Microsoft Access(アクセス)の移行、マイグレーション、バージョンアップのお手伝いをさせていただいております。
Accessについての概要と、事例などをご紹介します。
Microsoft Access(アクセス)は、マイクロソフトオフィスの一製品で、リレーショナルデータベースのアプリケーションです。
プログラムの知識が豊富でなくとも、業務を理解していれば、顧客管理、商品管理、在庫管理、伝票処理などを、一から作り始める事ができます。
入力フォームと、データ処理を行うクエリ、帳票をプリンタ出力できるレポート、処理を自動化できるマクロという大きな機能を持っています。
さらに複雑な事を行わせるためにVBAというプログラム言語をもっており、ほとんどの業務にマッチしたデーターベースアプリを作製できます
Accessの移行とはAccessのバージョンアップの事をいいます。
例を挙げるとAccess2003から2019への移行という意味合いで、Access自体のバージョンをアップする事です。
旧バージョンのAccessは最新のパソコンで動作しない場合が多く、またセキュリティ的な意味でも、更新の止まってしまったAccessを使い続ける事は、データーベースが持つデータの重要性を考えると、お勧めできません。
セキュリティの観点からもバージョンアップをおすすめします。
Accessには過去のバージョンのデータベースをそのまま開く互換性機能をもっています。
ただ、そのままでは表示が崩れる、レポートがきちんと出力できない、特定の機能が利用できないなど、Accessの機能変更により、完全な互換性を得られない場合が多くあります。
すべての機能が正常に動作するか、レポートで顧客名や金額など桁落ちなどがないか、というチェックを入念にしなければなりませんが、業務の合間に行うのは大変です。
Accessのシステムをこれからも使っていきたい、できればWindows7やそれ以降のバージョンでも動作するAccessへの移行が望ましいとお考えであれば、ぜひご検討ください。
Accessすべてのバージョンからのアップデートは、実績ある弊社に一度ご提案させてください。
また作り込まれたAccessのシステムが一部業務とマッチしない部分がある、機能を追加したい、という場合も、このバージョンアップとともに盛り込むことも可能です。
不便なところ、使いにくいところなどもお聞かせいただければご提案させていただきます。
システムキューブではAccessでバージョンアップの実績を、多くのお客様に認めていただき、信頼を持ってお任せいただいております。
全国対応可能です。Accessでお困りの事があれば是非、株式会社システムキューブにお任せください。
北は岩手県、南は大分県のお客様の対応を行っておりますが、長く信頼関係を継続しております。
Access95,97,2000,2002,2003からのAccess2007以降へのアップデート
ADP+MSDEシステムからのアップデート
ADP+SQLServerシステムからのアップデート
ADPシステムからAccess2013、Access2016へのアップデート
AccessからSQL Serverシステムへのアップサイジング
Accessから.netシステムへのアップサイジング
データベース修正、フォーム、レポートの追加
データベースの新規開発
その他Accessに関するご相談
Access97のデータベースとの互換性はAccess2013以降は持っていません。
一度Access2003でデータベース変換をかけ、再度Access2013形式に変換する事で対応する事ができます。
ただ内部での文字の扱いなどが仕様変更されています。VBAを利用する場合は思わぬところで文字が切れるなどが発生しがちです。
これはできるだけ早くAccess2000からの乗り換えを検討してください。
WindowsXPはサポート期限の終了が2014年4月を持って終了します。大事な顧客情報や業務データをセキュリティの不安にさらす事は避けたいところです。
オフィス2007以降、マイクロソフトは新しい形式を採用するようになりました。
それまでの形式は互換性のために開く事ができますが、マイクロソフトとしては、段階的にサポートを終了してく事が考えられます。
ワードやエクセルの変換はあまり複雑ではないため困る事はありませんが、Accessデータベースは高機能なため変換が正常に行われているかをテストしなければいけません。
AccessとSQL ServerやMDEなどと連携するADPの仕組みは、Access2013で廃止されてしまいました。
これを解決するにはODBC接続を使う方法にシステムを書き換える必要があります。
あるいはAccess2010へのバージョンアップにより、ADPのまま使い続けるという方法も考えられます。
Access2007以降、AccessランタイムというAccessデータベースを動作させるソフトが無償で公開され、ランタイム型のデータベースを作れば、個々のパソコンにAccessを1ライセンス入れなくとも使う事ができ、コスト削減ができます。
Accessはオフィス製品の中でも高額なため、初期投資を抑える事ができるランタイムを利用するためのバージョンアップも効果的です。
サポートされなくなったAccessデータベースを使い続ける事は、不安を感じます。
何か不具合が起きたとき、VBAのエディタを開いて修正をかける方法をインターネットで調べ、また何か不具合が起これば、ということで時間を使ってしまうのは効率低下を招いてしまいます。
弊社で移行作業を御依頼いただいた場合、現在のデータベースの仕組みの解析から入らせていただきますので、不具合が起こるポイントを見つけ、修正を行う事ができます。
またその後のサポートもお任せください
Accessはマイクロソフトのデータベース製品の中でも、コンパクトな製品であるため、さまざまな動作の上限があります。
データベースのサイズは1GBを超えられない、パソコンの性能を使い切る事ができなく遅い、定期的に最適化を行わないと固まってしまうなど。
これらの問題がある、あるいはこれから起こる兆しがある場合は、一度ご相談いただければ、現在のデータベースの診断をさせていただきます。
Accessのデータベースが壊れてしまう。開こうとしてもエラーが表示されるだけで、先に進まない。
Accessを長く使っていれば、かならず経験のある事でしょう。
ここからデータベースの修復をかけても修復されない場合も多く、そうなればバックアップからの復元となりますが、バックアップ以降の作業を一から入力し直す事も多々あります。
Accessでこれを解決する方法にはADPなどに移行する事が最も効果的です。
Accessのデータベースをネットワーク共有を使って複数の人で使うと、データベースが壊れる確率が非常に高くなります。
また同じテーブルに対し作業していると、入力データが他の作業者によって上書きされてしまっても、気がつく方法がありません。
最悪の場合、入力を終えたデータをレポート出力しようとするとすべてデータが消えてしまっている、なども起こりえます。
Accessが排他制御を行わない事が原因ですので、複数人で利用される方はADPやSQLServerベースへの移行をご提案させていただきます。
オフィスのバージョンが混在すると、共通コンポーネントの関係などで、正常に動作しない場合がほとんどです。
切り替えるたびにインストーラーが動作するなど、無駄な時間も取られがちになります。
オフィス2013はコンポーネントの競合を防ぐ仕組みがありますので、いずれかのバージョンをオフィス2013あるいはAccess2013にする事で共存可能です。
Accessの移行、コンバートについては経験の豊富な弊社にお任せください。
Access95からAccess2016まで、あらゆるバージョンでデータベースを作製した担当者が、丁寧に作業を行わせていただきます。
各バージョンを用意するなど、社内の体制も整っていますので、ぜひ一言お声をおかけください。
弊社ではお客様との信頼関係を築いていける事を最も重視しています。
ACCESS 2016xx○○○○2025/10
Xp | Vista | 7 | 8 | 8.1 | 10 | サポート期限 | |
ACCESS 95 | △ | × | × | × | × | × | 終了 |
ACCESS 97 | ○ | × | × | × | × | × | 終了 |
ACCESS 2000 | ○ | × | × | × | × | × | 終了 |
ACCESS 2002 | ○ | × | △ | × | × | × | 終了 |
ACCESS 2003 | ○ | ○ | ○ | × | × | × | 終了 |
ACCESS 2007 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | 2017/10 |
ACCESS 2010 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 2020/10 |
ACCESS 2013 | x | x | ○ | ○ | ○ | ○ | 2023/4 |
※ Office365 サブスクリプションのWindowsバージョン対応は最新版に準拠します。
注1:Access95がWindowsXP上で動作するためには搭載メモリ512MBが上限になります。
注2:Access2002がWindows7上で動作するためにはAccess2002のServicePack2を適用する必要があります