トリビアとは、「くだらないこと」「些細なこと」「つまらないこと」である。
2016年7月7日 08:30 | ブログ | cube | 277 views
どうも、こんにちは。
もりです。
今日は七夕です。
皆さんは七夕と言うと、何を思い浮かべるでしょうか。
織姫と彦星? 願い事を書いた短冊? 天の川? はたまた、素麺なんて人もいるかもしれません。
今回は、知らなくても全く損をしない七夕のトリビアを紹介したいと思います。(※諸説あり)
まず、七夕の起源ですが、古いです。
とてつもなく古いです。一説によると、中国の漢時代まで遡るそうです。
日本に伝わったのは奈良時代だと言われています。
「とっても働き者だった織姫と彦星が結婚したら、お互いを好き過ぎて怠け者になり、神様が怒って、一年に一度しか会わせてもらえなくなった」(超意訳)
これは有名な話ですが、中国から伝わったものです。
そう、織姫と彦星は身分違いの恋人同士でもなければ、悲恋でもありません。
会えなくなったのは仕事を怠けた二人の責任です。
要するに、自業自得です。
なのに、何ですか。サマーバレンタインって。
……さて、気を取り直して。
この七夕伝説と乞巧奠(女性が機織りや針仕事の上達を願う行事)が、
日本の棚機津女(神様の衣を織る女性)と、
混ざって、今の七夕の元になりました。
あれ、短冊は?
ええ、そうです。
元々、短冊に願い事を書く風習はありませんし、
お願い事できるのは手芸の上達だけでした。
ところが、江戸時代になり、笹竹に短冊を吊るすようになりました。
サトイモの葉に溜まった夜露で磨った墨で字の上達を願い、短冊を書いたのが始まりとされています。
芸事の上達を願って短冊は書かれていたんですね。
そうして、いつの間にか、今のような短冊になっていったという訳です。
折角の七夕です。
今年は皆さんも短冊を書いてみてはいかがでしょうか。
ただし、「宝くじが当たりますように」とか、「世界征服」とか、
「ハイスペックな恋人が欲しい」とかは駄目ですよ。
あくまで、芸事の上達とか目標にしてくださいね。
でないと、叶いませんよ。
ちなみに、私が昨年書いた短冊は「油田が欲しい」でした。