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シャドーITの危険性

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シャドーITの危険性

企業が自社内で管理していないソフトウェアやクラウドサービスなどの導入をシャドーITと呼びます。 シャドーITは企業のセキュリティに大きな隙を作ってしまうことにもなるリスクの高いものです。 シャドーITの例として ・LINEを独自に個人アカウントで利用し、社内の機密を含んだ情報共有や画像・動画などの共有に使っていた ・クラウド型のオンラインストレージを勝手に利用してファイルの保存や共有を行なっていた ・宅ふぁいる便のようなファイル共有サービスに自社ファイルを勝手にアップロードして取引先に渡していた ・GitHubのパブリックリポジトリで社内のソースコードを勝手に公開していた ・オンライン型のオフィススイートで自社のファイルを公開したり取引先に共有していた などが挙げられると思います これらが危険なのは社内でこれらの情報が誤って漏洩・流出がしてしまった場合でも把握しきれないところです。 これらのサービスを業務で利用しないようにすることをルール化し、また利用していないかどうかを確認していくことは今後も必要になるはずです。 もう一つの見方として、これらのシャドーITを利用しなければいけない原因・理由を探ることも大切かもしれません。 例えばメールで数十メガバイトの添付ファイルを送ることはできませんのでオンラインストレージを利用する必要があったのかもしれず、それらの現場で行われた理由があるかどうかを調べる必要があります。 これらファイル共有、ビジネスチャット、ソースコード管理などビジネス利用できるものが多くあり、企業での一括管理も可能な企業プランを持つサービスを時代に合わせて導入することでシャドーITのリスクをなくしていくことができます。 弊社でもクラウド型ストレージDropboxによるファイル共有、kintoneを用いた社内ワークフロー管理などグループウェア、Chatworkを利用したビジネスチャット、GitHubの企業向けプランを利用し、社内での効率化を推進しています。 これらのノウハウについても蓄積しておりますのでご興味のある方はお気軽いお問い合わせください。 有益なツールを積極的に導入することによってシャドーITを一掃することが、企業のセキュリティ向上に役立つことになるという考え方もあります。

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Amazon Lambdaが対応言語を拡張

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Amazon Lambdaが対応言語を拡張

2018年11月29日に行われたAmazonのイベントre:Invent 2018でAmazon Lambdaが対応するプログラミング言語が拡張される旨が発表されました。 Amazon LambdaはAmazonの提供するサーバーレスのクラウドアプリケーション実行プラットフォームです。 コードを書けばサーバーレスでそれを実行することができ、アプリケーション作成者は実行環境を整える必要がないというものです。 ストレージサービスAmazon S3にファイルが追加されることや、NoSQLデータベースエンジンAmazon DynamoDB上のデータに変更が加えられた時など複数のトリガーでアプリケーションが実行されます。 開発者としてはサーバー環境を整えなくても良いというのは効率よく開発を始めることができ、Amazon Lambdaの仕様さえ分かっていれば書いたコードをアップロードすれば良いだけということになります。 現状ではNode.js、Java、Go、C#、Pythonを利用でき、今後これにC++、Rust、Elixir、Erlang、PHP、COBOLが新たに加えられることになります。 これにより既存のコードや、これらを利用できる開発者がLambdaのサービスを受けることができるようになり、Amazonのクラウドはより広い範囲のアプリケーションをサポートすることになります。 Amazonクラウドがカバーする範囲がどんどん拡大され、オンプレミスからクラウドへの移行もさらに進んでいくことになりそうです。

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Windows Virtual Desktop

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Windows Virtual Desktop

マイクロソフトは2018年中にクラウド上でWindows PCを作成し利用できるWindows Virtual Desktopをリリースする予定です。 Windows Virtual DesktopはAzure基盤上にフルサイズのWindows PCを仮想化し、インターネットを経由して様々な場所からPC、Macやタブレットなど様々なデバイスを利用してVirtual Desktopへアクセスすることができます。 VDI (仮想デスクトップインフラストラクチャー)サーバーの導入などは不要で、マイクロソフト側ですぐに提供されるWindows仮想環境はユーザーにとってコストパフォーマンスに優れたものになるはずです。 これまでににも、このようなDaaSと呼ばれる同様のデスクトップ仮想化クラウドサービスがあり競合となりますが、マイクロソフトは二つの方法で他社との差別化を図っています。 一つはMicrosoft365サービスとの統合です。Microsoft365とはOffice365とWindows10をサービスとして提供するものです。この購読制サービスの一環としてWindows Virtual Desktopを組み込み、追加料金なしでで提供することにより、より価値の高いサービスとなります。 またWindows7のサポート延長をWindows Virtual Desktopで行なう旨の発表をしています。 Windows Virtual Desktopを利用する限り2020年までをサポート期限とするWidows7が、2023年までの延長セキュリティサポートを受けることができます。 マイクロソフト公式の仮想デスクトップである利点を活かしユーザーを獲得していくことで、マイクロソフトが自社製品を購読制サービスへ移行していく強い施作と感じられました。

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Dropboxの容量が一気に増量

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Dropboxの容量が一気に増量

ビジネス向けクラウド型ファイル共有サービスDropboxがプロフェッショナルとビジネススタンダードの両プランで利用可能容量を増加しました。 弊社でも利用しているビジネススタンダードプランでは従来の1TBから一気に3TBまで増量されます。 組織ではなく利用できるプロフェッショナルでは倍増の2TBです。 組織で利用できるビジネスプランでは加入メンバー数x3TBが組織全体に与えられる形になります。 システムキューブでは30名のメンバーがDropboxを利用しているので90TBが組織全体で利用できることになります。 社内の全情報資産をDropboxへ移行しても90TBを超えるということはまずありません、実質上限なしに使えるといっても過言ではないと思います。 Dropboxはスマートシンク機能というクラウドだけにデータを保存し、利用する時のみパソコンのハードディスクに保存し開くという機能があります。 ほぼ使わないであろうフォルダなどはスマートシンク機能を利用すればクラウドに保存して、必要な時以外にパソコンのハードディスクから容量を解放できるので、パソコンのハードディスクの空き容量不足にも簡単に対応できます。 Dropboxもどんどん使いやすく、またコストパフォーマンスが良くなっていくサービで、未導入の方も検討してみることをお勧めします。

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Microsoftのクラウド事業が好調

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Microsoftのクラウド事業が好調

Microsoft社の2018年4月末の第3期決算発表でクラウドを牽引とした売上の伸びが明らかになりました。 中でもクラウド基盤Windows Azureの前年同期比率が93%増と伸び率として非常に好調です。 MicrosoftはOffice 365やMicrosoft Dynamicsなどクラウドを中心としたサービスを提供していますが着実にこれらの売上も伸びでいます。 これら製品の好調によってWindowsの販売数も低下を免れ順調な状態を維持しているようです。 AmazonやGoogleに比べて後発であったMicrosoftのクラウド事業の伸び率が非常に高く、やがてクラウドの中でも大きなシェアをもちトップを視野に据えていくことも可能かもしれません。 MicrosoftはながらくWindowsの企業として認識されてきましたが、今後はビジネスクラウドの企業という形で再認識されていきそうです。 クラウド事業はスマートフォン、タブレットなどの普及とともに需要が増加するものです。また一方で仕事用の機器としてのWindowsの価値をあげる役割を現在では持っています。 時代の流れの中でMicrosoftはビジネスに向けたクラウド+OSという形でさらなる成長が見込まれます。

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クラウドサービスとPWA

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クラウドサービスとPWA

現在非常に注目されている技術がPWA(Progressive Web Application)です、 PWAはブラウザ上でまるでインストールされたアプリのように振舞います。 例えばオフラインでの動作や通知の受け取り、ホーム画面あるいはデスクトップへアイコンを追加し、すぐに利用できるようにすることができます。 WEBアプリはブラウザを閉じてしまったり、通信が切れるとアクセスが不可能です。 またスマートフォンのアプリストアなどで入手するネイティブアプリは登録に審査が必要であったり、バージョンアップごとに再び配布の手続きをするなど簡単ではありません。 PWAはブラウザを閉じた状態でも利用できるWEBアプリです。プログラム本体とデータベースをPWA内で持っており、通信がなくても動作し、通信が再開すればデータを同期するなどができます。 また通知を受け取るなどバックグラウンドで動作する仕組みも備えています。 配布方式としてはWEBアプリと同様にアプリストアなどを介することなく、バージョンアップなどもWEBアプリなどと同様で簡単です。 これら規格の制定と、各ブラウザでのサポートが開始したのはまだまだ日が浅いです。 これら技術は現行のクラウドサービスに今後必ず取り入れらていくでしょう。 各クラウドサービスは現時点ではWEBアプリとスマートフォン用のアプリ、PC用のアプリなどを個別にリリースしていますが、PWAに一元化していくことも今後可能です。 今後クラウドサービスを導入する価値はPWAによってどんどん高まることは間違いありません。

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オンプレミスとクラウドの使い分け

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オンプレミスとクラウドの使い分け

クラウドというものが認知されるようになったのは、ビジネスでパソコンが使われ始めて以来でまだまだ最近のできごとです。 それまではオンプレミス、自社で設定設置されたサーバーやソフトウェアにアクセスする形態をとられていました。 クラウドはインターネットを経由してアクセスできる範囲の広さでオンプレミスに勝ります。スマートフォン、タブレットなど端末種類を選ばないことでもオンプレミスよりも柔軟です。 クラウドと同じくらいの広い範囲でアクセスをするためには、社内ネットワークとのVPN接続を持たせるなどネットワークの知識や設備、メンテナンスが必要です。 オンプレミスの形をとる場合、やはり機材の費用や保守の費用、保守技術者の確保などコスト面が大きくなることは避けられません。またオンプレミスのシステムをバージョンアップする場合などは、クラウドに対して柔軟性にかけるなどもあります。 オンプレミスの利点としては自社で体制を整えていれば外部のネットワークに接続する必要がありません。仮にパスワード漏えいなどがあったとしてもオンプレミスシステムの端末からでないとアクセスできない場合は、オープンになっているクラウドに比べれば安全面に優れます。 クラウドの場合は多重化されているとはいえ、データセンターの停止などで一時的に利用できなくなるなどコントロール不可の部分もあり、停止時間が業務に大きな影響を及ぼす場合は万全とは言い切ることができません。オンプレミスであればコストがかかるなりに障害を回避する方法は様々あります。 業務の流れや仕組みをかえてクラウドに移行し、経費などを節約する例が増えている傾向にあります。 オンプレミスでなければできないこと、クラウドでもできること、あるいはクラウドで一部置き換えることができること。 それらの柔軟な組み合わせでシステム構築や更新に幅を持たせることが可能です。

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Google Hangout Chat

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Google Hangout Chat

G Suiteの新たなサービスとしてHangout Chatが追加されました。 Hangout Chatはグループ向けのテキストのチャットのサービスで、同様のものとしてSlackやChatworkなどがあります。 組織内外のメンバーとのグループチャットや、個人チャットを行うことができます。 これは現状G Suiteを契約している組織は用意出来次第に順次利用が可能となっていくものです。 現状チャットグループの作成、メッセージの通知、アプリの利用、Botの登録などが可能です。 Webhookを利用した他サービスとの連携も利用が可能となっています。 BotやWebhookなど他サービスとの連携で、他サービスをきっかけとしたメッセージの投稿、Hangout Chatから他サービスへのデータ送信、投稿、自動応答などが様々に展開可能となっています。 まだサービスが開始されたばかりですが、時間が経てば有用なBotなどもたくさん作られ、誰でも簡単に連携や自動化などが導入でき、普及していくことになりそうです。 システムキューブの組織でも利用可能となっておりました。 https://chat.google.com からの利用が可能です。 自社の業務にフィットするものか今後確かめていきたいと思います。

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Dropboxが5億人の支持を得るまで

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Dropboxが5億人の支持を得るまで

DropboxがDropboxが5億人のユーザーを得るまでの歴史を記事として公開しました。 読み物として一度ご覧になると面白いかと思います。 Dropboxはクライアントをインストールした各デバイスでのファイルの共有や、WEBブラウザを利用してファイルを転送するなど、USBメモリを使わなくても良いシステムとして作られた経緯が書かれています。 筆者はオンラインストレージでも実用的な速度が出るということで使い始めたのは2009年ぐらいでした。 WebDAVなどのオンラインでのファイル転送の仕組みはありましたが、スピードの遅さで使い物にならないと思ったことがしょっちゅうありました。 それにはWebDAVをネットワークドライブとしてマウントするというような使い方をしていたからというのもありますが、Dropboxの同期クライアントは決められたフォルダ内のものをバックグラウンドで転送してくれるよさがあり、他の作業をしている間に同期を終わらせてくれるのが便利だなと思いました。 セキュリティ的な問題は何度かあったことも確かで、こちらの記事にもきっちりと書かれていることに好感が持てます。 世界中で5億人が使うまでに、問題や失敗もありつつ、確実に成長させてきたベンチャー企業Dropbox社の歴史はビジネスの歴史としても興味深いものです。 Dropboxが安全かどうか、という議論は常にあると思うのですが、現在5億人が利用しているというのは一つ大きな安全性の担保となるのではないでしょうか。 https://navi.dropbox.jp/dropbox-history

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SalesForceとGoogleが提携を発表

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SalesForceとGoogleが提携を発表

クラウド型CRM大手でプラットフォーム型クラウドを提供するSalesFroceがGoogleと提携したサービスを始めるという発表がありました。 SalesForceはG Suiteと連携し、GoogleのグループウェアとSalesForceの機能の統合をより推し進めることになります。 G Suiteはクラウド型のメール、カレンダー、ビデオ通話、オフィススイートで大きなシェアがあり、これらのサービスとSalesForceが連携すればよりSalesForceの利用感は向上し、定着や業務の可視化にも役に立ちます。 SalesForceもまたグループウェアの形をとることもあり、G Suiteなど他のグループウェアと並列して使うと二重入力や、どの部分にどちらを使うかなどの選択が生じてしまうところでしたが、今回の提携でそういった部分が大きく解消されるものと思われます。 またグループウェアとしてだけでなく、Google Analyticsの統合によるマーケティング機能の強化なども挙げられています。マーケティングのためにGoogel Analyticsのデータを取り扱いしやすくなることはSalesForceの強みともなることで、他のマーケティングツールなど競合に対して大きなアドバンテージを得ることになりそうです。 その他クラウド基盤としてGoogle Cloud Platformを採用していくというプロジェクトもあり、それまでは競合であったサービスとの連携でより一層強みを増すサービスを提供することになります。 SalesForceは毎年のイベントDream Forceで大きな話題を振りまくことでクラウドビジネスを率先していく立場を取っています。  

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