お知らせ

  • パソコン関連

Bluetooth搭載端末に脆弱性情報

noimage

Bluetooth搭載端末に脆弱性情報

スマートフォンやパソコンで無線で様々な機器を接続できるBluetooth規格の脆弱性が報告されました。 この脆弱性はBlueBorneと呼ばれています。この脆弱性を利用すれば端末にペアリングなしで遠隔操作することが可能です。 条件としては端末がBluetooth機能をオンにしていること、攻撃者が通信の範囲内にいることです。 この脆弱性を利用した攻撃をうけると利用者はそれと気づくことがなくデータの改ざんや漏洩が行われ得ます。 影響を受ける機器の詳細については次のJPCERT/CCの情報を確認してください。 https://www.jpcert.or.jp/at/2017/at170037.html 現在サポートが継続しているものについてはすでにセキュリティパッチはリリース済みです。利用中の端末については最新のセキュリティアップデートを適用してください。 すでに脆弱性については公表されていますので、非適用の端末についてはリスクを抱えることになります。 Bluetoothは非常に使いやすい無線規格でキーボード、マウス、ヘッドフォンなど様々な機器や、端末同士の直接のデータ転送や同期に利用されています。 これらはペアリングを用いることで機器間の接続についてコンパクト化でき、同じ無線通信であるWi-Fiを利用した機器間接続よりもシンプルに使うことができます。 ただ便利であり対応機器が多いために様々な部分でこの脆弱性が問題になる可能性があります。 古いパソコンやスマートフォン、組み込みやIoT機器についてもOSに脆弱性がないかが問題になり、早急な対応が急がれるところです。

  • パソコン関連

iPhone5とiPad miniでBluetoothテザリング

noimage

iPhone5とiPad miniでBluetoothテザリング

iPhone5も各キャリアともテザリングが解禁となり、一段と使いやすくなりました。 iPhone5入手まで、筆者はdocomoのモバイルWi-FiルータとiPhone、時によってiPadを持ち運んでいましたが、このiPhoneのテザリングを使用することによって、モバイルWi-Fiルータを持ち運ばなくなりました。 iPhone5でテザリングを行う場合、Wi-Fi経由、Bluetooth経由、USB経由と方法は選べますが、今回Bluetoothを利用したテザリングの例を紹介します。 iPhoneとiPadのペアリング Bluetooth機器を利用する場合、ペアリングという認証をすることで、ワイアレスで接続することができます。 双方の機器のBluetoothをONにします。 双方の機器でお互いの機器名を認識すると、ペアリングが行えます。 一方から、もう一方の機器名をタップします。 iPhone側 iPad側 このようにお互いの数値が、同じものが表示されていることを確認して、ペアリングをタップします。 このペアリングは一度行うと、相手の機器を記憶しますので、ペアリングを解除しない限りは、再度行う必要はありません。 テザリング中はこのように楕円が二つ重なったような表示が出ます。 Wi-Fiテザリングの方が、接続スピードは速いようですが、Bluetoothによるテザリングは、iPadの側からiPhone(親機)のテザリングのオンとオフを操作することができます。 iPadがテザリングを受けている状態で、iPad側のBluetoothをOFFにすると、iPhone側のテザリングが解除され、iPadがわから再度接続すると、iPhoneのテザリングが開始されます。 少々わかりにくいですが、iPhone側でテザリングがオンになると、画面上部のバーが青色に表示されます。 インターネット共有と表示されている間はテザリング中となります。 テザリング開始する際に、iPhoneを取り出して操作する必要がないのは、便利なポイントです。 各キャリアとも通信量の制限がありますので、3GのモバイルWi-Fiルータと同じ感覚で使うと規制されそうですが、それほどの通信量がない方にはおすすめしたいです。 バッテリ消費などに対応するため、モバイル用バッテリも一つ持ち歩いてみて、どれぐらいの時間使えるのかなどを試してみたいと思います。