Adobe Creative Cloudの料金プラン

AdobeがCreative Cloud(CC)を開始してから、全製品セットと、ほぼ全ての製品の単体購読プランを販売しています。

購読とは月額の支払いによって、契約中はソフトウェアを自由にダウンロードして使えるものです。2台までにインストール可能です(同時利用不可)

Photoshop、Illustrator、InDesignなどプロ用のアプリケーションを単体で2,180円/月で利用することができます。

フルパッケージであれば4,980円/月必要ですので、使用するアプリケーションが二つまでの場合は二つを契約する方が安価になるようです。

Photoshopのみであれば、フォトグラフィプランというものが個人向けに用意されていますので、PhotoshopとLightroomを合わせて980円/月で利用することができます。

WEBの媒体であれば版組ソフトのInDesignや動画編集のPremiere、After Effectsなどは不要でしょうし、紙であればDreamweaverなども使わないなど全て使っているという方も多くはないと思われます。

現在CCバージョンが開発されていないFireworksは単体購読性の中には含まれていませんのでフルパッケージを購読する必要が有ります。

FireworksのCC版の開発は伝えられていませんが、フルパッケージでの提供がされている間は最新のOS対応とセキュリティーアップデートは行われますので、安心して使い続けることができそうです。

購読制は常に最新のバージョンを初期投資なく使い始めることができることが利用者のメリットです。

Adobeのような業界内でデファクトスタンダード化されているアプリケーションがこの制度を利用すると、業界内でのシェアを維持しつつリーチできていなかった層にも販売することができます。またAdobeがこの方式をとったことで、ますます競合としては展開が難しくなったのでは思います。

すでに買い切りのライセンス版の販売をやめてしまっているため、買い切り版とのCC版の費用対効果の比較というお話も過去のものとなっています。

どうしてもAdobe製品は過去のバージョンで作成したファイルとの互換性などの話が付きまとうイメージがありますが、CSがリリースされたのがもう12年前です。旧ファイルの使い回しよりも、サポートされている製品を使い続けることが、業務継続の安定を考えれば大事なことだと考えます。

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