きたいのにゅーふぇいす(かんけつへん)
2016年11月1日 06:45 | ブログ | やのっち | 295 views
前回のあらすじ
注意:今回は写真祭りでお送りします。
前置き
皆様、お久しぶりです。やのっちです。
今回は、前回の予告どおり、パソコン組み立て時の模様をお伝えしたいと思います。
とはいえ、大したことはしておりません。
使うパーツも最低限、自作パソコンを組み立てる時って、こういう感じでやってますよ~といった感じでゆる~くご紹介できればと思います。
各パーツの説明は、前回を御覧くださいませ。
組み立て開始
では、さっそくはじめましょう。
前回の最後にご紹介した購入パーツ一式です。
結局購入したのは、左から、マザーボード、HDD(ハードディスク)、ケース、Bly-rayドライブ、CPU、OS(Windows10)、電源、メモリの8つです。
中央後ろにあるのが本体ケースになりますが、大きめのものを購入したので、かなりデカイです。
最近、良くも悪くも世間で大人気の黄色いネズミと比べるとこんな感じ。
※ピカチュウの標準的な体長は約40cmです。
ケースの側面は取り外せるようになっていて、そこからどんどんパーツを取り付けていきます。
●マザーボード
取り付けるパーツもそれほど多くする予定もありませんから、標準的なものを購入。
基本的に、マザーボードを購入すれば、セットでパソコン組み立て説明書も付いてきますから、それを読みながら進めていけば、思ったより簡単に出来るもんです。
私は初めて組み立てた時は配線で死にましたが
標準的なマザーボードなら、箱の中には、約30cm×25cm程のでかい基盤が入っています。
まずはこの基盤をケースに取り付けます。
照明の照り返しで少々写真写りが悪くて見づらいかもしれませんが、左側に据え付けた基盤がマザーボード。ネジ止めの穴が6箇所あるので、一つ一つ止めていきます。
ちなみに、取り付けネジもたいていマザーボードとセットで入っているのですが……。
よりどりみどり。
あくまで極論ですが、サイズが合えば適当でも大丈夫です。
それっぽいものを選んで使いましょう。
●CPU
お次に、パソコンの心臓とも言えるCPUを取り付けます。
今回は Intelの CORE-i5 6600 を購入。
画像編集や動画編集を見据えて、ちょっとだけ良いものにしました。
Intel製に限って言うなら、よっぽど負荷がかかるような事に使わなければ、i3 シリーズがコストも優しくオススメです。
左手前がCPUの本体。右手前が、CPUファンになります。
CPUを取り付ける場所は、このマザーボードなら上部中央のココ。(写真の黒く四角い枠部分)
マザーボードによって取り付ける位置が異なったりしますが、形は似たようなものです。
本体取り付け後は、このようになります。
ただの正方形に見えますが、なにげに上下左右が決まっているので注意が必要です。
あと、精密機械の塊ですから、触る時は静電気にも要注意。
パソコンの中を触る時全般に言える事ですが、下手をすると高価な部品が一発でパァです。
幸い、今まで5台組み立ててきて、そうなったことはありませんが、気をつけるに越したことはありません。
嘘かマコトか分かりませんが、静電気対策に、風呂場で全裸でPCを組み立てる人もいるとかなんとか。
……私は服を着てますよ?
さらに、取り付けたCPUに被せるようにして、CPUファンを取り付けます。
CPU本体も、CPUファンもネジは不要で、本体はカバー(写真の銀色の枠のようなもの)で押さえつけるように固定し、ファンは四隅にプラスチック製の留め具がありますから、これをマザーボードに押し込んでしっかり固定します。
なにげにファンのネジは力を入れないとしっかりハマらないのでちょっと怖いです。
マザーボードが歪むんじゃないかと思う程度に押し込みます。
ともかく、これでCPUの取り付けは完了しました。
●メモリ
続いてメモリです。
特にメーカーにはこだわりが無いので、適当に8GB2枚組を購入。
……アベンジャーズにでも出てきそうなデザインです。
昔は基盤むき出しの状態だったんですが、最近のメモリはこんなカバーが付いてるんですね。
昔ほど気をつけて取り扱う必要がなくなったという意味ではありがたい事です。
これを、先程のCPUの隣りにあるメモリ用スロットにガシャコンと差し込みます。
ちなみに、先程のCPUファン固定時の写真を見ていただくとわかりやすいと思いますが、だいたい標準のマザーボードだと差込口が4箇所あります。
この内2箇所に差し込むのですが、基本的に1枚飛ばしに差し込むようになっています。
細かいことは知りません話すと長くなるの省略しますが、デュアルチャネルとかで調べると幸せになれるかもしれません。
●電源
「パソコンも、電気がなければただの箱」というのは至言だと思います。
その電気を送るための電源。
今回は、高すぎず、低すぎず、無難に600wの電源を用意しました。
前のパソコンが壊れた時に、原因が電源だと思って買ってきた流用しているのは秘密です
いろんな所に電気を送る必要があるので、うねうねと大量のケーブルが伸びています。
それでも、昔に比べて各種ケーブルも随分スマートになっているのですが。
配線をつけ始めると途端に中身がゴチャゴチャし始めるので、ひとまずケースに取り付けるだけにしておきます。なお、電源は取付時にネジが必要なので、先程のネジ袋から、これまた適当にサイズの合うものを選びます。
ちなみに、このケースは最下部に取り付けていますが、ケースによっては最上部に取り付けるものもあります。
●HDD(ハードディスク)
そしてHDD。
今回初めて、SSDに手を出してみました。
SSDといえば、従来のHDDに比べて容量が小さく、お値段も高めながら、起動が格段に早くなるという優れもの!!
今回はお手頃価格で一番売れている(らしい)250GBのものをゲットしました。
メーカーについては敢えて触れません。
そうです。
Windows10のAnniversary Updateで有名なアレです。
……買った時は知らんかったんや(TAT)
気を取り直して、今回のケースにはHDD取付用の部品が付属しているので、まずはその部品にSSDをネジ止めします。
これも、従来ではケース本体にネジ止めしていくのが常でしたが、上図のように固定してしまえば、横からガシャコンとはめ込むだけでHDDの取り付けが出来るようになっています。
ほんと、便利になったものです。
●Blu-rayドライブ
いつかは買いたいと思っていたので、この機に購入しました。
予算の都合で中古ですが。
これでBlu-rayを見る時に毎回PlayStation3を起動しなくても良くなるヒャッホウ!
で、ケースのドライブ取り付け場所なんですが……。
ごらんの通り、フタがされています。
必要になった所だけ、フタを外して差し込め、ということですね。
まぁ、上から順番に……ということで一番上のフタを外すと……。
中にもフタ。
しかも両端がケースとくっついているので、↓のようにグルグル回して力尽くでねじ切ります。
中のフタもねじ切ったら、全面からドライブを一気に押し込みます。
正直、この中のフタは無くても良いと思うんですが、どうなんでしょう?
●HDD(ハードディスク)その2
さて、メインHDDとしてSSDを購入しましたが、正直なところ、250GBだけで心もとないことこの上ありません。
そんなに沢山何に使うんだ、と思われるかもしれませんが、動画の編集とかしてると250GBなんて
3日と持ちません。
そんな経緯から、旧パソコンで使っていたHDDたちには引き続き頑張っていただくということで。
左から500GB、1TB、500GBで合計2TB。
これだけあれば当面は大丈夫でしょう。
これも、先程のSSD同様、取り付け部品にネジ止めし、ガシャコンガシャコンと差し込んでいきます。
●配線
今回はグラフィックボードやその他の特別なパーツはありませんから、あとは配線です。
何度も言いますが、これが一番大変です。
基本的には、電源、ケース類から伸びているコードを、マザーボードにザシュザシュと差し込んでいくのですが、これがなかなか細かい作業で、マザーボードについている説明書を頼りに、1本ずつ取り付けていきます。
スピーカーとか、ケースのスイッチとか、その辺りが一番ややこしいですね。
まぁ、マザーボード本体にも、どのコードをどこに差す、というのは書かれていますから、それを頼りにポチポチと。
一見ごちゃごちゃに見えますが、やはり従来に比べてコードが細くなっている分、ガラガラの印象を受けます。
(ケース自体が大きいということもありますが)
将来的には、ここにグラフィックボードやキャプチャボードなんかも組み込みたい所ですが、今回はこの辺にしておきましょう。
配線作業でどっと疲れました。
とりあえずは……
以上で組み立て自体は完了です。
ね、簡単でしょう?
パソコンの中を開けたことがなければ、何を言っているのかさっぱりと思われるかもしれませんが、意外となんとかなるもんです。
一度や二度失敗する事があるかもしれません実際にありましたが、興味を持たれた方は一度挑戦されてみてはいかがでしょうか。
少なくとも、普通に店頭で購入する以上に愛着が湧くことは保証します。
今ならセットで、「なぜ動かない!?」と叫ぶリスクがあることも保証します。
……っと、あと一つ購入したものが残っていました。
●OS(その他ソフト)
ケースにフタをして電源オンし、CPUファンやケースのファン、HDDが動く事が確認できたら、ある意味そこからが本番。
まずはOSのインストールからスタートです。
これも話し出すと長くなるので端折りますが、今回購入したのは Windows10 ProのDSP版。
DSP版というのは、単品では結構なお値段のWindowsを、CDドライブやメモリといったパソコン部品とセット売りすることで多少安くなっているものになります。
で、今回DSP版を購入した時に、さらにオマケでこんなソフトが付いてきたんですが。。。
CLIP STUDIO PAINT DEBUT × 窓辺とおこ
お絵かきソフトのようですが、そこに描かれている「窓辺とおこ」なるキャラクター。
マイクロソフト非公認ではあるものの、Windows10のプロモーションキャラクターだそうで。
なにげに、Windows7以降、
Windows7:窓辺ななみ
Windows8:窓辺ゆう、窓辺あい
Windows10:窓辺とおこ
(※上記4つは全てtwitterリンクです……Wiki以外の紹介ページとか無いんか……)
と、色々いるようです。
いわゆる近年増え続けている擬人化キャラクターとは少々違うようですが、窓辺ななみ登場以降、家系図なんかも作られているようで、正直、Windows3.xに該当するキャラの名前には笑ってしまいました。
昔、カムイ外伝が面白くて読んでいた記憶が……(字がチガイマス)
そんなこんなで
我が家の期待のニューフェイスのご紹介は以上となります。
長々とおつきあい、ありがとうございました。
いらんもんまで紹介してる気もしますが
実のところ、組み立て自体は前回のブログ紹介時には出来ていたのですが、このパソコンが本稼働し始めたのがつい先週という。
なまじサブのパソコンが普通に使えていたために、スタートダッシュは遅れてしまいましたが、今回のブログも、このパソコンで無事作成している所です。
相変わらず時間は無事じゃありませんが
幸いにも、件の Anniversary Update による問題は発生しなかったので、これからはメインPCとして存分に力を奮って頂きたいと思います。
CLIP STUDIO PAINTの方も、まぁ、そのうち……。
では、また。
■□■ お ま け ■□■