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おきゃくさまとわたし

2017年6月21日 20:56 | ブログ | | 125 views

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お久しぶりです、やのっちです。
本日は少し自分語りをさせていただこうと思います。


今では生まれ育った和歌山でシステムキューブの一員として務めている私ですが、前職では大阪でシステム会社に勤務していました。
それなりに長い間働いていると、付き合いの長くなるお客様も増えてまいります。

前職で最も長い間お世話になったのは、京都のお客様でした。

大阪から京都まで、およそ電車で1時間ほど。
初めてそのお客様の社屋にお邪魔したのは、入社2年目の頃だったと記憶しています。
当時は、仕事に対する考えも曖昧……正直に申しますとプログラムを組む事が楽しいという考えが大半で、本来システムエンジニアに不可欠である「お客様と会話をする」「お客様の事を考える」という事は禄に出来ていませんでした。
最初は、プログラマとして就職し、システムエンジニアがなんたるかも良く分かっていなかったので当然といえば当然ですが。

最初は、開発中のシステムが終盤を迎え、残っているバグの修正要因としての参加でした。
お客様との会議で出た課題に対して、上司が設計図を修正し、私は黙々とプログラムを修正していく。
プロジェクトの一員として参加する事になった時、上司から一通りシステムの概要を説明していただいたと思います。
「いただいた」ではなく「いただいたと思う」なのは、既に私の記憶が曖昧だからです。
システムを開発する時、プログラムは機能ごとに分割して作られます。修正担当だった私が直していくプログラムも、必要機能ごとに分割されていたため、全体像を掴んでいない、そんな状態でも問題なく仕事は出来ていました。
……問題があったとしても私が気付いていなかっただけかもしれませんが。

やがてシステムは本稼働を迎えましたが、まだまだ課題項目は残っており、保守対応という形でシステムの改修は続けられました。
その頃になってようやく、お客様と会話をする機会も増えていました。
まだまだシステム全体に関しては不勉強だった私は、基本的に上司やお客様から業務に関すること、システムを運用する上で問題となっている事、解決するにはどのようにシステムを改修すれば良いのか、説明される事をひたすら頭に叩き込んでいくだけの立場です。
それでも何とか上司やお客様からご教授頂いた内容を覚えていったある日、気がつくと私は一人でお客様の社屋に詰めるようになっていました。

もちろん完全に放り出されたわけではなく、お客様との打ち合わせがある時には上司も参加し、作業の指示も上司から出していただいていましたが、少しずつ長い期間をかけ、お客様との窓口には私が立つような状況へとシフトしていきました。

その後も、新システムの開発に携わったり、小規模な単発案件を主担当として対応させて頂いたり、最終的には基幹システムのリプレースの主担当として声をかけていただいたりと、最も長くお付き合いさせていただくことになりました。
特に、小規模案件は最終的な本番運用に立ち会わせて頂く事で、リアルな(実際に現場で働く)お客様を感じられ、私の仕事にかんする意識が大きく変わった事を今も鮮明に覚えています。
(それまでは、お客様とはいえシステム部書の担当者様だったので、意識的にはまだ近いものがあったのです)

もちろん、良かったことだけではありません。
どちらかと言えば大変だった思い出の方が
それでも、お客様として今の私を育ててくださったのは、間違いなくこちらのお客様だったと思えます。


そんなお客様……システム部の部長から先日電話をいただきました。

前職を退いた頃には、ごく稀に電話を頂くこともあったのですが、流石に最近は全く連絡もなく。
一体何が起きたのかと驚くものの、電話を頂いたタイミングは業務中だったので出ることが出来ず。
直後の休憩時間にドキドキしながらかけなおしてみれば、

「やのちゃん久しぶり。元気に仕事してる?」(※「やのちゃん」以外は意訳)

たまたま出張で和歌山に来たので電話してくださったそうです。
そういえば、和歌山に戻ってきてしばらくした頃にも同じように電話を頂き、当時はまだ離職中だったのでお会いして少し会話をした事もありました。

正直に申しますと、少々押しが強く苦手な方だったのですが、在職の頃は業務について色々教えていただいたり、帰りが遅くなった時には車で送っていただいたりと、色々とお世話になりました。
そんな部長ももうすぐ定年退職だそうです。離職中の時もそうでしたが、今回も退職の前に気になり、元気でやれているか心配で連絡したと言われ、驚きと嬉しさと申し訳無さで焦ってしまい、あまりきちんとお話出来ていなかった気がします。

部長はこのブログはご存じないと思いますが、この場をお借りして一言だけ。

「今までお疲れ様でした部長。不肖矢野、今後とも精進して参りますm(__)m」


なお、こちらのお客様には部長以上に私がお世話になった方もいらっしゃるのですが、それはまた機会があればという事で。

では、また。