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Excelとの付き合い方

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Excelとの付き合い方

Microsoft Office SuiteのExcelは様々なことにその機能が生かされています。 一般には表計算ソフトとして知られるものですが、計算以上にデータベース的な用いられ方、用紙のフォーマットなど広くに渡って利用されています。 Excelはマクロ言語VBAは非常に強力で、一種のプログラミング環境とデータベースまで統合された環境としてみなされることもあります。 なにもかもがExcelでできるならばExcelでまとめてすればいいという考え方もあります。 ただ複雑に作り込まれたExcelのシステムはメンテナンスなどが簡単ではありません。一箇所セルの部分を削除してしまうとうまく動かなくなったりなど、作成者しか知らない関数やマクロの組み合わせとなってしまうことも少なくありません。 そのようなことを何らかドキュメントに残し、情報を共有しておかないと、いざ作成者の方が他部署に移るなどをしてしまうと誰も仕組みを把握できなくなってしまい、それはリスクとなります。 Excelにデメリットがあるとすれば、そのような設計書やドキュメントを残しにくいところにあるでしょう。 システムキューブではKintoneでこのようなExcelデータベースのような仕組みをクラウド化してシンプルにしています。 Kintoneはセル間の計算の関係や、javascriptによるプログラミングなどの環境やドキュメントも整えられており、1からプログラミングをしたことがないという人でも簡単な学習で始めることができます。 特に複雑になりがちなデータベースとしてのExcelの利用は、一度Kintoneなどのノンプログラミングプラットフォームのメリットを検討してみるといいかもしれません、運用は確実に柔軟になりリスクが低減します。

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データベースはパソコンからクラウドへ

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データベースはパソコンからクラウドへ

古くからあるデータベースソフトの一つFileMakerがFileMaker Cloudを発表しました。 AWSにホストを持つクラウド型のFileMaker Serverで、PaaSのように使えるものかと感じます。 オンプレミスのサーバーよりもAWSの高可用性を重要視することと外出先や拠点間でのモバイル利用をつよく意識したもののようです。 PaaS型のクラウドは多くはデータベースのアプリです。 まずプラットフォームとして独自のRDBMSがあり独自のAPIが提供され、その上に様々な業務用アプリケーションを構築して提供しているのが実際の姿です。 SalesforceのSalesCloudもForce.comのプラットフォーム上に構築されたSFAで、ServiceCloudやMarketingCloudなども同じようにプラットフォーム上にアプリケーションとして展開されており、サービスを購入することで連携することができます。またForce.com上で独自のアプリケーションを利用者が構築することもできます。 ZOHOも同様にZOHO CreatorがRDBMSとAPIをユーザーが利用できるようにしたものでZOHO CRMやSales IQなどもそのプラットフォーム上に構築されたものでしょう。 国産のクラウドプラットフォームKintoneはデータベースであることをそのまま使っているように感じます。JavascriptとCSSを利用したカスタマイズやAPIに力を入れているところが上記の2点とは異なっているなと感じるとことです。 データをどう活用するか、これが現在非常に重要となっています。 モバイルプラットフォームからオンプレミスのデータを閲覧するのはいくつかのステップを踏まなければならなく、これがクラウドであれば多くの問題が簡単に解決してしまいます。 現在特に営業支援などはお客様先や外出先での活用が利点になるので多く普及しているものと考えます。 FileMakerがクラウド化したことにより、その他業務、在庫管理や販売管理の分野などでもクラウド化、モバイルプラットフォームの活用などが普及していくように考えています。

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KintoneとSalesforceの違い

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KintoneとSalesforceの違い

KintoneとSalesforceは国内のクラウドプラットフォームの導入でよく比較の対象になります。 筆者としては二つのプラットフォームは性格が違うものと考えていますが、比較対象になるだけに後発のKintoneもSalesforceの良い部分を取り込んでいっているようにも見えます。 システムとしては、Kintoneはカード型データベースに近いもので、Excelでデータベース的な管理を行っているもののクラウド化として特化しているようです。 Salesforceは本格的なリレーショナルデータベースとカスタマイズ用の詳細な言語設定があり、大掛かりなプラットフォームです。大規模な構築をすれば基幹業務にも利用出来る機能があります。 目的としてはKintoneは現場の業務効率化を最大の目的としているように感じます。 Excelによるデータ共有はごく簡易なことに向いているので、それをKintoneへの移行する場合は、形式とデータごと簡単に移してしまえます。 Excelでデータ共有している小さな現場のシステムをクラウド化することでより効率よくチーム作業を行うことができます。 Salesforceは非常に機能や拡張性が高い反面、業務の効率化に結びつくまでのカスタマイズには時間がかかります。 また現場レベルで新たなオブジェクトを起こすのでなく、ある程度要件やデータ型をきっちりと定義した上でないとマッチしにくいところはあると思います。 定着して業務に乗れば、現場レベルを超えて企業全体の効率化を図ることができるので、目標としては大きく設定されているように思います。 目標設定の大小の差があるので性格が違うものになると考えていますが、ニーズにマッチすればどちらもクラウドの良さを実感出来る良いサービスです。

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Kintone開発者講習会を行いました

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Kintone開発者講習会を行いました

システムキューブでは2014年10月1日にサイボウズ株式会社より講師をお招きし、社内向けにクラウドビジネスプラットフォームKintoneの開発者講習会を行いました。 Kintone(キントーン)とはクラウド上にビジネスアプリを簡単に作成し、業務を効率化したり、協力会社との連携を行うビジネス向けのプラットフォームです。 現在複数人でエクセルファイルを共有したり、エクセルから別のエクセルに貼付けてまとめたり、エクセルからプリントアウトして手書きの書式として提出したり、といった事柄をスマートに解決することができます。 またこの開発者講習会で学んだAPIの使い方によっては、基幹業務システムとの連携や、他のWebをはじめとしたアプリケーションとの組み合わせによって、様々な用途に利用することができます。 KintoneのAPI Kintoneはブラウザから様々なカスタマイズを行い、業務に適応させることができますが、APIというプログラム同士がやり取りをする仕組みが複数用意されており、さまざまに用途を拡張していくことができます。 REST APIは要求URLとヘッダの組み合わせで、必要な情報の取得、更新などを行うことができます。HTTPのリクエストで様々な処理を行えますので、相手方のプラットフォームを選びません。 JavaScript APIはJavaScriptをKintoneのアプリケーション内に組み込むことで、様々な機能を拡張することができます。 データ更新時、削除時、などのイベントによるプログラムの実行や、見た目や使いやすさに対する変更も加えることができます。 ExcelやAccessでいえばVBAに近い機能です。Kintoneアプリ間の連携も行うことができます。 利用が広がるKintone Kintoneは大手企業をはじめとして、導入が全国でひろがっています。 何らか手続き上の効率化をはかりたいとお考えの企業は多くありますし、Kintoneの導入によりモバイル活用などのスピード感がえられることで、より大きなチャンスを見込めることもあります。 弊社もKintoneを活用し、お客様に提案することで、クラウドを前面に押し出していく方針をさらに強くしていきたいと考えています。