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賞味期限切れの学校パソコンにはMultiPointServerを

2013年4月12日 10:44 | パソコン関連 | しまざき

multipointserver

ここ数日、WindowsXPの延長サポート終了を一年先に迎えた件で、マスコミなどこの話題を耳にする方も多いと思います。

特に、教育機関でのパソコン入れ替えの予算が組めていない、という話の中で、

期限切れ迫るウィンドウズXP

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_0409.html

(リンク切れご容赦ください)

1000台のPCのリプレースにかかる費用が5億円という、本当なのか出所のわからない記事が出ています。

耐震強度強化で予算が足りないという切実な部分や、LANケーブルを抜いて運用すればとりあえずは安全という誤った認識は、ひとまず置いておきます。

そういうところではコスト削減のためにWindows MultiPoint Serverを使うといいのではないかと考えます。

MultiPointServerとは

MultiPointServer(マルチポイントサーバー)はWindowsサーバー製品のラインナップの一つで、まさに教育現場のために作られたかのような、機能と価格帯でリリースされています。

基本的にはシンクライアント、とよばれる、一つ一つのユーザー端末は安価で、ほとんどコンピュータとしての機能を持たせない、その代わりに中央のサーバーがあらゆる処理を行う、仕組みのものです。

千台規模のシンクライアントを支えるサーバーともなると、非常に大規模で高額なサーバー設備が必要であり、サーバールームの整備や運用、ネットワークの設備などでかなりの費用がかかります。

MultiPointServerは、一般的なパソコンにほど近いスペックのサーバーに、10台ほどのシンクライアントを接続してワンセットとなる仕組みです。

一般的なシンクライアントと違うのは、サーバー用のPCから距離的にごく近い範囲でシンクライアントを接続し、サーバー自体も一つの端末として使うといったものがあります。

クライアントは、キーボード、マウス、ディスプレイの接続のみの機能を持たせ、データの保存や計算能力はMultiPointServerがインストールされたサーバーが担当します。

こう見ると、一般のパソコンの十分の一程度の性能しか持たせられないように感じますが、現在のパソコンレベルのコンピュータでも非常に計算能力が高く、また多くの場合、ユーザーの操作の待ち時間にほとんどの時間を割り当てられていますので、十年前のスペックのパソコンを使うよりも、よほど軽快に操作ができます。

インストール作業、アップデート作業も、サーバー一台に行えば、クライアント10台に適用されるのと同じ効果がありますので、保守なども便利です。

一クラス分40人の教室であれば、MultiPointServer4~5台にアップデートを行えばよいだけです。

MultiPointServerのコスト

このマルチポイントサーバーを、サーバー一台当たり8ユーザー、130台導入し、シンクライアントを1000台導入、機器費用、サーバーライセンス、クライアントアクセスライセンス(CAL)、オフィスソフトのライセンス費用を合計してみます。

単純な費用計算で、設置、導入、ネットワーク設置、アフターサポートなどを含まないものですが、幾らほどの費用になるでしょうか。

実際にこんな大規模な導入はしたことがありませんが、費用は誰でも調べればわかる範囲で概算を見積もることができます。

ライセンスはすべてアカデミック、PC機器はHP社のMultiPointServer製品を利用するものとします。

サーバー用PCはHP Ms6200 Desktop Essential

シンクライアントはHP MultiSeat t200 Zero Client

を利用した試算です。

Officeは2010のスタンダード、アカデミックオープンライセンスで計算します。

ディスプレイはもっと安価なモデルもありますが、ひとまずの価格です。

品名 単価 個数
サーバーPC 99,000 130 12,870,000
シンクライアント 8,925 1,000 8,925,000
サーバー
ライセンス
21,000 130 2,730,000
CAL 5,300 1,000 5,300,000
OFFICE
ライセンス
17,430 1,000 17,430,000
ディスプレイ 15,000 1,000 15,000,000
キーボード等 付属 1,000 0
62,255,000

ソフトと機器、調べてみたベースで税別6,625万円です。

実際に見積もりを取ったわけではなく、あくまで誰でも調べることができる価格です。

公的機関が大量導入するのであれば、値引きなども受けることできるでしょう。

ここにサポートを乗せて、どれぐらになるのかは実際に見積もらねばならないでしょうが、単年度の計算で5億円にはまずならなさそうです。

調べた時の参考サイト

http://www.microsoft.com/japan/windows/multipoint/buy.aspx

http://www.utcoop.or.jp/share/sale/images/openlicenseprice2010.pdf

http://h50146.www5.hp.com/products/thinclient/multiseat/product02.html

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1106/30/news056.html

http://news.mynavi.jp/news/2011/12/05/064/index.html

(リンク切れご容赦ください)

MultiPointServerの名前だけでも

一台6万円強で、オフィス入りのノートパソコンもあるでしょうが、一台一台を管理するのと、まとめて8台を管理できるMultiPointServerでは、管理コストが断然違います。

そのサーバーPCが故障すると、同時に10人前後のユーザーが利用不可になるというデメリットもありますが、集中管理する分だけ、バックアップコストなども削減できます。

このMultiPointServerは教育機関だけでなく、一般企業でも導入することができます。

教育機関と同じ価格では提供されていませんが、トータルのコストを考えると、事務処理が中心の場合などでは十分なメリットがあると考えます。

あらゆる用途で、十分な性能を発揮するといったものではありませんが、ユーザーのセキュリティーと利便性をないがしろにするよりはよほどリーズナブルな選択ではないでしょうか。

あまり有名な製品ではないのですが、Windows Multi Point Severの名前だけでも憶えていただければ、この記事を書いた甲斐があるというものです。

WindowsXPサポート終了までにしておくこと

2013年4月9日 14:09 | パソコン関連 | しまざき

windows

2014年4月のWindowsXP延長サポート終了まであと一年を切りました。

WindowsXPはかなりの普及台数であり、継続的に利用しているPCであれば、まだまだ多くの職場や家庭で動作しているはずです。

WindowsXPの発売は2001年ですから、実に12年あまりのサポート期間でした。

OSとしてはかなりの長い寿命で、他のOSでそこまでの製品寿命を持っていた製品はなかなか見当たりません。

その間セキュリティアップデートが行われてきただけでも、かなりお買い得な製品であったということについては、過去記事、

WindowsXPのお得感の謎

http://www.sys-cube.co.jp/blog/1779.html

でも書きました。

これに対してどうすればよいでしょうか。

結論から言いますと、最新のWindows製品と置き換えましょう。

更なる延命措置を期待しても、おそらく期待外れに終わるでしょう。

WindowsXPを使い続けるリスク

WindowsXPのセキュリティアップデートで止まってしまうと、大きい確率で、WindowsXPの未知の脆弱性をついた攻撃方法がネット経由で出回ります。

アンチウィルスソフトや、外部のソフトウェアはしばらく対応を続け、アップデートは続くでしょうが、根幹の部分に脆弱性を抱えたまま、実運用を続けるのは危険です。

アンチウィルスソフトも、未知のウィルスについては、即時対応できるものではなく、所謂ゼロデイ攻撃(対応までに猶予がゼロの攻撃)やスピア型攻撃(不特定多数ではなく攻撃対象を絞った攻撃)にはほとんど対処できません。

アンチウィルスソフトは、実際に発見された検体と呼ばれるサンプルをもとに、パターン定義が更新されるためです。

ではインターネットにつながなければ大丈夫でしょうか?

インターネットにつながなければ、たとえばブラウザや、メール経由でのウィルスなどの心配は軽減されます。

しかし、日常の使用の中で、USBメモリやUSB接続ハードディスクなどでの、ファイルのコピーなどでも感染の危険性はあります。

実際にUSBメモリや、外付けハードディスクの製造工程で、ウィルスが入ったまま出荷されていることは、しばしば起こっています。

何に置き換えるべきか

Windows7(32bit)への更新が、特に企業利用であれば、無難な選択といえます。

2009年の発売で、4年を経て、かなりドライバやアプリケーションの対応も広がっています。

現時点で、まったくドライバなどが対応されていない周辺機器については、あきらめたほうがよさそうです。

その周辺機器の更新に費用がかかるところが、移行が難しいポイントではありそうですが。

Windows7の延長サポートは2019年いっぱいまでは続きます。

延長サポートとはいえ、6年間あれば、現在のPCの更新サイクルから言えば、十分ではないでしょうか。

Windows8も選択肢として、十分なものです。

導入コストが安いというのもその一ポイント、サポート終了まで10年の期間があるということもポイントになります。

特に導入コスト面でWindows7に勝っていると考えるのはWindows7のUltimateと同等の機能を、Windows8Proが備えている点です。

敬遠されている方が思っているほど、悪いものではありません。慣れればむしろ使いやすい部分も見えてきます。

ただ今までに気が付いたことというと、比較的古いネットワーク機器との相性が悪いことがあります。

互換性についてはメーカーサイトなどを確認しておくといいかもしれません。

パソコンの更新サイクルを考える

パソコンを導入する上で重要なのは、機材の更新間隔を考えておくことです。

OSサポート期間だけに限らず、機器としての寿命なども併せて考えるとよさそうです。

長く使うことで、費用としては節約になっているようで、最新のソフトウェアを使う上で、動作が遅く待ち時間が発生し、作業効率の低下を招いているような場合は、逆に人件費などでマイナスになっていることも考えるべきです。

PCの選び方としても、短期的にみるとCeleronなどを利用した安価なラインナップのほうが、初期導入コストは抑えられますが、更新間隔としては短くなりがちです。

適切な更新間隔(一般的には3~5年程度)をあらかじめ設定しておくことで、年割でどのぐらいのコスト感で、最新の作業環境が維持できるのか、という考え方を持っておくと、古いOSのサポート終了で、あわてないといけないことも少なくなります。

iMacにBootCamp5でWindows8をインストールしてみたメモ

10:46 | パソコン関連 | しまざき

bootcamp

Mac OS X 10.8.3でBootCampもWindows8に正式対応しましたので、これを使ってみました。

BootCamp5

Boot Campアシスタンスのバージョンも5になり、このバージョン5がWindows8正式対応版です。

大まかにいうと、2011年移行に発売されたMacはこのBootcamp5に対応しています。

Macも発売年毎に、内部の機器構成をこまめに見直していますので対応するドライバの差ということになりそうです。

詳しくはこちらのサイトからご確認ください。

http://support.apple.com/kb/HT5634?viewlocale=jsa_JP

用意しておくもの

・USBメモリ8GB以上、あるいはUSB接続HDD(FAT32でフォーマット) ※後述します

・USB接続のキーボードとマウス ※後述しますが、Windows8だけならマウスだけで大丈夫

実際行った手順

BootCampのドライバインストール用のUSBメモリが最低8GB以上が必要ということです。フォーマットはWindowsで読み込ませるので、FAT32でフォーマットされていることが条件です。

ちょうど8GBの空きの空きUSBメモリがなかったので、このドライバは用意せず、BootCampをインストールしてみます。

BootCampアシスタンスを起動し、最新のWindowsサポートソフトウェアをAppleからダウンロード、のチェックを外します。

あらかじめのドライバダウンロードが行われずに、パーティーション分割と、Windows8インストールが始まります。

インストール後のセットアップで、BootCampドライバなくとも、ワイアレスLANにはつながりました。

Bluetoothのドライバは初期から持っていないため、ワイアレスキーボードと、マウスは接続できません。

USB接続マウスがあれば、Windows8であれば、アクティベーション時からスクリーンキーボードを利用できるため、USB接続のキーボードは必要ありませんでした。

screenkey

そのためアクティベーションと、その他設定、BootCampドライバインストールまでは、そのままで行うことができました。

Bootcamp Support Software 5.0.5033(2013/4/9現在)であれば、実際のファイルサイズは553.62MB(展開して800MB程度)で、独自にダウンロード展開すれば、8GBもの容量は必要なさそうです。

USBマスストレージドライバはおそらくWindowsプリインストールのドライバが動作しますので、必要なBootCampドライバをUSBメモリなどに保存しておけば、インストールは無事に実行できそうです。

Bluetoothキーボードとマウスはドライバなしでは使えないでしょうから、USB接続のマウスとキーボードは、BootCamp導入時用意しておくほうがよさそうです。

ドライバのインストールが終わり、再起動すると、iMacのすべての機能が使用可能になります。

タッチパネルはありませんが、WindowsPCとしても十分な性能を持っていますので、3Dグラフィックなども存分に楽しむことができます。

OpenfireとSparkで社内インスタントメッセージを導入してみました

2013年4月8日 17:21 | パソコン関連 | しまざき

Openfire

社内でOpenfireとSparkでインスタントメッセージを導入してみました。

インスタントメッセージは古くはICQや、LiveMessanger、Skypeなど、インターネット上の気軽なコミュニケーションツールとして発展してきました。

インスタントメッセージを社内で利用するにあたって、このような既存のサービスを利用するのも一つの手ですが、社内情報を扱う場合も考えて、社内ネットワークでの利用を前提としたシステムを導入しました。

インスタントメッセージの意味

弊社は大きな会社でもありませんし、基本社内のコミュニケーションは口頭で行います。

口頭での伝達は、言葉以上に、場の雰囲気や、表情、語り口などの情報も付加されますので、円滑なコミュニケーションには最適ですが、一つだけ難点があるとすれば、何時何分に何を伝えたかという、記録が難しいということでしょうか。

たとえば一言で済むメッセージでも、メッセージを発した時間がわかるだけで、のちの作業が円滑に進む場合もあります。

電子メールを利用するのも一つのあり方ですが、社外のお得意様や協力会社様との連絡などで、たくさんのメールを受け取っていると、社内メールのプライオリティは下がりがちで、ついつい見落としなどが発生しやすいです。

メール自体、一度開封してしまうと、その時に何かメールクライアント側でマークをつけておかないと、後回しにしたタスクを忘れてしまいがちな伝達手段といえます。

インスタントメッセージでは、着信があれば、通知などわかりやすい仕組みがありますし、時間も記録されるので、一言二言のメッセージの伝達にはベストの方法ではないかと考えています。

OpenfireとSparkで社内インスタントメッセージ環境構築

社内にインストールするインスタントメッセージは、XMPPという標準規格を使ったものがいいのではないか、という漠然とした気持ちでソフトウェアの選定を始めました。

XMPPであれば、対応クライアントもいろいろと選べますし、利用環境にも自由度があります。

最初は社外のサーバーにこのXMPPサーバーを設置して、社外にいるスマートフォンなどの端末での、アクセスも考えましたが、そういう場合はメールなどきっちりとした形のほうがいいと思い、あえて社内ネットワークのみの環境とすることにしました。

Openfire

http://www.igniterealtime.org/projects/openfire/

Openfireがよいと考えたのは、よく更新されているプロジェクトであり、クライアントSparkとセットで利用するのがわかりやすく、Windowsでもサーバーがインストーラーで導入できるところです。

社内開発用のWindowsServerがありますので、これにインストールし、社内での利用を行うことにしました。

Serverでなくとも、常時起動しているWindowsPCがあれば、簡単にそれをサーバーとすることができます。

Openfireインストール

Openfire

http://www.igniterealtime.org/downloads/index.jsp

上記サイトで、必要なプラットフォームのインストールファイルをダウンロードします。

OpenFireはJAVAで作成されていますので、Javaランタイム(JRE)を必要とします。Includes Java JREを選択すると、Javaランタイムを同時にインストールしてくれます。

クライアントのSparkもJAVAで作成されています。

インストーラーを実行します。

WS000022

言語選択は日本語がないようですので、英語を選択します。

クライアントでは日本語が選べます。

WS000023

インストールを順に進めていきます。

WS000024

インストールが終わると、OpenFireのコンソールが立ち上がります。

ここでWindowsファイアウォールの警告が出るはずですので、これには許可をします。

WS000028

Launch Adminをクリックすると、セットアップが実行されます。

WS000030

まず言語は英語を選択します。

WS000031

サーバー名とポートの設定を行います。

今回社内用途でもありますし、デフォルトで設定しています。

WS000032

データベースは外部データベースと、組み込みデータベースが選べます。

動作には違いはありませんが、外部データベースのほうが、パフォーマンスがいいということです。

特にデータベースエンジンをインストールしていない場合は、わざわざインストールする必要もない

WS000033

ここではMicrosoft SQL Serverを選択しています。

Database URLは環境に合わせて入力しましょう。

この場合、データベースはあらかじめ作成しておく必要があります。

WS000034

Profileにはデフォルトや、LDAPなど選択できるようです。

LDAPを設定していると、そのまま使えそうですね。

WS000035

次はadminのパスワードなどを設定できる画面になりますが、この手順はスキップできます。

この場合、adminのパスワードはadminに設定されます。

WS000036

これでセットアップは終わり、Admin Consoleに移行します。

WS000037

adminコンソールではとにかくまずはユーザーを作ることです。

これを行わないと、だれもログインできません。

必要なだけユーザーを作ります。

WS000040

ルームというグループチャットもここで作っておくこともできます。

記録の意味も込めて、ログが残るオプションにチェックを入れています。

WS000041

ユーザーは独自にグループチャットを作れますが、あらかじめ参加者を決めたグループチャットや、パスワードをかけたルームを設定しておくと、用途がおのずと限定され、ユーザーにとっても便利ではないかと思います。

WS000044

これで、AdminConsoleでとりあえずの設定は終わります。

クライアントSparkの設定

クライアントにはXMPPであればいろいろなものがつながるとは思いますが、開発者が同じSparkを使うと、相性がよさそうです。

http://www.igniterealtime.org/downloads/index.jsp

上記サイトから、プラットフォームに応じたSparkをダウンロードします。

これもJREこみのインストーラーであれば、別途JREをダウンロードする手間が省けます。

既にインストールされている場合は、オンラインインストーラーでもよいでしょう。

WS000005

インストールを進めていきます。

WS000006

実行すると、接続先を入力します。

WS000012

ユーザー名はadminコンソールで登録されたユーザー名を、パスワードは管理者に渡されたパスワード、サーバー名はWindowsで名前を解決できる場合は、サーバーのPC名を、他のOSからであればIPアドレスを入力します。

WS000013

ログインすれば、このような感じの普通のインスタントメッセンジャーとして使えます。

WS000014

左下のタブ、会議からみると、あらかじめ設定されたルームが見えます。

WS000016

メンバーを追加するには、ユーザー名で検索して、緑の+ボタンで追加リクエストを送ります。

WS000017

Mac版のクライアントと会話の様子がこのような感じで、無事に行え、日付と時間が記録されています。

WS000018

複数人による会議は、誰かと一対一のメッセージのやり取りを始めてから、ユーザーを招待すると自由なタイミングで、複数人による会議を行えます。

WS000021

一対一のメッセージや、複数人による会議もこのようにタブに分けて、いくつも開いておくことができます。

インスタントメッセージを導入する意味

MicrosoftのLyncや、SalesforceのChatWorkなど、ビジネスにインスタントメッセージを取り入れようという動きは、ここ数年、広がりを見せています。

それなりに、大きさの企業でも対応できるように、テレビ音声会議、スマートフォン対応をはじめとして機能を大きく持たしています。

モチベーションの持ち方として、活用する人も全く活用しない人もいる中で、それなりのランニングコストをかける意味を、弊社ぐらいの規模の企業ではあらかじめ見積もることは難しいです。

やはり企業用として、オープンすぎるメッセージのシステムを利用するには抵抗がある、という方にはLAN内限定のOpenfireとSparkから始めてみることも、十分お勧めできることと感じました。

Linuxなど使う必要はなく、既存のWindowsだけで簡単に構築できるのがいいところです。

これで不足な機能などあれば、また有償あるいは、別のソフトウェアを利用して、用途にマッチしたシステムにたどり着くまで試してみるとよさそうです。

研修テキスト WordPressのインストール

2013年4月1日 11:00 | パソコン関連 | しまざき

wordpresslogo

弊社もこの4月より新入社員を二名迎えることになりました。

その最初の研修として、WordPressインストールの方法を学んでもらいます。

そのテキストを公開します。

WordPressとは

WordPressとは、現在さまざまなサイトで利用されている、CMS(コンテンツ管理システム)です。

コンテンツ管理システムとは、WEBサイト上のテキストや、画像、その他の情報を、アップロードや保存など、統合的に管理してくれるシステムです。

コンテンツ管理システムが登場する前は、テキストや画像などのコンテンツを手動で管理していましたが、コンテンツ管理システムが広がってから、WEBサイトの更新や構築はスマートに行えるようになりました。

アメブロや、ライブドアブログなどもCMSですが、Wordpressはオープンソースソフトウェアであり、だれでも取得して、独自で構築できるので、ブログ以外にも、さまざまな分野に利用されています。

企業サイトなどでも、カスタマイズされて多く利用され、システムキューブのコーポレートサイトもWordPressで作成されています。

WordPressをインストールする環境

これからWordPressをインストールしてもらう環境は、社内のサーバー機で動作する、Linuxの仮想マシンです。

仮想マシンとは、コンピュータの上で、別のコンピュータを動作させる仕組みです。仮想マシンを利用すると、まるで一台新しいパソコンを用意したかのように、動作するシステムを作り上げることができます。

仮想マシンですので、誰かが誤った操作をして、システム全体が動かなくなっても、途中で保存しておいた状態を復元することで、その段階まで戻すことができます。

仮想マシンから、仮想マシンがインストールされているシステムには影響を与えることができないので、なにか誤った操作で、社内のだれかが困ることはありません。そのために仮想マシンを使用しています。

ですので安心して、これからの操作を行ってください。

LAMP環境

WordPressはLinuxというオペレーティングシステム上で、ApacheというWEBサーバーを利用して動作します。

コンテンツを管理するためのデータベースはMySQL、WordPressはPHPというプログラミング言語で作成されています。

Linux+Apache+MySQL+PHPという言葉の頭文字をとって、LAMPという言葉をこれから何度も聞くことになるはずです。

このLAMP環境は基本的に無償で提供されているものを集めたものですので、知識さえあれば、機器を用意するだけで使用することができ、世界中の多くのWEBサービスはこのLAMP環境で動作しています。

FacebookやTwitter、Youtubeやmixiなど、さまざまなソーシャルネットワークなど、ほとんどがLAMPです。

今回WordPressの演習をしてもらう上で、このLAMP環境を事前に作っていますので、そこにログインして、WordPressをインストールしていきます。

TERATERMの導入

WordPressをインストールするサーバー環境へ、SSHという仕組みを作ってログインしてもらいます。

SSHとは安全にLinuxをリモート操作することのできる仕組みです。

ここからはアイコンや、マウスの使用をしない、コマンドラインというインターフェイスを利用して、サーバーとやり取りをします。

LAMP環境の構築はグラフィックでの操作ではなく、基本的にキーボードのみのコマンドラインを利用することになります。

今回はTera Termというアプリケーションを使います。

下記サイトより、TeraTermをインストールしてください。

http://www.forest.impress.co.jp/library/software/utf8teraterm/

WS000001

これがサーバーをリモート操作する、SSHクライアントになります。

Windows用のSSHクライアントはPuTTYや、Poderosaといったものがあります。

インストールは下記の手順に従ってください。

WS000004

契約内容をよく読み、同意して次へをクリック

WS000005

インストール先はそのままで次へをクリック

WS000006

標準インストールを選んで次へをクリック

WS000007

日本語を選択してクリック

WS000008

標準のままで次へをクリック。

WS000009

デスクトップにショートカットを作るようにしてクリック。

WS000010

インストールをクリックしてインストールを行います。

SSHでLINUXに接続する

TeraTermを起動して、下記のIPアドレスに接続します。

192.168.xxx.xxx

これは仮想マシンに割り当てられたIPアドレスになります。

WS000011

セキュリティ警告というのが出ますが、これは接続しようとしているサーバーが同じものかということを判別するためのホスト鍵指紋というものをうけとったことを示してます。

今回は社内のサーバーに接続するので不安はありませんが、今後社外のサーバーに接続するまでには、意味を調べておいてください。

WS000012

ログイン名が求められるので、お渡ししたログイン名とパスワードを入力してもらいます。

WS000013

ログインが成功すれば、このような文字が表示がされます。

WS000014

ホームディレクトリという各ユーザーごとに割り当てられたディレクトリに入ります。


pwd

というコマンドで確認してください。

WS000015

ディレクトリというのはWindowsでいうフォルダのようなものと考えてください。

データーベースの設定

まず、WordPressが利用するデータベースと、データベースユーザーを作成します。

ここで行うことは、この手順の中でも理解までに時間がかかる作業になりますが、指示通りに行ってください。

WordPressを独自に設置するためには必要な手順となります。


mysql –u root –p

でお教えするパスワードを入力し、MySQLにログインします。

WS000016

これで管理者としてmysqlを操作できます。

この状態ではすべてのデータベースにたいして、あらゆる操作ができます。

間違って、動いているデータベースを丸ごと消去することもできます。

ですのでデーターベースを操作するには、必要な権限を持ったユーザーを作ることで、安全に利用することが必要になります。

ここではshimazakiというデータベースを作成し、shimazakiというユーザーを作って、このデーターベースに対する権限をすべて与えます。

まずは、Wordpress用のデータベースを作成します。


create database shimazaki;

このshimazakiの部分は、自分の名前にしてください。

Ouery OKと出れば成功です。

Query(クエリー)とは問い合わせ、データベースに対する指示です。これから仕事をするうえで、よく聞く言葉になります。

続いて、


grant all privileages on shimazaki.* to shimazaki@localhost identified by ‘パスワード’;

と入力します。

翻訳すれば、

権限を与える(grant) 全て(all privileages)  データベースshimazaki内のすべてのもの(on shimazaki.*) を そのデータベースが動作しているサーバーにshimazakiというユーザーを(to shimazaki@localhost) identified by ‘パスワード’;(‘パスワード’ で作成する)

という意味合いになります。

これにもQuery OKがでれば成功です。

これでshimazakiデータベースにすべての権限を持つshimazakiアカウントが作成されます。


show databases;

と入力して、データベース一覧を見てください。今作成したデータベースがデータベース一覧の中で確認できます。

WS000018

これでWordpressインストールのための、MySQLの操作は終わります。


exit

と入力して、MySQLから抜けてください。

WordPressのダウンロードとインストール

これからの操作を行うために、とりあえず間違わないように、

cd

と入力して、自分のホームディレクトリに戻ってください。

そこでWordPressの最新版をダウンロードし、展開し、web公開ディレクトリにインストールするまでを行います。

まず


wget http://ja.wordpress.org/latest-ja.zip

と入力し、ダウンロードします。このlatest-ja.zipは常に最新版が置かれているアドレスですので、一番新しいバージョンが手に入ります。

WS000019

wgetはWebなどで公開されているファイルをダウンロードするツールです。

ダウンロードが終わったら、

ls

でディレクトリの中を確認します。

latest-ja.zipというファイルが見えるはずです。

これはzipというwindowsでも使われる圧縮ファイルですので、unzipで展開します。


unzip latest-ja.zip

すると、結構な量の文字が流れていき、ファイルが展開されるのがわかると思います。

WS000021

これがCMS、WordPressのすべてのプログラムです。

ワードプレスの基本的な機能は、これだけのファイルで作られています。

最後まで展開されたら、

ls

でディレクトリを確認してみましょう。

wordpress

というディレクトリができています。

WS000022

このディレクトリの内容を丸ごと、web公開ディレクトリpublic_htmlに移動しますします。


mv wordpress/* public_html

これで移動は完了です。


ls public_html

WS000023

で確認すると、public_htmlにファイルが移動されているのがわかります。

次はWordPress設定ファイルの作成です。

WordPress設定ファイルの編集


cd public_html

でpublic_htmlディレクトリに移動し、


cp wp-config-sample.php wp-config.php

で設定ファイルをサンプルからコピーします。

WS000024

これをviというエディタで編集します。

経験があれば、難しくはありませんが、初めてだと、戸惑うかもしれません。


vi wp-config.php

WS000025

ここで画面が切り替わり、テキストエディタになります。

WS000026

味気ない画面ですが、windowsのメモ帳のようなものと思って、気楽にいきましょう。

カーソルキーを使って、画面をスクロールさせていきます。

MySQL設定という部分に入ったら、ここから編集します。

編集モードにするにはiを押してください。編集モードから抜けるにはESCキーです。

define(‘DB_NAME’,’先ほど作ったデータベース名’);

define(‘DB_USER’,’先ほど作ったユーザー名’);

define(‘DB_PASSWORD’,’先ほど登録したパスワード’);

これでWordPressをMySQLに接続させる準備はできました。

WS000027

さらに画面をスクロールさせ、認証用ユニークキーという部分を見つけます。

ここではランダムな文字列を使って、不正なアクセスなどを行いにくくするための設定をします。

ここでTera Termを離れ、ウェブブラウザを開きます。

https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/

ここで乱数を自動的に生成してくれるので、これをすべてコピーします。

WS000030

再びTera Termをに戻り、これを右クリックで貼り付けます。

WS000031

WS000032

もともとおかれていたdefine部分はバックスペースできれいに消しておいてください。

これでwp-configの設定は終わりです。保存方法は、ESCキーを押し

:wq

で上書き保存して終了です。

WordPressの起動と初期設定

これでTera Termによる操作は終わりです。

設定ファイルがうまく作れていれば、あとはWebブラウザからの操作になります。

それを確認するまで、TeraTermの接続は残しておくといいでしょう。

http://192.168.xxx.xxx/~ユーザ名/

でアクセスしてください。ワードプレスのロゴとようこそが表示されていれば、成功です。

WS000035

サイトのタイトルと、adminのパスワード、メールアドレスを入力してください。

WordPressをインストールをクリックして、成功しました!という表示になれば、インストール完了です。

WS000038

自分専用のWordPressをインストールすることができました。

ここまでできたら、教えてください。

管理者の私が、サーバーの管理者権限で必要な操作を少し行います。

ここまでの実習の意義

WordPressは個人のブログから、企業サイトまで、さまざまなサイトで利用され、Webを彩っています。

しかしこれらは基本、文字ベース(CUI)のLAMPサーバーで動作していることを理解してもらうことが大事です。

Webサイトは、ブラウザとWebサーバーがテキストをやり取りすることで、表示したり、入力したり、結果を返したりしています。

WordPress以外にもLAMP環境で動作するプログラムはたくさんあり、今後LAMP環境での開発などもお願いすることもあるはずです。

その時に常にSSHを利用してログインしなくとも、便利なツールを使うことで開発できますが、それは今回行ったような操作を自動で行うものである、ということを理解してもらうことが、ここまでの実習の意義です。

WordPressを使ってみる

さっそくログインしてみましょう。

ユーザー名にadmin、パスワードに先ほどのパスワードを入力すれば、ダッシュボードという管理画面に移ります。

WS000042

WordPressの操作はすべてこのダッシュボードで行えるようになっています。

投稿、新規追加を選んで最初の投稿をいきなり行ってみます。

WS000043

一度でもブログというものを使ったことがあれば、簡単にわかると思います。

ここでタイトル、本文、を入力して、公開ボタンを押せば、公開されます。

投稿を公開しました。投稿を表示する、と上部に表示されるので、投稿を表示するをクリックします。

WS000044

これで最初の投稿は完了しました。

これが今インストールしたばかりのWordPressの画面です。

WS000045

ここで一つ注意してほしいのは、このブログは社内のネットワークの中でだけ公開されているものです。

普通のブログのように、世界中に公開されているものではありませんので、自宅のパソコンで見ることはできません。

社内の人だけが見られるWordpressですので、気後れせず、好きなようにカスタマイズして、投稿してもらうことが目的です。

ここで、これから知ったことや、学んだこと、その日行ったことなどを、投稿していってください。

社内のみんなが、これからの投稿を見て、あなたの理解度などがわかるようにしてもらえると、助かります。

たとえ間違ったことを書いていても、よっぽどおかしなことをしてしまってWordPressがうまく動かなくなっても、なんとかしますので気を楽にしてください。

テーマやプラグインをインストールしてみる

一番最初のカスタマイズを行います。

WordPressには、全体の見え方や構成を設定する「テーマ」と、機能を拡張する「プラグイン」で、用途に合わせたものに作り上げていきます。

企業向けのカスタマイズは、お客様の要望に応じて行いますので、既存のテーマをそのまま使うということはほとんどありません。

最初の一歩として、自分のブログの見栄えや機能を変更してみましょう。

ダッシュボードから外観を選び、テーマを選択します。

テーマのインストールのタブを選ぶと、いくつかのテーマが表示されます。

WS000047

さまざまなテーマが用意されていますが、これから一つを選択します。

obandesというテーマを選んでみました。インストールを押すと、インストールが始まります。

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インストールが完了すれば、有効化をクリックします。

WS000050

これでブログを表示すれば、先ほど文字ばかりだったのが、ちょっと華やかなテーマに変更されています。

WS000051

このテーマをもとに、たとえば、ヘッダ画像などを変更するなどで、自分向けにカスタマイズすることは、あまり難しくはありません。

今後の課題として、いろいろ試してみてください。

次はプラグインを追加してみます。

ダッシュボードのプラグインから、新規追加を選びます。

動画を表示するためのプラグインをインストールします。

Viper’s Video Quicktagsというプラグインを選択してみました。

検索してこのプラグインを見つけたら、今すぐインストールをクリックします。

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インストールが終わったら、有効化します。

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WordPressはテーマやプラグインをインストールしても、有効化、無効化で、利用できるかどうかを選ぶことができるようになっています。

これで投稿から、新規追加を行ってみます。

Youtubeのアイコンが追加されています。

このYoutubeアイコンをクリックし、お気に入りのYoutubeの動画のURLをテキストボックスにコピーし、Okayをクリックしてください。

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[youtube][/youtube]で囲まれたYoutubeのアドレスが投稿部分に表示されます。

これでプレビューを見てみましょう。

Youtubeの動画が貼り付けられています。

WS000057

公開を押して、公開してみてください。

プラグインを使わなくても、Youtubeの動画を張り付けることができますが、このプラグインのおかげで、URLをコピーするだけでかなり簡単に貼り付けができるようになったことがわかると思います。

プラグインはこのようなもので、用途に合わせて、WordPressの機能を強化していくものです。

実習の終わりに

これから、いろいろなテーマや、プラグインを自由にインストールしてみてください。

なにか不具合があっても、社内ネットワークの外に出ていくことはありませんので、気にせず行ってください。

これで既存のプラグインで何ができるか、そして何ができないかを知っておくことが、これからお客様のご要望に応じて、WordPressのカスタマイズを行うときに、役に立ちます。

一つだけ注意点があります、WordPressの公式サイト以外からプラグインやテーマを持ってきて使うことは避けてください。

Webのさまざまな場所で公開されているテーマなどには、ウィルスや勝手に情報を送信してしまう有害なコードが含まれていることが多いです。

そのようなものを用いて何かあった場合、会社としての信頼を失ってしまうので、それはかならず避けてほしいです。

仕事として物事を進めるときには、信頼やセキュリティということを意識していくことが、大事になります。

今回の実習は気兼ねなくワードプレスを使ってもらうこと、基本的な仕組みを理解してもらうことが要点ですので、積極的に使ってみてください。

以上でWordPressのインストールの実習を終わります。

お疲れ様でした。

『MacType』でWindowsフォントを綺麗に表示させよう!

2013年3月29日 09:32 | パソコン関連 | とよ

Windowsの標準フォントって、かなり見づらいですよね。
Macと比べると、その差は歴然です。

「この見づらい文字、なんとかならないのか!」
と日夜ディスプレイにヘッドバッドを喰らわせている人も多いのではないでしょうか?

そんな方にお勧めするのがフリーのフォントレンダラ「MacType」です。
このソフトを導入すると、Windowsのフォントが綺麗に表示されちゃうのです。
(※あくまでディスプレイに表示される文字のみです)

実際どんなふうになるの?
ってなわけで、自環境に導入してみましたので、その手順をさくっとご説明いたします。

インストール

https://code.google.com/p/mactype/
まずは↑のページにアクセスして、ページ下部の「Download」をクリック!

続いて表示されるページの「MacTypeInstaller~.exe」をクリック!

↓こんなファイルがダウンロードされるので、実行します。

言語選択が表示されます。
もちろん「日本語(日本)」を選択して「OK」をクリックします。

セットアップウィザードが表示されるので、「次へ」をクリック!

続いて、セットアップタイプの選択画面。
よく分からない人は、一番上の標準を選択しましょう。

準備完了画面が表示されるので、レッツインストール!

MacTypeを起動する」のチェックが外れていることを確認して、完了をクリックします。
(※チェックがついていると、エラー表示されることがあります。なぜだ・・・)

設定

無事インストールが完了すると、デスクトップに↓こんなショートカットが作成されます。
中国語表記で怪しさ全開ですが、恐れずクリック!

MacTypeウィザードが表示されます。ここでは起動モードを設定します。
いくつかモードが選択できますが、僕は「MacTrayロード」を選択しました。
(※メモリの少ないパソコンだと動作が重くなるかも知れません)

続いて、プロファイルの選択が表示されます。
ディスプレイの種類についての選択画面ですね。
とくにこだわりがなければ「Default」を選択して、完了をクリック!

確認画面が表示されるので、「OK」をクリック!

これで導入は完了です。
すぐに反映されますが、念のため再起動したほうがいいようです。

ちなみに、起動モードが「MacTrayロード」の場合、
画面右下のタスクトレイに↓のようなアイコンが表示されています。

右クリックすると↓のようなメニューが表示されます。
起動・停止もここで選択できます。各種設定を変更する際はここで弄っちゃいましょう。

で、結局のところどうなるのん?
ということで、参考までに導入前後の比較画像を↓に載せてみました。
 

なんとなく見やすくなったなあと、お感じなられたでしょうか?
実際に導入していただくと、よりその効果を実感できると思います。
興味を持たれた方は、ぜひお試しあれ。

Google Readerから考えるRSS

2013年3月22日 10:30 | パソコン関連 | しまざき

RSS

Googleが2013年7月にブラウザベースのRSSリーダーであるGoogle Readerを終了すると発表しました。

RSSリーダーを使っている方には、かなりシェアがあったようで、不便になる、移行先がすぐに見つからないという意見がネットで多く見られました。

RSSとは一体何かご存じない方も結構いらっしゃると思いますので、簡単な説明をしてみたいと思います。

RSSってなんですか

RSSはWebサイトから、記事内容だけを取り出したもので、サイトサマリーと呼ばれます。

個別の記事についてはフィードと呼ばれ、RSSリーダーはWebサイトからRSSフィードを取得して、新しい更新があれば、新着記事として表示します。

この仕組みができてから、Webサイトの更新を素早くキャッチする方法ができて、Webが便利になりました。

登録しておいたサイトのHTMLが更新されているかをチェックするアプリなどもありましたが、それに比べてもよほどスマートな方法です。

しかし、あらゆるWebサイトがこのRSSフィードを持っているわけではありません。

CMS(コンテンツ管理システム、いわゆるブログエンジンなど)、とくにMovable Type(ムーバブルタイプ)が流行するようになってから、その存在は取り上げられるようになりました。

Movable TypeはXMLというデータ形式を利用した、RSS、トラックバック、XML-RPCなどを標準的な機能として備えていることが新しく、売りの一つでありました。

Movable TypeがRSSを実装してから、個人や企業のBlogの更新チェックをRSSを用いて行えるようになり、CMSの利用でそれまでのWEBページよりもハイペースで更新できることとあわせて、RSSは広く使われるようになりました。

Movable Type以降、各種ブログサービスや、WordpressなどもMovable Typeをならうことが当然のようになり、RSSは様々な場面で使われるようになりました。

個々のパソコンに、RSSリーダーをインストールするよりも、GoogleReaderのようなオンラインのリーダーを利用することで、未読記事管理などを一元化して行うことができたので、完成度の高いGoogleReaderに人気が集まりました。

Google Readerが終了する訳

Google Readerが終了する理由として、利用者の減少をGoogleはあげていますが、理由はそれだけではないと感じます。

一番はGoogleとしてもRSSリーダーで収益性をあげるのは難しいという点でしょう。

RSSは簡単にいえばサイトの要約です。

Webサイトから装飾や、見栄えなどテーマ、サイドバーなど固定要素を取り払い、内容だけ取り出したものです。

RSSフィードに記事の内容すべてを出力するように設定しておけば、個別にWebサイトに訪れることなく、RSSリーダー内で記事をすべて読んでしまうことができます。

その際、読者の目線から取り除かれるのは、テーマだけではありません。バナーやテキストの広告も当然のように取り除かれます。

そのため、ブログサービスなどで、RSSに広告を混ぜるということを行うものもあります。

RSSでサイトの情報を得たい人にとって、RSS広告ほど邪魔なものはありません。

更新情報と思って開いてみれば、ただの広告があがっているだけということになります。

広告を見て、クリックしてくれる読者と、RSSリーダーで情報収集をすませてしまう読者とは、完全に別の層です。

広告業者としてGoogleをみる場合、どちらを優先すべきかは、言うまでもないことでしょう。

RSSは使われなくなるのか

一部サイトのRSSに広告が載るようになって、筆者としてはRSSの人間向けの役目としては、ほぼ終わってしまった印象を受けました。

シンプルな情報収集手段の中に、冗長な広告が挟まってしまうようでは、何の意味もありません。

RSSは簡単に新着情報と記事内容を手に入れる方法ですが、それは人間のためだけではありません。

RSSを利用して、ブログ間で更新情報を共有したり、ブログのサイドバーなどにニュースサイトの新着記事を載せることができます。

機械が読むためにはHTMLは冗長ですので、XMLデータ形式を利用したRSSはサイト間の連携などに多く使われています。

TwitterもRSSをごく最近まで取得できるようになっていて、ブログなどと連携できたり、FacebookのウォールにRSS情報を連携させ、Blogを更新すると、Facebookにも自動的に更新するような仕組みのFacebookアプリもあります。

RSSは効率よく情報を収集するためのものとして、これからもGoogle Reader以外の様々な方法で利用されていくものと思います。

またWEBサイト間の効率の良い情報交換の仕組みとして、今後も廃れることなく使われていくでしょう。

超小型パソコン NUC、パフォーマンス、コスト感編

2013年3月12日 17:07 | パソコン関連 | しまざき

NUC-RED

NUCの組み立て編に引き続き、超小型パソコンのコスト感、パフォーマンスなどなどについて、思いつくところを書いてみたいと思います。

パフォーマンス

今回セットアップしたIntelのベアボーンキットは下記のような機器構成になっております。

プロセッサ 第3世代Core i3-3217U(2Core 4Thread) 1.8GHz

グラフィック HD4000

メモリ DDR3 8GB

ストレージ SSD 256GB

Wi-Fi、Bluetooth付き。

このPCにWindows7をインストールし、エクスペリエンスインデックスを計測してみます。

nucexp

CPUはCore i3のノート用低電圧版を利用しています。

ファンは内蔵されていますが、筐体が小さく、排熱のために大きなスペースを割けないため、デスクトップ用のCPUの搭載は難しかったものと思います。

グラフィックはCore i3内蔵のHD4000。デスクトップパソコンでも同一のものが使われていますが、こちらも省電力化のためにパフォーマンスは抑えられています。

メモリは最新型のDDR3メモリですので、この辺りのパフォーマンスはプロセッサの能力に依存します。

ハードディスク性能は、さすがのSSDで、ハードディスクドライブが現在PCの最大のボトルネックになっていることを考えると、体感速度に大きな差を与えそうです。

これらの数値を他のノート型PCと比較してみます。参考程度にご覧ください。

NUC C2D Core i5
プロセッサ 6.3 6.0 7.2
メモリ 7.2 5.5 7.5
グラフィックス 4.9 3.4 6.4
ゲーム用 6.3 3.4 6.4
ディスク 7.9 5.5 5.5

C2Dは3~4年前の15インチCore2Duoノート、Core i5は13インチ第3世代Core i5ノートです。

プロセッサとしては、4年前のエントリーモデルノートブック用のCPUより少し早い、という感じです。

コア数は同一といえ、スレッド数は増えていますので、マルチスレッドが必要な用途では、数値以上のパフォーマンスの差が出るかも知れません。

2.6GHzで動作するCore i5のノートPCとはそれなりの差があります。

メモリ性能はおおよそプロセッサの世代と性能によって、変化します。メモリ読み書き性能がCore2Duoに比べて向上しているので、同じ処理をする場合でもパフォーマンスの違いは感じられそうです。

グラフィック性能は、チップセット内蔵のCore2Duoとは世代の差を感じます。同一のグラフィックコアのCore i5とは動作クロックの差が出ているようです。

ゲーム用は3Dの性能などですが、グラフィックチップの差となるようです。フォトレタッチソフトのGPU処理などで差が出るのかもしれませんが、検証していないので不明です。

ディスクについてはmSATA接続のSSDとして突出しています。2.5インチハードディスクとは大きな差が出ています。

参考までにCrystalDiskMarkによるSSDのスピード計測の結果です。

crystaldisk

コスト感

ネット通販で、パーツ一式総額6万円弱、セルフでの組み立てですのでメーカー保証なし、OS無しです。

ほぼ同一スペックなノートパソコンであれば、Windows7HomePremiumつき、メーカー保証一年付きでこの値段でもあります(当然ながらハードディスクです)

一体型デスクトップPCとして考えれば、+ディスプレイが必要となります。これは1~2万前後から手に入りますので、8万円ぐらいでしょうか。

一体型PCでも8万円あれば、DELLを参考にすると、OS付きで、Core i5プロセッサを利用したモデルが手に入ります。

デスクトップ型は排熱などがNUCよりも設計しやすいためです。

こう考えると、NUCは割高というイメージがあります。割高感の一つとして、内蔵ドライブがSSDであることが挙げられるでしょう。

今回の構成でも256GBのSSDが総額のおよそ三分の一になっています。

この小さい筐体に収めるために、プロセッサの能力などは抑え目、Core2Duoの世代と同程度の処理速度ではありますが、内蔵ドライブの高速さで、補うということがNUCの設計の肝であるように思います。

SSDの良さの一つとして、熱を持たないということもあり、この小さい筐体内の排熱についても貢献しています。

デスクトップ型のCore i7機とNUCで同時にPhotoshopを起動した際、起動までにかかる時間はNUCが若干早いという印象です。

あらためてNUCの使い方

このスペックで、これだけの処理速度を持つのは、第3世代のCore i3の基礎的な力があってこそのものです。

スペック/価格比でいえば、一体型デスクトップの方が高いです。

一体型デスクトップに比べたNUCの利点としては、本体と別個にメンテナンス・拡張できる、省電力である。という点です。

用途に応じて、ディスプレイを増設、大画面化も容易に行えます。

HDMI端子が2つあるモデルでは、必要であれば27インチディスプレイをデュアルで使うこともできますし、省スペースに重きを置けば、19インチ程度の小さいディスプレイにマウントすれば、かなりのコンパクトにまとまります。

場面に応じた流動的な運用が可能です。

省電力、省スペースを利用して、フルサイズのPCを設置しにくい場所に、Wi-Fiを利用してLANに接続するなど、そういった用途にも使えそうです。

たとえば、工場、倉庫などの一角で、ネットワークケーブルが敷設されていない場所に設置するなどにも良いかもしれません。

120cm幅のデスクに2台置くことができ、ケーブルなどに多くのスペースを割かなくてもよいので、レイアウトなどに制限ある場合も使いやすいです。

現在弊社では、比較的一般的なデスクトップPCとしてNUCを使用していますが、これからどういった用途を割り当てることができるか、という点については様々に考えることができそうです。

また運用上に気が付いたことなどがあれば、投稿してみたいと思います。

超小型パソコン、NUCセットアップ編

10:00 | パソコン関連 | しまざき

NUC

弊社でもNUCを購入し、セットアップを行ってみました。

NUC(Next Unit Computing)は過去記事

超小型PCの使い方

http://www.sys-cube.co.jp/blog/1440.html

でも紹介しました。

今回社ではデザイン、WEB制作部門でいきなり実戦投入するため、スピード勝負でセットアップしました。

組み立てPCの経験があればあるに越したことはありませんが、なくても難しいものではありません。

筆者としてはITXマザー、ATOM搭載の省電力PCを組み立てて以来の2年ほどのブランクがあります。

つたない写真とともに、セットアップの方法を追いかけてみます。

購入したもの

写真 2013-03-02 13 14 54

Intel NUC Kit BOX DC3217IYE

Intel純正のNUCベアボーンキットです。

CPUとマザーボード、ケース、ACアダプタ、VESAマウンタのセットです。

メモリとSSDをそろえれば、一通り動作するもので、自作PCとしても簡単な部類です。

DC3217IYEはHDMIポートが二つと、ギガビットLANポート、USB2.0が3ポートあります。

写真 2013-03-02 13 16 34写真 2013-03-02 13 24 20

本体の大きさはこのぐらいです。

写真 2013-03-02 13 19 34

手のひらサイズです。

Cruicial 256GB mSATA接続 SSD

mSATA接続はPCI-E MiniCardスロットに直接差し込むタイプで、非常に小型のSSDです。

2.5インチのドライブなどを収容するスペースがありませんので、SSDを内蔵する場合はmSATA接続のものを選ぶことになります。

写真 2013-03-02 13 38 14

Trancend ノート用DDR3メモリPC3-12800 8GB

第3世代Core i3で動作する、ノートパソコン用のメモリを選択してください。

スロットは二つありますが、今回8GB一枚で様子を見てみます。

写真 2013-03-02 13 28 09

Intel Centrino Advanced-N 6235 Wi-Fi/Bluetooth Combo Card

ベアボーンキットにはワイアレス接続用のアンテナが付属していますが、ワイアレス通信機能は含まれていません。

そのためminiPCI-Eスロットに接続するタイプのワイアレスLAN、Bluetooth兼用の通信カードを使用します。

有線LANポートはあり、USBも3ポートありますので、無線機能を必要としない場合は必要ありません。

HDMI-DVI変換ケーブル

HDMI出力をDVI接続のディスプレイに接続するための変換アダプタです。

HDMI対応のディスプレイに接続する場合はHDMIケーブルを使用します。

BUFFALO 電源ケーブル3ピンメス:2ピンプラグ0.2m

ACアダプタには電源プラグまでのケーブルがついていません。電源プラグの形状が各国によって異なるため、省コストの為でしょう。

これがないと、電源が入らないので、必要です。いわゆるミッキー型といわれる形状です。なにがミッキーなのかは察していただきたいです。

組み立て

組み立て自体は非常に簡単でした。

Wirelessボードのアンテナ接続が少し難しかったぐらいでしょうか。

小さいので手先の器用でない筆者には難しかっただけかもしれません。

必要な工具は精密ドライバーがあれば大丈夫です。ホームセンターの安いものでも大丈夫です。

メモリの装着

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メモリは斜めにさして、カチッと下げる感じで装着します。

固いということはなく、簡単です。この状態で刺さっているのはSLOT2となるようです。

Wirelessカードの装着

写真 2013-03-02 13 37 31

PCI-Eスロットの装着順序として、SSDよりも下に小さいWirelessカードを装着します。

固定用に一本プラスのねじがついていますので、それを外して、スロットに装着し、ねじ止めを行います。

そこからアンテナケーブルを端子に差し込みます。アンテナケーブルは端子に押し込む感じです。

力の入れ加減が難しいですが、うまくはまれば、簡単には抜けなくなります。

SSDの装着

写真 2013-03-02 13 39 21

SSDも固定用のねじで固定します。

これでminiPCI-Eスロットはすべて埋まってしまいます。

内蔵できるストレージはこれ一つとなっています。

システムドライブとして、容量を小さくしておいて外付けのHDDにデータを保管するのも一つの考え方ですが、小ささがスポイルされてしまうので、ある程度の容量を確保しておくことをお勧めします。

後から増設できない部分でもありますので、用途に応じて選ぶようにしてください。

これでふたを閉めると、組み立ては完了です。

ディスプレイへのマウント

ディスプレイにはVESAマウントという、ディスプレイアームなどを装着する規格があります。

対応しているディスプレイで、ほかに自立するスタンドがあれば、NUCをディスプレイ裏に装着することができます。

VESAマウントには7.5cmと10cmの二つの規格がありますが、両方に対応しています。

ここにボックス付属の金属製のマウンターをねじ止めします。

写真 2013-03-02 16 44 20

マウンターをディスプレイ裏に装着した状態です。

外側が10cm、内側が7.5cm。矢印の方向に従って装着します。

写真 2013-03-02 16 48 10

NUCの裏面に、固定用のねじを接続します。このねじをマウンターにひっかけて固定します。

写真 2013-03-02 16 49 30

固定され、HDMIケーブルを接続した状態がこのようになっています。

いい意味で存在感のない、ディスプレイと一体化した状態です。

ディスプレイは23インチのものですので、比較してかなり小さいと感じられると思います。

写真 2013-03-04 20 36 52

正面から見ればこの状態です。

キーボードとマウスはBluetoothで接続し、ケーブルを少なくまとめると、NUCの良さが感じられると思います。

以上で機器的なセットアップは完了です。

慣れた方なら、一時間はかからない作業です。

ドライバ等

ドライバは他のPCを使用して、Intelのサイトから一通りダウンロードして、USBメモリに入れておくとスムーズに利用できます。

ネットワークのドライバもWindows7では標準で持っていないので、インターネットにすぐにはつながらなく、何らかの媒体経由でインストールする必要があります。

ドライバのディスクなどは付属していません。

単体では完結できないので、他のPCが利用できるのは最低限の条件です。

インテル・ダウンロード・センター

http://downloadcenter.intel.com/Default.aspx?lang=jpn

こちらで、一式のドライバとBIOSアップデータなどをダウンロードし、インストールします。

すべてアップデートしないと、ワイアレスボードなどが認識しません。

intelDL

デスクトップボード-ネクスト・ユニット・コンピューティング・キット-型番を選択します。

ワイアレスボードのドライバは別途ダウンロードすることで使用できます。

Boot Camp領域の移行、Windows移行ツールの補足

2013年3月11日 18:30 | パソコン関連 | しまざき

bootcamp

Boot CampからWindowsへの移行について、補足の説明になります。

以前の記事、

Boot Campの最適な移行方法

http://www.sys-cube.co.jp/blog/2515.html

での、Windows移行ツールによる方法で、一点気を付けておくべき点を記述します。

HFS+領域を移行しない

HFS+はOS Xによるフォーマット形式で、Boot Campの一般的な設定であれば、エクスプローラーに

D: Macintosh HD

などという形で見えている領域です。

Boot Campドライバが正常にインストールされていれば、この領域を読みだすことができますが、Windows環境の移行において不要な部分です。

これがWindowsの移行ツールでは、共通のデータとして、移行するセットに設定されています。

このDドライブの各フォルダのチェックを外し、Dドライブ自体をコピーしないようにします。

Dドライブ以外にもMacの管理領域があれば、これを移行しないようにチェックを外します。