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読書メモ(その3)

2017年12月7日 08:20 | ブログ | | 35 views


どうも、こんにちは。
森です。

 

 

12月に入り、一層寒さが身にしみる季節になりました。
インフルエンザも流行しておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私もとうとう毛布を使うようになりました。やっぱり暖かくて、快適な睡眠がとれますね。

 
さてさて、話は変わりますが、最近読んだ本の感想でも。
(本当はNintendo Switchの感想でもと思ったのですが、手元に届きませんでした・・・・・・)

 

 

『美しい星』(新潮文庫:1967年発行)

著:三島由紀夫

 

あらすじを一言で言うと、「宇宙人の一家が地球人を滅亡から救おうとする話」です。

ジャンルとしてはSF作品になるのかもしれません。

 

物語の前半は、ある日、突然自分たちは宇宙人だという自覚に目覚めた一家が

地球を救おうと東奔西走する喜劇的な内容です。

しかし、物語の後半に一家と対立し、人類を滅亡させようとする宇宙人達との

論争の場面は、「ああ、なるほど」「やっぱり、三島由紀夫の文学だな」と思い知らされました。

 

宇宙人の一家(それも、全員がばらばらの星から来た)を主軸にする事で、

地球や人類を俯瞰的な視点で描いている所は三島由紀夫の思想そのものなのだろうかとも、

考えさせられます。

 

 

 

いやはや、主人公一家は本当に宇宙人なのか、それとも地球人なのか・・・・・

読む人の感性や想像力が問われる一作でもあります。