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Chrome「保護されていません」

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Chrome「保護されていません」

Google Chromeがhttps対応していないサイトについて、アドレスバーに「保護されていません」という表示を最新版Chrome68から行うようになりました。 これについては以前よりアナウンスがあった内容で、今回アナウンスされていた通りに実施されたことになります。 Googleは以前より全Webサイトのhttps対応を推しており、現状シェアの高いChromeでこのような表示が行われることで、Chromeでの閲覧者に対してサイトのイメージ向上のために常時httpsを導入するサイトは増えていくでしょう。 https対応のサイトは、通信の暗号化とともに正しいサイトに接続しているかということの証明にもなります。 一般的にアドレスバーに対してURLを入力しているとそのサイトに正しく接続されるものですが、DNSというアドレスとIPアドレス間の参照を行うサーバーが不正に改変されていた場合、URLの内容と違うサイトに接続されてしまう攻撃を受けてしまうことがあり得ます。 そう行った場合常時SSL通信ができていれば、危険なサイトとして接続をブロックするなどブラウザとして措置をとることができます。 これらは多く起こることではありませんが、このような攻撃は特定の条件やターゲットを設定されて行われることが多く、自分がターゲットになるとは思っていない場合にこそ起こりうるもので、そのような場合に安全策が用意されているのはユーザーとしては安心できます。 https対応についてはSSL証明書を認定された証明機関から発行してもらう仕組みになっており、導入するにはそれなりの手間と発行費用のコストがかかるものです。 ただもはや世の中の流れとして常時httpsが当たり前になりつつあるということで、これから導入を進めていくサイトは大幅に増えるものと考えられます。

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ChromebookとAndroidアプリ

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ChromebookとAndroidアプリ

Googleが自社が開発するChrome OSが搭載されたノートパソコン、Chromebookがあります。 2017年以降発売されるすべてのChromebookで、Androidアプリが近い将来に動作可能となると発表しています。 Chromebookはネットワーク接続を前提としたOS、ChromeOSを搭載しています。 ほとんどのデータはGmailアカウントと紐づいたクラウドに保存される前提で内蔵のストレージなどは最小限に抑えられ、Windowsノートパソコンに比べても安価な機器構成で製品化することが可能です。 ChromeOSでできることはブラウザGoogle Chromeでできることとほぼ同じで、Webブラウズ、ネットワーク上の写真、音楽、動画の閲覧、個人向けのGoogleサービスや法人向けのG Suiteというメールやオフィスのグループワークアプリが主です。 個人向けのノートパソコンとしては最低限度に近い機能ですが、法人などオフィスワーク用の一括導入機器などとしてある程度のシェアを獲得しています。 AndroidもまたGoogleがリリースしているスマートフォンOSですが、これのアプリがChromebookで互換性をもつようです。 マルチタッチ前提操作のスマートフォンアプリや、ゲームなどのAndroid機器ならではのアプリでは完全な互換性を得ることはできないかもしれません。 ただAndroidアプリはマウスによる操作も可能なこともあって、Chromebookにも親和性の高いAndroidアプリも利用、開発されることになるでしょう。 Androidは画像、動画、エンターテイメントなどのアプリが多く、Chromebookに不足していた部分を補ってくれそうです。 今後ChromeOSとAndroidが統合されるなどの動きはあるかもしれません。OSの魅力はOS上で動作するアプリケーションの魅力とイコールなので、より様々な用途で利用できるChromebookは今後モバイルパソコンの中でもシェアを広げてくるかもしれません。