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G SuiteでMS Officeファイルがそのまま編集可能になります

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G SuiteでMS Officeファイルがそのまま編集可能になります

Googleが提供するOfficeスイートG Suiteでエクセル、ワード、パワーポイントのMS Officeファイルがそのまま編集可能になります。 現在まではそれぞれG Suite用の形式に変換し、再度オフィス形式のファイルとしてエクスポートする必要がありました。 これからはGoogleドライブにアップロードしたExcelファイルなどを変換することなく直接ブラウザで編集し、また複数人で編集することも可能になります。 複数人で同時にオフィスのファイルを編集できるというのはかなり高い価値があると思います。 Excel自体に共同編集機能がありますが、ローカルネットワークで操作するのか、オフィスオンラインなどのクラウドで操作するのかなどで置かれている場所が不明確になりがちです。 G Suiteを利用しているのであれば全てG Suiteに保存し、そこでOfficeファイルを共同編集し、必要であればダウンロードしてそのままエクセルファイルとして利用するということができます。 Office365のサービスと比較してG Suiteは安価でコストパフォーマンスがありましたが、エクセルファイルなどを形式変換しなければ編集できないという制約がありました。 これからこの機能が実装されることでG Suiteにまたひとつ隙がなくなり競合に対して強くなるように感じます。 機能のユーザー環境への反映は5月ごろまでに行われるということです。

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新機能を追加したExcel 2019リリース

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新機能を追加したExcel 2019リリース

マイクロソフトの表計算ソフトExcelが2019版をリリースし、新機能が複数追加されました。 今回大きな変化としてはAI機能を搭載し、ユーザーに対してExcelがデータ内容をみてグラフ作成などを提案する新しい機能が追加されました。 またuniqueやsortなどの関数が追加され、vlookupなどのデータベース寄りな関数が高速化されたということです。 vlookupはデータ量が膨大になるとかなりの時間を必要としていたため、これを利用していたワークシートの効率は高まることになりそうです。 またスマートフォンなどのカメラで撮影した画像から文字や数値を自動入力することなども可能となります。 表計算ソフトではExcel一強という状態からGoogle Spreadなどの競合が多く現れ、必ずしもExcelでないとできない、あるいはExcelが機能的に見劣りするなどの状態にありました。 Excelもかつての王者として復権を目指していくという方針が強く現れているように感じるところです。 AI機能などについてすぐ実用になるものなのかは不明なところではありますが、今後ブラッシュアップされていくことで新しい仕事効率化ツールとして変化していくのではないかと思います。

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Googleスプレッドにマクロが追加されました

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Googleスプレッドにマクロが追加されました

Googleが提供するブラウザ型のオフィススイートの表計算ソフトGoogleスプレッドにマクロ機能が追加されました。 Googleスプレッドのメニューでツール-マクロでマクロの記録、管理、実行ができます。 Excelの機能としては長らく使われていたもので、新たにGoogleスプレッドにも同等の機能が追加されたことになります。 Excelでも自動化はかなり使われている機能であり、簡単なマクロ作成機能がGoogleスプレッドに搭載されたことはExcelからの移行を誘う大きなアップデートと考えます。 Googleスプレッドで記録されたマクロはツール-スクリプトエディタで確認するとjavascript言語で記述されており、これを変更することで自由に機能を追加していくことができます。 ExcelはExcel VBAというVisual Basicを元にした簡易言語を利用してスクリプトを作成するため、ExcelのVBAで作られたマクロをGoogleスプレッドにそのまま使うことはできません。 ただ簡単なマクロを作ってみてスクリプトエディタで開いてみれば、わかりやすく書くことができるとわかるはずです。 プログラミング言語としてjavascriptはWeb開発などとも親和性もよく、現在とても普及した言語であり、いまからVBAを一から学ぶよりは難しくないという方もいると思うところです。 Googleスプレッドを利用しない理由がマクロという方は今回のアップデートでGoogleスプレッドへの移行を考えてみるのも良いかと思います。 共有が簡単で複数人で簡単に同時編集ができるなどGoogleスプレッドならではのメリットも多くあります。

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Excelとの付き合い方

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Excelとの付き合い方

Microsoft Office SuiteのExcelは様々なことにその機能が生かされています。 一般には表計算ソフトとして知られるものですが、計算以上にデータベース的な用いられ方、用紙のフォーマットなど広くに渡って利用されています。 Excelはマクロ言語VBAは非常に強力で、一種のプログラミング環境とデータベースまで統合された環境としてみなされることもあります。 なにもかもがExcelでできるならばExcelでまとめてすればいいという考え方もあります。 ただ複雑に作り込まれたExcelのシステムはメンテナンスなどが簡単ではありません。一箇所セルの部分を削除してしまうとうまく動かなくなったりなど、作成者しか知らない関数やマクロの組み合わせとなってしまうことも少なくありません。 そのようなことを何らかドキュメントに残し、情報を共有しておかないと、いざ作成者の方が他部署に移るなどをしてしまうと誰も仕組みを把握できなくなってしまい、それはリスクとなります。 Excelにデメリットがあるとすれば、そのような設計書やドキュメントを残しにくいところにあるでしょう。 システムキューブではKintoneでこのようなExcelデータベースのような仕組みをクラウド化してシンプルにしています。 Kintoneはセル間の計算の関係や、javascriptによるプログラミングなどの環境やドキュメントも整えられており、1からプログラミングをしたことがないという人でも簡単な学習で始めることができます。 特に複雑になりがちなデータベースとしてのExcelの利用は、一度Kintoneなどのノンプログラミングプラットフォームのメリットを検討してみるといいかもしれません、運用は確実に柔軟になりリスクが低減します。

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意外と知られていないメモ帳の使い方

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意外と知られていないメモ帳の使い方

メモ帳は単純なテキストを書く際にすぐに立ち上がり、書いて保存するには一番使いやすいのではないかと思います。 またWindowsのアプリなどの設定ファイルの読み書きなどにも使われることが多いです。 このメモ帳であまり知られていないかもしれない使い方があります。 すべての書式を取り除くことができるというものです。 ワープロやインターネットのブラウザの文書から書式を取り除く Wordなどのワープロソフトや、インターネットブラウザのテキストをコピーすると、そのテキストから書式ごとコピーされます。例えば文字の大きさ、フォント、色などを含めた要素をコピーしてクリップボードに保存します。 これらを複数別のWord文書にコピーすると、非常に読みにくく、再度書式をWordなどで設定しなければいけません。 これを一度メモ帳にペーストしてから、再度コピーすると、書式が全て削除されます。 メモ帳には書式という情報を持っていないので、内容のテキストのみを取り出してメモ帳に書き出します。 Wordやブラウザ、PDF文書から必要部分をコピーする時、選択しCtrl+Cでコピー、メモ帳にCtrl+Vで貼り付け、再度全選択Ctrl+AしてWordなどにCtrl+Vで貼り付けるなどの操作を筆者はよく行います。 Excelデータの貼り付け Excel表からコピーしたものはそのままWordに貼り付けると、Excelのシートの状態や、罫線などをそのままの状態でコピーします。 Excel表からメモ帳にコピーペーストすると、TAB区切りテキストに変換されます。 一つ一つの列がTAB記号で区切られ、一行一行が改行で区切られたものになります。 例えばA列のデータのみをコピーする場合は、A列をコピーして一度メモ帳に貼り付ければ、それぞれの行がそのままメモ帳の中で行として扱われたテキストになります。上記と同様に書式は一切コピーされません。 Excelなどのの列から、文字列のみを取り出すには最も手っ取り早い方法になります。Excelから一行一行をコピーして貼り付けていくなどの必要はありません。

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64bit版WindowsでEXCELからmdbファイルを開けない

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64bit版WindowsでEXCELからmdbファイルを開けない

先日、EXCELで作成されていたアプリケーションがあり、Access2003までで使われていたmdb形式ファイルにアクセスする部分で異常終了するという状況が起こりました。 エラーコードは0x80004005だったと記憶していますが、エラーコードで調べてもすぐに情報が出てきません。 それまでは動作していたし、他の環境でも動作は確認されているという事で、なぜトラブルに至ったかのきり分けが必要でした。 VBAをステップ実行し、エラー箇所を特定したところ、 mdbをオープンするするところで Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0 となっている接続文字列に行き当たりました。 そのエラーの出るWindows7は64bitバージョンですので、おそらくライブラリ参照の不整合か、あるいはなくなってしまったライブラリである事が想像されました。 Provider=Microsoft.ACE.OLEDB.12.0 と接続文字列を変更するとこのエラーは消え、正常に動作するようになりました。それ以外の部分も正常に動作しています。 Windows7は32bitと64bitでは完全に互換性のない部分があり、64bitで再構築する際に、ある程度古くなってしまったライブラリなどは64bit化していません。 今回のJet.OLEDB.4.0もその一つです。 すべてがそうではないのですが、一部そういった互換性の問題に当たると、原因を突き止めるまでに時間がかかり困る事があります。 そういった部分では、32bitのWindows7と32bitのOfficeを選んでおく方が、互換性という点では64bitバージョンに勝ると言えます。 将来的にWindows8以降でそのライブラリが存続するかは不明ですので、ある程度古くサポートをやめてしまったライブラリへの参照は今のうちに見直しておく必要がありそうです。