです。 アースがきっちり取られていることが必須となると、電気工事が必要ですので、このアラームを消します。 http://www.dell.com/support/troubleshooting/jp/ja/jpbsd1/KCS/KcsArticles/ArticleView?c=jp&l=ja&s=bsd&docid=597612 少し謎の日本語ですが、入力配線不具合警告を<使用不可>とすると、液晶パネルが青色となり、正常な状態になりました。 DELLのサポートに問い合わせたところ、使用環境によるのでこの対応でよいとのことでした。 バッテリーはほぼ満充電の状態でしたので、ここからPowerEdgeサーバーとの接続を行います。 PowerEdgeとの接続 今回は付属のUSBケーブルで接続します。 複数のUPSをLAN内でまとめて管理することもできるようですが、今回サーバーと一対一で使用するので、USBで十分です。 USBで接続すると、Windows上でバッテリとして認識され、ノートパソコンのタスクトレイでよく見かける、電池のマークが表示されます。 これでUPSとサーバーの接続はできている状態ですので、付属のCD-ROMから管理ソフトウェアをインストールします。 Install UPS Local Node Manager for Windows を選択します。 インストールは特に引っかかることなく、素直に進み、Local Node Managerが起動します。 これはWebブラウザで管理するもののようです。 初期のユーザー名とパスワードは両方ともadminでした。 ログイン後ユーザーリストから変更しておきます。 一台のPowerEdgeサーバーであれば、満充電状態でおよそ40分ほどは持つと表示されます。 設定のシャットダウンから、シャットダウンタイマーで、電源復帰を何秒待機して、シャットダウンするか、シャットダウン後に再起動するまで何秒待つか、シャットダウンの方法などを設定することができます。 ここでPowerEdgeのBIOSの設定を行えば、サーバーシャットダウン後、電源が回復した際に、サーバーを自動パワーオンさせることができます。 サーバーは動作しているサービスなどによって、休止またはシャットダウンまでの時間が違いますので、状況に合わせたシャットダウンタイマーの設定を行います。 まとめ DELLのサーバー専用として、さまざまな利用シーンに応じていろいろな管理ができるようになっており、そのためのソフトウェアが付属する、というのは他のUPSに比べて、価格面で優位になるのではないかと思います。 今回利用した500W一台の規模では、価格面ではそれほど変わらない印象もありますが、別途PowerChuteなどの電源管理ソフトウェアが不要なのは、調達、設定する側としては作業は減るかもしれません。 ファンの音は結構大きいとは思いました。それが気になる設置環境かどうかは気にする必要はあるかもしれません。 バッテリの寿命などは、実際に使ってみないと、他のUPSとの差は分かりにくいですが、消耗品ですのでどのみち交換は必要です。 サーバーを安全に運用するためには欠かせない機器ですので、一つのメーカーでそろえると、保守などの窓口が同じになりますので、使っていくうえで便利さを感じることもあるのではないかと考えます。