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Kindleの価値

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Kindleの価値

このところ、書籍でKindleで買えるものは積極的にKindleで購入しています。 当初Kindleに抵抗があったのは、 ・紙の書籍とは違いすぎて抵抗感がある ・AmazonがKindle書籍の権利を管理しているので、発売中止になれば買ったものでも読めなくなるのでは ・流通や紙、製本にかかる費用がないのに紙の書籍と同じ価格なのは割高感がある というものでした。 抵抗感は、これは慣れによって消えて行きました。当初、慣れなかったことは事実ですし、慣れないことにより避けていることで、より親しみがわかないということがありました。 毎日使っていると、二ヶ月ほどでその違和感は消えてしまいました。 Kindle書籍の権利の問題は、確かにその枠組みは今後も消えることなく残ることだろうと思いますが、そもそもそのような書籍に当たることがない、確率としてかなり少ないという当たり前のことに気がつきました。 これはそれまでの苦手意識から使わない理由として、とても小さな出来事を大きく考えていたのだな、と今から振り返れば言い切れます。 割高感について、これこそ一番大きな間違いだったなと思うところです。 場所を選ばない、時間を選ばない、そして本棚の必要がなくなる、というこのことは、紙の書籍を持つことよりも大きな価値があるとわかりました。 例えば現在進行中の物事について複数冊の書籍を当たりながら進めなければいけない場合、その複数冊の書籍を常時携帯することは難しいです。 またどこでも読める、ということも大きなプラスになります。居間でも、公園でも、移動中の電車でも、寝室でも、おなじ形で読むことができるのは大きなメリットです。 複数冊の本をどんな状況でも読めるということは、とても大きな価値があり、紙の書籍に求めていたのはあくまで物としての確実さ、だけだったなと思っています。 メリットがあると感じるなら、割高感は消え去ります。 すでに多くの人が使っている中で、ようやく自分の気持ちも時代に追いついたのかと思うところです。

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スマートフォンのKindleでPDFを読む

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スマートフォンのKindleでPDFを読む

スマートフォンなどでPDFを保存しオフラインでも読みたいという時があります。 iPhoneなどは画像以外のファイルの本体への保存の機能がありませんので、メールに添付してもDropboxでもオンラインの環境が必要です。 Kindleという電子書籍リーダーをAmazonがリリースしており、スマートフォンで電子書籍を読んでいる場合は、このKindleをオフラインで読めるPDFリーダーとして利用することができます。 Kindleパーソナルドキュメント設定方法 Kindleのリーダーのメニューから設定の中にSEND-TO-KIDNLE Eメールアドレスという項目があり、@kindle.comで終わる形のメールアドレスがあるはずです。 これが各Kindle端末に割り当てられた送信アドレスになります。 スマートフォン、タブレットで同じものを見たい場合は、複数のSEND-TO-KINDLEアドレスへの送信が必要です。 このアドレスにPDFファイルを送信すれば、Kindleを開いておきさえすれば、クラウドを経由してKindle内のドキュメントにPDFファイルが保存されます。 送信元のメールアドレスはAmazonへの登録アドレスであれば最初から許可をされていますが、Amazonに登録していないアドレスからであればAmazonのWebサイトから追加することができます。 Amazonにログインし、アカウントサービスを開いて、デジタルコンテンツの中の「コンテンツと端末の管理」をクリックします。 スクロールしていくとパーソナルドキュメント管理という項目がありますので、承認済みEメールアドレス一覧に送信を許可するメールアドレスを追加します。 ここで追加したのちに SEND-TO-KINDLEアドレスへPDFファイルを送信すると、Kindleアプリ内のドキュメントにPDFファイルが保存されまあす。 ここに保存されさえすれば、削除されるまでオフラインでもKindleで読むことができます。 PDF以外にもdocxや画像ファイルなども送信可能ということです。 ドキュメントサイズは50MBまで可能です。あまり大きいファイルはKindleへ送信することができませんが、テキスト中心のものでしたら問題はないはずです。

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Kindleストア日本でもオープン

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Kindleストア日本でもオープン

KindleとKindleストア Amazon社による、電子書籍ストアKindleストアのオープンと、電子書籍リーダーKindleシリーズの国内販売が開始されました。 電子ペーパーを利用したKindlePaperwhiteと、液晶ディスプレイを備えた多機能タブレットKindleFireとKindleFireHDというラインナップをそろえてきました。 KindlePaperwhiteはE-Inkスクリーンを使用しており、見た目としても最も紙に近いイメージです。また電力消費もページを送った場合のみで、数週間の利用に耐えます。筆者は出張途中の飛行機でこれの旧機種をみましたが、手軽さと読みよさで、現在電子書籍リーダーの中ではベストなものであるだろうと思います。 Kindleストアは日本語書籍も5万冊からのスタートとなり、小説、実用書、コミックなどさまざまなラインナップをそろえています。 価格的には、紙の書籍よりも一割程度安くなっているものもあり、商品画面で値引き額もわかるようになっています。 また、iPhone、iPad、AndroidでKindleで購入した書籍を読むこともできるアプリもリリースとなっています。 Amazonの狙い Amazonは徹底した小売りの会社です。書籍、CD、DVDの販売から開始し、現在では食品、家電などあらゆるものを販売しています。 そんな中で電子書籍は流通コストゼロで、在庫も持つ必要がなく、実際のところ、紙の本よりもこちらが売れてくれるほうが、Amazonとしてもメリットがあるのでしょう。 そのため電子ブックリーダーKindleシリーズは、同性能の機種と比べても、かなりお買い得な価格となっています。 今後Kindleプラットフォームが普及することによって、Amazonとしても版元に対して有利な交渉ができるようになり、電子書籍の間でも市場シェアを伸ばしていくことができるようになるのかもしれません。 電子書籍のこれから 版元としては、一度電子書籍の原版となるデータを作成すれば、あとはどこの電子書籍ストアに対してもほぼ同じような形式で販売することができるようになります。 現在出版社はコンピュータで製版しているので、これを電子データにすることは、特に難しいことはありません。 ただ収益の構造が変化していくことだけは確かで、出版社ー取次ー書店という関係がどうなっていくのか。実際に電子書籍ストアは書店が運営しているものも多いです。 また出版社を通さない新たな電子書籍の登場も、今後考えられうることで、そうなった際に出版社はどう生き残りをかけて、どのような動きを見せるのか。 米国では2007年にkindleが発表され、電子書籍が普及してきており、2011年からは紙の書籍以上の売り上げを見せるようになっています。 現在他社タブレット端末も含めれば、全世界で一億台以上のリーダーが存在する電子書籍市場で、読者と本との関係はどのように変化していくのでしょうか。 ようやく日本でも、その変化のきっかけが訪れたのかもしれません。