システム今昔物語(その3)

寒さに耐えても痩せないTKです。

今回は昔使っていたVSAMとORACLEについてを

書いていきたいと思います。

汎用機を使っている当初は

RDBというものがなかったので

主にVSAMというファイルを使っていました。

VSAMは主キーと副次キーが設定でき

RDBのプライマリキーとインデックスのようにキーが作成できました。

検索処理に関しては、キーを作成すると早いのですが

当然データが増えてしまうのと、インデックスデータも

登録・更新対象になり、また使用領域を再利用しないため

再創成処理をよく行っていた記憶があります。

また、副次キーはトランザクションの対象外となってしまい

更新時によく問題が発生していました。

ただ、データベースの概念はVSAMを使用していましたので

RDBに関しての知識は結構早く覚えられました。

初めてORACLEをさわったのが20年近く前で、

当時はインストールに時間が掛かった記憶があります。

スキーマやユーザという概念はVSAMには

なかったので、どんな権限が必要なのかは

いろいろ調べた記憶があります。

またUNIXを使用していたので、なかなか覚えるまでは大変でした。

いざ使ってみるとSQLがわからず苦労しましたが

覚えてしまうと大変便利でした。

COBOLだとプログラムを作らないといけない処理が

数十行の処理ですぐにデータが取り出せる

なんと簡単なのかと目からうろこが落ちました。

時代が進むと便利になっていっていいのですが、

覚えたことがすぐ古くなることが悲しいです。

次回は「パソコンの歴史」でお会いしましょう。

PAGE TOP ▲

お問い合わせフォームはこちら

お客様のビジネスの規模・内容に従い、最適なアプリケーションをご紹介します。
アプリケーションの導入・連携支援は、ぜひ、システムキューブにお任せください。

Copyright © 2022 System Cube Co.,Ltd. All Rights Reserved.