docomo携帯からiPhoneへアドレス帳移行
docomo携帯からiPhoneへアドレス帳移行
近頃身の回りでいわゆるフィーチャーフォンからiPhoneへ移行する人が、二人いたのですが、従来型の携帯と違い、アドレス帳を携帯ショップでコピーしてもらえなくなりました。 ショップでもご自分で行っていただけるようにお願いします、と言われてしまいます。 従来は携帯の赤外線を通じてアドレス帳コピーや、メモリカードやFOMAカードを利用したコピーなどができましたが、iPhoneは外部メディアからの読み取りが基本的にはできません。 今回、MacのiTunesを利用して行ったアドレス帳の移行を試す中で、同じ問題が二回発生したので、その解決法について書いてみたいと思います。 アドレス帳移行の環境 移行元となった携帯電話はdocomoのF-01AとF904iです。両方とも富士通製ですが、これらの問題が富士通製品に共通するものか、他のメーカーでも起こりうるものなのかは検証していません。 これを一度Macの連絡先に読み込み、iTunesを経由してiPhoneに転送します。 移行元携帯電話ではMicroSDカードにアドレス帳をバックアップします。 これでMicroSDカードには全件分のvcfファイルが作成されます。 vcfはvCardファイルという標準規格のフォーマットですので、さまざまなアプリケーションで読み込み可能です。 Macへ読み取りの際の問題 USBカードリーダーやmicroSDカードアダプタなどを利用して、VCFファイルをコピーします。 この場合、PIMという名前のついたフォルダに格納されていました ダブルクリックして、このファイルを読みこみます。 連絡先に、読み込み中に問題が起きました。とメッセージが出ます。 追加を押します。 連絡先にすべてのファイルが読み込めているようです。 しかしこれをiPhoneに同期しようとしてもできません。 おかしいなと思い、もう一度連絡先を開くと きれいに消えてます。 何度やっても同じ状態になります。 問題の解決 どこかvCardファイルに不整合や非適合な部分があるのかもしれませんが、そのような検証は行わず、アナログ的な方法で解決します。 再びvcfファイルをダブルクリックし、問題のあるファイルを読み取ります。 この状態で、左側アドレス帳の全件を選択します。 アドレスの一番上を選択して、シフトキーを押しながら、一番下の項目を選択します。 青くなった分が選択された項目です。 この状態で書き出します。 ファイルー書き出すーvCardを書き出すを選択し、連絡先からvCardファイルを書き出します。 連絡先から書き出したvCardであれば、きちんと読み込めるのではないかという推測です。 この書き出したファイルを連絡先で読み込みます。 読み込み中に問題が起きました、が今回はありません。 無事読み込むことができたようです。 この状態で連絡先を閉じ、再び連絡先を開いてもデータが残っていることを確認します。 この状態でiTunesで連絡先の同期を行います。 iPhoneで読み込んだ連絡先データに読み落としがないか、データの欠落などがないかを確認してください。 最初の読み取りの時点でエラーが出ていますので、読み落としがある可能性がありますが、必要な部分を追加登録するだけでよいので、大幅に手間は縮小されると思います。