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Boot Camp領域の移行、Windows移行ツールの補足

Boot Campの最適な移行方法

Bootcamp領域をVMwareで仮想化する

iPad Retinaモデル 128GB 発表と価格、費用

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iPhone5Cの意味

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iPhone5Cの意味

日本時間9月11日の深夜のイベントでiPhone5CとiPhone5Sが発売されました。 ハイエンドのiPhone5SとエントリのiPhone5Cの二つの種類に、ラインナップが分割されましたが、これはどういった意味を持っているのでしょうか。 スマートフォンのシェア iPhoneを開発販売しているApple社は、筆者は常にハードウェアメーカーとして捉えています。 ハードウェア販売の利益によって成り立っている企業です。 Androidは各国複数のメーカーから提供され、あらゆる携帯電話業者によっても発売されていますので、iPhoneよりも市場シェアは大きく占めている事になります。 AppleはAndroidの市場シェアが大きくなり、数の上での少数派になる事に対しては、焦燥感は抱いていないものと思われます。 設計開発、部品調達、OSにかかる費用を回収し、十分な利益を上げる事ができれば問題ありませんし、実際にiPhoneの販売実績は年々増えてきています。 現在世界市場でシェアを伸ばしているAndroidは、日本国内で売られているような高機能モデルではなく、製造原価を押さえ、利用者負担の小さい普及型と呼ばれるモデルです。 国内では高機能モデルでも、通信量が高い事と、契約者を奪い合う市場の構造のおかげで、初期投資は安く押さえる事ができるようになっていますが、このあたりは国によってまちまちです。 この普及型の投入で成功している大きな企業はSamsungです。 多く売れれば売れるだけ量産の効果も出て、半導体部品なども自社生産できるので、より安価なモデルを、新興国をはじめとした国々で発売する事ができています。 iPhone5Cの登場 この中でAppleも本腰を入れて、普及型iPhoneに取り組む事にしたようです。 メリットとしては、新興国に市場を広げる事ができること。 デメリットとしては、現在iPhone普及率の高い国において、ハイエンドモデルのシェアが低下する事でしょう。 スペックシートを見てみると、iPhone5Cは外装以外はiPhone5とほぼ同じ性能を有しています。 iPhone5はおよそ数千万台からの出荷数がある成功したスマートフォンであり、この部品構成を引き継ぎ、外装を削りだしアルミニウムから、ポリカーボネートに変更したiPhone5Cは、携帯電話事業者に卸す価格は比較的小さいとはいえ、十分な利益を持っている事が想像されます。 薄く、軽量にこだわっていたAppleが、コスト減のために重量を増やすというのも、従来とは路線が大きく異なったものである事を象徴する事でしょう。 市場拡大の意味 ハードウェアが多く販売される事はもちろん重要ですが、Appleが独自のストアで販売する、音楽、映画、電子書籍、そしてアプリのマーケットを拡張する事です。 特にアプリは重要です。AppleのiTunesストアで販売する商品は、電子的なものなので当然在庫はありませんし、仕入れもありません。 ただ、音楽などに関しては大元の配給元との交渉もあり、Appleとしての販売利益を一様に決定する事はできません。 現在までにAppleはアプリ開発者に対して、100億ドルの支払を行ったと2013年のWWDCで発表しましたが、アプリの開発者側の取り分は7割とAppleにより決められています。 売上総額でおよそ140億ドル、決済にかかる費用などを考えて、最低でも20億ドルほどが5年間のAppleのアプリ利益となっています。 そのうち2013年が約半分を占めているのは、iPhone普及台数がそのままアプリの販売数につながって急増している、という事です。 アプリ内で課金されるものについてもこの7割ルールが適用されるので、無料のゲームばかり売れているとしても、アプリ内の課金がある程度支払われれば、それはAppleの利益となります。 この利益について、開発者向けツールを開発する元手はあるでしょうが、OSの開発と一つになったものですので、アプリの売り上げは、ほぼ元手はかかっていないものと考えても良いかもしれません。 このアプリ市場を新興国で開拓する事が、Appleにとってはより利益増につながり、それがiPhone5Cに託された役割ではないかと考えます。

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iPhone浸水からの復活

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iPhone浸水からの復活

先日iPhoneを浸水により故障させてしまい、Appleストアで交換に至るまでの記録です。 今回iPhone購入時にAppleCare+に加入していたので、それを含めた内容となります。 予期せぬ浸水 その日、筆者の長男の小学校の夏祭りの手伝いをしていました。 手伝いも無事終わり、片付けするときに、かためておいてある発泡スチロールの箱を移動させるように依頼されました。 結構重い箱でしたが、内容物を確認せずに運んでいると、中は氷を入れて冷やしているペットボトルだったようで、溶けた氷の水があふれてズボンを濡らしてしまいました。 普段はiPhoneを防水のスポーツバッグに入れていますが、そのとき家族に風邪の症状があったので、いつでも連絡が取れるように、ズボンの前ポケットにiPhoneを入れてしまっていました。 イレギュラーな状態だったため、浸水のことが全く頭に浮かばず、気が付いたときには、電源は切れていませんでしたが、すでにタッチパネルが反応しない状態になっていました。 Apple Store Genius Barの予約 こういう場合は、AppleStoreに持ち込むのが一番早い解決法ですが、筆者の住む和歌山市から心斎橋AppleStoreまでは二時間弱かかります。 そして修理交換窓口のGeniusBar(ジーニアスバー)は予約制になっており、当日飛び込みでいっても受け付けてもらえません。 夏祭りの片づけが終わったのが土曜7時すぎ、そして帰宅し翌日のGeniusBarの予約はすべて埋まっています。 この予約は各AppleStoreのwebサイトから予約ができるようになっています。 iPhoneからも予約できますが、この場合iPhoneが故障しているので、いかんともしがたい状況です。 GeniusBarの予約はキャンセルが出れば、その時の空き状況が更新されます。 翌日朝からパソコンで予約画面を何度も見るうちに15時からのキャンセルが出たので、予約を行い、心斎橋に向かいました。 iPhoneの交換 iPhoneはタッチパネルがだめになっている以外は、動作はしていましたので、とりあえずパソコンに接続し、iTunesからシリアル番号をメモしました。 本当はそこでiTunesに暗号化してバックアップをしておけば、ログイン情報などをすべてをバックアップできるのですが、タッチパネルが利かないので、ロック解除できずそれはあきらめ、iCloudバックアップの復元で良しとしました。 iCloudからのバックアップの復元は、アプリのログイン情報などがすべて保存されていません。 GeniusBarの予約時間までに到着し、予約時間に名前が呼ばれましたので、受け付けてもらいます。 その後カウンターに通され、どういう経緯でこの状態になったかを申告します。 ここであまり不正確に伝えてしまうと、本来求めている対応が得られないこともありますので、正直に申告するのが最善と感じます。 ここで控えていたシリアル番号を伝えると、AppleCare+に加入していることがスムーズに伝わりました。 現場ではシリアル番号や、機器の情報はiPadを端末にして調査できるようで、契約情報や状態の記録、交換の手配と、領収書の発行まで、スムーズに行っていました。 これで交換までは20分程度、AppleCare+では使用者の過失による故障でも、一回4200円で、契約中二回まで修理に応じる、という契約になっています。 この一回を利用し、4200円で交換されました。交換されるのは新品ではなく、リファービッシュ品(初期不良品等を修理したもの)であるようです。 故障から24時間以内にひとまず電話として復旧させることができました。 実感したこと iPhone5以降、日本でもテザリング機能が解禁され、それまでiPad持ち出しのために契約していた3G Wi-Fiルーターを解約しました。 また通話専用に置いておいたdocomoの従来型携帯電話も解約していたので、iPhoneが故障すると代替の手段がなくなってしまっていました。 幸いにして、24時間以内に回復できましたが、スマートフォンは複数の機能が集約されているだけに、一度故障してしまうと、それらすべてが利用できなくなるという不便を実感することになりました。 AppleCare+は利用者の過失による故障でも比較的安価に修理する契約ですので、購入一か月以内であれば、加入しておくと安心感はあると思います。 一台で様々なことが便利になるということは、逆の場合は一気に不便になる、ということの裏返しである、それを身をもって体験しました。 ご参考になればと思います。

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Squareカードリーダー

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Squareカードリーダー

スマートフォンによるクレジットカード決済サービス、Squareが日本でもサービスを開始しました。 これは上の使用例からもわかるように、非常に小さいリーダーをiPhoneなどスマートフォンのイヤホンジャックに接続し、磁気読み取り式でクレジットカードを読み取って、決済を行うことができます。 スマートフォンを通信と読み取り機に使うことで、別途カードリーダー、通信設備などを用意する必要がなく、簡易なレジしかない小売店舗や、飲食店などでも簡単にクレジットカード決済を導入することができます。 北米から事業展開が始まり、今年5月末より日本でも事業展開されるようになりました。 一度のカード読み取りによる取引ごとに、取引額の3.25%からが手数料として差し引かれます。 Square登場の背景 日本的な感覚で言えば、このようなよく理解できない機器を利用するよりも、おサイフケータイとFelicaリーダーのほうが安心なのではないか、という疑問がわいてきます。 確かにFelicaのような非接触型のICカードのほうが記録する情報を複雑にでき、通信経路の暗号化などにも安心感を持てます。 全国津々浦々のコンビニエンスストアのPOS端末でもそれができるのだから、というのは、日本独自の感覚です。 海外でもクレジットカード決済はさまざまな店で使われていますが、複写紙を利用するインプリンタという器具を用いる店舗も多くのこっており、そのためにクレジットカードからカード番号と契約者名、有効期限のエンボス(凹凸加工)がなくならない事情があります。 またレジも簡易な開閉機構しかないものが多く、計算機能も備えてない場合、店員さんがだしてきた計算機で、お金のやり取りを行うお店はかなりの割合であります。 日本のレジは通信機能、Felicaの読み取り、お札を入れるとおつりが出てくる自動入出金など、複雑で高価なPOS製品がかなり普及していますが、世界的に見て、珍しい一地域と言えます。 スマートフォンにNFCが標準搭載されても、世界のどこででも利用できるようになるまでには、まだまだ時間がかかる、という現状があります。 そんな中にSquareのようなスマートフォンと$10あまりの簡易なリーダーがあれば、クレジットカード決済を導入できてしまうというのは、技術革新と呼んでも差支えのないものでしょう。 Squareの技術 Square技術的なバックグラウンドについて、セキュリティ上あまり詳しく解説はしていませんが、カード読み取りにイヤホンを接続するオーディオジャックを利用するというのは、端末の低価格化にかなりの貢献をしています。 そもそも、かつてアナログ回線しかない時代は、音声を通じたデータ通信は当たり前でした。いまでもファクシミリを利用する場合は、雑音のようなデータ通信の音を耳にする場合もあるかもしれません。 iPhoneであればLightning端子、Androidであれば、MicroUSB等で接続する機器を考えますが、そのような構成をとれば、価格は現在の3~4倍、それにAppleであればサードパーティーのアクセサリとして、認可が下りるかどうか、というハードルがあります。 推測ですが、iPhoneアプリとカードリーダはおそらく音声によって、アプリとの通信を行い、カード情報を暗号化してやり取りし、それを3GやLTE、あるいはWi-Fiの電波を通じてカード決済センターに暗号化通信、決済の可否を通知する、という仕組みになっていると考えます。 このカードリーダーは単純な磁気読み取り装置ではなく、小型のコンピュータが内蔵されており、データの双方向通信を行えるものではないかと考えます。 リーダー-アプリ間の通信、アプリ-決済センター間の通信については、SSLや公開鍵暗号化など確立された技術が利用されています。 ただ技術的に暗号化がどれだけ可能であっても、それだけでは不正な決済を監視することはできません。 これについては、まず店舗従業員による、期限、名前の目によるチェック、スマートフォンのタッチパネルによるサインのチェック、あからさまに怪しい高額な決済については、カードリーダを通す前の人によるチェックになります。 センターに対して情報が送られた後は、クレジットカード決済センターには、普段通りでない異常なカードの利用を検出するノウハウを持っています。 不正な決済が行われた痕跡があれば、カードの利用停止などがおこなえる仕組みが出来上がっています。 機械の前後に、人によるチェックがあってこそ、このような簡易な機器によるクレジット決済が可能となるわけです。 ケーブルのないコンピュータ カードリーダーとの通信、タッチパネルによる認証コードの入力、センターと安全な通信機能があれば、カード決済機としては十分な性能を持つことができます。 今までは無線による通信については安全ではない等の理由で、有線の決済専用回線などを用意していたことなどを考えると、機器、通信インフラなど、導入にはかなりのイニシャルコストがかかっていました。 しかしスマートフォンが、これらの機能を十分備え、手のひらの上に収まってしまうオールインワンのコンピュータとして、通信ケーブルの届かないところ、電源の届かないところへコンピュータの能力を延長しています。 このようなモバイル機器の利用は、コンピュータの新たな可能性を感じさせます。 そもそも簡単な仕組みで、個人用でしかなかったパーソナルコンピュータが、現在のビジネスにおいて欠かせない機器になったように、スマートフォンやタブレットが新しいビジネスに取り入れられ、溶け込んでいく将来はすぐそこにあるように感じます。

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iOS7新機能にみるビジネス向け機能の強化

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iOS7新機能にみるビジネス向け機能の強化

米国時間6月10日午前よりのAppleのWWDC(開発者会議)でiOS7が開発中であることが発表されました。 受ける印象はiOSアップデート史上ないほどに大きく変わり、1ユーザーとしては、見た目や使いやすさに目が行くところです。 今回あまり大きく取り上げられなかった部分として、iOS7のビジネス向け新機能を考えてみてみたいと思います。 ビジネス用途のiOS iOSは個人向けのスマートフォンという一面を持ちつつ、企業向け(エンタープライズ)用途の機能を強化させてきました。 Exchange対応や、VPN通信、CalDAV、CardDAVへの対応など、ビジネスの1ツールとして取り入れやすくするための機能をいくつも持っています。 アプリなども、AppStoreで販売されていない、企業向けのアプリが作れる仕組みなどがあり、iPhone、iPadは画面サイズや製品更新サイクルなどがある程度安定しているので、安定したソリューションとして組み込みやすくなっています。 iOSで強化されるビジネス用途 StreamLined MDM enrollment より効率化されたモバイル端末管理。 複数台のiPhoneを管理するためのツールとしてAppleConfiguratorがありましたが、モバイル端末管理(MDM)が導入されることによって、より社内で利用する複数台端末の管理が行いやすくなると予想されます。 アプリのインストール、現在個人用途として提供されているFind My iPhoneや、リモートワイプによる情報漏えい防止なども集中的に行えるようになるのではないでしょうか。 iCloudなどもチーム向けや、企業向けのものが用意されるのかもしれません。 Per App VPN アプリごとのVPN(仮想プライベートネットワーク)。 これも推測ですが、現在iOSが一元管理しているVPNの仕組みを個別のアプリケーションで実装できるようになるのかもしれません。 VPNで社内と外出先を安全つなぐためにもいくつかの規格や実装があり、それをアプリごとに選択して組み込むことができれば、より柔軟にiPhoneアプリを社内の業務用サーバーなどと連携することができそうです。 Enterprise single sign-on 企業向けシングルサインオン。 社内システムなどでのユーザー認証を一度行えば、個別のサーバーやサービスに接続する際に、毎回の認証を行わずに済むものです。 これは先ほどの予想、チーム企業向けiCloudと連携し、パスワードを一元管理するiCloud Keychainとかかわるものかもしれません。 App Store Volume Purchase アプリの一括購入。 現在もAppStoreにはVolumePurchase(一括購入)の仕組みがありますが、登録申請などが必要で、より適用範囲が広げられれば、企業へのアプリ導入が容易になるでしょう。 Barcode ScanningとPassBookの強化 一部の店舗でiOS機器をレジや、決済用に使っている店舗もありますが、バーコード読み取りは専用のリーダーをつけたり、POSアプリの独自の実装となっていました。 これをiOSが機能として持つようになれば、お客様が差し出したPassBookクーポンをiPhoneで読み取り、料金の支払い、カード上の読み取り、という一連の流れがiOS機器だけでも完結できるようになります。 これは小売店舗や、飲食業でうまく利用できそうです。 まとめ 今回のWWDCのセミナーの中で、これらの機能についてのプレゼンテーションなどがあり、秋にリリースを迎えるまでに機能のブラッシュアップなどが行われていくはずです。 そのなかで詳細な機能について、明らかになっていくはずですし、より企業向けのiOSデバイス導入のきっかけになるでしょう。 華やかな見栄えのする新しいiOSに隠れた部分も、抜かりなく力を入れるのがAppleらしいやり方だと思います。

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iMacにBootCamp5でWindows8をインストールしてみたメモ

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iMacにBootCamp5でWindows8をインストールしてみたメモ

Mac OS X 10.8.3でBootCampもWindows8に正式対応しましたので、これを使ってみました。 BootCamp5 Boot Campアシスタンスのバージョンも5になり、このバージョン5がWindows8正式対応版です。 大まかにいうと、2011年移行に発売されたMacはこのBootcamp5に対応しています。 Macも発売年毎に、内部の機器構成をこまめに見直していますので対応するドライバの差ということになりそうです。 詳しくはこちらのサイトからご確認ください。 http://support.apple.com/kb/HT5634?viewlocale=jsa_JP 用意しておくもの ・USBメモリ8GB以上、あるいはUSB接続HDD(FAT32でフォーマット) ※後述します ・USB接続のキーボードとマウス ※後述しますが、Windows8だけならマウスだけで大丈夫 実際行った手順 BootCampのドライバインストール用のUSBメモリが最低8GB以上が必要ということです。フォーマットはWindowsで読み込ませるので、FAT32でフォーマットされていることが条件です。 ちょうど8GBの空きの空きUSBメモリがなかったので、このドライバは用意せず、BootCampをインストールしてみます。 BootCampアシスタンスを起動し、最新のWindowsサポートソフトウェアをAppleからダウンロード、のチェックを外します。 あらかじめのドライバダウンロードが行われずに、パーティーション分割と、Windows8インストールが始まります。 インストール後のセットアップで、BootCampドライバなくとも、ワイアレスLANにはつながりました。 Bluetoothのドライバは初期から持っていないため、ワイアレスキーボードと、マウスは接続できません。 USB接続マウスがあれば、Windows8であれば、アクティベーション時からスクリーンキーボードを利用できるため、USB接続のキーボードは必要ありませんでした。 そのためアクティベーションと、その他設定、BootCampドライバインストールまでは、そのままで行うことができました。 Bootcamp Support Software 5.0.5033(2013/4/9現在)であれば、実際のファイルサイズは553.62MB(展開して800MB程度)で、独自にダウンロード展開すれば、8GBもの容量は必要なさそうです。 USBマスストレージドライバはおそらくWindowsプリインストールのドライバが動作しますので、必要なBootCampドライバをUSBメモリなどに保存しておけば、インストールは無事に実行できそうです。 Bluetoothキーボードとマウスはドライバなしでは使えないでしょうから、USB接続のマウスとキーボードは、BootCamp導入時用意しておくほうがよさそうです。 ドライバのインストールが終わり、再起動すると、iMacのすべての機能が使用可能になります。 タッチパネルはありませんが、WindowsPCとしても十分な性能を持っていますので、3Dグラフィックなども存分に楽しむことができます。

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Boot Camp領域の移行、Windows移行ツールの補足

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Boot Camp領域の移行、Windows移行ツールの補足

Boot CampからWindowsへの移行について、補足の説明になります。 以前の記事、 Boot Campの最適な移行方法 https://www.sys-cube.co.jp/2515 での、Windows移行ツールによる方法で、一点気を付けておくべき点を記述します。 HFS+領域を移行しない HFS+はOS Xによるフォーマット形式で、Boot Campの一般的な設定であれば、エクスプローラーに D: Macintosh HD などという形で見えている領域です。 Boot Campドライバが正常にインストールされていれば、この領域を読みだすことができますが、Windows環境の移行において不要な部分です。 これがWindowsの移行ツールでは、共通のデータとして、移行するセットに設定されています。 このDドライブの各フォルダのチェックを外し、Dドライブ自体をコピーしないようにします。 Dドライブ以外にもMacの管理領域があれば、これを移行しないようにチェックを外します。

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Boot Campの最適な移行方法

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Boot Campの最適な移行方法

MacのBoot Campから他のMacやPCへデータなどを移行する方法について、何パターンかをまとめてみたいと思います。 Boot CampはIntel Mac上でWindowsを実行するためのユーティリティです。 Macのパーティーションを分けることになるので、使っているうちに容量が不足となったり、あたらしいMacにそのまま移行したい、というケースは多くなってきていると思います。 Boot Camp領域をどうやって他のMacやPCに移行するのかという点は、簡単なようでいて、意外と難しいです。 MacOSの管理する領域はTimeMachineバックアップでバックアップし、新しいMacへ簡単に移行することができます。 その際もBoot Camp領域はバックアップに含まれませんので復元されません。 押さえておくべきポイントをまとめてみたいと思います。 Windows移行ツールを利用する Windows転送ツールを使ってみました この記事でも書きましたが、一番手堅い方法です。 手順としては、以下の通りになるはずです。 1.移行元Boot CampでWindows転送ツールを起動し、USBハードドライブに移行データを保存します。 2.移行先環境を整えます。OSをセットアップし、必要なアプリケーションをインストールします。 これはBoot Campでもいいですし、Windowsパソコンでも構いません。 3.移行先環境で、Windows転送ツールを起動し、USBハードドライブからデータを転送します。 以上の操作を行い、必要なアプリケーションの動作や、ファイルの転送漏れがないかを確認します。 (3/11追加) Boot Camp領域の移行、Windows移行ツールの補足 Windows移行ツールがうまくいかない場合は、上記の記事を参考にしてみてください。 VMWareによる仮想化を行う Bootcamp領域をVMwareで仮想化する こちらの記事に、詳しい手順を書いています。 仮想化のメリットは、Boot Campのように再起動する必要がないことで、シームレスにWindowsとMacの環境を行き来できることでしょう。 仮想化ソフトウェアのための費用が掛かることと、Windowsの仮想化に関するライセンスについては確認する必要があります。 ゲーム等ハードウェア性能に依存するものには仮想化は向いていません。互換性の問題は一番注意すべきポイントです。 移行前の環境をアプリごと移行できるので、作業量としては最も少なくすることができる方法です。 WinCloneを用いる 筆者は実際に試していないのですが、Boot Camp領域からBoot Camp領域へ、Windowsのシステムイメージを移行するためのMacのアプリケーションです。 Boot Camp領域を拡張する際などにも用いられ、頻繁にBoot Campを利用するユーザーには必携といえるツールのようです。 実例が多くWeb上に見ることができます。 バックアップにも用いられているようですので、かなり有益なツールと言えそうです。 失敗した例 Windowsの「バックアップと復元」で取得したシステムイメージを復元するのは大変難しいです。 バックアップと復元では、システムイメージを仮想ハードディスクの形式で保存しますが、環境に依存した部分もそのままコピーしますので、まったく別の環境上で復元するのは簡単なことではありません。 Boot CampはWindowsパソコンでパーティーションを分割して、マルチブートするものとはかなり違ったものと考えておくべきです。 Boot CampからBoot Camp上のWindowsにバックアップと復元で取得したシステムイメージを復元することはできません。 Windowsのインストールディスクを入れて、確保したBoot Camp領域にシステムイメージを復元することもできませんでした。 また仮想化ソフトウェアではBoot Campの特殊なパーティーションをイメージのままで扱うことができません。 VMwareやHyper-V上で作成した仮想マシンに、バックアップと復元で取得した仮想ハードディスクを、起動ディスクとしてマウントしても、起動には至りませんでした。 Norton Ghostを利用したイメージのバックアップと復元も、Boot Camp領域ではうまくいきませんでした。 仮想ハードディスクとして、既存のPCあるいは仮想マシンにアタッチする方法ではデータの取り出しはできるかもしれませんが、それではイメージ化する意味は、あまりありません。 バックアップと復元で取得できるデータファイルのバックアップは、ユーザーデータのバックアップのために定期的に取得しておくことは有益でしょう。 まとめ もっとも手堅い方法で、Windows移行ツールを利用するのが、ベストと考えます。 費用も別途かかるものではありませんし、インストールするアプリケーションの整理も同時にできるのだと考えれば、環境構築に少しの時間を割くのも、無駄ではありません。 仮想マシン化は、メモリが多めに搭載されているコンピュータであれば、十分実用に耐えます。 注意が必要なのは使用しているアプリケーションの互換性です。 WinCloneは体験版があればぜひ試してみたいとは思います。 その他、失敗例として挙げた方法でも、移行する手立てはあるように思いますが、複雑な手順となりそうですので、深く追求しませんでした。 このような例が、今後Boot Campを使っていくうえで、なにかの助けとなればうれしいです。

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Bootcamp領域をVMwareで仮想化する

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Bootcamp領域をVMwareで仮想化する

この記事ではMacBookAirの記憶容量を、Boot Campから解放してみます。 2010年に発売されたモデルのMacBook Airはかなりのヒット商品となりました。 11インチのモデルなどは持ち運びのコンパクトさなどから、モバイルに最適なノートパソコンとして多くの方が選ばれ、今のMacBook Airの普及の基礎となっています。 この持ち運びの良さから、Macのみならず、利用シーンに合わせてWindowsをBoot Campをつかってインストールする方も、多くいらっしゃったと思います。 Boot CampはMacの内蔵ハードドライブやフラッシュドライブの領域を分割し、Mac OSとWindows、二つのOSが選択式で起動できる仕組みです。 当時のMacBook Airはメモリ搭載量が2GB~4GBと仮想マシンを実行するには少なく、ストレージも64GBか128GBで、Boot Campでパーティション分割するとしても、Mac側の空き容量も、Windows側の空き容量も、すぐに少なくなってしまいます。 いろいろとインストールしたWindows領域を再構築することなく使い続けたい場合、新しいMacのBoot Camp領域に移す、あるいは仮想化して利用するなど、いろいろと方法はあります。 新しいBoot Camp領域に移動させるにはWinCloneを利用した方法がWebで多く見られます。 このBoot Camp上のWindows環境を他のMacやPCで仮想化することを試みてみました。 無事仮想化できれば、Boot CampアシスタントからWindows領域を削除し、OS Xのためにすべての領域を利用することができます。 利用するWindowsは仮想環境などでの利用をライセンスで認められていることを、記事では前提にして進めていきます。 Macでのインポート Boot Camp領域のWindows環境を、WindowsPCの仮想マシンに移行する場合、必要な容量のUSBハードドライブなどをexFATでフォーマットしておきます。 これはMacのディスクユーティリティーで行うことができます。exFATであれば、大きいファイルをWindowsでもMacでも利用できるので、双方で読み書きするのに便利です。 Boot Camp領域のあるMacに、VMwareFusionをインストールします。 http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/fusion/overview.html VMwareFusionの30日試用版でもこれからの作業は行えますが、MacでVMwareを利用し続けるのであれば、製品版を購入することをお勧めします。 実際に移行できるかを試用版で試してみるとよいでしょう。 ファイルメニューからインポートを選択し、Boot Camp領域を選んで、「Boot Campのボリュームの内容をインポートし、それをVMware仮想マシンで使用します。」を選択します。 これはBoot Camp領域を仮想マシンとしてそのまま利用するのではなく、Boot Camp領域のWindowsを別の領域に、仮想マシン形式で保存しなおします。 Boot Campからのイメージの移行のためにこれを利用します。 この仮想マシンにわかりやすい名前を付け、外付けのHDDを保存先に選び、インポートを行います。 インポートにはBoot Camp領域のサイズによって、時間がかかります。数十ギガバイトでしたら、USB経由ですので、それなりに時間がかかるので、気長に待ちます。 インポートが終われば、仮想マシン名.vmwarevmというファイルが作られています。 Macでの仮想マシンの実行 あたらしいMacでは、まずVMwareFusionをインストールします。http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/fusion/overview.html インストールすると、仮想マシンフォルダが書類の中にできるので、この仮想マシンファイルを仮想マシンフォルダにコピーします。 USBハードドライブからも実行できますが、毎回時間が余計にかかりますので、ローカルに保存しておくことをお勧めします。 この仮想マシンファイルをダブルクリックし、VMwareFusionを起動します。 仮想マシンが無事起動すれば、見慣れたWindwosの起動画面が表示されるはずです。 この仮想マシンにVMware Toolsを忘れずインストールすると、ネットワークやサウンドなどのドライバが導入され、この仮想マシンを滞りなく 利用することができます。 無事、必要なアプリケーションの動作を確認したら、Windowsを再アクティベートすることを忘れずに行いましょう。 仮想マシンファイルは、かなり大きく、TimeMachineバックアップ領域を大量に使ってしまいますので、過去記事 MacでSparseBundleImageを利用した仮想マシンバックアップ もご参考にしていただけるかもしれません。 Windowsでの仮想マシンの実行 非商用であれば、VMwarePlayerを利用することができます。これは無料で利用できる仮想マシン実行環境です。 VMwarePlayerは簡易版で、起動中の仮想マシンのスナップショットをとって、復元するなどの機能が省略されています。 http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/player/overview.html 商用であれば、VMWareWorkstationを購入して利用してください。 http://www.vmware.com/jp/products/desktop_virtualization/workstation/overview.html VMwareのインストーラーの指示に従って、インストールを進めていきます。 インストールが終わると、Macでは一つのファイルに見えていた、仮想マシンファイルがフォルダとして見えます。 この場合も、USBドライブからローカルのHDDドライブにフォルダごとコピーしておくことをお勧めします。 VMWareプレイヤーから仮想マシンをこのように開くと、 画面のようにライブラリの中にセットされます。ここから仮想マシンの再生をクリックします。 見慣れたWindowsのスタートアップが起動すれば、あとはVMwareToolsをインストールするだけです。 必要なアプリケーションの動作を確認したら、Windowsを再アクティベートします。

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iPad Retinaモデル 128GB 発表と価格、費用

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iPad Retinaモデル 128GB 発表と価格、費用

AppleがiPad Retinaディスプレイモデルに、新たな高容量の128GBモデルを発表しました。 従来の最大64GBから2倍の記憶領域を持ち、さらに多くの動画や写真、音楽、アプリなどを扱うことができるようになります。 価格はWi-Fiモデルが66,800円、Cellularモデルが77,800円と発表されています。 発売日は2月5日です。 Apple、iPad Retinaディスプレイモデルを128GBに増量 iPad Wi-Fiの費用 Wi-Fiモデルは、Wi-Fiがすでにある室内や、FreeWi-Fiスポット、各キャリアのWi-Fiスポットなどで通信が利用できます。 またモバイルWi-Fiルーターや、テザリングの可能なスマートフォンを介して接続ができます。 各モデルの価格は以下の通りです。 iPad   16GB ¥42,800 iPad   32GB ¥50,800 iPad   64GB ¥58,800 iPad 128GB ¥66,800 iPad mini 16GB ¥28,800 iPad mini 32GB ¥36,800 iPad mini 64GB ¥44,800 8000円ごとの価格設定の妙があります。 あと8000円出すと、容量が倍になるとか思うと、一段階上のモデルを検討してしまいますね。 iPad Cellularの価格と維持費 iPad Cellularは3Gや4GLTEの通信網が利用でき、かなり広い範囲でネットワークに接続できます。 またテザリングを行うと、その大きなバッテリ容量を活かして、長時間、他の機器と接続を共有できます。(パケット制限はあります) 下記の表では、基本2年縛り、割引は含めずの料金で計算しています。 128GBの価格は現在発表されていないので、他モデルからの推定となります。 割引等は、各条件がありますので、各キャリア(au、softbank)のページを参照してください。 データ定額 月賦-割引 月額合計 2年合計 iPad(au)16GB ¥5,985 ¥0 ¥5,985 ¥143,640 iPad(au)32GB ¥5,985 ¥400 ¥6,385 ¥153,240 iPad(au)64GB ¥5,985 ¥790 ¥6,775 ¥162,600 iPad(au)128GB ¥5,985 ¥1,160 ¥7,145 ¥171,480(推定) iPad(SB)16GB ¥5,775 ¥0 ¥5,775 ¥138,600 iPad(SB)32GB ¥5,775 ¥330 ¥6,115 ¥146,520 iPad(SB)64GB ¥5,775 ¥660 ¥6,445 ¥154,440 iPad(SB)128GB ¥5,775 ¥1,000 ¥6,777 ¥162,600(推定) iPadmini(au)16GB ¥5,985 ¥0 ¥5,775 ¥138,600 iPadmini(au)32GB ¥5,985 ¥340 ¥6,115 ¥146,760 iPadmini(au)64GB ¥5,985 ¥670 ¥6,445 ¥154,680 iPadmini(SB)16GB ¥5,775 ¥0 ¥5,775 ¥138,600 iPadmini(SB)32GB ¥5,775 ¥330 ¥6,105 ¥146,520 iPadmini(SB)64GB ¥5,775 ¥660 ¥6,435 ¥154,440 2/6日追記。各キャリアから正式な価格が発表されましたので、記載ます。 データ定額 月賦-割引 月額合計 2年合計 iPad(au)128GB ¥5,985 ¥1,130 ¥7,115 ¥170,760 iPad(SB)128GB ¥5,985 ¥990 ¥6,765 ¥162,360 Cellularモデルでは、各キャリアの月賦に対する割引が適用されるので、各社ともiPadとiPad miniとの支払総額に大きな差はありません おおむね各モデルの差額分ぐらいが二年合計の差額となっています。 Cellularモデルは使い勝手が大きく向上します。 ほかに機器が必要なく、通信ができるので、自宅や職場などにWi-Fi環境がなくとも利用できます。 ただ電話はできませんので、通話を目的とした機器が別途必要となる方も多いと思われます。 iPadとのネットワークの組み合わせ iPhoneテザリング+iPad Wi-Fi この組み合わせは、電話とテザリングをiPhoneに任せ、iPadを出先で利用するパターンです。 iPadの要不用に合わせて、荷物を減らすことができます。 またキャリアによってはiPhoneと併せて持つことで、割引を受けられるものもあります。 iPadに重点を置いて使う場合は、テザリングをしているiPhoneのほうが先にバッテリを消耗してしまうことになりそうです。 モバイルWi-Fiルーター+iPad Wi-Fi モバイルWi-Fiルーターであれば、au、softbankのキャリアに依存せずに、docomoやeAccessなど各通信会社を利用できます。 他に機器がいるということが気にならなければ、この方法で通信コストを抑えることもできそうです。 気をつけるべき点としては、モバイルWi-Fiルーターの充電忘れや、持ち忘れをすると、せっかくのiPadが通信できなくなってしまいます。 モバイルWi-FiルーターからiPad Cellularへの移行 iPad Cellularはテザリングの機能を持ちますので、データ専用通信をiPadにまとめてしまうことができます。 通信料制限はありますが、iPad Cellularを親機として、ノートブックPCなどとネットワークを共有することができます。 iPadと単体モバイルWi-Fiルータを比べると、大きさにかなりの差があります。iPadを日常的に使う方にはおすすめできます。 モバイルWi-FiルータをiPadにしか使っていない方には荷物をまとめられるメリットがあります。

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市場予測を下回り続けるアップル

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市場予測を下回り続けるアップル

本日2013年1月、Appleは2013年第1四半期決算を業績を発表しました。 大見出しで「アナリストの予想を下回る」とメディアに書かれるのも毎年の恒例行事であります。 検索による「アナリストの予想を下回る Apple」の結果の各年のリンクです。 2010年版予測を下回るアップル 2011年版予測を下回るアップル 2012年版予測を下回るアップル 2013年版予測を下回るアップル Appleの発表による各年の売上高等。(単位は100万米ドル) 年 売上高 純利益 増収率 利益率 2009 42,905 8,235 14% 19% 2010 65,225 14,013 52% 21% 2011 108,249 25,922 66% 24% 2012 156,508 41,733 45% 27% 出典(http://en.wikipedia.org/wiki/History_of_Apple) 以上、ネットからの引用のみ、筆者の主観的な意見は特に必要がなさそうです。

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