WebAssembly

Mozilla、Google、Microsoft、AppleがWebアプリケーションの高速化のための規格、WebAssemblyを共同で開発していくことを明らかにしました。

各ブラウザにはWebアプリケーションをJavascriptで実行させる機能を持っています。

JavascriptはHTMLで記述できない細かな動作からスタートし、現在Javascriptエンジンの高速化によってブラウザ上といえどアプリケーションをかなり高速に動作する環境が整ってきました。

JavascriptはソースコードをHTMLファイルとともにブラウザに読み込ませますが、このソースコードはテキストで書かれており、これをブラウザが解釈し、コンパイルして実行可能にします。

WindowsでいうEXEファイルのような実行可能なバイナリフォーマットであれば、機種依存性、あるいはブラウザ依存性が出てきます。

Javascript実行の仕組みはおおよそどのブラウザでも備えていますが、それ以上の独自規格でない、共通な仕組みを新たに加えるのはWebAssemblyが最初です。

WebAssemblyはJavascriptを解釈した状態のバイナリフォーマットで配布されますので、読み込みが早く、またすぐに実行できる仕組みです。

このWebAssemblyで利用されるバイナリフォーマットは、JavascriptだけでなくC言語や、その他言語でも作成できるようになります。

あくまで現状のブラウザにWebAssemblyの読み込みと実行の仕組みを追加する仕組みで、別途プラグインなどをインストールするJAVAなどとは方式が違います。

ブラウザ上でかなりのことができるようになり、またスマホでもWebアプリを高速化し、より使いやすい物になります。

現在主流のWebブラウザ開発元が共同して開発するWebAssemblyで、パソコンやスマートフォンの使い方にも変化が訪れるかもしれません

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