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オンプレミスとクラウドの使い分け

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オンプレミスとクラウドの使い分け

クラウドというものが認知されるようになったのは、ビジネスでパソコンが使われ始めて以来でまだまだ最近のできごとです。 それまではオンプレミス、自社で設定設置されたサーバーやソフトウェアにアクセスする形態をとられていました。 クラウドはインターネットを経由してアクセスできる範囲の広さでオンプレミスに勝ります。スマートフォン、タブレットなど端末種類を選ばないことでもオンプレミスよりも柔軟です。 クラウドと同じくらいの広い範囲でアクセスをするためには、社内ネットワークとのVPN接続を持たせるなどネットワークの知識や設備、メンテナンスが必要です。 オンプレミスの形をとる場合、やはり機材の費用や保守の費用、保守技術者の確保などコスト面が大きくなることは避けられません。またオンプレミスのシステムをバージョンアップする場合などは、クラウドに対して柔軟性にかけるなどもあります。 オンプレミスの利点としては自社で体制を整えていれば外部のネットワークに接続する必要がありません。仮にパスワード漏えいなどがあったとしてもオンプレミスシステムの端末からでないとアクセスできない場合は、オープンになっているクラウドに比べれば安全面に優れます。 クラウドの場合は多重化されているとはいえ、データセンターの停止などで一時的に利用できなくなるなどコントロール不可の部分もあり、停止時間が業務に大きな影響を及ぼす場合は万全とは言い切ることができません。オンプレミスであればコストがかかるなりに障害を回避する方法は様々あります。 業務の流れや仕組みをかえてクラウドに移行し、経費などを節約する例が増えている傾向にあります。 オンプレミスでなければできないこと、クラウドでもできること、あるいはクラウドで一部置き換えることができること。 それらの柔軟な組み合わせでシステム構築や更新に幅を持たせることが可能です。