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プログレッシブウェブアプリ

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プログレッシブウェブアプリ

ブラウザを利用したWEBアプリ開発の中でプログレッシブウェブアプリというものが新たに登場しています。 WEBアプリはブラウザから操作できるため、WEBブラウザがあればプラットフォームを選ばない汎用性があります。 スマートフォンでもWEBアプリは多く使われていますが、スマートフォンアプリと比べるとカバーできていない機能がありました。 例をあげれば通知です。スマートフォンアプリはサーバーから通知を受け取ることができますが、WEBアプリはサーバーからの通知を受けてスマートフォン上にポップアップさせるなどはできません。 あるいはネットワークがオフラインの場合などもWEBアプリはサーバーとの通信がないと動作することは難しいです。 それらの問題を解決するために用意されたのがプログレッシブウェブアプリです。 プログレッシブウェブアプリとして構築されたWEBアプリはWEBページが前面に出て動作していなくても通知を受け取ることができます。いままではブラウザから別のアプリに移る、あるいは別のタブでページを開いてしまうとWEBアプリは動作を止めていました。 これをブラウザがもつService Workerという仕組みによりサーバーから通知を受け取ることができるようになります。 またオフラインでも通信の内容をService Workerがサーバーの代わりにやり取りすることによってオンラインと変わらない状態でアプリを動作させることができます。 WEBサービスについて専用のクライアントアプリのインストールをユーザーに求めると、アプリストアなどにいってダウンロードしインストールするという手間が必要になります。その手間を嫌うユーザーにもサービスの利便性でアピールすることができます。 できるだけ多くのユーザーを獲得するための手段としてプログレッシブウェブアプリは普及していくのではないかと考えられています。 現在全てのブラウザはこれに対応していない状態で、今後の対応次第でスマートフォンを中心に採用が広がっていくものになりそうです。

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Windows10の新ブラウザEdge

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Windows10の新ブラウザEdge

Windows10から標準のWebブラウザがInternetExplorerからEdge(エッジ)に変更されます。 Internet Explorerは互換性のために従来通り利用できますが、Edgeがインストール時の標準となるようです。 Internet ExplorerはActiveXなどを利用した業務用のシステムなどのための互換性を保持するため、他のブラウザとはちがい、かなりの独自性があります。 その分Web制作の現場ではInternet Explorerのための動作検証や、対応を必要とされることも多いです。 Internet Explorerだけを使っている方には、あまり関係のないお話かもしれません。 WebシステムでInternet Explorerでは十分に動作しないものがある場面も出てきており、FirefoxやChromeなどのブラウザにシェアを奪われないために、Edgeが標準ブラウザになっているのかと思います。 EdgeはWebkitというオープンソースのブラウザとの互換性を持つとマイクロソフト社が宣言しているようです。 Webkitを搭載したブラウザはiOSなどのSafari、ChromeもWebkitから派生したものを利用しています。 今後独自Webサービスをスタートする時も、Internet Explorer限定であればスマートフォンをはじめとしたユーザーに届かなくなります。 ブラウザは今後、さらにアプリケーションのプラットフォームとして重要視されるはずです。 パソコンのInternet Explorerで動作する、という強みから一度距離を置き、様々なデバイスで利用できるWebサービスのプラットフォームとしてEdgeを押し出していくのではないでしょうか。

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Java7の脆弱性とその対処

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Java7の脆弱性とその対処

今年1月10日にJava7Update10までのバージョンに脆弱性が発見されました。 これについて、すでに攻撃方法も確立しており、Webブラウザから不正なApplet(ブラウザを介して実行される、Javaのプログラム)を実行すると、外部からプログラムを実行されてしまいます。 緊急性を要する危険な脆弱性として、報告されています。 各セキュリティ機関ではWebブラウザでのJavaの利用を無効を推奨する事態となっていました。 1月13日Oracle社より、修正済みのJava7Upadate11がリリースされています。   Java のバージョンの確認 上記ページで現在インストールされているJavaのバージョンを確認します。 Java7であった場合は下記のリンクからJava7Update11をダウンロードして、インストールしてください。   Java7Update11が適用できる場合はできるだけ早い適用が勧められます。 すぐ適用が難しい場合は、 各種ブラウザーで Java (applet) を無効にする方法 上記記事などを参考にブラウザでの実行を無効にすることをお勧めします。 今回Javaアプレットに発見されている脆弱性で、Java自体が危険なわけではありません。