お知らせ

  • パソコン関連

Dropboxの容量が一気に増量

noimage

Dropboxの容量が一気に増量

ビジネス向けクラウド型ファイル共有サービスDropboxがプロフェッショナルとビジネススタンダードの両プランで利用可能容量を増加しました。 弊社でも利用しているビジネススタンダードプランでは従来の1TBから一気に3TBまで増量されます。 組織ではなく利用できるプロフェッショナルでは倍増の2TBです。 組織で利用できるビジネスプランでは加入メンバー数x3TBが組織全体に与えられる形になります。 システムキューブでは30名のメンバーがDropboxを利用しているので90TBが組織全体で利用できることになります。 社内の全情報資産をDropboxへ移行しても90TBを超えるということはまずありません、実質上限なしに使えるといっても過言ではないと思います。 Dropboxはスマートシンク機能というクラウドだけにデータを保存し、利用する時のみパソコンのハードディスクに保存し開くという機能があります。 ほぼ使わないであろうフォルダなどはスマートシンク機能を利用すればクラウドに保存して、必要な時以外にパソコンのハードディスクから容量を解放できるので、パソコンのハードディスクの空き容量不足にも簡単に対応できます。 Dropboxもどんどん使いやすく、またコストパフォーマンスが良くなっていくサービで、未導入の方も検討してみることをお勧めします。

  • パソコン関連

DropboxとG Suiteが提携

noimage

DropboxとG Suiteが提携

IPOを申請したDropboxが、Googleのビジネス向けクラウドサービスG Suiteと提携し、機能の統合を行うことを発表しました。 DropboxからGoogle Docs、Google SpreadなどG Suiteファイルの作成、Dropbox内に格納されているファイルをGoogle Docsなどから編集可能、DropboxとGmailやHangoutの連携などがこれに含まれるようです。 DropboxとG Suiteはもともと相性の良いビジネスクラウドと考えています。 G Suiteはドキュメント作成、スプレッドシート作成が簡便で、同時の共同作業や履歴管理などOfficeスイートの中でも安定して高機能を利用できるよいツールです。 Dropboxは大容量、高度な同期、安全なファイル共有などオンラインストレージでも最大の規模と安心感を持っています。 DropboxはこれまでもMicrosoftと連携し、Dropbox上のMS Officeファイルを開くことができるなどの機能を持っていました。 ここにGoogle Docsを加えることで、利用者の多いおおよそ全てのOfficeスイートのファイルを扱うことができるようになります。 Dropboxの大容量とそれを生かすアプリケーションとの連携でDropboxの価値は大いに高まり、Dropboxをハブにして様々なビジネスシーンに利用されることとなりそうです。  

  • パソコン関連

Dropboxが5億人の支持を得るまで

noimage

Dropboxが5億人の支持を得るまで

DropboxがDropboxが5億人のユーザーを得るまでの歴史を記事として公開しました。 読み物として一度ご覧になると面白いかと思います。 Dropboxはクライアントをインストールした各デバイスでのファイルの共有や、WEBブラウザを利用してファイルを転送するなど、USBメモリを使わなくても良いシステムとして作られた経緯が書かれています。 筆者はオンラインストレージでも実用的な速度が出るということで使い始めたのは2009年ぐらいでした。 WebDAVなどのオンラインでのファイル転送の仕組みはありましたが、スピードの遅さで使い物にならないと思ったことがしょっちゅうありました。 それにはWebDAVをネットワークドライブとしてマウントするというような使い方をしていたからというのもありますが、Dropboxの同期クライアントは決められたフォルダ内のものをバックグラウンドで転送してくれるよさがあり、他の作業をしている間に同期を終わらせてくれるのが便利だなと思いました。 セキュリティ的な問題は何度かあったことも確かで、こちらの記事にもきっちりと書かれていることに好感が持てます。 世界中で5億人が使うまでに、問題や失敗もありつつ、確実に成長させてきたベンチャー企業Dropbox社の歴史はビジネスの歴史としても興味深いものです。 Dropboxが安全かどうか、という議論は常にあると思うのですが、現在5億人が利用しているというのは一つ大きな安全性の担保となるのではないでしょうか。 https://navi.dropbox.jp/dropbox-history

  • パソコン関連

メールで実行形式のファイルを添付する危険性

noimage

メールで実行形式のファイルを添付する危険性

電子メールには様々なファイルが添付できますが、ここに実行型のファイルを添付することはリスクが高い行為です。 Gmailを始めオンラインメーラーでは実行型のファイルを添付できない、またzipファイルを転送する際にもexeなどの実行型ファイルを添付不可能になっているものがほとんどのはずです。 exeという拡張子だと添付できないのでex_のようにして送付することなどもこれに当たります。 自動展開型の圧縮ファイルのようなものも実行型ファイルになり、これらの送付は常にリスクを伴うものです。 実行型ファイルのメールでのやりとりが常態化していると、送信先の不明あるいは偽装されたメールに添付された実行型ファイルを実行してしまうリスクが付きまといます。 電子メールは送信経路での暗号化がないことや、送付元の変更などは自由にできることは前提として考えなければいけない通信手段です。 これらのファイルを送信受信するときには、オンラインストレージを利用するのがもっとも安全です。 送信受信ともに期限付きリンクを利用して相互に送り合うことができれば、ファイルの漏えいや誤った送り先を選択してしまうなどのリスクは無くなります。 ファイルの転送については企業向けDropboxのようなオンラインストレージを使うことがもっとも安全性の高い手段と考えます。 通信経路にはSSLによる暗号化が施されており、偽装された転送先に誘導されてしまうということも起こりえません。 メールによるフィッシングがいつどこにでもありうる状態になった今、特に実行型のファイルのやりとりをメールで常態化させることは危険といえるでしょう。

  • パソコン関連

DropboxのSmart Syncのディスク消費量

noimage

DropboxのSmart Syncのディスク消費量

Dropboxに新規に追加され現在先行アクセス中のSmart Syncという機能があります。 Smart Syncはハードディスクの容量をほとんど消費せずDropbox同期フォルダにファイルを同期させるというものです。 従来まではハードディスク上に同期用フォルダを作り、そちらとDropboxとを同期させていたために、例を挙げると5GBのフォルダを同期するために5GBのハードディスク容量が必要でした。Smart Syncでは操作性はそのままにファイルはクラウドに保存され、必要な時に必要なファイルだけをDropboxに同期をかけるという方法がとられます。 ほとんど消費しないということですが、何かしらDropboxの管理ファイルやファイルへのリンクなどが作成されるのではと考え、どれぐらいの利用があるのかを同期前後で調べてみました。 今回同期したのは23,447ファイルを含むフォルダで実容量としては20.47GBあります。 こちらはDropboxの同期として利用する中で、それなりに大きなボリュームと思うところです。 フォルダの情報を見てみると2.4MBが利用されていると表示されました。 20GB以上の削減でストレージ容量がかなり解放されました。 他にソフトを利用しストレージ利用量チェックをしてみたところDropboxクライアントの管理ファイルと思われるフォルダが発見されました。 これによればデータベースとキャッシュにおよそ10GB程度を利用しているようです。 これは同期ファイル容量と比例するのかをチェックするためにさらに5GBのフォルダを同期したところ、データベースファイルは変わらずキャッシュと思われるファイルのサイズが20MBほど増加していました。 これらは筆者の環境で調査した結果で、他の環境では変化するのではないかと考えます。 同期フォルダのサイズは劇的に小さくなり便利な機能です。ただDropboxクライアントの管理ファイルの容量はあらかじめ含んで考えておく必要がありそうです。

  • パソコン関連

Dropbox for Business をお勧めする理由

noimage

Dropbox for Business をお勧めする理由

Dropboxはオンラインストレージと呼ばれるサービスの一つです。 オンラインストレージサービスはたくさんありますが、Dropboxはその初期からの企業で実績も多く、ユーザーは5億人とも言われています。それだけ信頼感と利便性があり、ユーザーの事例もたくさんあります。 クラウド上にアップロードしたデータを各パソコンと同期することができ、複数台で同期することによりチーム内での共同作業も可能で、なによりもこれが便利なところと考えています。 スマートフォンクライアントを使うと出先からでも共有ファイルの確認などが行えます。これはオフィスファイルやPDF、画像、動画など様々な種類のコンテンツを表示できます。 Dropboxは競合サービスと比べてPC上の同期クライアントの優秀さが秀でているように感じます。 他のオンラインストレージでも同期クライアントはありますが、サイズの大きなファイルやフォルダを同期した際に不安定になったり時間がかかってしまうことが多いです。 その他ファイルの履歴の管理や、削除からの復元などのリカバリー機能、そしてパソコンの中のデータファイルをDropboxと同期しておけばパソコン自体の故障でデータ自体を失うことはありません。 Dropboxでファイルを共有しておけば、パソコンが故障しても他のPCでファイルをダウンロードして作業の続きを行うことができます。意識せずにできる自動のバックアップです。 パソコンやスマートフォンのクライアントはDropboxのサーバーに接続しますが、これらは厳重に暗号化されており盗聴などは不可能です。 デメリットがあるとすれば、オンプレミスのファイルサーバーに比べてインターネットを経由する分転送時間がかかることでしょうか。 同期クライアントを利用していればバックグラウンドで同期が行われるのでその時間を気にする必要はほとんどありません。 企業向けDropbox for Businessであれば1ユーザーあたり1TBの容量が利用できます。 10人のチームであれば10TBを共有することができ、様々なデータのバックアップなどに利用することができます。

  • パソコン関連

Dropboxが2012年以前のパスワードをリセット

noimage

Dropboxが2012年以前のパスワードをリセット

Dropboxがメールでサービスの全ユーザーに対して、2012年以前に設定されたパスワードをそのまま利用しているユーザーのパスワードをリセットする旨の連絡を行いました。 これは文字どおり2012年以前からのユーザーにしか適合しないことで、それより後に利用を開始したユーザーには関係がありません。 Webサービスは常に攻撃者からの攻撃にさらされており、様々な防護策をとってはいますが、常に新しい脆弱性情報を隠し持つ攻撃者からの不正アクセスをストップすることは大変難しいことです。 今回Dropboxのセキュリティチームは自社の登録ユーザーの一部のメールアドレスと、ハッシュ化されたパスワードのデータがWeb上に存在することを発見したとのことです。 ハッシュ化されたパスワードというものは、パスワードそのものではなく、パスワードの文字列から一定の法則で導き出されるユニークな数値です。 ハッシュ化されたパスワードは加工はされていますが、一文字でも違えば全く違うユニークな数になるようになっており、またハッシュから元のパスワードへの再変換はほぼ不可能です。 これら情報が何らかの方法で外部に漏洩したことが発覚したため、2012年以前のパスワードの強制変更になったと発表されています。 その他、他のWebサービスからの漏洩のユーザー名とパスワードを利用して、他のWebサービスについて総当りでログインを試みるといった攻撃も絶え間なく続いています。 国際的なWebサービスはこのような事態から、ログインに用いられたIPアドレスなどから危険性を察知し、仮にログインに成功しても失敗したと応答する対策もあるようです。 IPアドレスは国別に割り振られており、ログイン試行された地域というものはおおよそわかるようになっています。かけ離れた地域からのログイン試行は遮断、あるいは本人であることを確認する仕組みが作られています。 ユーザーとしてできる最良の防護策はパスワードの使い回しを避けるということです。 たとえ複雑であったとしても、一度テキストのデータとして流出してしまえばパスワード攻撃の辞書に登録されて、他のサービスのログイン試行に用いられてしまいます。 定期的なパスワード変更というものは、ほとんどの場合においてオーバーで、またパスワード忘れを多発させることに伴う幾つかの潜在的なリスクもあります。 パスワードの使い回しを避け、またサービス運営企業からの告知についても注意を払うことがユーザーにとって今の所最善の対策と言えそうです。  

  • パソコン関連

Dropboxの管理機能追加

noimage

Dropboxの管理機能追加

Dropboxが企業ユーザーに対して管理機能を追加するAdminXの先行公開をスタートしました。 今回のアップデートで大きく変わるのはチームフォルダの追加により、細くファイルの共有と共有範囲を設定できるようになりました。 チームフォルダで閲覧できるユーザーがサブフォルダについては書き込みも可能になるというような詳細なパーミッションの設定ができるようになりました。 Dropboxにはグループ機能というのがすでにあり、グループワーク向けに使えるのですが、パーミッションの細かさがそこまで細くならないというところに筆者としては不満はありました。 親のフォルダのパーミッションに子フォルダも合わせることになってしまうので、親フォルダ、子フォルダの設定はある程度計画的に行わなければいけません。 AdminXを利用すると個々のフォルダごとにユーザーの読み書きの権限を設定でき、Windows共有などと近い感覚で共有フォルダを作成することができます。 チームフォルダには外部と共有できるリンクを作成することが不可能ということで、その点の注意は必要そうです。 またPC同期クライアントでの同期の有無も管理者側で設定できるようになるということです。 今後の機能追加としてはモバイル機器の管理が管理者側からできるようになるようです。接続を許可したモバイルデバイスと、接続を許可しなモバイルデバイスを分けることができ、ファイルセキュリティの向上になりそうです。 Dropboxはオンラインストレージの先駆者でもあり、より使いやすさを追求して企業ユーザーの数を増やしていくきっかけとなるアップデートになるのではないかと感じます。

  • パソコン関連

DropboxとシャドーIT

noimage

DropboxとシャドーIT

Dropboxが新機能としてドメイン認証とユーザー移行という機能を準備中です。 Dropboxはオンラインストレージとして使いやすく、2010年前後から利用が増えています。 メールや宅ファイル便などを使わずにある程度大きいファイルの受け渡しにオンラインストレージは最適です。 URLで共有するだけでブラウザからダウンロードできる利便性があり、またURLはファイル任意のIDで推測されないようになっているため他のユーザーに知らない間に見られることがほとんど起こりえません。 ただこれを企業で契約するのではなく、個人ユーザー契約で業務などに利用されている場合もあります。 このような私的なサービス導入などは漏えいなどのリスクにもなります。 これはシャドーITと呼ばれており、情報資産の管理外で利用されるシステム運用です。 これを一括で企業契約の中に移行させてしまうのが、ドメイン認証とユーザー移行です。 会社のメールアドレスで個人利用されているDropboxを企業で契約したDropboxに移行させてしまう方法です。 ドメインの所有権をDropboxに対してHTMLファイルのアップロードやDNSのTXTレコードへの追加で示し、その後ユーザー移行を選択します。 シャドーITがあるということは、単に従業員が抜け道を作っているのではなく、現場で解決すべき問題があるということを示す側面があります。 従来型の非効率な方法で業務全体の効率性を下げてしまう、ということは起こりえます。 例えば業務用のドキュメントをメールのやり取りを追わないと最新版が取れないという状態であると、メールチェックの漏れがあると複数のバージョンのドキュメントが混合してしまう可能性があります。 Dropboxで共有すれば、同じファイルをそれぞれで編集し最新版を同時に共有することができます。 新しいサービスをブロックし古く非効率な方法を貫くより、企業として有用なサービスを前向きに導入することによって管理外のリスクを低減させることも今後の潮流となるのではないかと考えています。

  • パソコン関連

クラウドストレージの今後

noimage

クラウドストレージの今後

Dropbox、OneDrive、Google Drive、iCloud Driveなど、クラウド上にデータを保管するクラウドストレージは複数のサービスから目的に合わせて様々なものが選べるようになりました。 無償でも5~20GBほど、有料プランであれば500GBや1TBを月額課金で選択できるものが多いです。 また写真だけであればGoogle Photosが写真だけであれば無制限にアップロードできるという単一の目的に合わせたサービスも始まっています。 写真無制限アップロードについてについてはFacebookがサービスを2012年ごろから始めています。 サイズは縮小されてしまいますが、ディスプレイで見る分には縮小前と遜色ない程度の縮小です。 Facebookの写真無制限アップロードはFacebookにユーザーを惹きつける方策としてとても有効なものでした。 それがきっかけとなってFacebookユーザーのアクティビティが増えることは、Facebookの事業展開にも有益なものになりました。 Google+もそれに続く形を取っていましたが、SNSであるGoogle+から写真ライブラリの機能を独立させたものがGoogle Photosになります。 写真アップロードは、近年スマートフォンでのみ写真を撮る方が増えましたし、その場合にとても有益で、スマートフォンの少ないストレージ容量から写真をアップロードして本体からは消してしまうことで、容量の圧迫から解放されます。 Dropboxもこれと同じように、複数のプラットフォームから写真をすべてDropboxにアップロードすることを促進しています。 写真や、動画、音楽などのメディアファイルはスマートフォンやパソコンでも一番に容量を必要とするものですので、これをクラウドに保存すれば追加ハードディスクなどの必要がなくなる他、インターネットアクセスができればどこからでも見られる利便性があります。 今後どうなるのか クラウドストレージの無償プランは今から多少の増減はあっても、あくまでユーザーを獲得するためのお試し程度の容量に設定されると思われます。 まずは利便性を理解してもらい、魅力を感じてもらうためのプランです。 利用者が増えることによって、企業もさらにデータセンターに投資を行って、有償プランはさらに増量されることになるでしょう。 一度クラウドストレージにファイルを預けると、それを再びローカルのハードディスクにダウンロードして使おうとは、よっぽどのことがなければならないです。 スマートフォンの写真などで容量を節約しているのであれば尚更のことです。 今は様子を見ておくのも選択肢の一つです。サービスの利用者が順調に増えれば、これからさらにコストパフォーマンスの良い有償プランが提示されるでしょう。 現在有償プランを契約しているとしても、今後同一価格での増量や、月額料金が安く改定されるなどの改善はあると考えられますので、必要性があれば様子見をせずに課金をしてみるのも良いのではと考えます。 クラウドストレージは企業にとってもユーザーの囲い込みがしやすい分野ですので、競争力を維持するためのサービスの発展や低価格化は望めます。

1 2