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なぜSSDは早いのか

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なぜSSDは早いのか

PCの記憶装置にハードディスクではなくSSDを利用したものがかなりの割合になりました。 SSDはハードディスクに比べて早い、ということが多く語られます、なぜハードディスクよりもSSDの方が高速なのでしょうか。 歴史的な経緯や装置としての特性があります。 ハードディスクはそれまでのフロッピーディスクや磁気テープとの競合として現れ、その高速さと大容量で他の記録装置よりも秀でているということでほとんどのPCやそれ以上のサイズのコンピュータで使用されることになりました。 ハードディスク登場時の巨大なデータといえば、ほとんどの場合現状のWindowsPCが扱うデータに比べれば比較的小さなデータです。 OSもコンパクトなものでドライバなども多くなく、小さいメモリに収まるものでした。 扱うデータは大容量のデータを読み込み逐次処理していくような形が多く用いられていました。 ファイルを順次読み書きするをシーケンシャルアクセスと呼び、連続していないデータを随時読み書きすることをランダムアクセスと呼びます。 ハードディスク登場当時、大きなデータを扱うときはシーケンシャルアクセスを用いる比率が多かったのです。 ハードディスクは円盤型のメディアで、連続したデータは円周上に連なって配置されているため、ハードディスクの回転速度と読み込みレートは密接に関係していました。 現在のOSは、様々なドライバやライブラリなどをその時のメモリの状況やアプリケーションの起動に際して読み込むため、ディスクの様々な領域にあるファイルにほぼ常時ランダムアクセスしています。 ハードディスクは機械の仕組み上、円盤内のバラバラに配置されたデータを読み込むときは磁気ヘッドと呼ばれる読み込み部分をモーターによって動作させ続ける必要があります。その移動に必要な時間がオーバーヘッドになります。 現状のOSやデータのランダムアクセスの多さから、ヘッドを物理的に動作させずにフラッシュメモリの必要な部分にアクセスできるSSDが非常にマッチしている状態です。 SSDは磁気ヘッドと円盤メディアの構造を持たないためランダムアクセスに大変強い記憶装置です。 現在のOSやアプリケーションのファイル操作のあり方から、比較的高額でありながらもSSDがその主流を占めるようになってきています。

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Windows10とWindowsのこれから

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Windows10とWindowsのこれから

次期WinodwsはWindows10になることが決まるようです。 Windows10ではデスクトップを重視し、従来通りのスタートボタンを付けるという原点回帰が行われます。 やはりタイル状のタッチパネル向けユーザーインターフェースであることが、デスクトップやノート型PCのユーザにとって抵抗感のある部分でした。 このままではWindows XPのように、主に企業でのWindows7サポート期限切れまでまでの使用が目に見えていますので、マイクロソフトも何かしらアップグレードを促し、全体のサポートのコストを減少させていきたいはずです。 またWindows10ではWindows PhoneやWinodwsタブレットなどスマートデバイスと、デスクトップ、ノート型のWindowsを一つにまとめることが一つの重要な部分になっています。 Windowsバージョンアップの難しい部分 マイクロソフトはソフトウェア製品であるWindows、Windows ServerとOfficeがその大きな柱になっています。 ハードウェアはDELLやHPをはじめとした、ハード専業メーカーと連携することでパソコンの普及で大きな役割を果たしてきました。 ハードウェアメーカーからは、より高利益のパソコンを売りたいという要求があり、Windowsの世代交代ごとに必要最低限のスペックが高くなることが求められました。 よりメモリが必要で、最新のCPUが必要で、グラフィックス能力が必要なパソコンがたくさん売れれば、それらを抑えた廉価品よりも利益率は上がります。 要件はWindows98からXPに、XPからVistaに代替わりする際に大きく変わりました。98からXPは安定性などで大きなユーザーのメリットがありましたが、XPからVistaはVistaのリリース時のこなれてなさから、新しいパソコンに買い替えたのに遅い、という逆効果をもたらしてしまいました。 これがXP現役時代の異様な延長を生んだことは確かです。 タブレットPCとデスクトップPCの融合 マイクロソフトは一方で、iPad登場より遥か以前からタブレットPCの普及に何度か挑戦しています。 従来のWindowsの動作条件を満たすタブレットは、どうしてもノート型パソコン並みの部品点数と大きさ、重さが必要なので、タブレットでなくては実現できない、ということがない限りはノート型パソコンを置き換える理由がありませんでした。 専用ペンのタッチパネルから、静電式マルチタッチ、ハードディスクからフラッシュメモリ、超低電力で動作するプロセッサ、これらが整い、いまのWindowsタブレットはようやく一般利用者向けの製品として成立し始めています。 Windows10ではパソコン、タブレット、スマートフォンそれぞれのデバイス向けに別々の派生版Windowsとして提供していたものを、一本化していくという方針を打ち出しています。 そのためにマイクロソフトが取り組んでいるのは、Windowsの軽量化です。Windows10の必要最低限スペックはWindows Vistaとほぼ同等です。これはAtomなどの省電力ながら処理能力の低いプロセッサや、iPad相当の1GBのメモリでも動作することを目指しています。 ここを高く設定すればタブレット競争で勝ち残ることはできませんし、これに成功すればWindowsはタブレットの市場でもシェアを確保することができます。 デスクトップなどであれば、今まで通りの十分なパフォーマンスを発揮しつつ、スマートフォン、タブレットでも同等の使用感を提供する、という方向により大きくマイクロソフトは舵を切ろうとしているようです。

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Windows8のデスクトップにプログラムメニューをシンプルに追加する

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Windows8のデスクトップにプログラムメニューをシンプルに追加する

windows8はデスクトップからスタートメニューがなくなってしまい、エクステンションなどをインストールすることによって追加することができますが、単純にプログラム起動のショートカット集がほしい場合に、一番シンプルな方法をご紹介します。 ツールバーにプログラムフォルダを表示させる ものすごく簡単です。表題だけでわかる人はわかってしまうと思いますが、簡単に説明しますと、下記の通りです。 プログラムフォルダは下記の場所にあります。 C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs これをツールバーに追加すれば、タスクバーにプログラム一覧が表示されます。 既存のツールバーを右クリックして、ツールバーを選択します ツールバーから新規ツールバーをクリックします。 フォルダ選択画面になりますので、Cドライブ-Program Data-Microsoft-Windows-スタートメニュー-プログラムと辿ります。 フォルダーの選択をクリックします。 このような形でプログラム起動のショートカットメニューが作られます。 筆者的にはこれでスタート画面に戻る必要はほとんど感じなくなっています。 コントロールパネルなどもタスクバーにピン止めしておけるので、デスクトップから辿らねばならないものはほとんどありません。 筆者は、Macでのよく使うアプリは、Dockにいれて、頻度の高くないアプリはアプリケーションフォルダか、LaunchPadから起動するというフローとほぼ同じ形に持っていけて、個人的には十分満足しています。 昨日されたWindows8.1には従来型のスタートメニューが戻るかもしれない、という噂もありますが、それはまた6月待つのパプリックプレビューバージョンを楽しみに待ちたいところです。 追記 上記の方法は全ユーザーで使用できるスタートメニューのみで、各ユーザーごとに作成されたショートカットは使用できないことをご指摘いただきました。 これを多少応急処置ですが、どちらも使えるようにしてみたいと思います。 まず、個別ユーザーのショートカットは C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs に収められています。 ここにエクスプローラーで移動し、管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。 ここでAllusersという名前でC:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programsにシンボリックリンクを作成します。 mklink /D allusers “C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs” これでallusersという名前のフォルダが作られ、全員のショートカットとつながりました。 このフォルダを上記同様に、ツールバーに登録します。 コマンドプロンプトを普段使われない方にはちょっと敷居が高いように思いますが、一つの方法として参考になるようでしたら幸いです。

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WindowsXPのお得感のナゾ

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WindowsXPのお得感のナゾ

Windows7への移行も順調に行われているWindowsXPですが、その使用期間は大変長いものになりました。 サポート自体は2014年4月まで行われますので、現在も使用を続けているユーザーも多くいるはずです。 WindowsXPは、非常にお得感が高かった、と感じます。 そのお得感のナゾを考えてみたいと思います。 Windowsのサポート期間と価格 まずは下記の表をご覧ください。 OS名 定価 リリース 延長サポート終了 サポート期間 月割り単価 Windows98 ¥24,800 1998年07月 2006年07月 96ヶ月 ¥258.33 WindowsNT4.0WS 1996年08月 2004年06月 94ヶ月 Windows2000Pro ¥34,700 2000年02月 2010年07月 125ヶ月 ¥277.60 WindowsXP Pro ¥35,800 2001年11月 2014年04月 149ヶ月 ¥240.27 WindowsVISTA ¥39,690 2006年11月 2017年04月 125ヶ月 ¥317.52 Windows7 ¥39,690 2009年09月 2020年01月 124ヶ月 ¥320.08 Windows8 ¥6,090 ¥16,000 2012年10月 2023年01月 123ヶ月 ¥49.51 ¥130.08 OS X Tiger ¥22,800 2005年04月 2009年09月 53ヶ月 ¥430.19 OS X Leopard ¥14,800 2007年10月 2011年06月 44ヶ月 ¥336.36 OS X Snowleopard ¥3,300 2009年08月 40ヶ月(推定) ¥82.50 OS X Lion ¥2,600 2011年07月 40ヶ月 (推定) ¥65.00 OS X MountainLion ¥1,700 2012年07月 40ヶ月 (推定) ¥42.50 定価とは正規版の定価価格です。OEM版は購入時の本体での利用が条件となるため、本体の寿命とかかわりなく使える正規ライセンスの定価を記入しています。 2013.2.6追記 優待価格終了につき価格表改定。Windows8では新規インストール用パッケージはなくなりDSP版(OEM版)と統合されたようです。 延長サポート終了とは、セキュリティアップデートの提供終了時期と考えていただけるとわかりやすいです。 セキュリティアップデートがない状態でOSを使い続けるのは、その後に発見された脅威に対応できないので、事実上の使用期限と考えます。 リリース開始から延長サポート終了までをサポート期間とし、その月数で定価を割ることで月々の使用料金を割り出してみます。 これは払いきりのOS購入料金に対して、OS提供メーカーがどれだけの間サポートに費用をかけたかという指標になるのでは、という試みです。 Mac OS Xについては参考までに載せてありますが、Appleはハードメーカーでもあり、ソフトウェアメーカーであるマイクロソフトとは考え方が違うため、参考までに記載しています。 サポート期間と更新期間 上記グラフは製品のサポート期間と、サービスパックなど、更新版が提供されていた期間のを図示したものです。 グリーンの期間がサービスパックなどのバージョンアップが行われていた期間、赤い部分がセキュリティアップデートなどが提供されていた期間です。 ここでもWindowsXPは最長となっていますが、WindowsXPまではサポート期間の半分程の期間にわたって、サービスパックなどが提供されていたことがわかります。 WindowsXPが突出した理由 これらからみられるのは、Windows7までのWindowsは平均的に3万円台後半を定価とし、標準的な延長サポート期間は120ヶ月(およそ10年)。標準サポート期間は65ヶ月で、およそ5年と定められているようです。 WindowsXPは前世代のWindows2000から1000円値上げしますが、サポート期間は149ヶ月と24ヶ月長く設定されています。 WindowsXPの登場時、Windows95/98/Meまでの古いWindowsを、WindowsNTベースの新しく堅牢なWindowsに置き換えることが最も大きな役割でした。 これによりリソース不足に悩まされていた、Windows98やMeなどのユーザーは安定性を手に入れることができ、Windowsの信頼性を大きく向上することができました。 マイクロソフトは、このWindowsXPの成功を礎として、Windowsの次期バージョンLonghornの開発に着手しました。 しかしWindowsXPに、セキュリティー的な欠陥が次々と発見され、2004年にWindowsXP全体のセキュリティーを見直したサービスパック2がリリースされることになります。 大きなバージョンアップである、サービスパック2のリリースのためにLonghornの計画は遅れ、当初搭載すると表明していた機能を削減したWindowsVistaが発売されるまで、XP登場から5年の月日がかかりました。 このWindowsVistaはメジャーバージョンアップであったため、多くのユーザーの間で様子を見たり、買い控えたりする動きがでました。 買い控え自体はWindows2000からWindowsXPに移行時にも見られましたが、Vistaは登場時の評判も芳しくなかったため、買い控えを選ぶユーザーがかなり多かったことから、マイクロソフトもサポートの延長をえらばるを得なくなりました。 古いOSを使い続けるリスク 登場時期の古いOSを使い続けるリスクは、新しいOSに乗り換えて問題が発生するリスクよりも、期間を経るごとに大きくなっていきます。 古い設計のOSは、最新の状況に追従しにくく、ソフトウェアメーカーとしても、サポートのためにより多くの費用が必要となります。 WindowsXPからWindowsVista/7以降はUACはじめ大きなセキュリティー上の変更も加えられており、サポート終了を待たず、可能であれば、早く移行すべきです。 WindowsXPの12年というサポート期間は、他のOSと比較しても異常に長いと言えます。 マイクロソフトも売り切りモデルのソフトウェア製品に対して、そこまでの長い期間のサポートを続けることは、大きな負担となったはずです。 Windowsも近年はサービスパックのリリースを早いうちに止め、新規製品のリリース間隔を短くしていくことがグラフからもわかります。 これからのOS製品のリリースについて OS単体でのビジネスモデルではなく、本体製品とのセットで販売することを前提とするAppleが、比較的短いサイクルでOSの新バージョンをリリースし、サポート期間は短く、価格は低下させていく方針を打ち出しています。 これはなるだけユーザーが新しいOSに移行しやすくし、メーカーとしてOSリリース以降にかかる費用を低減し、新しい製品への開発資源を集中させるためでしょう。 この動きにマイクロソフト社も追従する動きを見せており、Windows8は\6,090とそれまでのWindowsとは大きく異なった価格帯で発表し、またOSのリリース間隔を短くするという情報もあります。 WindowsXPはユーザーにとってはお得感の大きいOSではありましたが、OSメーカーにとっては様々な方針の転換を促すものになったのではないでしょうか。

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ハードディスクとSSD

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ハードディスクとSSD

ハードディスクの利点と弱点 ハードディスクの最大の利点といえば、その実績です。 ハードディスクは壊れやすい、あるいはすぐに壊れる、という印象を持たれている方もいらっしゃると思いますが、家庭用のPCから業務機器の中など、さまざまな分野で利用されている、信頼性の高いメディアであるといえます。 内部構造が複雑であり、モーターでプラッタと呼ばれる円盤を高速回転させる仕組みであることから、物理的な障害はいつかは起こります。軸受けの摩耗や、読み取りヘッドが円盤面に接触するクラッシュなどが主な故障の原因です。 障害を減らすためには、できるだけハードディスクを高温下で使わないということが重要です。ハードディスクは構造上熱を持ちやすいので、排熱をしっかりしておかないと、自分自身の熱で寿命を低下させることになりがちです。 このような劣化は必ず起こることなので、バックアップやRAIDなどを利用して障害に備えることで、データを保護する必要があります。 価格あたりの容量単価が高いことは大きな利点です。ハードディスクは記録・読み出し方式が更新され、記録容量が年々進化しており、より高密度の情報を一枚のプラッタに記録することができるようになっています。 SSDの利点と弱点 SSD(ソリッドステートドライブ)の最大の利点は、その読み書き速度です。 連続読み出し速度は高速なものであれば400MB/秒以上にもおよび、ハードディスクの3倍以上の高速性をもちます。 ハードディスクはプラッタの回転速度と、ヘッドの移動速度など、物理的な可動部の制約に縛られていますが、SSDはフラッシュメモリへの電気的なアクセスになりますので、そのような制約を受けません。 システムの起動や、アプリケーションの起動などは確実に実感できるぐらいに高速化します。 最大の弱点とされる点は、書き換え可能回数に上限があることです。 このことについて、実際に検証されているサイトもあり、参考になります。一般的な用途であれば、書き込み上限に達するにはかなりの時間がかかるようですが、製品ごとに性質が違うので、必ずしも十分な寿命を持っていない可能性もあります。 この制約があるので、頻繁に書き換えのおこる場合や、一時データを保管するのには用途として向いていないとされています。 容量単価はかなり高価です。また、ハードディスクほど巨大な記憶容量を持った単体のドライブはまだ出回っていません。 高価とはいえ、値段はこなれてきており、それによって効率化される分野であれば導入する価値のあるデバイスです。 ハイブリッド型とFusionDrive これらの両方の特性の良い部分を活かしたハイブリッドハードディスク、あるいは最新型のiMacやMac miniに搭載されているFusionDriveと呼ばれるものがあります。 大規模なデータはハードディスク部に置き、頻繁に読み取られるデータはSSD部分に保存することで、両方のメリットを受けることができます。 小容量のSSDをハードディスクのキャッシュとして利用することで、全体の価格を抑えつつHDDの大容量も同時に備えるドライブをハイブリッドハードディスクと呼びます。 FusionDriveは128GBのフラッシュディスクと、1TBあるいは3TBのハードディスクを一つのボリュームとして扱います。 一般にハイブリッドハードディスクと呼ばれる単体のドライブではなく、個別のフラッシュディスクとハードディスクをシステム上で一つのドライブとしてアクセスする仕組みです。 128GBの容量を超えたデータを扱うとき、どういう挙動になるのか、頻繁に読み取る部分をどう判別するのか、といった部分はこれから検証が待たれます。

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Windows8をタッチパネルで操作したい

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Windows8をタッチパネルで操作したい

Windows8がリリースされて、半月ほどになります。 実際インストールされたかたも、いらっしゃると思いますが、大半の方は今のところ様子見ではないでしょうか。 Windows8をインストールしてもタッチパネルにならなかった、という苦情が一部寄せられたとのお話もありますが、もちろん既存のPCでタッチパネルがなければ、あのスクリーンをタッチ操作できません。 Windows8はマウスで操作する限りは、その真価が発揮されにくいものです。 簡単にタッチパネル操作を試してみたくても、新しいPCを購入することに踏み切れない場合、既存のタッチパネルのモバイル機器を利用して、その操作感を試してみることができます。 今回iPadを利用して、その操作感を試してみることにしました。 実際の動画 用意するもの ・Windows8をインストールされたコンピュータ ・SplashTop StreamerをWindows8にインストール ・iPad ・Win8 Metro Testbed (Win8 Metro Testbedは有料のアプリです。) 導入方法 Windows8側 このサイトからSTREAMERを取得をクリックして、STREAMER(リモートサーバー)をダウンロードし、インストールします。 インストール後は常駐して、クライアントからの接続を待ち受ける状態になります。 ここでセキュリティコードを設定しておいて、そのセキュリティコードを接続時にiPadでも入力することになります。 iPad側 iPad側ではこちらから、Win8 Metro Testbedをインストールします。 これがリモートクライアントとなります。 接続 Streamerから必要な設定を終えると、iPadのアプリからコンピュータが見えるようになります。 コンピュータを指定すると、先ほど設定したセキュリティーコードを聞かれます。 無事接続すると、このように「接続が確立されました」と表示されます。 Windows8の操作の第一印象 あのタイル状のWindows8の象徴ともいえるスタート画面は、マウス操作とタッチパネルでは印象は180度変わります。 画面端からのフリックで、さまざまな機能を呼び出せるものが、マウス操作であれば、右下コーナーにポイント、右クリックするといった直感的でないものになっています。 あとはWindows8用アプリの圧倒的な少なさ。スタート画面は機能の呼び出しと、通知を兼ねた、新しいものではありますが、従来型のアプリを呼び出すと、従来のWindowsのデスクトップ画面に強制的に引き戻され、従来の操作感覚になります。Officeなども、起動すると従来のデスクトップ上での操作となります。そうなると、むしろタッチパネルよりもマウスのほうが使いやすいです。 従来のアプリばかりを使うのであれば、あのスタート画面ははっきり言うと余計なワンステップです。最初からデスクトップ表示を選ばせてほしいと思うのも無理はありません。 今後このWindows8スタイルのアプリが増加すれば、スタート画面に意味合いを持たせることができそうですが、今のところOSの思想にアプリの開発がついていっていなく、目的のアプリを手に入れるためにWindows Storeにいっても、あまり選択肢はありません。 Windows8インストールベースの新規PCが増加することによって、Windows8スタイルのアプリケーションを開発することが開発者にとって有利になるのであればアプリも増加し、Windows8は徐々に使いやすいものになり、人それぞれのスタート画面に情報を集約できる、Windows8の理想の姿に近づいていくでしょう。 そうなったとき、ようやく従来のWindowsアプリも動く、タッチパネルに最適化されたOSと呼べるものとなり、他のタブレット型コンピュータと競争力を持つものとなるのではないかと考えます。