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macOS Catalina

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macOS Catalina

2019年10月8日にmacOSの新バージョンCatalinaがリリースされました。 Catalinaでは機能の追加や付属アプリの変更などが加わっています。 iPadを持っている人には目玉となるSidecarという機能が加わりました。 これはiPadをMacのサブディスプレイや液晶ペンタブレットのように利用できる仕組みです。 早速使ってみましたが接続は簡単でした。システム環境設定のSidecarから簡単にペアリングなどができます。 Sidecarを使うと単にサブディスプレイになるだけでなく、iPadにサイドバーが表示されそちらでキー操作などもタッチで行うことができます。 Sidecarで利用しているiPad上に移動させたウィンドウで作業中に、いちいちキーボードに戻らずにApplePencilなどの作業に没入できるというのは新たな価値を提供されていると感じるとことでした。 他に大きな変更としては長らく利用されていたiTunesアプリがミュージック、Podcastなどに分割されたところでしょう。 こちらはiOS機器との連携としてはスムーズになったかと思うところです。 iTunesはこれまでiOS機器のバックアップに利用されていましたが、これはFinderに機能が移されました。 iOS、iPadOS機器をケーブルで接続するとFinderにiOS機器のアイコンが表示され、そちらをクリックするとファイル同期の設定やバックアップの設定を行うことができます。 iTunesの解体、Sidecar以外については付属アプリの使い勝手の向上やiOSに近いユーザー体験をもたらすものです。 iPad向けのアプリをmacOS向けにビルドできるCatalistという機能も今後利用するアプリが増えるにつれ意味合いを増してくるように思います。 不具合などが起こりうる可能性も考えて、アップデートの際はバックアップを取っておいた方が良いでしょう。

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iPadOS

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iPadOS

2019年6月3日に行われたAppleの開発者カンファレンスWWDCでiPadに新たなOSとしてiPadOSが搭載されるという発表がありました。 iPadOSはiPadのためにiOSからさらに機能を拡張したものになります。 またMacとの相互の利便性を高めるものでもあります。 iPadOSはSafariがモバイル版ではなくなりPC用のSafariと同等のものになります。 これにより今まで専用のアプリで操作することになっていたG SuiteのGoogle Documentもようやくブラウザ上で動作するということです。これは筆者にとって最大の朗報です。使っていて一番物足りない部分でした。 またSplit Viewも進化して同一アプリを画面分割して利用できるなど、もう一歩PCに近い利用感になります。 例えばおなじブラウザを二つ開いて動画を見るなどということもできるようなるかもしれません。PCではよく使うような利用法です。 ブラウザで開いたGoogle DocumentにWebサイトを参照しながら書くということもできるようになりそうです。 USBメモリやSDカードへ保存されたファイルへの対応、Windows ServerなどのSMBサーバーへの接続、zipファイルの展開など、ファイルシステムをあえて持たないようにしていたiOSをより一層PCに近づけるものになりました。 iOS搭載のタブレットからタブレットPCに近いものになるという形のアプローチです。 iOSやiPadOSのプロジェクトをmac OS上で利用できるようにするX Codeのビルドオプションも今後利用できるようになり、iOSアプリがMacでも利用できる日が近づいています。 iOSとmac OSは統合されるのではないかという噂がかなり以前からありますが、iPadOSの登場により状況は複雑になったという印象があります。 MacとiPadの差を減らすことにより、MacとiPadがニアリーイコールな存在になると考えることもできます。 近い将来にARMマイクロプロセッサを搭載したMacが登場するのではないかという想像をしていましたが、ARMベースはiPadとして進化させていく、Intelベースは後方互換性の強いMac OSとして維持していくという二つの道があるのかもしれません。

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MacとiPhoneの関係

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MacとiPhoneの関係

macOS Sierraがリリースされ、特に大きな不具合も起こることなくインストール台数は増えています。 OSアップデートは毎年のこととなり、ソフトウェアのベンダーも対応の体制をとることで多くはバージョンアップ後もそのまま使い続けることができるようになっています。 今回の目玉は音声アシスタントSiriの搭載で、ユーザーインターフェースの改良が主なアップデート内容です。 Cortanaなど先行してWindowsに音声アシスタントが搭載されています。macOSではiOSと統一の音声インターフェースを持つことで、iPhoneユーザーと同じように違和感なく利用することができるプラスアルファがあります。 OSとしてはiOSとの違和感のない行き来を目指す中でMacとiPhoneはどのようになっていくのでしょうか。 筆者はプライベート時間帯においてMacはあまり使用せず、主になるパーソナルコンピュータはiPhoneです。 iPhoneでできないことをデスクの上でMacを操作して行いますが、仕事以外でそれをする時間はどんどん減っています。 かつては音楽を聴くにしても、デジカメの写真を見るにしても、ゲームをするにしてもパソコンを起点として行なっていました。 Webブラウザやメールチェックもそうです。 しかし手元に常に持っている機器でできるなら、わざわざではなくそれを利用したくなります。 iPhoneは発売当初、iTunesでMacと同期する、主従の関係を持っていました。 今はバックアップや音楽のダウンロード、写真の同期などはiPhone単体でできるようになり、パソコンを持っていないことによるデメリットはどんどん減少しています。 現行のMacラインナップではMacbookがサブPCとしての思想で作られているように思いますが、必ずしもデスクトップPCのサブ、というわけではないように感じています。 iPhoneでできないことをするためのサブPCという主従の逆転も起こりそうだという予感がします。 そのような流れができるのであれば、MacbookはIntelのプロセッサを採用せずiPhoneと同じARM系のプロセッサを採用するかもしれません。 そうなるとMacとiPhoneでアプリケーションレベルでのシームレスが可能となり、よりお互いを補い合う関係が強くなります。 MacがAppleの主力と考えるとあまりにも大きな変化になりますが、それはパソコンとしてスマートフォンに道を譲るという意味を持たず、よりコンピュータ自体が自然な存在となる過程と筆者は考えます。

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FusionにWindows10をインストールすると何GB必要か

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FusionにWindows10をインストールすると何GB必要か

Windows10を1からインストールすると、どれぐらいのサイズの仮想マシンのイメージが作られるのかを確認してみようと思います。 現在VMWare Fusionで利用しているWindows10が心持ち動作が遅く感じられるようになり、またディスク容量も大きく取るようになってきたので、これをクリーンインストールし直そうと考えました。 もともとはWindows8.1を利用していたのですが、Windows10へのアップグレードをそのまま実行した仮想マシンです。 アップグレードなどをすると不要なファイルなどが残されてしまったり、復旧用にファイルが作成されるなどでイメージが膨らんだのかもしれないと思っています。 新規にインストールするにあたって用意したISOイメージはWindows10 Pro 64bit バージョン1511というものです。最初のリリースからある程度のアップデートが適用されたものです。 VMWare Fusionの新規セットアップを利用してISOイメージからWindows10をインストールしていきます。 初回セットアップが終わって統合ツールもインストールされ、出来上がったイメージは11.9GBでした。 そこからWindows更新ファイルをインストールします。 Windows Defenferの定義ファイル含めすべてのアップデートが終わったところで14.2GBになりました。 Office365をセットアップすれば筆者としてひとまずは使える形になるので、そこまでを引き続き行います。 Edgeを立ち上げoffice.comからOffice2016をインストールします。 オンラインからのインストールはセットアップファイルや媒体が必要ないので非常に便利で扱いやすいです。また最新版を取得できるのでインストール後にアップデートをかける必要がありません。 こういった場合も別途用意するファイルが必要ないので、単純にOfficeをインストールしてどれだけディスクを利用するかがわかりやすいです。 Office 2016 32bit版がインストールされた時点での仮想マシンのイメージは17.1GBでした。 仮想マシンのイメージは利用されただけ拡張していく設定にしていますので、ファイル作成などを行わなくともサイズは増減します。 あくまで参考程度のものですが、Windows10とOffice 2016だけで20GB前後のディスク容量が必要となります。 そこからユーザーファイルはホストマシンのMac側のファイルシステムに置くなど、運用上の工夫で仮想マシンを大きくせずに使っていこうと思います。

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MacでAutomatorを使ってAVCHDをMP4に変換

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MacでAutomatorを使ってAVCHDをMP4に変換

家庭用ビデオカメラは、望遠レンズや手ぶれ補正、長時間録画などビデオ専用機ならではの機能が搭載されています。 運動会や、学校のイベント、その他旅行などスマートフォンではカバーしきれない範囲で必要とされています。 このビデオカメラの録画データをパソコンで利用するためには、専用の取り込みツールでカメラに添付のものをインストールするなどの必要があり、個別の録画データとして取り扱いにくいところがあります。 Macでこのビデオカメラの動画を取り込んで、いらないところをカットしてYoutubeなどの動画サイトにアップロードしたい、iPhoneやiPadに取り込んですぐに観たいという場合は、手っ取り早くMP4形式に変換してしまうのが一番簡単です。 AVCHDは単一ファイルの形でMacのFinderからは見えますが、実際はフォルダの構造になっています。 Controlキーを押しながらクリックし、パッケージの内容を表示を選びます。そこからBDMVを同様にパッケージの中身を表示し、Streamフォルダを開きます。 今日撮影した分であれば、Streamフォルダ内の変更日から本日撮影分のMTSを選びます。 スペースキーを押せば、QuickLookで再生でき、どのファイルがどの撮影内容に応じているのかがわかります。 これをH.264のMP4ファイルに変換するためにはAutomatorを利用します。 Automatorはファイルの処理などを定型化して自動化するアプリケーションです。 まず新規にワークフローを作成します。 アクションと呼ばれる機能一覧が左側のサイドにずらっと並んでいます。 「指定されたFinder項目を取得」を選び、右側の灰色の部分にドラッグアンドドロップをします。 続いて再びアクションの中から「メディアをエンコード」を選び、上記のFinder項目を取得のアクションの下にドラッグアンドドロップします。 これで複数のファイルを選んでメディアをQuickTime Xでエンコードするワークフローができました。 メディアをエンコードの設定で、動画の形式(setting)、品質(Encode for)、保存場所(Destination)を選択します。 Destinationは標準でソースと同じ場所(Same as source file)にチェックが入っており、このままではAVCHDパッケージの中に書き込まれてしまいますので、チェックを外し、ローカルディスクを選択します。 指定されたFinder項目を取得のボックスにエンコードの必要なファイルをドラッグアンドドロップします。 続いて右上の▶️実行をクリックします。 これでDestinationに指定されたフォルダにm4vファイルにエンコードされたファイルが書き込まれます。 このファイルの拡張子をmp4に変更すればmp4ファイルが利用出来る様々なソフトウェアやモバイル端末で利用することができます。

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VeertuのCentOS7でhttpサーバーを設定

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VeertuのCentOS7でhttpサーバーを設定

前回紹介したMacOS用の仮想化ソフトウェアVeertuですがこれでWebサーバーを設定し、Macから繋いでみました。 仮想マシンイメージはVeertuが用意しているCentOS 7 minimalのイメージを使います。 まず仮想マシンイメージをダウンロードし、起動します。 CentOS7のインストーラーを立ち上げると、日本語を選択し、インストール先のボリュームを指定、ネットワークがデフォルトで使用しない設定になっているので、使用するように変更しインストールを開始します。 インストール開始後にrootパスワードと管理者のユーザーを設定しておきましょう。 仮想マシンが再起動し、ログインを求められればユーザーでログインします。 まず最初に全てのモジュールを sudo yum update で全てアップデートします。 minimalインストールなのでApacheがインストールされていません。 sudo yum install httpd でインストールを行います。 仮想マシンのIPアドレスを確認するためにifconfigを行いますが、Cent OS 7ではifconfigはデフォルトでインストールされていないため sudo yum install net-tools の取得を行いました。 ローカルでhttpの確認のために sudo yum instal wget でwgetを取得します。 vi /etc/httpd/conf/httpd.conf でApacheの設定ファイル内ServerNameのコメントアウトを外し、 sudo systemctl start httpd.service でApacheを起動します。Cent OS 6ではService httpd startを使っていましたので、Cent OS 7に合わせた記述をしています。 sudo systemctl enable httpd.service を行って起動時にスタートするように設定します。Cent OS 6ではchkconfigに当たる記述です。 sudo vi /var/www/html/index.html で簡単なテキストを作成、記述しセーブします。 wget http://localhost でindex.htmlがダウンロードされます。 ホストのMacからの接続のためには80番ポートを解放します。 Cent OS 7ではiptablesの代わりにfirewalldが利用されているので、これに合わせた記述をしてポート解放してみます。 sudo firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent これでポートが解放されたので、ifconfigで表示されたローカルIPアドレスをホストのMacのブラウザで開きます。 index.htmlで記述したテキストが表示されれば完了です。 sshは最初から使えましたので、Macのターミナルからsshをすると簡単なように思います。 /var/www/htmlの所有権をユーザーにしておけばTransmitなどSFTPクラインアントからファイル転送をして、仮想マシン上でのWEBの作成などが可能になります。

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Mac用仮想化ソフトウェアVeertuをインストール

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Mac用仮想化ソフトウェアVeertuをインストール

Mac用のAppStoreに新しい仮想化ソフトウェアVeertuが登場しました。 これはMac OS X Yosemiteから導入されたHyper Visorフレームワークを最大限に利用した仮想化ソフトウェアです。 HyperVisorは仮想マシンにホストマシンのリソースを共有し、仮想化を支援する仕組みのことで、WindowsではWindows Server2008以降にHyper−Vの名称で導入されているものです。 VMWare Fusionなどはホスト型と言われ、仮想化ソフトウェアがアプリケーションと同じレベルでホスト上で動作します。 現在無償でApp Storeで提供されているので、これをインストールしてみました。 Veertuが用意したUbuntuやCentOSなどの仮想マシンイメージを利用する場合は無償、独自にISOなどを利用して仮想マシンを作成する場合はアプリ内課金$39.99で機能を拡張する必要があります。 Veertuが用意したLinuxはダウンロードすれば簡単に起動させることができ、手軽です。 VMWare FusionやParallesなどと違う点は統合ツールやドライバなどが用意されていないということです。 それが原因で様々なMacの機器が利用できなく、またこれはVeertuが対応するまで待つ必要があるようです。 統合ツールとドライバの出来を比べる限りではVMWare FusionやParallesなどと今の所比べるには至りません。 仮想マシンは操作画面から簡単に追加と削除ができます。 仮想マシンイメージは各ユーザの Library/Containers/com.veertu.Veertu/Data/VM Library/ に保存されていました。 当面コンソールベースのLinuxだけであればこれで様子を見てみるのも良いかもと感じます。

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VMwareFusion8でWindows10にアップデート

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VMwareFusion8でWindows10にアップデート

Windows10をゲストに対応したVMware Fusion8が発売されました。 これまでVMware Fusion6でWindows8.1を利用していましたので、これを両方ともアップデートします。 VMware Fusion8は次期OS XのEl Capitanでも利用できるということで、Yosemiteからアップデートする際にVMware Fusionが対応しなくなることの対策にもなります。 まずVMware Fusionからアップデートをかけます。VMware Fusionをすでに購入している人は、アップデート価格で公式サイトから購入することができます。 アップデートで購入する場合は旧製品のライセンスキーが必要です。 うまくいかなくなると困るのでサスペンドしてる仮想マシンをシャットダウンし、アップデートかける前にTime Machineでバックアップをかけて戻せるようにしておきます。 VMware Fusionのアップデートは体感的にすぐに終わりました。 Fusion8からWindows8.1仮想マシンを起動して、仮想マシンをアップデートするとともに、統合ツールもFusion8のものにアップデートをかけます。 ここでWindows10の自動アップデーターが動作するのかと思いましたが、仮想ビデオアダプターに互換性がないというエラーメッセージがでてアップデートされません。 そのため手動でアップデートを試みます。 https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 このツールをWindows8.1で動作させると、Windows10へのアップグレードが始まり、ダウンロードを開始します。   仮想マシンでWindows10にアップグレードが始まりますので、しばらくこれを待ちます。インストーラーは都合3回ほど仮想マシンを再起動していました。 インストールができましたが、画面の解像度が大きくとれません。 1152x864、1024x768、800x600の三つの選択肢がありません。ドライバは仮想マシン用のドライバを正しく認識しています。 まず試せそうな手として統合ツールを再インストールしてみます。   VMWare Toolsをアンインストールし、再度Fusion8のメニューから仮想マシン-VMware Toolsのインストールを選択します。 この操作にはアンインストールとインストールで二回の再起動が必要です。   無事ホストのディスプレイに合わせた解像度が表示されるようになりました。  

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Apple製品の分解サイトiFixit

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Apple製品の分解サイトiFixit

先日発売が開始された新しいMacBookの分解記事がiFixitで公開されています。 https://www.ifixit.com/Teardown/Retina+Macbook+2015+Teardown/39841 筆者はいつでもAppleから新製品が発売されるたびにこのiFixitが分解記事を掲載するのを楽しみにしています。 Apple Watchも入手できるようになればすぐにiFixitで分解記事が掲載されると思います。 Apple製品はオンラインストアでのカスタマイズ以外に個人での部品交換などが不可能な構造で発売しています。 バッテリ交換の可能なモデルも現在はないので、Apple製品にドライバーなどを使う機会はありません。 そして分解した場合はAppleからの修理は受けられなくなってしまいます。 ただ保証が切れてしまった場合、Appleから提供される修理でなく自分の力で直したいという需要はありますので、iFixitはそのために分解記事を作成し公開しています。 専用の工具がないと修理できないものばかりですので、そのためのツールをiFixitは販売しています。 筆者は修理のためでなく、どんな構成で作られているのか、どんなチップやパーツが選ばれているのかなどを興味深く読ませてもらっています。 iPadもほとんどがバッテリーであることに驚きましたが、今回のMacBookもバッテリーの装着点数の多さに驚かされました。 もともとApple製品の分解というとApple情報サイトの中でもKODAWARISANという日本の方が運営されているサイトがファンの間では知られていました。 http://www.kodawarisan.com/ ハードウェアという観点からパソコンやスマートフォンを見ることも少ないと思いますが、どちらも工業製品として作られていることを思い出す意味でも一度いろいろ眺めてみるのも楽しいかもしれません。

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Yosemiteの写真(Photos)リリース

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Yosemiteの写真(Photos)リリース

YosemiteにiOSと統合された写真(Photos)という機能が搭載されました。 これはiPhotoなどに変わるApple製写真アプリで、取り込み、閲覧、アルバム、編集などの機能を備えています。 iPhotoから追加された新しい機能で最も大きいものはiCloudでの写真の同期です。 Macでデジタルカメラから取り込んだ写真も、iPhoneで撮影した写真や動画もiCloudにアップロードされて、iPhoneでもiPadでもMacでも利用できることがメリットです。 これまではPhotoStreamという形で直近の1000枚の写真だけが共有されていましたが、今後はすべての写真が共有され、どのデバイスでも利用できるようになります。 iOSも同時にアップロードされ、iCloudに写真という項目が増えています。 PhotoStreamはある程度サイズを縮小して共有されていましたが、今回のiCloudの写真機能では縮小しないサイズの同期が可能です。 Photosの機能で気になっていたこと ・iCloudの容量が不足するのではないか Photosがリリースされるということで、気になっていたのはiCloudの容量が足りるのかということでした。 現在パソコンで取り込んだ写真をすべてアップロードすれば、現在契約している容量では不足です。 iCloudはiOSのバックアップにかなりの容量を使っていますが、このバックアップを削除したくありません。 今回iCloudへの写真機能を使用するとiOSバックアップから写真データがすべて写真に移されるようです。 それまでは写真をすべて含んだ形でバックアップされていましたので、容量を使っていましたが写真機能によりかなりサイズはスリムになっています。 その分写真のための容量ができましたが、ただiCloudの無料の契約2GBではよほど写真を利用しないという方でないと容量的に足りなくなるでしょう。 ・RAWはどうなるのか デジタルカメラでRAWというJPEGなどに縮小する以前のカメラが直接センサーから取得する形式の画像保存ができるものがあります。 RAW形式から加工すると、JPEGに圧縮加工する前のデータですでの、より自由に編集加工ができます。その分サイズはかなり大きくなります。 Macで写真を取り込むとRAWも自動的に取り込みiCloudに同期します。 RAWを利用するには右上の編集ボタンから編集モードに入るとRAWをオリジナルとして使用が利用できます。 現在Apertureのような細かい現像機能はないようですので、ある程度複雑な編集が必要な場合は他のアプリを使う必要がありそうです。 他のMacにもRAWファイルは同期されるようです。 ・iPhotoに比べてどうか iPhotoに比べれば、起動、取り込み、編集などあらゆる部分で軽快な印象を受けます。 フォトライブラリの格納方法はiPhotoやApertureのライブラリとほぼ同じ形式をとるようです。 iPhoneなどで写真を利用されている方にはほぼ直感的な操作と編集ができると思います。 Apertureの代わりになるかと言われるとハイアマチュア以上の方には機能不足の感は否めません。 共有機能にはApertureに追加というメニューがありますので、そういう必要性がある場合にはApertureに追加して作業するという流れを作りたいのかもしれないです。 デジカメやiPhoneで写真を撮って、トリミングや簡単な編集をしてSNSにアップロードして楽しまれている方が大多数を占めるはずです。 OS備え付けの写真アプリとしては十分使いやすいものではないかと考えます。  

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