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やりたいほうだい

2016年12月26日 21:47 | ブログ | | 162 views

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Miss.Cube_01 ねえ、キューブくん。
ちょっと前に全米ナンバー1映画の話をした事あったでしょ?
Mr.Cube_01 キュー子ちゃん……それ、ちょっとどころか、半年近く前の話……
Miss.Cube_05 あの時に、知り合いの人が試しに調べてみたら、「Scrooged」っていう題名だったんだけど、辞書で「scrooge」を調べた「けちんぼ」とか「守銭奴」って意味が出てきたんだって。
そんな映画知ってる?
Mr.Cube_02 ああ、邦題だと「3人のゴースト」だね。
ディケンズのクリスマス・キャロルを現代風にアレンジしたコメディー映画だよ。
Miss.Cube_11 「けちんぼ」どこいったの!?

注意1:この物語はフィクションであり、実在のキャラクター、映画は一切関係ありません
注意2:今回、これ以降イラストも写真もありません。ご容赦ください。
(むしろ写真は著作権的にいろいろマズい……)
注意3:リンク祭りな今回、リンク先で初手予告映像が流れるサイトが大半なのでご注意下さい。

……映画ネタの時はこの注意書きが繰り返される気がします。


というわけで、みなさまメリー・クリスマスでした(過去形)
イヴとクリスマスの2日間は年賀状作りとブログのネタ集めで潰しました、やのっちです。

ええ、充実した2日間でした。

いわゆるリア充ですね!

……ケーキ良いですよね。おなかすきました。

閑話休題。

「3人のゴースト」は、実際に同僚の方が調べられた結果出てきたタイトルだったのですが、前述の全米ナンバー1のサイトは海外サイトですから、出てくるタイトルはもちろん日本公開されるものとは別のオリジナルタイトル。

いわゆる「原題」です。

対して、日本で公開される時は、原題を日本用に翻訳、または変更されたタイトルが使用されています。映画に限らず、音楽、出版業界でも言えることですが、

いわゆる「邦題」です。

キューブくん達の会話のように、原題と邦題が異なることはよくあります。
特に昔(60~80年代ぐらい?)は、現在ほど世間に英語が浸透していなかった事もあってか、さまざまな邦題がつけられたようです。

英語のままでも意味が伝わると思われたなら、カタカナ読みや、意味はそのままで日本語に直訳したタイトルにしてみたり。
あるいは、原題そっちのけで、日本用のタイトルをつけてみたり。

前者はともかく、後者については色々と興味深い話題も多く、原題を知る人々から好意的に受け止められたものや、不評を買うものなど、

まさにやりたいほうだいです。

……邦題だけに。

…………邦題だけに!

……ふぅ。

タイトル回収しました。今回、ここで終わっても良い気がします。
残りは消化試合なので、サラッとまいりましょう。


さて、せっかくのクリスマス(過ぎてますけど)ですから、クリスマスにちなんだ映画を参考に紹介していくのが粋というものです。
なお、書き方は「原題(原題を直訳した意味)/邦題」となっています。

※1:直訳に関しては必ず正しいとは言い切れませんのでご注意ください。
※2:今回のリンク先は全て、<allcinema:映画データベース>様の各ページにリンクしています。全部のホームページを探すには時間が……

と注意書きを書いた所で、例えば冒頭の「3人のゴースト」ならこんな感じ。

Scrooged (けちんぼ、守銭奴) / 3人のゴースト
実は原題と邦題に違いがあるのですが、そもそもクリスマス・キャロルというお話は「スクルージという名の守銭奴の男が、彼の元を訪れた3人の幽霊達によって心を改める」というお話ですから、どちらのタイトルも意味合いとしては正しいものだったりします。

では、他のクリスマス映画の有名所となると……

HOME ALONE (家でひとりぼっち) / ホーム・アローン
クリスマスシーズンのテレビ映画の定番です。
原題をそのままカタカナ読みしたものですね。家族で楽しめる名作です。

THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS (クリスマス前の悪夢) / ナイトメア・ビフォア・クリスマス
こちらも定番ですし、カタカナ読みそのままです。実は未見ですが

Miracle on 34th Street (34番通りの奇跡) / 34丁目の奇跡
アメリカでの「~通り」という番地の呼び方と日本の「~丁目」という違いがあるものの、直訳されてはいますがどちらも同じ意味のタイトルです。
1994年公開と少々古い作品ですが、デパートでサンタ役となった老人が「自分は本物のサンタだ」と言い張るのだが周囲は全く信じず、しかし次第に……という心温まるストーリーです。

……ちょっと嫌な予感がしてきましたが、気にせず行きましょう。

Santa Claus (……どう訳せと?) / サンタクロース
ええ、まぁ、その……うん。

他にも、ジングル・オール・ザ・ウェイポーラー・エクスプレスダイ・ハードグレムリン(後半はちょっと異色ですが)等が候補に上がったのですが、これらも全て原題をカタカナにしただけです。
正直、ここまで変化がないとは思いませんでした……。
もっとも「クリスマス映画」で検索したもので知っていたのがこれぐらいという状態なので、本当は他にもあるのかもしれませんが、

私は知りません。

見事な企画倒れとなった所で、では、また。


といきたい所ですが、これではあまりにも腹の虫が収まらない情けないので、有名どころではありますが筆者のオススメ映画からいくつか、年代が新しい順にご紹介させて頂きます。
未見の作品も紛れていますが、気にしないで下さい。

FROZEN (凍った) / アナと雪の女王
説明不要なほど有名な作品ですが、原題は非常にシンプルなものです。
お恥ずかしながら、さっそく未見です。

Marvel’s The Avengers (「マーベルの」アベンジャーズ) / アベンジャーズ
こちらもほとんど説明不要でしょう。アメリカの出版会社マーベルコミックのヒーロー達が作品の垣根を超えて集結するという、盛り上がり必至なお祭り映画です。
この原題は北米でのタイトルですが、なぜ「マーベルの」と付いているかというと、過去に同じ「The Avengers」という同名作品があったからとか。
日本ではタイトルがかぶってもあまり影響がないのか、単純に「アベンジャーズ」となっています。

MEN OF HONOR (名誉ある男達) / ザ・ダイバー
知っている方も多いと思いたい、実在したアメリカ海軍初の黒人潜水士を描いた熱い男達のドラマです。

熱血です!

燃えます!

未見の方は必ず見てください!

ですが、原題の格好良さが、邦題では単純に「ある潜水士」となってしまったのが残念でなりません。

The Legend of 1900 (1900の伝説) / 海の上のピアニスト
1900というのは数字ではなく、1900年に船上で見つかった捨て子に付けられた名前です。
「彼が残した伝説」というのが原題の意味であり、その伝説が「海の上のピアニスト」という邦題に帰結するという、きれいに繋がった良い邦題だと思います。

Sleepless in Seattle (シアトルの不眠症) / めぐり逢えたら
トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の有名な恋愛ドラマ作品です。
原題の意味はよく分かりませんが、不眠症になるぐらい恋に落ちたとかそういう意味かと。
こういう詩的な翻訳のセンスは素晴らしいと思います。

SISTER ACT (尼さんのパフォーマンス) / 天使にラブ・ソングを…
詩的な翻訳センスが光る作品二つ目。どうやって思いつくんでしょうね、こういうの。
ある事件によって修道院に匿われたクラブ歌手の力で、どう言い繕っても上手とは言えない聖歌隊が、どんどんと素晴らしい歌声を披露するようになる、見ていて心が弾む半ミュージカル映画です。

The Secret of my Success (私が成功した秘密) / 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
それほど大ヒットはしなかった気がしますが、当時バック・トゥ・ザ・フューチャーで一躍有名人となったマイケル・J・フォックス主演のサクセス・ストーリーです。
個人的には、この時代はこういった成功物語が散見した感じがしますね。

First Blood (最初の血) / ランボー
2作目以降は原題にも邦題と同じタイトルが付くようになりましたが、1作目には「ランボー」の文字は無く、単純なタイトルでした。
単純なタイトルですが、これは「誰が最初に攻撃を始めたのか(最初に血を流したのは誰なのか?)」という意味合いを含んでいるそうで、そこを踏まえて映画を見てみると、実に深く考えさせられるタイトルです。邦題は……まぁ、分かりやすくしたかったんでしょうね。
それがなくても、1作目の内容はとても考えさせられる内容になっていますが。

Bonnie and Clyde (ボニーとクライド) / 俺たちに明日はない
一気に年代が古くなって1967年公開の映画です。
原題には主役二名の名前をシンプルに付けた格好良さもありますが、邦題の二人の生き様をタイトルとした所が格好良すぎです。
超有名な作品ですが、これまた筆者は未見。この時代の有名作を、もっと色々見たいと思うんですが、なかなか踏ん切りが付きません。

Dr.Strangelove or:How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb (ストレンジラヴ博士:後は邦題と一緒なので略) / 博士の異常な愛情:または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
正式なタイトルを言えるかどうかは別として、題名だけはご存知の方も多いと思います。世界一長いタイトルの映画は別にあるようですが、何故かこちらの方が良く耳にします。
こう言うと失礼ですが、中身はブラックユーモアに溢れたながらも、意外としっかり作り込まれた作品。一見の価値はあると思います。
原題は「ストレンジラヴ」という名前の博士が登場するから「Dr.StrangeLove」。この博士の異常性が際立っているため、あえて直訳したという意見と、勘違いで直訳されただけという意見に分かれていて、真相ははっきりしていません。
でも、あえて直訳したと考えたほうが面白いと思いませんか?


異常、もとい、以上、10作品ほど挙げさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。

「やりたいほうだい」と言い切った割に、個人的にはネットでちょっと調べればわかるような作品や、キレイな邦題ばかり紹介した気がしますが、近年の有名作品を対象に絞ると、ほとんど原題から離れていない作品が多いんですよね。

しかし、世の中には本当にやりたい放題暴走砲台で付けられた邦題たちで溢れかえっているのです。

有名作品に絞らなければ。

勘の良い方は気づかれたかもしれませんが、本番は次回に持ち越し、個人的な趣味全開、分からない人は置いていきますよー、の精神で文字通り「やりたいほうだい」書かせていただこうと画策してますので、その際は「ふーん。それで?」と生暖かく見守っていただければと存じます。

別の話題だった時は検閲が入ったと思ってください。

では、また。


今回ブログを執筆するにあたって参考にしたサイト様
allcinema:映画データベース
・Google検索とかwikiとか